これからも前向きに 名大社会長ブログ

他責ではなく自責で・・・。

先週末は転職フェアを開催。
2日間を通し1300名近い方に来場いただいた。20歳代が中心ではあるが、大学生から50歳代まで幅広い層の方に来て頂いたのだ。
ここ最近、僕はこのイベントで適職診断というカタチで、求職者のキャリアについてアドバイスをしている。本来の趣旨は、仕事で培った経験やスキルが、転職する際にどう生かしていけるかをヒアリングしながら話し合うもの。転職すべきかどうかも含め、客観情勢を伝え今後の仕事の進め方をアドバイスする。
本当にいろんな経験を持たれた方と話をさせてもらう。
それは僕の日常では考えられないことが実に多い。友人知人、利害関係者含め自分の身の回りには存在しないケースが結構あるのだ。
僕がいかに世の中の一部の人としか付き合っていないかがよくわかる。それだけでも十分学びになるのだが、当然の如く、自分のために行っているわけではない。
純粋にキャリアアップを目指す方も多いのだが、様々な問題を抱えた方も多い。自分たちの世界では考えにくい人生を歩んできた方がいるのだ。ここで語るわけにはいかないが、アドバイスとして言葉に窮してしまうケースもある。それについては力不足を感じ、申し訳なく思う。
その一方で、明らかに働くことについて認識が甘い方もいる。
全てが他責なのだ。原因が自分にあるのではなく、会社のせいであり、組織のせいであり、待遇のせいであり、上司や同僚のせいである。同情できなくないケースもあるが、冷静に判断すると本人に原因があると言わざるを得ないことが多い。
その場合、正直に苦言を呈す。嫌な顔をされたり、腑に落ちない顔をされる場合もあるが、それが本人のためと思い、あえて言う。このままでは同じ失敗を繰り返す(転職を繰り返す)ことになり、継続的に働き続けることに支障をきたしてしまうからだ。
キャリアカウンセラーの立場であれば、それは最低なカウンセリングだが、敢えて経営的な立場から話をさせてもらう。雇用する側と雇用される側では立場が異なるのは当然だが、時に経営的な視点で働くことを考えてもらわないと、いつまで経っても自己中心的な捉え方しかできない。自責の念を抱くことはできない。
どんな状況においても、全ての原因は自分にありと理解してもらいたいのだ。それが難しいのは、十分わかってはいるが・・・。
当の本人にとっては不愉快極まるだろうが、少しでも気づいてもらえれば、次の一歩は大きく変わっていく。他責ではなく自責で・・・。
この週末は日本の抱える雇用問題と直面した2日間であった。
自分たちができることは限られている。しかし、限られた中で精一杯尽くすことがある。
少しでも役に立てばいいのだが・・・。

映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」

リーダーたる者、どんな発言をし、どんな行動を取るべきかを学んだ映画であった。
山本五十六は、絶対に泣かない。絶対に愚痴を言わない。どんな状況に陥っても慌てない。失敗した部下を感情的に責めない。そんな人物。
まさに理想のリーダー像であった。
そんな見方をすると、これは戦争映画なのかと疑問を持ってしまう。
きっと予算の大部分を使ったと思われる空母爆撃のシーンや空中での戦闘シーンも、この映画の添え物に過ぎないのではないか。リアリティを演出するために必要なカットとして・・・。
これまで日本の戦争映画を観て、考えさせられることはなかったが(若かったせいもあるだろうが)、この作品を見て、自分はこの緊迫した状況の中でどんな指揮を執れるのだろうと考えてしまった。
そして、最期のシーン。
この一連の行動においては、リーダーとしてあるべき姿ではなかったと思う。しかし、それを自覚した上で、覚悟を持って臨んだ行動に違いないとも思う。
最後の最後でリーダーとして割り切れない面を露呈してしまったが、大いに共感する。それが人間らしい姿だと・・・。
この作品は年配の観客が多かった。歴史の重さを認識させてくれたのは、この観客もおかげかもしれない。今は時期尚早かもしれないが、子供にも是非、見せたい。
それにしてもストーリーテラーの玉木宏は声がいい。
顔もいいが声もいい。

