これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし おぼろ味噌サラダ涼風めん

丸の内2丁目にある「七五八庵」に行ってきました。会社そばの日銀の歩道橋を越えるとすぐのところにあります。
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ちょくちょくランチにお邪魔するお店ですが、注文のほとんどは味噌煮込みうどんです。
それも大体二日酔いの日に行きます。七味をたっぷりにかけ、汗を掻きながら食べると二日酔いは吹き飛びます。その日の夜もガンガンいける予感がしてきます。
しかし、この日食べたのは、いつもと違います。あまりにも暑いのが理由です。幸い二日酔いでもありませんでした。
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この新メニューという言葉も響きました。
「え~と、おぼろ味噌サラダ涼風めん下さい。」これは舌を噛むなと思いつつ、注文しました。
おぼろ味噌サラダ涼風めん 850円→800円
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ランチにはご飯ものがセットで付きます。味噌煮込みうどんを頼む時は、何の迷いもなく「釜炊きごはんです!」と力強く言いますが、初めて注文するおぼろ味噌サラダ涼風めんは迷ってしまいました。
冷麺はごはんのおかずにならないと思っていたところ、「すいません、いなりずしと鶏五目ごはんと菜めしにぎりは売り切れました。」と言われてしまいました。
「ぬぬぬ、じゃあ、なにがある?釜炊きごはんしかないじゃないか。」ドンドンとテーブルを叩きそうになりましたが、笑顔で鮭のふりかけをつけてくれました。13時過ぎにお邪魔したのがいけなかったですね。ふりかけがかかってて良かったです(笑)。
ちなみにこちらのお店は5、7、8のつく日は50円引きになります。1ヶ月のうち9日は安くなるわけですね。この日は偶然50円引きでした(笑)。
夏の暑い時はサッパリしてていいですね。
ごちそうさまでした。

「好き嫌い」と経営

「好き嫌い」と経営 「好き嫌い」と経営
(2014/06/27)
楠木 建

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本書には日本を代表する14名の経営者が登場する。といってもトヨタや日立やメガバンクの経営者が登場するわけではない。
21世紀に入って注目されている経営者が中心。ネット系(ライフネット生命出口氏を含めれば)が6社を占めるわけだから、今後の日本企業をリードする存在と言っても間違いないだろう。
まず感じたのはインタビューアーである楠木健氏の抜群のセンス。
厳しい質問を遠慮せずにズバズバとしているのだが、答える経営者が建前なんて気にすることなく、喜んで本音で語っている。
一つは本質をついた質問をしているのともう一つは予めその経営者の考え方や過去をしっかりとリサーチしている点にあるのではないかと感じている。インタビューする側のスキルがよく分かる一冊でもあるなあ~(笑)。
そして、この本音が実に面白い。永守氏、柳井氏、新浪氏等、個性豊かな経営者が登場するのだから自ずとその本音は痛快で面白いものになる。それが全て好きか嫌いかで展開しているのだ。
今話題の(スミマセン・・・)原田泳幸氏が嫌いな男の条件に挙げた言葉は思わず笑ってしまった。
「半分冗談、半分本気で言うのですが、私には嫌いな男の条件のようなものがあります。スパゲティを食べるのにフォークとスプーンを使って食べる男。ソムリエでもないのにワインにくわしい男。それから1mgのメンソールをのたばこを吸う男。」と語っている。
ビジネスとは全く関係ないと思うし、同じように登場するサイバーエージェント藤田氏が読んだらどうかとも思うが(笑)、言うことは容赦ない。
これは原田氏に限らず、ここに登場する14名の方が自分の好き嫌いについて語っている。
ゴルフなんてサイテーだ、大嫌いだという大前研一氏や星野リゾート星野氏もいれば、ゴルフが大好きなオールアバウト江幡氏やスタートトゥデイ前澤氏もいたりする。
その「好き嫌い」の理由が対極的で、それを比較するだけでも面白い。
編者である楠木氏が巻末で書かれてはいるが、結局、会社や仕事は「正しいか正しくないか」でするのではなく、「好きか嫌いか」ですることが結果も付いてくるのだろう。そして、それが組織文化にも反映されていくのだろう。
本書を読みながら、「そうだよなあ~、結局、自分も好きか嫌いかで採用しているような気もするし・・・」としみじみ思ってみたり・・・。
楠木氏はそこも踏まえ、ブラック企業について語っているのも興味深かった。
「週3回は飲まないヤツは全然ダメだな・・・」とか「オンとオフを使い分けたいなんてアホくさい・・・」とか、言って許されるのだろうか(笑)。
そこまで「好き嫌い」がはっきりしていない僕はまだまだ未熟なんだな。
それを収穫できただけでも本書を読んだ価値はあったということ。
無責任に楽しめる一冊だった(笑)。

