これからも前向きに 名大社会長ブログ

2012年仕事スタート!

本日より名大社では新年の業務をスタートした。
昨年のブログとほぼ同じ内容になってしまうが、今年も7時前に家を出て、7時半過ぎに会社へ出社。既に数名の社員が仕事をしていた。
昨年と違うのは、本日はうっすらと雪が積もっていたこと。それでも太陽はみるみると昇ってくる。気持ちいい朝だ。
そして、珍しく出社途中に近くの白山神社でお参りも。小銭入れを忘れたのを気づき、え~いっと縁起よく。
会社から眺める朝日も素敵だった。
仕事始め12
社員を集め、8時半から今年最初の早朝会議。
今年掲げる標語から一年間の会社の方向性、各個人の目標の共有まで2時間近くぶっ通しで会議を進行した。昨年までは漠然とした目標設定をした社員が多かったが、今年はより具体化させたことにより、個々人のミッションが明確になった。本人の決意をこの一年間でカタチにしてもらいたいと願う。
午前中には別部門の会議がもう一つ。その後、年賀状の整理をしているうちに午前中は終了。コンビニのパンで昼食を済ませ、午後からは慌ただしく挨拶回りに出掛ける。寒い一日であったが早足で歩けば、自然と身体は温まっていく。気がつけば夕方になっていた。
溜まった書類や報告書をチェックして一日は終了。正月ボケをしている時間は全くない一日であった。
年頭の挨拶でも話をしたが、今年は外部環境を考えるとネガティブな要素は多い。厳しい一年になるとも予測できる。しかし、その中で我々が果たすべき役割を確実に行い、存在価値を高めていく。全社一丸で・・・。
「グローバルに考え、ローカルに行動する」
そんな一年にしていくのだ。

志を育てる

志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために 志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために
(2011/12/02)
グロービス経営大学院、田久保 善彦 他

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グロービスの方から頂いた一冊。
執筆・監修をされた田久保氏とは直接の面識はなく、グロービスのセミナーでゲストと一緒にディスカッションされているのを拝見した程度。その論理的な切り口にグロービスらしさを感じていた。
本書はグロービスの受講生の取材を基に「志」がどう生まれ、どのように育っていくかが描かれている。
「志」という言葉。
僕自身も好きな言葉であり、常に高い志を持たねばと思っているが、何故、志を持たなければならないのか、そもそも志って一体何なのかをしっかりと考えたことはなかった。その言葉自体の意味を深く捉えていたわけではなかったのだ。
志と夢とは違うのだろうかとも考えたりするが、志は現実の生活で培った経験から生まれてくることだ。それは本書を読んで再確認できた。志も変化していくし、小さな志から徐々に大きくなっていくことも重要のようだ。
僕自身は自らの志を更に育てていく必要があると同時に、志を持てる環境を創っていく必要もある。人はその機会によって志が芽生えてくるのだろうから。どこかの社是みたいだな・・・。
志を改めて辞書で調べてみると
「ある方向を目指す気持ち。心に思い決めた目的や目標」
と書かれている。
心と向き合うこと。やはり大切なようだ。

大須を歩く

毎年の恒例になりつつある大須観音への初詣。
大須1
大須2
本日は家族で9時過ぎに出掛けた。この時間帯は比較的空いていて、あまり待ち時間がなく参拝することができた。商売繁盛と家族の健康をお願いし、そのあとは家族全員でおみくじ。僕は半吉。中2で今年受験生となる娘は大吉。まあ、これでこの一年は何とからるだろうと楽観的に捉える。
大須アーケード商店街も新年バージョン。
大須3
朝10時台というのに我が家は昼食。大須の人気店チェザリへ。さすがにその時間は店も空いていて、すんなり席に着くことができ、世界一と評判のピザを堪能。
大須5
大須の街をぐるりと回った後、店の前を通ってみたが、ものすごい行列ができていた。
大須6
大須観音に参拝する人も長蛇の列。参拝にしても食事にしても早くからの行動が重要なのだ。
今でこそ大須商店街は若者の街になっているが、10年くらい前までは電気街であった。電気街はパソコンが主流で、それより以前はパソコンはマイコンと呼ばれていた。そのマニアが中心に使用していた頃とは随分と雰囲気も変わった。
僕が営業広告でお世話になっていたパソコンショップも隆盛を極めており、足繁く通ったものだった。アメ横ビルもそんな関係の店ばかりであったが、パソコン自体の存在価値も変化し、家電量販店の台頭と共に規模の小さな店舗は淘汰されてしまった。
大須という歴史のある街でも時代時代によって、見せる顔が違うのだ。
一歩中に入れば、こんな感じの下町の顔もある。
大須8
そこから一歩外に出れば、お正月ということもあり、アーケード街は人が溢れている。
大須7
会社近くの円頓寺商店街はそんな風になることは可能だろうかと、ふと思いながら街を家族で歩いた。
最近、夜に訪れることがすっかりなくなってしまったが、焼き鳥の角屋にも久しぶりに行ってみたい。
その時はひとりでぶらっとするのもいいかもしれない。
正月に歩く大須。
いい年になりますように・・・。

