これからも前向きに 名大社会長ブログ

先手必勝の学生はどこにいる?

先週の東洋経済の特集は「後ろ倒しに備えよ!先手必勝の就活」。

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東洋経済は毎年、この時期に就職活動に絡んだ特集を組む。
今年はほぼ予想通り。僕が思っていた通りの特集が組まれた。
(上から目線でスミマセン・・・)。

本特集ではすでに走り始めている企業側の動きを追いながら、各業界の動向、
採用のウラ事情、親向けの対策などが書かれている。

僕のブログの師匠であり、尊敬する経営者のパフ釘崎社長の活動も記事として取り上げられている。
(ここはヨイショしておこう・・・笑)

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就職活動が後ろ倒しとなり、企業側の採用活動のあり方が大きく変わっていくと予測される来年、
実際は手探り段階がホンネ。
一方で鼻息の荒い企業はあの手この手で学生を巻き込もうとしている。
首都圏が中心であるが、この東海地区でも徐々に声が聞こえ始めている。

しかし、肝心な学生はどうなんだろう。
意識が高く積極的な学生はインターンシップも何社も参加し、企業研究は怠らない。
名大社が行う学生向けの勉強会もおかげさまで満員御礼。
だが、後ろ倒しになったことにより、
就職に対しての意識が逆に遠くなっている割合は増えているようだ。

僕が毎年この時期に講演を行う大学内でのガイダンスも参加者は例年に比べ減少。
つい先日の講演はここは女子大か?と思ってしまうほど、男子学生の参加が少なかった。
キャリアセンターの職員の方が逆に危機感を持つのが現状。
じっと待ち構えているのであればいいが、ただのんびりしているようにも思える。

それが悪いことではない。
後ろ倒しの目的は早期活動の是正にあるわけだから・・・。
ただスタート段階で目の前の情報に踊らされることは避けてもらいたい。
いきなり全速力で走ろうと思っても走ることはできない。
マラソンと同様でどれだけ事前準備ができているかが大切になってくるのである。

そう考えると学生間における格差が今後大きな問題になってくるだろう。
売り手市場が予測される来年はあまり表面化はしないだろうが、
後にミスマッチというカタチで表舞台に現れることが心配だ。
なにはともあれ事前準備。
無理はしなくとも今やれることを少しずつ取り組んでもらいたい。
大学内で行われるガイダンスもその一つ。

先手必勝が全てではないだろうが、
もう少し意識的になってもいいんじゃないかと取り巻く環境を眺めながら思ってしまう。

それでもダメか・・・。11月の目標

3人のライバルが気にしているので、仕方なくいつもの通りに報告。
しかし、本当に3人のライバルがいるのだろうか。
最近はちょっと怪しくなっているんじゃないかな・・・(苦笑)。

11月はまさにマラソンシーズン。
毎週のようにどこかでマラソン大会が開催され、
僕のマラソン仲間もあちこちの大会に出場している。
その姿を見る度に刺激を受け、もっと頑張らねばと思いつつ、その思いだけで終わっている。

ブログにも書いたが、11月はいびがわマラソンと
ジュビロ磐田メモリアルマラソンと2週連続でハーフマラソンを走った。

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この2つの大会でフルマラソンの距離42.195kmである。
たった二日で42.195km。

月間100kmの目標なんてお茶の子さいさいと自分でも思ってしまうが、
実際の距離を測ると愕然としてしまう。
自分で分かっているので、愕然とはしないが・・・(苦笑)。

11月の走行距離、85km。
情けない。先月も目標未達。
唯一の可能性といっていい11月もこの体たらくの数字で終わってしまった。
これではタイムは伸びるはずがない。体重も落ちるはずはない。
100km走って、現状維持できるかどうかであろうから、
このままでは走る度にスピードは遅くなる。
60代でオリンピック出場の夢も遠ざかってしまう(アホか・・・)。

忘年会のピークとなる12月は全く自信がない。
どうやら一年通して目標未達成で終わりそうだ。
東京のライバルはともかく名古屋のライバルは確実に走っているというのに・・・。
差が開く一方だな・・・。
それを抑える意味でも今月も何かの大会にエントリーしておけばよかった。
朝は寒く走りづらくなるし・・・。

