これからも前向きに 名大社会長ブログ

仕事、休み、仕事、夏休み

今日は「山の日」。
今年から施行された理由はあまり調べる気にならない。
盆前に中途半端な祝日は要らないと思うが、そんなことを言うと叱られるかな(笑)。

名大社では13日~16日が夏季休暇。
それとは別に7月から9月の間で2日間取得できる。
明日を休日にすれば6連休、明日と17日を休日にすれば7連休。
7連休のメンバーは誰もいないが、6連休は結構な人数。
夏休みを有意義に使ってもらいたい。

僕の今週のスケジュールはこんな感じ。
9日(火)は義父の命日だったので一日休みをもらい、そして今日は祝日。
明日、一日出勤して、4連休。
今週は一日おきに会社に行くだけ。

仕事、休み、仕事、休み、仕事、夏休み、となる。
う~ん、集中力に欠く。
すれ違いで全く顔を合わせないメンバーも結構いるんじゃないか。
その方が喜ばれたりするかもしれないけど。
やるべきことも多く、予定も入っているが、どうも調子が良くない。
リズムに乗り切れない感じだ。
そう思うと「山の日」って、要らないんじゃないの?
自分勝手ですみません(笑)。

さて、この夏休み、どう過ごすか。
実家に顔を出すくらいで他の予定がない。
娘はバイトと友達の遊びで予定がいっぱい。
息子は塾の合宿があるという。
それは嫁さんと2人きりの時間が長いということ。
うむ、会社より緊張するじゃないか・・・。

理由をつけて会社に行こうと思ったが、それはさすがに止めておこう。
静かに目立たず従順な数日間としたい。
嫁さんサービスもたまにはしてみるかな。

こう毎日暑いと体を鍛える気にもならないが、少しは走り込む日々にもしたい。
多分、1日5km程度しか走らないとは思うが、
夏バテしない体力は休日中に作っておかねばならない。
先日、学んだ読書術も含め、じっくり本も読まないと・・・。
勉強会で若手やNEXT4に強いるばかりじゃいけない。

と華やかな予定が全くない夏休み。
渋滞や混雑でストレスを感じるのではなく、
気持ちをリフレッシュし、休み明け向け体調を整えていきたい。

家にずっといた方がストレスになるという話もありますが・・・(笑)。

食べ物のはなし 番外編 ベトコンラーメン

毎日、暑い日が続きます。
(オリンピックも熱いです。体操ニッポンおめでとう!)
名古屋の気温も連日35度を超えます。
少し外に出ただけで汗をグッショリかいてしまいます。
営業時代はそれが当たり前でした。
年を取ったせいか、もしくは普段、社内にいるせいか、
以前より暑さに弱くなっている気がします。
そんな自分が情けなくなります。

人気食べ物ブロガーも体力勝負です。
夏バテは禁物なのです。
パワーをつけなければなりません。
中川区春田にある「新京」さんに行ってきました。

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こちらはベトコンラーメンが有名なお店。愛知県に4店舗あります。
あまりチェーン店には行かない人気ブロガーですが、
こちらは自宅から近く便利です。
スタミナをつけるには行かねばなりません。

この日は休日。世間は夏休み。
昼から飲んでも誰も文句は言いません。
いや、むしろこれからの仕事を考えた場合、休日にしっかりと休養を取り、
仕事への準備を万全にしなければなりません。

「すいませ~ん、生ビール大ジョッキと唐揚げハーフを下さい。」

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唐揚げを待っている間にビールが半分になってしまいました。
こちらはハーフの唐揚げですが、結構なボリュームです。
ビールのあてには最高です。
どんどん飲みたくなりますが、これはあくまで食べ物ブログです。
飲んだくれブログではありません。
美味しい食事を美味しくレポートする必要があるのです。
気を取り直し、ベトコンラーメンを注文します。

ベトコンラーメン 750円

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まるごとのニンニクが数多く入っています。
数えることはありませんので、いくつ入ってるかは分かりません。
ニラ、もやしもたっぷり。
辛さもじわっと体を包み、汗が流れ出します。
夏にはベストなラーメンです。

ベトコンラーメンの発祥も聞いたことがありますが忘れました。
台湾ラーメンは名古屋発祥と言われています。
昨年、ベトナムに行きましたが、ベトコンラーメンに出会うことはありませんでした。

「もしかしたら名古屋発?」
と思い、改めて調べてみました。
なんとベストコンディションラーメンの略。
ベトナムとは全く関係ありませんでした。
名古屋の人はこんなネーミングが得意なようです。