正しい正月の過ごし方

元旦の昨日は嫁の実家で過ごした。
当たり前のように昼食前からビールが出てきて飲むことに。
正月1
兄弟と従弟の子供は合わせて8名。園児から中学生まで、お年玉をもらうためにずらっと並ぶ。何とも微笑ましい風景。大人たちは延々と飲み続けるが、子供たちはオセロや挟み将棋に興じたり・・・。
正月2
飽きると外に出て、ルールのないサッカー。
正月6
酔っ払いの大人も一緒になって汗をかく。そして、酔いが回る。必然的に眠くなり、ウトウトと昼寝する大人たち。気がつけば夕方となり、また飲み始める。常に満腹状態の一日が過ぎて、元旦は終了。
本日は僕の実家へ。
親戚、従弟、甥、姪合わせて総勢21名。挨拶は瞬間的に終わり、昨日と同様、お年玉を配る。田舎の家なので無駄に広く、子供たちが走り回ってもどうってことはない。そして、乾杯。
正月3
またまた当たり前の様に昼から飲み始める。仕事の話もするが、深刻な話まではしない。それが正月だ。
深い事は考えない。ゆっくりとのんびりと過ごすのだ。
岐阜の田舎は澄み切った青空。
正月4
正月5
外に出てキャッチボールをしたり、サッカーをしたり・・・。お互い持ちこんだDSやPSPをやったり。子供同士は頻繁に会う間柄ではないが、こんなコミュニケーションで仲良くなっていく。大人はそれを眠そうに眺めている。実に幸せな光景だ。
こうして、新しい年の2日間は過ぎていった。
何もしない。何も考えない。ただただ平和な時間が過ぎていく。
しかし、これが正しい正月の過ごし方。
また、太ってしまったな。

謹賀新年 2012

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
謹賀新年2012
昨晩の名古屋の天気予報は曇り。それでも、初日の出を拝みにランニングをスタート。するとどんどん太陽が昇ってくるではないですか・・・。
謹賀新年12
謹賀新年122
気持ちのいい一年のスタートです。
きっと想いは届くのです。
想いを届けようと思えば、願いを叶えようと思えば、自らアクションを起こさなければなりません。
素晴らしい年にしましょう!
どんどんをアクションを起こして・・・。

今年も大晦日に一年を振り返る。

本日も45分程、早朝ランニング。
雲ひとつなく青空が広がる中で、朝日を浴びながらのランニングは気持ち良かった。一年の最後をこのように締め括れるのは本当に幸せなこと。
そして、無事に一年を過ごせたことにも感謝である。
昨年のブログとも同様だが、今年の僕の目標をここで振り返ってみたい。
個人的に掲げた目標として、
1.自分なりの経営哲学を持つ
(経営を任され2年目となり、どう舵取りをしていくか明確にするかということ)
2.トップ営業としての行動
(会社の代表として、会社にプラスになるためにはどこへでも飛んでいくということ)