とてつもなくネガティブなブログになってしまった。
何が「前向きにいこう!」だ。

そんなことを言っても今年もあと1ヶ月。
できるだけの事はできるだけやっておきたいと思う。

食べ物のはなし 味噌煮込みうどん

12月です。そろそろ熱いものが恋しい時期になってきました。
名古屋名物といえば、そう、名大社。
そして、味噌煮込みうどんなのです(笑)。

丸の内2丁目にある「本家 瓢箪屋」に行ってきました。

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こちらのお店はランチは味噌煮込みうどん中心ですが、うどん屋さんではありません。
居酒屋なんです。

丸の内界隈の飲み屋さんを制覇しつつある僕ですが(本当か)、夜はまだ行った事がありません。
どうしても足は西か南に向いてしまい、東、北方面には思うように向かないのです。
(この周辺に詳しくないと何のことかサッパリ分かりませんね。)

店内を見渡す限り、結構、お値打ちに飲ませてくれそうなので、
そろそろ若手男子を連れて行かねばなりません。若手男子に限ります。
いつものように関係ないことばかりほざいていますね・・・。

この日は二日酔いでした。
そんな日は圧倒的な割合で味噌煮込みうどんが食べたくなります。
ここはボリュームもあり、ご飯をセットにすると満腹感と共に体調も回復します。

味噌煮込みうどん(生卵入り)¥750+ご飯¥100

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生卵が入っているかどうかが味噌煮込みうどんの美味さを左右します。
いきなり生卵をかきまわしたりするような愚かな行為はしません。

そおっ~とうどんを被せて、卵を沈めます。
まずは卵を入れない状態で味噌煮込みうどんを食べます。
しばらくすると卵は半熟状態になっています。
次にそれをお椀に投入し、うどんと一緒に食べます。
そして、最後はその半熟卵をつぶし、お椀に中でかき混ぜて食べるのです。

う~ん、三度、美味しい。
これが名古屋らしい味噌煮込みうどんの食べ方です。ホントに??
一味唐辛子を思い切り振りかけることも忘れてはなりません。

「おう~っ、二日酔いは吹っ飛んだ!」と大きく頷き、お店を出ます。
「やはりこれからの季節は味噌だな。名古屋だしね。」とどうでもいい事を呟きながら・・・。

ごちそうさまでした。

大木会長、永遠に・・・。

俳優 菅原文太さんが逝った。
世間一般に菅原文太さんの代表作と言えば「仁義なき戦い」であり「トラック野郎」だ。

昨日のニュースもこれらの作品を取り上げていた。
しかし、一部のマニアでは(それってうちらだけ?)
ドラマ「ハゲタカ」における大空電機大木昇三郎会長の存在である。

全6話のうち1話しか出演していないにも関わらず、
圧倒的なインパクトでドラマ全体を引っ張っている。
NHKのニュースでこの作品を取り上げないなんて、何という愚かなことだ(苦笑)。

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若い時代のヤンチャな演技とは違い、
古き良き日本を代表するカリスマ経営者を見事に演じ切っている。
名著「大木流経営論」は今でも僕たちの宝物のひとつだ。

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ドラマの中でも大木会長の名セリフは数知れない。

「君がホライズンの鷲津君とやらか」
「流した血を汲み取ってやれるのか」
「やり直したいなら、何もやらないことだよ」

と今でも、そのシーンが目に浮かぶ。
ドラマを知らない方には、何のことかさっぱり分からないかもしれないが、
このセリフの一言一言が僕らボンクラ経営者の胸に響く。

結局、大木会長は株主総会を前に亡くなってしまうのだが、
その姿が昨日の菅原文太さんの死去の報道とダブる。
ドラマでは最終的に大木会長の魂を主役の鷲津が守り抜く。
素晴らしいドラマだった。傑作だっだ。
菅原文太さんの演技が一役担っているのも間違いではない。

歳を重ねることで演技の幅が広がり、人間としての深さを醸し出される役者はそう多くない。
大木会長、永遠に・・・。
菅原文太さん、ご冥福をお祈りします。

本年ラスト!企業展&転職フェア

12月に入りました。今年も残すところあと1ヶ月。
歳を取ったせいもあるが、一年経過するのが本当に早い。
つい先日、年頭の挨拶をしたばかりなのに・・・。結局、今年も痩せることはなかった。
(どうでもいいですね・・・笑)

今週末12月5・6日は名大社も年内最後のイベントを開催。
世間の話題は2016年卒採用の後ろ倒しばかりだが、
我々はまだ2015年卒学生向けにもこだわってイベントを実施する。
今回は久しぶりの企業展と転職フェアの同日開催。
企業展36社、転職フェア70社、合計106社の企業に参加頂く。