においが気になるところですが、休日なので関係ありません。
丸ごとにんにくも一つ残らず食べきります。
どんどん力がみなぎっていくような気がします。

「なかなか、やるじゃないか・・・」
この暑い夏も乗り越えることができそうです。
ごちそうさまでした。

今年も行ったよ。「チャレンジフォーラム」

一昨日の土曜日はNPO法人G-netさんのイベント「チャレンジフォーラム2016」に参加。
昨年は数年ぶりに参加し、パネルトークで喋らせてもらったが、今年は純粋な一参加者。

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ここのところG-netさんとの絡みは多い。
昨年は代表の秋元さんや南田さんを中心に「UIJターン人材拠点事業」で
会社としても大変お世話になった。
うちのメンバーもG-netスタッフと関わることで大きな刺激も頂いた。
同じ方向性の事業を営む者同志でもその手法は大きく異なる。
名大社が持ち得ない力をG-netさんが持っているため学ぶ点も多かった。
お互いにとって有益な機会だったと思う。

この「チャレンジフォーラム2016」は一年間の事業報告から始まり、
地域で精力的な活動を行う企業、団体が発表を行う。

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秋元さんは相変わらず話が上手い。
多分、岐阜県で一番上手い。
僕はぶっつけ本番の適当な話ばかりしているので、
一度、真剣にそのやり方を学んでみたい(笑)。

参加者は約半分が学生で約半分が社会人や経営者。
参加学生もG-netらしく自らに問題意識を持つ前向きな連中が多い。

今回は大まかにいうと3部構成でいくつかの発表が行われた。
全ての話が僕にとっても刺激的。
全部紹介したいところだが、書ききれないので端折らせてもらう(笑)。

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LGBTが過ごしやすい社会を実現するために研修や講演活動を行うon the Ground Projectの市川代表。
ご自身のことを自虐的に面白く語られながらその必要性を説いていく。
まだまだ社会的認識は低く、取り組みも少ない。
うちの会社も何もやっていないのが正直なところ。
しかし、その重要性は十分感じる。
その第一人者としての存在感を示してもらった。

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パネルセッションは「チャレンジにやさしいまち、企業、大学」と称して4人のパネラーが
それぞれの立場で地元との関わりやどう新しい試みを行うかを熱く語られた。

地域、地元で生きていくことは自分たちも同じ。
僕らはどうしても地元企業寄りになってしまうが、向かう方向は近い。
その点でも参考にさせてもらった。
フロアセッションではテーブル内でチャレンジについて情報共有。

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なぜか名大社でもお馴染み(?)のイワタツール岩田社長は発表されていた(笑)。
さすが!

最後は元FC岐阜、まんまる笑店の恩田社長のスペシャルスピーチ。
恩田社長のことは少し前のブログで書かせてもらった。
今回の話も参加者に勇気を与えていた。

イベント終了後は懇親会もあったが、参加せず。
懇親会に出ないなんて自分でも信じ難いがたまにはそんなこともある。
知ったメンバーも多かったので、ほんと行きたかった。

G-netさんはある意味、競合に近い。
ライバル意識は大事だが、睨み合っても仕方ない。
同じ志を持つ仲間として今後も接していくべき存在。

これからも勉強させてね(笑)。
ありがとうございました。

映画「シン・ゴジラ」

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これは戦争映画。
それも社会派戦争映画だというのが観終わった後の感想。
ゴジラの存在が日本を攻撃してくる某国を表しているんじゃないかと勝手に錯覚してしまった。
少し前に読んだ「カエルの楽園」に似ているとも言っていい。

実際は全く似ても似つかない内容だが、訴えたいことは近いのではないだろうか。
現代の日本の在り方、政治家の使命と課題、米国との関係性。
それぞれが混じり合い浮き彫りになったような気がしたのは僕だけだろうか・・・。

こんなふうに書くと小難しい根暗な映画かと思われてしまうが、そうではない。
単純に楽しむことができる。
最初に登場するゴジラの顔はそのイメージを完全にぶち壊すし、
自分が知っている東京の街が次から次へと破壊されるシーンにリアルさを感じないわけではない。
それが妙な恐ろしさとなり、娯楽映画として醍醐味を味わうことになる。
ゴジラの登場しないシーンでも、ダレることなく緊張感が保たれている。