映画「いまを生きる」

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急にロビン・ウィリアムズの作品が観たくなった。理由は語るまでもないが、今一度、観ておこうと思った。
僕はアドリブかセリフかわからない喋りまくる姿と悲しそうな笑顔が好きだった。
今でも記憶に残ってるシーンがある。
「ガープの世界」で主役を演じているのだが、彼の名前はT.Sガープ。確かガールフレンドにT.Sって何?というような質問を受ける。
この時「とっても素敵なガープ」と答える。これはロビン・ウィリアムズがいいというよりも(笑)、この作品を日本語訳した翻訳者の腕だと思うが、スゲエ~と感心したものだ。
そして「グッドモーニング・ ベトナム」のDJ役。グッ~ドモーニン~グ、ベトナ~ム!とマイクの前で叫ぶのだが(伝わってるかな)、その姿と静かに流れるルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」が印象的だった。
どちらの作品も25年以上前に観ているので映画自体もうろ覚えなのだが、そのシーンは今でも記憶として残っている。
今回も「グッドモーニング・ ベトナム」を借りようと思ったのだが、近所のTSUTAYAで見つけることができなかった。
そこで借りたのが「いまを生きる」。
これも僕の好きな作品のひとつだ。と言っても25年ぶりに観たことになる。確か入社1年目に当時付き合っていた彼女と観たような・・・。
そのあたりの記憶は曖昧だが、これからの人生頑張らなければと思ったものだ(笑)。とても前向きな作品として僕の中に存在していた。
これも先ほどの2作同様、内容はほとんど忘れていたのだが(苦笑)、今回、見直したことによってその理由が再認識された。
不変のテーマといえるし、誰しもがもがき悩みながら通る道でもあるだろう。もう少し子供が成長したら一緒に観るのもいいかもしれない。子供に「気をつけろ!」と野次られそうな気もするが・・・。
これから成長する子供であれ、既に大人になってしまった僕たちであれ、今を生きなければならない。もっと自分を信じて行動しなければならない。
ベラベラ喋り捲る姿もやさしくも悲しそうな笑顔も、もう観れないのは残念だけど、いい作品を沢山残してもらったことは感謝しなければならない。
安らかにお眠りください。

