志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために 志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために
(2011/12/02)
グロービス経営大学院、田久保 善彦 他

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グロービスの方から頂いた一冊。
執筆・監修をされた田久保氏とは直接の面識はなく、グロービスのセミナーでゲストと一緒にディスカッションされているのを拝見した程度。その論理的な切り口にグロービスらしさを感じていた。
本書はグロービスの受講生の取材を基に「志」がどう生まれ、どのように育っていくかが描かれている。
「志」という言葉。
僕自身も好きな言葉であり、常に高い志を持たねばと思っているが、何故、志を持たなければならないのか、そもそも志って一体何なのかをしっかりと考えたことはなかった。その言葉自体の意味を深く捉えていたわけではなかったのだ。
志と夢とは違うのだろうかとも考えたりするが、志は現実の生活で培った経験から生まれてくることだ。それは本書を読んで再確認できた。志も変化していくし、小さな志から徐々に大きくなっていくことも重要のようだ。
僕自身は自らの志を更に育てていく必要があると同時に、志を持てる環境を創っていく必要もある。人はその機会によって志が芽生えてくるのだろうから。どこかの社是みたいだな・・・。
志を改めて辞書で調べてみると
「ある方向を目指す気持ち。心に思い決めた目的や目標」
と書かれている。
心と向き合うこと。やはり大切なようだ。