実際のところ、新卒学生を採用したいクライアントは多い。
今回のイベントでも転職フェアも含めれば80社もの企業が15年卒新卒採用OKだ。
「公務員に落ちてしまった~」とか
「バイトばかりしてたらこんな時期になってしまった~」
というような学生さんにも大いにチャンスはある。

景気の先行き不安もあるが、中途採用を積極的に行う企業も多い。
そのためには名大社としてもより多くの方に来場して頂きたい。
少しでも認知を高めようと広告量を増やしているのだが、
今回は初の試みとしてJR名古屋駅のコンコースに設置されたデジタルサイネージにも掲出した。

なんと、普段お世話になっているマルスフードショップ株式会社の虫賀執行役員に
その写真をfacebookにアップして頂けた。
僕もまだ確認する前の掲出早々のタイミング。
それがその写真。ジャ~ン!

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感謝!きっと来場も倍増するだろう(笑)。
来場者にもクライアントにも満足頂いて、一年の締めくくりにしたい。

企業展転職フェアの詳しい案内はHPから・・・。
<日時>2014年12月5日(金)・6日(土)
11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 6階展示場
名古屋駅より徒歩5分

今年最後のビックイベント。多くの方の来場をお待ちしています!
僕のブログでは告知効果はないんだけれど・・・(笑)

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この書籍の存在は地下鉄の中吊広告で知った。
自称沢木ファンを名乗っていても、知らない世界はまだ多いようだ。

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本書は1986年からの一定期間、沢木耕太郎が日記に綴った内容をそのまま一冊の本として発売した。
僕がブログに書いた内容をそのまま発売するのと一緒じゃないか!と思ってはみたものの、
その差は歴然であり(当然です!)、誰も素人の作品なんて読みたくはない。

ただ現代に合わせば、きっとそんなことが言えるはず。
沢木氏がブログを書くとは思えないが、それに近いものがあると感じてしまった。
それは読まれることを前提にした日記であるのは相違ないから・・・。

僕はブログを書き始めるようになって、
30歳から続けている日記がかなりいい加減なものになってきた。
毎日継続しているのはいいものの、
ただでさえ薄っぺらい中味が更に薄っぺらくなっているような気がする。
力の入れ方が違ってきたように思う。

本書は550ページを超える大作(?)。まさに僕の大学時の時代背景。
名作「竜二」の金子正次、川島透あたりはとても懐かしく思える。
偉そうな言い方だが同じようなことを感じていた。
相米慎二監督はバッサリ切り捨てられていたけど・・・。

ここに書かれてる学生が沢木氏に講演依頼を行うエピソードは今年拝聴した講演を思い出してしまった。
(これは今年の中のビッグヒット)
きっと同じような会話が繰り返されたに違いない(笑)。
金銭の額ではなく、その想いや姿勢によって講演先を選ぶあたりは著者らしさでもあるだろう。

それにしても感じるのは一つの作品にかける時間の長さ。
膨大な量を一本の作品に注いでいることがよく理解できる。
要領が悪いといってしまえばそれまでだが、それが沢木氏のこだわりであり、
プロとしての誇りにあたるのだろう。
そう思うとこのブログの存在価値がいかに乏しいか悲しくなってしまう。
(そもそも並列にするのが失礼だ・・・笑)

ここに書かれている沢木氏の日記には頻繁に娘さんが登場する。
これまでの作品では窺い知ることのなかった父親の子煩悩ぶりが手に取るように読み取れる。
今まで全く家庭の香りがしなかったこととは対象的。
家族を大切にする著者の姿が浮かんでくる。

なんだか取り留めのない感想というか書評になってしまったが、
(興味のない人から見れば読む気も失せるだろう・・・苦笑)
沢木氏の日常を垣間見ることができ、
(そうはいっても30年近く前だが・・・)
とても面白かった。

講師ヤマダは大丈夫なのか・・・。

ありがたい話だが、ちょくちょく講演の依頼を頂く。
今週も某国立大学で業界セミナーの講演とパネルディスカッションのファシリテーター、
愛知県経営者協会でテーマ別研究会「優秀な人材確保」の講演と
グループワークのファシリテーターを務めさせてもらった。

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来月もいくつかの大学で臨時講師と就職ガイダンスでの講師を行う。
全て分野は異なるがこのような機会は貴重だ。自分の勉強にもなる。