赤字も黒字も社長が9割

赤字も黒字も社長が9割! 赤字も黒字も社長が9割!
(2014/07/19)
長谷川 和廣

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本書は著者の長谷川さんから発行記念に送って頂いた。たまたまご縁があり、6日間ほど同じ勉強をさせて頂いた。
簡単な自己紹介しかされなかったので、詳しい経歴は存じ上げなかったが、プロフィールを拝見するとケロッグジャパン、バイエルジャパン、ニコン・エシロールの代表を歴任されてきた方。
「玄米ケロッグ」もその当時のヒット作という。
そんなことは露知らず、隣に机を並べほとんどタメ口に近い会話でその期間を過ごしてきた僕は幸せ者であると同時に無礼者(笑)。
タメ口ではなく、一応は敬語で話をさせてもらったものの、随分と失礼があったかと思う。
すでに70歳代半ばになられるのに勤勉意欲は僕と比べ物にならないくらい高い。かつ、物腰も柔らかでボンクラ経営者の僕に対しても低姿勢で接して頂けた。きっと一流の方の立振る舞いはこんなふうなんだろう。
それだけでも勉強させてもらったことにはなるのだが、本書でも社長がどうあるべきかを十分学ばせてもらった。
ありがとうございます。
ここに書かれていることは机上の空論ではなく、長谷川さんの実体験や経営指導の下に書かれている。その分、説得力があり、その一言一言には頷かざるを得ない。
どんなレベルの企業であれ、社長に求められることは同じなのだ。
例えば、社長室の考え方についてもそう。
どんな社長室を持つかによって、社員の仕事の仕方やモチベーションは変わってくる。以前うちの会社も立派な社長室があった。それが僕の代に変わり、移転をした段階で社長室をなくした。
オフィスが狭くなったのも原因だが、社長室を作ろうと思えば作れないことはなかった。ただ僕は社長室が会社にとっていい方向に進まないと考え、作ることを止めにした。
今でもそれは正解だと思う。大げさな言い方だが、今こんな状態でいられるのも少なからずそれが理由の一つだ。
たまに欲しいとは思うけど、一人になりたけりゃ、応接で仕事すればいい(笑)。そんなことも含め、社長としての考え方、振る舞い方がここに書かれている。
「シェア」は顧客がくれた通信簿。
う~ん、なるほど!
次回、お会いした時はしっかりとお礼を言わないといけない。まずはブログになってしまいますが・・・。
素晴らしい本を贈呈頂き、ありがとうございました。

映画「るろうに剣心 京都大火編」

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実に困った映画である。第1作目はほとんど興味がなく、先日、子供がビデオを観ていたのをついでに観ていた程度。ついつい引き込まれてしまったけど、メチャクチャ関心があったわけではない。
この第2作目もたまたまタイミングが合っただけで、どうしても観たいというわけではなかった。映画にうるさい僕は厳選するのだ(笑)。
それでも数ある映画から選んだのは監督が大友啓史氏であるということ。
大友氏といえばあの伝説ドラマ「ハゲタカ」や「龍馬伝」のディレクター。しっかりとした作りこみをするのは間違いない。
その点でいえば、期待を裏切らない内容であった。
ハゲタカのレンズ職人加藤さんはその年齢を感じさせない迫力ある動きで殺陣をやり(これは凄い)、龍馬伝の高杉晋作、後藤象二郎は最早、アクション俳優の立ち位置。伊勢谷くんは何を目指しているんだろう。好きな俳優だけど・・・。
敵役の藤原竜也は美しい顔を一切出さず(実際はほんのちょっと)。そして、「龍馬伝」のヤツは謎の男だったりともうわけが分からない。
音楽も「ハゲタカ」「龍馬伝」と同じで佐藤直紀。いずれ大友組なんて呼ばれたりするのだろうか・・・。
映画もあり得ない。あれだけ沢山の敵をの相手しながら主役チームは誰も殺されない圧倒的な強さ。日本映画としては考えにくい世界だ。
アメリカ映画にありがちだったり、カンフー映画を思わせるシーンだったりと色んなものが入り混じってる。明治時代を描きながら、ここはどこ?と考えさせる演出はこの手のエンターテイメント映画のならでは・・・。
2時間20分の長さを感じさせないスピード感と殺陣シーン。それでも映画は終わらないから困ったもんだ。
え~っ、これがラスト?完全に続きじゃん・・・。次は9月の公開、上手く出来てるな・・・(笑)。
それにしても久しぶりに仮面ライダー電王を思い出してしまったぞ(笑)。役作りが似てるな。
このブログでは映画に関しては何も分かりませんね(笑)。いつものことですいません・・・。

ジモトシゴト研究所ってなんだ!

