2023年に見逃した作品。
多くの仲間が絶賛しており、とても後悔した。
ようやくNetflixで観ることができた。

そして、また後悔した。
こんな迫力のある面白い作品は絶対、映画館で観るべきだと・・・。
映像の美しさもあるが、流れる音楽もパソコンと映画館では比べ物にならない。
より感動が体を包んだだろう。

僕はアニメ作品はあまり観ない。
年に数本。
昨年は「THE FIRST SLAM DUNK」「君たちはどう生きるか」「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の3本。
話題作を最低限観たにすぎない。
SF物も少ない。

観ない理由がないが、リアルな映像により魅力を感じているだけ。
こんなレベル高のい作品なら、もっとアニメを観てもいい。

本作をリアル映像で見せることはさほど難しくない。
それなりの俳優陣を使い、音楽をあてればいい作品もできると思う。
しかし、ここはアニメが正解。
映し出される世界に力強いジャズを吹き込むことでより迫力が増す。
映画館なら「SO BLUE」の観客になれたかもしれない。

やはり後悔が先に立つ。
僕はジャズは好きだが無知に近い。
自宅でCDやAmazonMusicで聞くが、ビル・エバンスやジョン・コルトレーンとか代表的な方ばかり。
通な友人にライブハウスに連れてってもらうが、自分から行くことはない。

しかし、鑑賞後は自分でライブハウスにも行きたくなった。
一人でウイスキーを飲み、リズムを取りながら見るのも悪くない。
そんなことも思ってしまった。
今年の行動目標にするか・・・。

当然のように原作は知らない。
調べてみると本作は全10巻のある部分。
作品を観ればその後の世界は理解できるが、
「BLUE GIANT SUPREME」「BLUE GIANT EXPLORER」へと続くのね。
ファンに叱られそうだ。

思うのは実際の音楽を流すことなく原作の魅力を見せるのは相当なこと。
読むことはないと思うが、相当、面白い漫画なんだ・・・。

ストーリーは青春ど真ん中を描いているので退屈することはない。
予測可能な展開だが十分に楽しめる。
挫折を味わっても、夢を追う若者はいつも輝いている。
それだけでも拍手を送りたい。

ちなみにブログは上原ひとみの「BLUE GIANT」を聴きながら書いた。
時には感化され、体を動かすのもいい。

まだ観ていない方にはおススメですね。