また、出演する俳優陣がユニークだ。
友情出演とか特別出演で有名な俳優がワンシーンだけ登場するのはよくあるパターンだが、
本作では随所にみられる。
それもこの作品は犬童一心や塚本晋也、原一男など映画監督が役者で出演している。
分からない人には全く分からない力の入れようだ(笑)。
僕も最後のテロップで知っただけだけど・・・。

そして、感傷的なシーンが極力カットされ、お涙頂戴と思わせるシーンがないのもいい。
重大な決断をする日本の総理大臣がいとも簡単に亡くなってしまうのだ。
(あっ、ネタバレ。これくらい、いいか・・・)

それほど「ゴジラ」に関心のない僕は、もし映画館で予告編を観ていなかったら、
本作は観なかったかもしれない。
それだけインパクトの強く、興味をそそられる予告編だった。
いい意味で乗っけられた。

今でも分からないのが「シン・ゴジラ」の「シン」。
「新・ゴジラ」なのか「真・ゴジラ」なのか「神・ゴジラ」なのか・・・。
誰か教えて欲しい。

読書術を学ぶ

昨日は同級生経営者でもある株式会社サンコー櫻山社長主催の
「バリュー・アップセミナー豪華特別編ふたたび」に参加。
何が豪華で何が特別なのかと考え込んでしまうが(笑)、
とにかく評判が高いセミナーが行われたのだ。

講師は知る人ぞ知る川原悠伍氏。

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僕は3年前に行われた伝説の「ハゲタカ上映会」で知り合い、今は古事記の会でもご一緒している。
19歳で起業し今年で25年。
これまで7つの会社を興し、軌道に乗った段階で部下に経営を任せ、
今は完全にオーナーとして悠々自適な生活を送られている。
とても羨ましい立場。
(そんな言い方すると叱られるかな・・・笑)

その経歴にも驚くが、彼の本質を突く一言は周りの経営者も凍り付かせるほど鋭い。
どこでその力を身に着けてきたかが気になるところだが、そのヒントがこのセミナーに隠されていた。

川原さんはいつも手ぶら。
鞄も持たなければペンやノートも持っていない。
スマホひとつだ。
全てが頭の中に入っているといっても大袈裟ではない。

川原さんのあり方、考え方、やり方の積み重ねがそうさせたようだ。
その一つが本の読み方。年間1000冊読んでいるという。
そう第一部は「年間1000冊読める!実践読書術ふたたび」

彼が新聞や書籍に投じた金額は25年で2億円。
それが高いか低いかよく分からないので、自分の投資額を計算してみた。
ざっと僕の場合、月額(新聞2紙、書籍4冊、雑誌1冊)13,000円×12ヶ月×25年=390万。
う~ん、ビミョー・・・。
そんな使っていないほうではないと思うが、比べ物にならない。
完全に鼻クソ状態(笑)。

川原さんは部下やお客さんに気前よく本を配っている分を差し引てもその額は驚く。
そんな彼の読書術を学ばせてもらった。
まさに目から鱗。
何を学んだかを披露したいが、ブログでは止めておく。
もったいぶるわけではないが、直接、話を聞いてもらったほうがいい。
ケチと思わないで欲しい(笑)。

このセミナー終了後、社内で若手勉強会を行った。
そこで学んだことを一部活かさせてもらった。
それをヒントとしてもらいたい。
この勉強会では若手社員が課題図書の感想をお互いに述べ合う単純なものだが、
次回以降、もう少し工夫を凝らすとした。

1.本を読む目的を決める
2.心に響くキーワードや文章を10個選ぶ
3.そのキーワードや文章を基に行動目標を決める
というもの。

参加された方は、「あ~、なるほどね・・・」と思ってもらえるかもしれない。
そうすることで本を読む質は上がると推測できる。
こんな活かし方ができるだけでもセミナーに参加した甲斐があった。

セミナーの第2部は櫻山さん。

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同族企業を学ぶ同志として、中小同族企業のこれからについての講義。
今回は顧客を増やすインサイトについて勉強させてもらった。

今日から読書をする目的が変わってきそうだ。
川原さんのようになるのは難しいが、一定時間集中して自分自身に目標を与えるのも重要。
生かすも殺すも自分次第だね。

勉強になりました。
ありがとうございました。

「切り捨てSONY」を読む

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3年目のコンドーに借りて読んだ一冊。
トップが若手社員に本を借りるなんて、セコいと思われるだろうが、
そんなことはどうでもいい(笑)。
月1回、実施している若手勉強会でコンドーがこの本を紹介し感想を述べたため、
気になって借りたのだ。