続・大人の流儀

続・大人の流儀 続・大人の流儀
(2011/12/12)
伊集院 静

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前作に引き続きブログに書くのはいかにも知恵も工夫もなく、自分の知識の狭さを披露するようなものだが致し方ない。いいと感じたものは素直に表現すればよい。
本作は東日本大震災前後の作品が多く、著者の気持ちの葛藤が正直に表現されている。それは政府への憤りであり、周辺の方への愛情や配慮であり、大人としての振る舞い方としてだ。
大きな権力に迎合することもなく、自分の未熟さを否定することもない。全てが正直と思えるのだ。いくら酔っぱらってホテルのフロアで寝ようとも、本当に大人として必要な礼儀、情、気配りは忘れることがない。大人の男だ。
だからこそ、周りの関係者をいくら巻き込んでも愛される存在なのであろう。僕は単純に憧れる。あり得ない話だが、飲みに誘って頂きたいと思ってしまう。
本書を読んで、昨夏、仙台を訪れた時を思い出した。津波ですべて押し流された街の光景を・・・。放っておけば記憶は徐々に薄れていく。それはやむ得ないことではあるが、時にこのような文章を読み記憶を手繰り寄せなければならない。
震災の当日を描いた文章の中で、伊集院氏はこう語る。
「私は被災者ではない。被災者というのは孤立しても生きようとして懸命になっている人。不幸にも生を絶たれた者と、その家族、友人のことを言う。」

重い言葉である。
どんな映像を見ようと、間接的な話を聞こうと、自分たちは被災者の方の辛さを理解することはできないのだ。
それを改めて教えて頂いた。
と同時に思う。
来週は東京。銀座に行けるのかなと・・・。
それがどうした。

先週に続き、今週は転職フェア

2週連続のイベントである。
先週が土曜・日曜のイベントであったため、仕事としてはぶっ通し。メンバー全員が過酷な状況であるが、こういった時こそ、体調管理に気を付けて今週末のイベントに臨みたいものだ。
今週開催されるのが転職フェア。
11月から3ヶ月連続での開催となる。愛知県の有効求人倍率は0.98倍、新規求人倍率は1.60倍(2011年11月現在)と、緩やかではあるが右肩上がりの数字。先行きの不安要素があるものの、震災後の挽回生産や消費回復も手伝い、業種によっては人手不足に陥っているのが今の現状だ。
今回の転職フェアでも60社以上の企業に参加頂き、求人が増え始めた昨年同時期よりも更に多くの企業に参画頂く事となった。即戦力や経験者を求める企業も多いが、今春卒業予定の学生さんを募集する企業も40社強あるのだ。
つい最近の日経新聞の記事に取り上げられていた大手企業も参加頂く。卒業を間近に迎えた学生さんの中には、あきらめモードの方もあるかもしれないが、ギリギリまで情報収集をして欲しい。今になって、情報発信する企業もあるのだから・・・。
中途採用についても、ここ最近の傾向である自動車業界のエンジニア募集も多いが、流通関係も増え始めている。新聞で報じられているのように消費マインドが上昇している典型が、求人にも反映されているのかもしれない。
東海地区のサービス業が盛り上がってくるのは我々にとっても、喜ばしいこと。特定の業種だけでなく、幅広い業種が参加することにより、求職者の選択肢も広がっていく。自己のスキルを活かす可能性もチャンスも増えていくのだ。
世間一般的にまだまだ暗い話題が多いが、少しでも明るい材料を提供できれば、イベントを運営する我々としても遣り甲斐は増す。
第117回 転職フェア
≪日時≫2012年1月20日(金)・21日(土)
     11:00~17:00 (講演は10:00より)
≪会場≫ウインクあいち
※詳しくはこちらから
新しい年のスタートは元気よく!今春卒学生も、転職希望の方も、精一杯応援します!

就職活動で成長するのだ!