人前で話をすることは決して嫌いではない。
数をこなすうちに緊張もしなくなった。
それでも講演で重要なのは事前準備。
同じテーマであればぶっつけ本番で問題ないが、初めて話をする内容だと時間配分も含め、
あれこれ考えなければならない。そこには相当時間をかける。

今回の場合、得意分野ではない領域だったりもするが、
せっかくお声掛けを頂いたこともあり、綿密に調査もする。
そんな事だけ聞くと素晴らしい講師じゃないかと思うかもしれないが、実際は大したことはない(笑)。

途中、かなり脱線する。
話をしている最中はパワポの画面は別として、他の資料は見ないので、
肝心なところを平気で飛ばし、後で戻ったりする。
前半に余計なことを喋ってしまうので、後半がかなり巻きの状態となる。
終了時間をオーバーすることはないが、最後は高速道路を猛スピードで走るようだ(苦笑)。

本業ではないので・・・と言い訳できないわけでもないが、それを言ってはおしまい。
一流、いや二流の講師としても程遠い。
それでも毎年、声を掛けて頂いたり、リップサービスだろうが「また、よろしくお願いします!」と言われるのは素直に嬉しい。

どうすればもっと上手に喋れるだろうかとよく考える。
多くの講演に出掛ける目的は、講演の中味もあるが、講師の話振りや演出を学ぶ点もある。
パクれる部分はパクッたりもする(笑)。上達しようとする意志はあるのだ。
しかし、悲しいかな大概は忘れてしまう。
そもそも能力がないということですね(汗)。

だが、どうすれば上手く喋れるか・・・。
いつも辿り着く結論はひとつ。お酒を飲んで、喋ること。
そうすれば、いつもの倍、いや5倍くらいは面白く話ができるのではないか。
と、とてつもなくどうしようもないことを真剣に考えたりもする。

講師ヤマダは大丈夫か・・・。
来月も頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
大丈夫、お酒は飲みません・・・。

もうちょっと何とかならんか「記念日休暇」

名大社には一年に1回、好きな日を選んで休暇を取ることができる「記念日休暇」という制度がある。
前月の最終週の朝礼(12月の場合は一昨日)で、全員を前にその内容を発表し、
拍手を浴びながら会社からお小遣いをもらう素晴らしい制度。

どんな理由でもどんな日付でも構わない。
みんなの前で発表さえすればいい。

なんていい会社なんだ・・・。

ただ素晴らしい制度と思っているのは僕くらいなのかもしれない(苦笑)。
今年で2年を終えるわけだが、いまいち盛り上がりに欠ける。
そもそも有給に充ててしまえばそんな制度は必要ないとか、これ以上休みなんていらないとか、
発表は恥ずかしいとか、どんな考えかは分からないが積極的にとるメンバーが少ない。

しかし、この12月で1年間の権利が消えてしまうため、
駆け込みであり、やや強引な記念日で、この12月に取得するメンバーが続出しているのも事実。
有給休暇も消化もあり、来月は社員が歯抜け状態の1ヶ月になりそうだ(涙)。
う~ん、自分の首を絞めているような・・・。

ちなみに12月は
「親孝行記念日」
「家族旅行記念日」
「家族揃ってクリスマスを楽しむ記念日」

なんて、日頃、家族サービスをしていないのが丸わかりの記念日もあれば、
(それは失礼?すみません・・・)

「友情記念日」
「厄払い記念日」
「大掃除に励む記念日」
なんていうのもある。
まあまあ、何でもいいけど、あまり集中しないで欲しい。

そんな偉そうなことを言いながら、実は僕も12月に「記念日休暇」を取得する。
あまりにも愚かな記念日なので、ブログでは内緒にしておくが、一日休みを頂く。

いい加減にしろ!というお叱りの声も聞こえそうだが、
12月のある日は連絡が取れませんので、どうぞよろしくお願いします(笑)。
当然ですが、立場上、僕はお小遣いはもらえません。
あ~、寂しい・・・。

来年はもう少しバランスよく取得して欲しいと願いながら、12月を迎えることになるだろう。
親孝行、家族旅行か・・・。う~む、困ったな(汗)。

食べ物のはなし 味噌中華

秋晴れの11月。ひんやりする風が気持ち良かったりします。
ブラブラと四間道を歩きながら、今日は何を食べようかと考えます。

うどんにしようかと思い、やって来たのが浅田屋です。

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何うどんにしようかと考えていると飛び込んできたのが、味噌中華の看板。
ここはラーメン屋さんではありません。