3.ITリテラシーを高め、情報発信を行う

(ITを活用しSNSを利用し、自己の考えを発信していくこと)
4.読書量を増やす
(1月4冊。年48冊の本を読むということ)
5.走り続ける
(マラソンを続け、ハーフで1時間50分を切るということ)
漠然とした内容ではあるが、僕が掲げた今年の目標は上記の5つ。検証までとはいかないが、それぞれについて現時点の達成度を確認してみたい。
1については、まだまだ道半ば。
ぼんやりと先に目指すものは見えてはいるが、まだ靄がかかっている状態と言える。僕自身として、まだ修行が足りない。語るには未熟すぎる。
2年前に会社を引き継いだ時は、世間も会社も最悪の状態だった。いかに会社を守ることかが最大のテーマであった。そこを何とか潜り抜け、少しは明るい先が見えてはきたが、その明るさは電球が点いたり消えたりするようなもので、安定的とはいえない。
それがしっかりと灯り続けるまでは目標はクリアにされない。
2についても、まだまだだ。
沢山の方と出会い、新しい関係やネットワークを築けたことも多く、確かにそれは僕にとっても会社にとっても財産にはなっている。
しかし、まだ会社内にいることが多すぎる。トップが会社の中でドンと構えて座っていればいいわけではない。特に僕のような経験が浅い者はもっと飛び回らなくてはならない。その量は足りないと言える。もっとアグレッシブにならないといけない。
3は微妙だ。
本日を含め今年書いたブログは220本。こちらはOKだとしても(内容はさておき)、twitter、facebookは使いこなし切れていない。
正確に言えば、使ってはいるが当初の目標と異なる。facebookについては趣味の世界に近く、ビジネス視点が欠けている。くだらないネタのオンパレードで、それで満足していたりする。果たしてどうなるか・・・。
4についても未達成。
結局41冊で終了。飲み会に忙しかったというのは言い訳に過ぎない。
5についても同じく未達成。
今年こそはと思い、それを懸けて臨んだ桑名リバーサイドマラソンも結局1時間51分。2時間切りは容易でも、1時間50分を切るのは全然だ。マラソンにおける成長度は1年間でゼロだった。ほんの数分の壁を突破するのが難しい。
というわけで、今年掲げた目標はほとんど未達成ということになる。感謝の一年とほざいている場合ではないな。自己鍛錬が足りない。努力しているだけではダメなのだ。圧倒的な努力でないと・・・。
来年の目標設定は、正月に行うが(明日、明後日だったりするけど)、ほとんど据え置きになってしまうのかもしれない。
もっと自分に厳しくしないと・・・。
前提にあるには率先垂範。
自分のように大して能力がない者が会社を牽引していこうと考えれば、そこを確実しない限り健全な経営なんてできないと思う。もっと頑張らねば・・・。
それでも一人の社員も欠けることなく、無事に一年過ごすことができたことは本当に喜ばしい。
一年間、ありがとうございました。

本日から年末年始休暇

名大社では昨日が仕事納め。
午後までは通常業務を行い、夕方から社員総会、その後、全員で大掃除をして、今年一年の業務を終了した。個人的な今年の振り返りについては大みそかに改めてブログにアップしたいと思う。
一昨年、昨年と本当に厳しい時期を過ごし、ようやく今年は薄日が差してきたというのが実情だ。僕が卓越した経営能力を持っていれば、薄日ではなくサンサンと輝く太陽のような年が送れたのだろうが、そこまで至らずに申し訳なく思う。それでも何とか無事に一年を過ごせたことに対して感謝である。
感謝は社員であり、当社のクライアントであり、また各取引関係、そして、名大社をご利用いただいた全ての方に対してもだ。
今年を振り返るニュースを見れば、激動の一年であったことは言うまでもないし、その爪痕は現在も残っている。取り組まなければならない課題や我々が果たすべき役割は継続されるわけだが、それでも何とか一年を過ごすことができた。有り難いことである。
年末年始休暇は本日から1月4日までの8日間。
引越したばかりで、家の整理も中途半端なままなので、休暇中の旅行もお預けで、実家に顔を出す以外はほとんど家にいることになるだろう。
(節約モードでもあるし・・・)
読みたい本や観たい映画にどれだけ時間を費やせるかはわからないが、できるだけ自分自身もこのタイミングで整理したいと思う。
名大社メンバーのみなさん、充実した年末年始休暇を!
(といっても、本日はこれから部長クラスでゴルフ。何年振りになるかな?)