昨日、本日で2013年卒対象となるイベント「【就活】研究フェア」を開催した。
まずは2日間を通して、ご参画企業のみなさま、お手伝い頂いたキャリアカウンセラー始めブレーンの方々、そして、数多く来場いただいた学生のみなさんに感謝。
雪も雨も降らず、無事にイベントを終了することができた。
就活フェア1
今年の就職戦線は短期決戦と言われるよう(本当はそうならないと思うが・・・)、学生は昨年以上に焦りを感じているようだ。学生の中にはイベント開始2時間前に来場する者もおり、焦り具合を如実に表している面もみられた。
今回のイベントで、僕の役割と言えば人事担当によるパネルディスカッションと若手社員によるパネルディスカッションのコーディネーター役をするだけ。あとはイベント全体の状況把握をするくらい。
就活フェア2
就活フェア4
例年以上に学生は真面目。どの講演でもブースでも真剣な眼差しで話を聞いている学生が多い。パネルディスカッションでもほとんどの学生がメモを取り頷いていた。
僕が伝えたかった事と言えば、至ってシンプルで、急ぐ必要はあるけど焦る必要はないこと、そしてめげないこと。(急ぐことと慌てることは違います。)
それをパネラーの語る言葉を汲み取りながら、解釈を交え、話すことだった。上手く伝わったかは分からないが、その分、パネラーの方がリアルな話をして頂けたので、十分に役に立てたのではないだろうか。
仲間であるキャリアカウンセラー(CDA)の就職相談ブースも人が途絶えることがなかった。
就活フェア3
CDA一人ひとりのモチベーションが有り難い。
悩んで元気がなかった学生が、相談終了後、笑顔で席を立っていくのは、何らかのきっかけを掴んだ証だろう。
学生一人一人が就職活動を前向きに捉え、自分自身と向き合い、その環境の中で成長する。答えは教えるのでなはく、自分で答えを導き出す。
小さな積み重ねの繰り返しでしかないが、それをサポートしていくことが我々にとっても大切なのだ。
特にこのような厳しい環境であればあるほど、成長する幅も拡がっていく。
あえてこの環境を成長のためのいい時期と捉えて、これからの就職活動に臨んでもらいたい。
ガンバレ!就活生!
この一年がキミたちを大きく成長させるのだ。

映画「ヒア アフター」

ヒア アフター ブルーレイ&DVDセット(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray] ヒア アフター ブルーレイ&DVDセット(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]
(2011/10/05)
マット・デイモン、セシル・ド・フランス 他

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今週の3連休に何の知識も持たず、タイトルの意味も理解せず観た作品。
冒頭の津波のシーンはかなり衝撃的で、作品の内容とは関係なしに東日本大震災の後、上映中止になったことも何となく理解できる。
しかし、映画はアクションでもサスペンスでもない人と人が繋がっていく作品だ。最近のクリントイーストウッドは人間味に溢れる映画が多いと感心すると共に増々好きになっていく。
名匠と言われる監督も年齢を重ねることで作品のレベルが低下することは多いと思うが、クリントイーストウッドは全く該当しない。より映画が深くなっていく気がしてならない。
主役のマットデイモンとの相性も抜群。前作「インビクタス」とは全く違く役柄でありながら、監督の思う役を見事に演じきっている(多分・・・)。お互いの価値観が共通しているのだろう。
この映画を観て、改めて思うのは人が偶然が重なって出会っていくし、それが運命にもなっていくということ。
まさにクルンボルツのプランド・ハップンスタンスだ。キャリアとは全く関係ないけど・・・。
僕自身が死と向き合うのはまだまだ先の話だが、いずれこの映画のような時が来るのかもしれない。「ヒア アフター」は「来世」と言う意味だし・・・。
素直にやさしくなれる映画だった。