一昨日月曜は午後から「ジモトシゴト研究所ワークショップ」。
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一体、「ジモトシゴト研究所」って何だ?と思われたことだろう。
当初は秘密結社(?)的にこの地元で働くとはどんなことだろう、何が嬉しいのだろう、中小企業で働く魅力はなんだろうとという事を考える場を作っていた。
それをトコトン研究して、名大社なりのジモトシゴトを見極め、会社としてメッセージを発信していこうとできたのが「ジモトシゴト研究所」。
大手企業よりも地元の中小企業をフォーカスし、その魅力を伝えていく。
そのためには中小企業が魅力的になること、中小企業が魅力的と思わせることが大切になる。
就活生が最初から中小企業を魅力的と感じるのは少ないのが現状。決してそれが悪いのではない。それを伝えきれていない自分たちや企業に責任があると考えてもいい。
そこで「ジモトシゴト研究所」を設立して、情報発信をしていくこととなった。それを名大社だけで考えて情報を提供するのは限界がある。
また、自分たちの理想を企業に押し付けることになる。それは正しい姿とはいえないだろうというのが僕たちの見解。そのため第一弾として、いろんな方を交えワークショップを行ったのだ。
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本来はうちの綺麗なセミナールームを使えばいいのだが(笑)、たまたまクライアントに貸出ししていたこともあり、貸会議室を借りて、みっちり3時間のワークショップ。
参加してもらったのは、僕のマーケ師匠、知り合いやクライアントの経営者、中堅、若手の採用担当者、採用コンサルタント、フリーライター、そしてうちのメンバーと業種、世代、役割もバラバラ。
元々、今回のワークで全てをまとめるつもりはなかったので、できるだけ意見は拡散した方がいいと思い、様々な価値観の方をお招きしたのだ。
詳しい内容は今後Webで展開する予定なので待っていてもらいたいが、自分たちだけでは思いつかないような課題やアイデアがあふれ出てきた。
今の時代、部屋に閉じこもって考えてるだけでは新しいものは生まれませんね(笑)。やはり共創の時代ですね。
すぐに方向性が固まり、一本の筋道ができたわけではないが、これを繰り返すことにより、自社の振り返りになったり、今後の対策になったりする。
多くの意見を頂き、場を提供した名大社が一番メリットが大きかったのかもしれないが、参加頂いたそれぞれの方にも新しい気づきがあったようだ。これからはこういった場から新しいビジネスが生まれてくるのだろう。
今の若い世代の人生観や与えられた教育環境を変えていくことは僕らにはできない。しかし、その若い世代に新しい価値観を吹き込み、前向きな一歩を踏み出させることはできるはず。
それを自分たちだけではなく、多くの方と一緒に発信していく。個人と企業がよりよい関係性を築くためにジモトがある。保守的に安定だけを求めるのがジモトではない。新しい価値創造や本当の働きがいを求めていく。ちょっとカッコつけすぎ(笑)。そのためのジモトシゴト研究所。
少しずつカタチを作っていくのだ。
一昨日、参加頂いたみなさん、ご協力ありがとうございました。
また、今後、絡んでいただける方も求めています。
どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 冷やしレッド