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なんだなんだと独り言を呟きながら、
店内に入ると多くのお客さんが味噌中華を食べています。
「はふ、はふ、これは美味い」と言わんばかりの表情で食べています。

店内は12時前だというのにものすごく混み合っています。
常連客を装い「味噌中華下さい!」と注文します。
店内を見渡してみると数多くのメニューが掲げられています。

そこでおやっと気づきました。
味噌中華とは別に「みそラーメン」もメニューにあるではないですか・・・。
「う~ん、何だこれは。気になるなあ~」と周りを見渡しましたが、
それらしいものを食べているお客さんは誰もいません。

そうすると後ろの方から「カレー中華ください」という声も聞こえてきます。
「えっ、そんなメニューもあるの?どこにも書いてないじゃん・・・・」
とますます戸惑ってしまいます。
「はい、おまちどうさま!」と庶民的なオバちゃんが運んでくれました。

味噌中華 ¥650

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中華には珍しくお椀が一緒に付いてきます。
「なるほど、そうくるか・・・。味噌煮込みのように食べるんだ。」
とお椀に中華をすくい食べ始めます。
味は濃いめ。名古屋人が好みそうな味付けです。

「いいぞ、いいぞ」とどんどん食べていきます。
この味噌中華には油揚げ、かまぼこ、ねぎ、キャベツ、わかめ、
ニンジンと中華らしくない具材も入っています。チャーシューも1枚入っています。

「もしかしたら中華とラーメンの違いはこんなところにあるのかもしれないな・・・」
と一人で勝手に答えを出してしまいました
お店の人に聞けば一番早いのですが・・・。

ピーク時だと間違いなく相席になります。
写真を撮りたい方は気をつけた方がいいでしょう(笑)。
次にお邪魔する時は何を注文しようかな。楽しみが増えてきました。

ごちそうさまでした。

「坂の上の坂」を読む

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ブックオフで思わず手にしてしまった本書。
こんな言い方は大変失礼かもしれないが、書店であれば買わなかったかもしれない。
著者の藤原氏が嫌いというわけではない。
むしろこれまで書かれてきたことや講演内容は尊敬に値する。

しかし、本書は僕にとっては不必要と感じていた。
サブタイトルにあるように「55歳までにやっておきたい55のこと」が
僕には関係ないと思われたのだ。

現在48歳。55歳まではあと7年。随分先の話。
だが、55のことを1~2年でやり切るのはムリだろう。
48歳のうちでも5~6個はやっておく必要があるかもしれない。
急にそんな風に思えて、手に取ってしまったようだ(苦笑)。

今の生活でいっぱいいっぱいの僕は老後のことはほとんど考えていない。
何歳で引退しようとは思ってはいるが、引退後の具体的な生き方なんて何のイメージもできていない。
もしかしたらそれは最大のリスクになるかもしれないと本書を読みながら思ってしまった。

元気ハツラツ状態で老後を迎える自信はないが、もしそうなった時、
果たして僕はどんな生活をしているだろうか。
付合ってくれる友人はいるだろうか、嫁さんや子供に見捨てられはしないだろうか、
あまり自信がない・・・(笑)。

今も多くの方と懇意にさせてもらっているが、その関係が続く保証もない。
地域でのコミュニティも嫁さん任せで近所に親しい方はほんの少し。
これは困ったぞ・・・と急に不安がつきまとってきた。

今、設立している愚か者本部は本部や支部といった県や市単位での構成(ヌヌッ)。
これではいざという時には遠すぎる。
もっと事細かなエリアで、名古屋市であれば区単位で作らなければ、
歳を取った時のコミュニティは成り立ちにくい。これは急がねばならない。
もっと近くの同志を集めなければならない。

何だかわけが分からなくなってきた(笑)。
言いたいことはそんなことではない。

会社をリタイアした後の30年をどう向き合っていくかを今を生きると同時に考えなければならない。
優先順位として後回しにはなってしまう。
しかし、少しずつ意識をしながら生活をしなければならない。
何を大切に守り、何を捨てていくのかを含めて・・・。しんみりしてしまうなあ~。

そんな事よりも大事なことを忘れていた。
肝心の「坂の上の雲」はまだ途中までしか読んでいないじゃないか。
それを知らずして「坂の上の坂」を語るのは早過ぎるというもの。
まだまだ先々を考えるレベルではないな・・・。