業界再編の一年になろうとも・・・。

ここ数年、厳しい状況が続く人材業界。年明けからも業界再編のニュースが飛び交った。
3日には大手派遣会社のアデコが技術者派遣のVSNの株式を取得。6日にはパソナが伊藤忠商事系のキャプランを子会社化。
そして、リクルートはグループ事業会社を大幅再編。また、米国の派遣会社を買収と、年明けからたった1週間だけでも、株式取得、完全子会社化、ガバナンス体制変更と業界を騒がすニュースが多く見られた。
規模の大きな会社は更に規模を拡大し、業界内のシェアの比率を高めていく。資本主義経済である以上、文句を言うつもりもないし、買収側のトップの立場で言えば当然の選択であるとは思う。
名古屋地区ではVSNも話題の内容はともかく時代の寵児的な会社であったのも事実だし、数年前にテンプスタッフに吸収されたピープルスタッフも東海地区屈指の派遣会社であったのも間違いない。
気がつけば、名古屋本社の人材サービス会社がどんどんなくなっている。別の社名で会社は存続していても、名古屋らしさは失ってしまっているように思えてしまう。偏見かもしれないが・・・。
人材ビジネス自体は参入障壁は低く、それほどの資本力がなくでも立ち上げられるし、一人でも起業は可能だ。僕が知らないだけでその事業を営む個人も相当数は存在するだろう。
その分、規模が極端に分かれてくるのだ。
大手の存在か、ニッチな存在かで・・・。大手も中途半端ではなく、とことん大きな規模。それは、就職情報会社でも人材紹介会社でも人材派遣会社でも同じ。その方向を更に拡大させるのが、ここ最近のニュースだ。
さあ、その中でどう生き抜く名大社。大きな波に飲み込まれてしまうのか、それともどんな大波が来ようとも、ビクともせず仁王立ちする存在になるのか。
言えるのは、地域に根差す地域の会社は存在しなければならないということ。
この一年、業界再編が進むしても、我々のポジションは明確であり、やるべきこともはっきりしている。
それに向かって突き進んでいくのだ。

今週は【就活】研究フェア

昨年の12月1日には2013年卒向けの就職活動が大きな話題となった。僕もいくつかのメディアから取材を受け、TVのニュースに取り上げられたりもした。
そして、その12月は大手就職情報会社の大きな合同説明会もスタート。名古屋地区でも一万人を超える学生がイベント会場へ押し寄せたりと何かと話題になることが多かった。
名大社は年間を通して合同説明会を開催する。
同業他社が13卒向けの合同説明会を実施していた先月も名大社は12卒向けを開催した。我々としては特に大きな山を描くわけではないのだが、状況的に12月に一気にピークを迎えてしまったような気がしてならない。この時期に参加しないと就職戦線に乗り遅れてしまうような危機感も手伝わせて・・・。
そんな環境の中、1月14・15日にようやく第1回目の合同説明会「【就活】研究フェア」を開催する。スタートは他社よりも遅いが、この1月を皮切りに9月まで同様の合同説明会を継続的に開催し、学生をサポートしていく。
短期決戦が叫ばれる今年の就職戦線だが、実際にそんな形で終結するとは考えにくい。就職活動の後半期まで出会いの場を提供することが我々の重要な役割だ。
今週のイベントは大手同業他社のような全国的に知名度のある会社が参加するわけではない。あくまでもこの地元を中心に展開する企業がほとんどだ。
学生の知らない会社も多い。だからこそ見てもらいたい。感じてもらいたい。派手さはないが、キラリと光る会社が多い事を・・・。
【就活】研究フェア(理工系ゾーン/文・理系ゾーン)
≪日時≫2012年1月14日(土)・15日(日)
     11:00~17:00 (講演は10:00より)
≪会場≫名古屋国際会議場
※詳しくはこちらから
今年も東海地区で就職を目指す学生をサポートしていきます!