大人のマナー

ホスピタリティの心で変わる 大人のマナー ホスピタリティの心で変わる 大人のマナー
(2008/03/21)
三厨 万妃江

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著者の三厨さんは人材育成を行う企業の経営者。先日、終了した那古野塾でご一緒したことがご縁で、本書を送って頂いた。
大人のマナー
残念ながらディスカッションでは同じテーブルで討議する機会がなく、あまり話をさせていただく場がなかった。しかし、挨拶などで拝見する姿は、職業が一目瞭然と分かるくらいの完璧な立ち振る舞いであった。
そのような方が書かれた本書は、姿を間近にしているだけに説得力がある。
三厨さんが伝えたかったのは、単なるビジネスマナーではなく、その背景にある心遣い、気遣いである。マナー通りに事を進めても、話し方や表情に気持ちが入っていなければ何の意味も持たない。アルバイトで十分のマニュアルに過ぎない。
そう読み取っていくとこの本書はマナー本というよりはビジネス書に該当すると言える。自分自身として、一般的なビジネスルールはある程度理解しているつもりでも、読み通す上で欠落している箇所はいくつも見つかった。
それだけでも大変ありがたい。
「聞き手」「話し手」の章ではキャリアカウンセリングで重要となる「傾聴」と「反射」を思い出した。
基本から応用まで押さえてある本書。
研修でも十分活用できる。幸いに名大社では来春女性が2名入社する。読んで学んでもらうことにしよう。
三厨さん、素敵な一冊ありがとうございました。

今池な夜

昨日は大学時代の先輩と同期の忘年会。
場所は今池。東京で暮らす先輩が「味仙」か「ピカイチ」に行きたいと言い出したからだ。
このあたりは学生時代にアルバイトの後、よく飲みに行ったし、働き始めた頃、今池の近くに住んでいたこともあり、馴染みにしていた場所だ。
しかし、ここ数年は全くお邪魔する機会がなかった。何年ぶりに今池で飲むのだろうか。
当時、今池の象徴的な存在であったユニーも閉店し、パチンコ店に変わっていた。
今池1
変わっていないのは昔ながらの店ぐらいかもしれない。通りはクリスマスシーズンとはいえ、少々寂しかった。
今池3
今池2
久しぶりにお邪魔した「味仙」。それでも満席で繁盛しており、激辛の台湾料理でビールを飲みながら、紹興酒を飲みながら、仲間と語らいあった。
今池4
今池5
既に25年以上の付き合いになるが、いつまでも変わることなく気が置けない関係であるのがいい。いくら歳を取ろうと先輩、後輩の間柄は変わらない。注がれたお酒は飲まなければならないのだ。
会話は尽きることなく、二軒目、居酒屋きも善へ。
今池7
ここもなぜか超満員。焼酎を片手に語り合う。それでも祝日の今池は早く、10時過ぎに店を追い出されてしまった。その後は、残ったメンバーで千種駅近くのBarに移り、終電に間に合う時間まで語り合った。
何の利害関係もなくいつまでも付き合える仲間がいるのは、本当にありがたい。
いまでもちょっと怪しげな街、今池。今池の夜に感謝!

さよなら!僕らのソニー

さよなら!僕らのソニー (文春新書) さよなら!僕らのソニー (文春新書)
(2011/11)
立石 泰則

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著者の立石氏はソニーへの思い入れが強い分、現ストリンガー体制に対してはかなり批判的だ。
ここに書かれていることが本当だとすれば、確かに寂しいし、日本を代表する企業であるソニーの見方も大きく変わるだろう。
グローバル化という言葉は、全世界を相手に戦略を構築するだけでなく、創業の精神から持ち得ていた魂を失くしてしまうことを言うのかもしれない。そう思わずにはいられなかった。
僕も著者と同様にソニーのブランド力は他の競合メーカーより格上の存在であったし、憧れの製品を抱えていると感じていた。
ウォークマンが流行った頃、僕は小遣いが足りず買う事が出来なかった。代わりにAIWAのウォークマンに似た製品を購入したような気がする。
性能は微妙にしか変わらないのかもしれないが、堂々と持つのが恥ずかしいような面もあった。それだけ確立したブランド力があったのだろう。そして、同時に中学生レベルの僕では認識できない「技術のソニー」らしさが製品の先駆者として盛り込まれていたのだろう。
企業は変化しなければならない。そうしなければ生き残れる時代ではない。しかし、大切に守り続けなければならないこともある。創業の精神や企業文化を大切にしながら、どう企業を変化させていくか。
それは僕の課題でもあるのと同時にソニーでもどんな企業でも言えるのではないだろうか。変化のために捨てる必要はあっても、全て捨てることではない。会社の歴史を含め価値観も捨ててしまうことではないと思うのだ。
今のソニーはそんな状態あるのだろうか・・・。
今回、僕が購入した液晶テレビBRAVIA。
sony
この歳になって初めて購入したソニーのテレビ。残念なことかもしれないが、かなりお値打ちだった。(だから買ったのだけれど・・)
マーケットが現状をストレートに表しているのかもしれない。
それでも思う。
ソニーは憧れの日本のAVメーカーであって欲しいと・・・。