今回は丸の内を離れました。地下鉄桜通線の隣の駅「久屋大通」です。
午後からNHKセンタービルで用事があったため、
たまには久屋大通あたりで昼メシもいいなと思いやって来ました。
15分くらいでサクッと食べて、セントラルパークの丸善で立ち読みし、
ビルに行く予定でしたが、完全に読みが甘かったです。
よくよく考えれば当たり前のことですが、丸の内より久屋大通の方が都会です。
当然、ランチ時のお店も混んでいます。それも12時台に行けばどこも待たねばなりません。
「これはしまった、どっかないかな?」
と彷徨っているとこの看板が見えてきました。
「何となく暇そうだなあ~。これはいい!」と勝手に判断し、お店に入り「すぐに入れますか?」
と尋ねるとよく分からない日本語で「大丈夫で~す!」と答えが返ってきました。
「中華そば 中村屋 東桜店」です。
早速、メニューの自販機の前に立つと次から次へとお客さんが入ってきます。
自販機を見ながら、「ここは何がおススメかなあ~、どうしようかなあ~」
と考え込んでいると後ろの人が無言でプレッシャーをかけてきます。
「え~、そうは言っても予備知識なんもないし・・・」と困っていても誰も助けてくれません。
慌てて一番無難な中華そばのボタンを押しました。
チケットを渡そうとすると「はい、こちらでお待ちくださ~い。」とよく分からない日本語で待合席に座らされました。
「え~、すぐじゃないじゃん。時間ないじゃん。ヤバいじゃん。」
とひとりでブツブツ言いながらも、待つことにしました。
僕の順番待ちは5番目。あそことあそことあのあたりが空いて、うん8分の待ち時間だなと勝手に推測しました。
ほぼ推測の時間を待って、カウンター席に案内されました。
中華そば(710円)
魚介のダシの効いたシンプルな中華そばです。
となりの席を覗くとつけ麺を食べています。
さらに隣を覗くと何やら日本蕎麦らしきものを食べています。
一体ここは何が売りなんだろう??と疑問に思いながら、時間がないのでそそくさと店を出ました。
ネットで調べてみると大垣で有名なラーメン屋さんの別店舗でした。
初めてのラーメン屋さんに行く時は看板メニューをしっかり調べ、待ち時間も計算しないといけないとモーレツに反省しました。
次回は何を注文しようかな・・・。
ごちそうさまでした。
冷たい食べ物はそろそろ終わりにしようかなと言いながら、9月に入っても冷たいものです(笑)。
少し前のことです。
いつものように「長崎ちゃんぽん」を食べていると対面にサラリーマンが2人座りました。
上司「ここの冷やし中華、美味いんだよ。」
部下「ほんとですか?いいですね!私も冷やし中華にします。」
上司「すいません、冷やし中華2つ。ご飯ナシで!」
と注文します。
僕はちゃんぽんをすすりながら、完全に意識はそっちの会話に向かっています。
どんな冷やし中華なんだ??と頭の中は勝手に美味そうな冷やし中華が浮かんできます。
店員「おまちどうさま、冷やし中華です!」
部下「おお~っ、うまそう~、凄いボリュームですね。」
上司「どうだ、美味いだろ!」
部下「メチャクチャ美味しいです。」
その会話ははっきり聞こえるのですが、肝心の冷やし中華はよく見えません。
立ててあるメニューが邪魔になって、実物を見ることができません。
結局、見ることができず、お店を出てしまいました。
その日からこの上司と部下の会話が頭の中を離れません。
そんなに美味い冷やし中華なのか・・・。
これは早く行かないとシーズンが終わってしまうな・・・ヤバいな・・・とずっと考え込んでいました。
仕事も気が散って集中できません(笑)。
あの日から、2週間後、ようやく迎えることができました。
「すみません、冷やし中華をください!ご飯は要りません」
と元気よく注文します。
冷やし中華(700円)
お~、これがあの冷やし中華か・・・。
具がいっぱいで麺が見えないな、チャーシューとハムと両方のっているぞ、
辛子もいい具合だ、と一人で大袈裟に感心します。
そして、ぐるっとかき混ぜて麺をすすります。
「なるほど~!。うん、これは美味い!暑い日には最高だ!」と心の中で叫んでしまいました。
しかし、この日は涼しい日でした。
満員の店内で冷やし中華を食べているのは僕しかいませんでした。
向かいのお客さんが「こんな日に冷やし中華か、変な奴だな」と
言わんばかりの冷たい視線を僕に浴びせてきます。
その視線を感じながら「う~む、これは困ったな・・・。ほっといてくれよ。」
と思いながらも、そそくさを麺を平らげ、お店を出ることになりました。
本当に冷たい食べ物のはなしはもう終わろうかと思います(笑)。
ごちそうさまでした。
長者町にある「KaLaPaNa(カラパナ)」に行ってきました。
長者町は近くて遠い。食事ができるお店も多いのですが、会社から歩道橋を対角線に越えるのが結構面倒でそれほど行くわけではないのです。
このカラパナは夜はハワイ料理を出してくれますが、ランチはあんかけスパゲティを食べさせてくれます。これがスパイシーで美味しいのです。辛いものが好きな僕にはピッタリです。種類も多いので、迷ってしまいます。
「ふわたまあんかけ、いや、やっぱりゴーヤチャンプルーあんかけをください」と優柔不断な態度をとってしまいます。
ゴーヤチャンプルーあんかけスパニー(600円)
ゴーヤチャンプルーとあんかけソースは相性がいいと思います。もっと他の店もやるべきだ!と大声を出したい気持ちですが、他のお客さんに迷惑になるので、そんなことはしません(苦笑)。
このボリュームでこの値段はかなりお値打ちです。おまけにセルフサービスでハワイアンフレーバーコーヒーを飲むことができます。
なんと夏場にはサービスでかき氷もあります。「うん、これはいい!」とうなずいてしまうのです。
そして、このお店は大学の先輩が経営しています。キレイな奥さんが迎えてくれ、「名大社の山田さんですよ。」とキッチン担当の先輩に伝えてくれます。
「いつもすみません・・・。」と言われるものの、たまにしかお邪魔できないので、返事に困ってしまいます。
「いやあ~、すみません。たまにしか来れずに・・・」と照れ笑いで答えるしかありません。
会計を済ます時も「ありがとうございました。お仕事頑張ってください。」と温かい言葉をかけてくれます。
これは昼寝できないなと思いつつ、「ごちそうさまでした。また、お願いします。」と気の利いた言葉を一言も発しないままお店を出ます(笑)。
本当にもっと行かないといけませんね。
お近くにお越しの際はぜひ!ごちそうさまでした。