力尽きた・・。みのかも日本昭和村ハーフマラソン

3連休のど真ん中、本日は毎年恒例になりつつある「みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会」に参加。今年で3年目である。
年末年始の暴飲暴食でダブついた体に喝を入れるのには持ってこいの大会。というよりもそれを遥かに通り越すとてもハードな大会だ。
素晴らしい天候に恵まれ、会場となる日本昭和村は雲ひとつない青空。
みのかも121
肌に突き刺さる冷たい空気も気持ちいいのだ。
マラソン人気を反映し駐車場も満杯で路上駐車の車も続出したようだ。
みのかも122
三丁目の夕日の田舎バージョンにあたるような良き昭和を思い起こさせる施設で、溢れる車も想定していなかったのかもしれない。
それでも安全に健全に大会は実行された。
みのかも123
みのかも124
僕がこれまで参加した大会の中で、このみのかもが一番ハード。半端なくキツイ。
心が折れそうになる登り坂が3か所あり、前を走っている人を見てもスローモーションで走っているようにしか見えない。自分自身も走っているのか歩いているのか判断がつかないくらい。それくらいしんどいのだ。
その急激な坂が目立ちすぎるが、コース全般は緩やかな登り坂下り坂がほとんど。平坦な道は少ないため、21キロで換算すると相当の坂を走る事となる。
それでも本日のスタート時は結構調子が良かった。最初の5キロは1キロ5分を切るタイムで走り、10キロ地点でも51分であった。
今年の目標である1時間50分切りは難しいにしても、それに近いタイムで走れそうな予感もあった。しかし、甘くはなかった。15キロ過ぎあたりからふくらはぎが悲鳴を上げ始めた。18キロあたりの延々と続きそうな登り坂を走っている最中に、とうとう足が攣った。一旦、走るのを止め、屈伸運動をして再び走る。それを何度か繰り返した。そして、何とかゴール。
タイムは1時間56分で昨年を下回る結果で終了。
一緒に走った2人の仲間にも惨敗し、今年初めてのマラソン大会は終了となった。ここは本当にキツイ。初めて10キロに挑戦した仲間たちもフラフラの状態であった。
そんなキツイ大会なら参加しなきゃいいのにと思いながらも、毎年エントリーしている。きっと来年も走ると思う。走らなければいけないのだ。
昼食は日本昭和村内にある食堂でカツカレー。昭和らしくオリエンタルのカレーだ。
みのかも125
そしてビールで乾杯。
みのかも126
明日、軽快な動きができるか大いに不安であるが、参加した全員が無事に完走したのも満足。
みのかも昭和村ハーフマラソン、お疲れさまでした。
(本当に疲れました・・・)
※マラソンに関する写真は一切ありません。撮影する余裕がありません・・・。(笑)

書斎はいつ使われるのか?

新居を構え、念願の書斎を持つこととなった。
書斎
わずか三畳のスペースではあるが、自分だけの城である。ここで読書をし、仕事をし、勉強もして、ブログも書いて、たまにDVDを観たりする。そんな生活を夢描いていた。
しかし、現実はどうかと言えば、その理想の生活が叶えられていない。
この12月1月、北側に面している我が書斎は寒すぎるのだ。暖房器具を点けようとすれば、嫁さんの厳しい声が耳元に届く。あちこち暖房を点けるのはもったいないと・・・。
確かに仰る通りなので、暖房器具を消し、書斎で作業を進めていると手がかじかんでくる。う~ん、寒い。風邪をひいてしまうぞ。
作業を中止し、結局リビングに下りてきて、ノートパソコンを持ち込みダイニングテーブルで作業をする。今、書いているブログもそう。
本当は一人静かな場所で、イマジネーションを膨らませながら、高尚な文章を書くはずであったが、皿を洗う音を聞きながら、娘、息子の喧嘩を制しながらの執筆。なんら引越し前の生活と変わることはない。
やっていることは以前とほぼ変わらないので、ブログの内容も成長することはない。(言い訳ですね・・・)
本を読むのも、日記を書くのもダイニングテーブル。
今の環境であれば、あと2カ月ほどは書斎はほとんど使われることはないだろう。家族が寝静まった夜に一人寂しく籠るか誰も起きていない明け方に利用する以外は・・・。
暑い季節になるとまたリビングに舞い戻るだろう。そう思うと春と秋限定の書斎になってしまう。それはそれでもったいない。
何らかの策は考えなければならない。もしくは、寒さに負けない暑さに負けない肉体を作らねばならない。仕事と同じで難しい課題がつきまとう。
それでも、自分の書斎があることは幸せなこと。時に自分で組み立てたプレジデントチェアーに持たれ掛けながら、その幸せを噛みしめて・・・。
ちなみに書棚は以前はキッチンボードだった。上手く利用しないとね。