オフィスを出て、「今日は何を食べようかあ~、暑いし冷たいものがいいなあ~、でも辛いものも食べたいなあ~」と一人でつぶやいていると偶然目に飛び込んできたのがこのPOP。
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夏の限定商品なんて言われるとすぐ腰砕け状態になってしまいます。
「ぬぬぬ、何だ、何だ・・・。夏の限定、よしっ、これだ!男は勝負だ!」と意味もなくわめいてしまいます。お邪魔したのは会社から15メートル先にある「麺屋 昇神」。
本店は岐阜にあり、こちら丸の内店は2号店のようです。最近は落ち着いてきましたが、TV番組でも取り上げられていました。お店を出た時はこんな状態でした。
syoujin1481
自販機で「丸の内レッド」を押し、「冷やしレッドをください。」と注文します。「少辛、中辛、激辛がありますがどうしますか?」と聞かれ、ここは無難に中辛をお願いします。
「大盛りが無料です。ライスもサービスで付きます。」と魅惑的な言葉を浴びせられます。どうしようかな、困ったな・・・とさんざん悩みましたが、「大盛りで、ご飯は要りません」と男は勝負とキッパリ言います。
冷やしレッド(880円) 大盛りサービス
syoujin1483
「おいおい、これが中辛?激辛だとどうなるの?」と思うくらい、唐辛子が降りかかっています。
ぐわしぐわしと麺を丼の底からかき混ぜながら、食べることにします。それでもこの唐辛子の量、ハンパありません。流行りのまぜそばと言うんでしょうか・・・。
syoujin1482
次第に汗が噴き出してきます。額からポタポタと落ちそうになります。この手のラーメンは食べ方を間違えると汁が飛び散ります。シャツに赤い斑点が付き、とてもカッコ悪い状態なります。
(味噌煮込みうどんも同様ですね、みなさん。)
この日は夜、お客様との会食が控えており、みっともない姿は見せられません。
汁が飛ばないよう気をつけるため、丼に顔を近づけてモーレツに麺をすすります。そうすると汗が丼の中に落ちそうになります。「お~、やばい。」と丼から顔を離し、麺をすすります。
今度は麺を持ち上げた箸の合間から汁が飛び散ります。「お~、やばい・・・。」。こんなことを繰り返しながら食べていたので、食べ終わる頃には疲れてしまいました(笑)。
暑い夏にはピッタリな食べ物かとは思いますが、できればTシャツ、短パンで食べるのが理想ですね。
ごちそうさまでした。
ちなみに夏の限定はいつまでかは知りません(笑)。

さあ、どうする夏休み

名大社では8月13日~17日までは夏季休暇。社員はそれとは別に7月~9月の間に2日間夏季休暇を取得することができる。
このお盆に併せてしまえば9連休にもなるし、少し時期をずらして取ることで旅行もお値打ちに行くこともできる。
社員想いのいい社長だなあ~と誰も言ってくれないので自画自賛(笑)。
普段、イベントで土日関係なかったりするのだから、これくらいはしないといけませんね・・・。
さて、僕はどうするか・・・。
先週の金曜は一日休みをもらい、息子と2人で過ごさせてもらった。映画を観て、温泉に入っただけだけど・・・。それも大事な時間の過ごし方だが、さて、このお盆はどうするか。
実家に顔を出すことは決まっているのだが、それ以外には全く予定がない。娘も息子も部活があり、結構、忙しい。最近はお盆期間も普通に部活がある。そう思うと学校の先生って、かなり大変ですね。
嫁さんもいなかったりするので、一人の時間が多くなる。
ここぞとばかりダラダラするのも一つの手だが、貧乏性の僕はそればかりだと時間が勿体なくて仕方がない。じっくりと充電する必要もありそうだ。
スーパー銭湯のチケットがあるので、それを利用するにしても、あとは読書くらいだろうか。ここ最近はすっかり読書時間が減っているので、それにも充てたい。
まずはこのあたりから・・・。
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結局、ビジネス書ばかりになってしまうのは自分の視点、視野の狭さだが、常に意識を持っていないといけないし・・・。すぐに忘れるボンクラ頭にはインプットを継続しなければならない。
そして、できれば朝のランニングも心掛け、アルコールの抜く日も作ってみたい。かなり壮大な計画(そんなことない?)になってきたが、これが夏休みの健全な過ごし方。
健全だったかどうかの結果報告はしないと思うけど(笑)。

銀翼のイカロス

銀翼のイカロス 銀翼のイカロス
(2014/08/01)
池井戸 潤

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やっぱり読んでしまった。それも読書スピードの遅い僕にしては一気に読んでしまった。やはり引き込まれる世界。
ドラマが大ヒットしたので、その注目度は更に高まったが、このシリーズを僕はもっと前から注目していたのだぞ(笑)。
スケールはどんどん大きくなっていく。今回は大物政治家を相手に戦うのだから、半沢直樹は怖いもの知らずの人物。
モヤモヤ感を吹き飛ばしてくれる。フィクションの世界だが、実際、裏社会ではあり得そうな話だし・・・。
気持ち良く読ませてもらったのだが、なんだかなあ~、困ったもんだなあ~と思わなくない点もない。
このシリーズに共通していることなのだが、登場人物の大半は仕事をしていない。この表現は語弊があるのかもしれないが、本来やるべき仕事をしていない登場人物が大半。
だからこそ正義感が強く仕事に真摯に向き合う半沢直樹が主人公として生きるわけだが、そこで叩き潰される人物は僕が思うに仕事をしていない。
実際はしているのだろうけど、その目的が正しくない。全ては保身のためであり、自分の利益のためである。
それじゃあ会社がダメになるでしょ?と思ってしまう僕は余裕のない証拠かもしれないが、全体をよくしようという気概が一切見られない。
これが一般的な企業社会の中でまだまだ多いのであれば残念なことだし、若者の未来は描きにくいはずだ。だから勧善懲悪のストーリーになるのだろうけど・・・。
僕はスケールの小さいところでコツコツ生きるとしよう(笑)。
そういえばドラマでも話題になったセリフ「やられたらやり返す、倍返しだ!」。ドラマではやたら出てきたが、本書では確か1回のみじゃないかな・・・。
さてここまで来た半沢直樹。次はどこへ向かうのか。きっと海外の大富豪や外資ファンドあたりと戦うんだろうな・・・。
そうなんでしょうか?池井戸さん(笑)

嫌われる勇気

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
(2013/12/13)
岸見 一郎、古賀 史健 他

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かなり売れているようだ。僕はこの類の書籍に興味があったというよりは、あまりにも周りでこの書籍について評価しているので、これは読んでおかんとマズイなあ~という気持ちの弱さから読んだようなもの。
その時点でアドラーに悟られるのかもしれない(笑)。元々、心理系や哲学系の書物は得意ではなく、ほとんど手にすることはない。
僕のシンプルな(単細胞ともいう)脳ミソに原因はあるのだろうが、哲学書の難解な表現がどうも体にフィットすることが少なかった。名前に哲を頂いてはいるが・・・。
キャリアカウンセラーの資格を取得する段階で心理学はほんのちょっぴり学んだし、営業やマネジメントの仕事も心理に大きく関わることもあるため関心がないわけではないが、その専門分野になると足が遠のいてしまうのが実情なのだ。
恥ずかしいながら、アドラーの存在についても全くといっていいほど知らなかった。
当然、その思想なんて知る由もなかった。あまりにも無知だったな・・・。そんな意味では今回の「嫌われる勇気」はいいキッカケになったのかもしれない。
変な難しさもなく、ヨーロッパ人を対象にしているわけでもなく(笑)、明らかに日本人向きに書かれている。僕なんかはちょっとしたビジネス書ではないかと思いながら読んでしまった。
確かにここに書かれているような悩みを持っている人は多いと思う。
どちらかといえば高校生までぐらいの僕もそうだったかもしれない。ただ大学生あたりから自分を縛らなくなった事により、自由になり気持ちがラクになったように思える。
それは今も同じで、いや、さらに加速しているという話もあるけど(苦笑)。
こんな僕でも悩みはいくつも抱えているが、どうでもいいようなことは悩まなくなった。それがもしかしたらアドラーの思想に近いのかもしれない。
このブログに書いている書評は全くを持って意味不明で、書籍の参考にならないことはご勘弁を・・・。
ただこの分野にあまり関心がない人がたまには読んでみるのもいいだろう。何とも無責任な・・・(苦笑)。