こういったノンフィクションで企業の実態を学んでいくことは重要。
若いうちからいろんなケースを学ぶことは将来的にも役に立つ。
彼の感じ方と僕の感じ方は年齢や経験の差があるので異なるだろうが、
少なからず衝撃を与えたようだ。

本書では90年代後半から始まったリストラを、多くの対象者の取材を通して克明に描いている。
その分、リアルさが伝わってくる。
リストラ対象者を中心に語られている分、被害者意識を感じなくもないが、
これが冷静に見た、客観的に捉えた実態だろう。

僕ら世代のソニーのイメージは先進的でカッコいい企業の象徴だった。
今や悪人代表みたいになっているが(苦笑)、
出井さんが登場した時はソニーの新時代が始まったとも錯覚したものだ。
確かにいい時代も瞬間的にはあったかもしれないが、
90年代後半から現在に至るまでソニーはリストラと共に歩んでいるのは間違いない。

少し前にソニーに勤めている方と飲んだことがあり、
企業の組織について語り合ったことがあった。
酷く組織について否定的で会社そのものに不信感を抱いているように感じた。
その時は分からなかったが、なぜそんなふうにネガティブに思っていたかは
本書を読めば一発で腑に落ちる。

ここで描かれる組織でヤル気を出せというのはムリな話。
人を人として見るのではなく、単にコストとしてしか感じていない。
仕事で実績を残してきた優秀な社員も年齢や部門だけでリストラ対象となり、
キャリア支援室なんて呼ばれる部屋に送り込まれ飼い殺しにあう。
尋常な精神では持ちこたえることはできない。

退職金の積み増しという配慮はあったのかもしれないが、
ストリンガー社長の年棒8億円の前ではあまり意味はなさない。
僕が不思議でならないのは、なぜ会社が酷い状態で社長の年棒が上がり、
それも4億とか8億とかとてつもない金額になってしまうのか。
全く理解不能。
バッサバッサ人を切れるのもトップが切られる側の社員の顔も性格も知らない方だろう。
その人との仕事経験や背後にある家族を少しでも知っていたら、簡単にはできないはずだ。
それが情けとなり致命的になってしまうかもしれないが、
会社とはそんな運命共同体であるとも言えるんではないだろうか。

×××××名のリストラとか×××億円の営業赤字と数字で書いてしまうのは簡単だが、
その一人一人を見ていけば、簡単に数字で言うことなんてできないはず。
そう思うとデカい組織なんてあまり魅力に感じない。
それは個人的なやっかみではなく素直にそう思うのだ。

しかし、一般的にみればソニーは優良企業で大手の一社。
20~30名の企業より魅力的に映る。
トップが全従業員の性格も趣味も知っている方がステキと思うのは僕のひがみでしかないのだろうか。
とつらつらと非難に近いことばかり書いてしまった。

これを他人事として捉えるのではなく、自分事として捉えなければならない。
自分が何をなすべきか・・・。
伊那食品工業の塚越会長ではないが、それを誤らなければ間違いは起きないはず。
反面教師として読んでおくことで学ぶべき点は多い。

食べ物のはなし 特別編 マナーを学ぶ

人気食べ物ブロガーもあちこちのお店で食べ歩くだけでは能がありません。
食事に求められる品格も身に付けなければなりません。
ゲストブロガーとして、今後、公式な場に招かれるケースも増えることも考えられます。
ラーメンや蕎麦ばかりではダメなのです。

今回、僕が所属する西川塾二期生会でいい機会を頂きました。
和食のマナーを学ぶために北区にある老舗料亭「志ら玉」さんにお邪魔しました。

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由緒正しい佇まいがいい緊張感を与えてくれます。

この日は同じ塾生仲間が21名集まり、和食の基本を学ぶこととなったのです。

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講師は西出ひろ子先生。

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NHK大河ドラマでもマナー指導や監修をされる業界では有名な方。
著書も多く出版されています。
マナーは食べることだけ学ぶのではありません。
挨拶の仕方から椅子の座り方まで基本通りに進んでいきます。
人気食べ物ブロガーがいままでいかに驕った食事をしてきたかが簡単に見抜かれます。
いきなりダメ出しをされ、なかなか食事には辿りつけません。

箸の持ち方もルールがあります。

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右手で真ん中あたりを持ち上げ、左手で支え、
真ん中にあった右手を右端からくるりと回します。
これが箸を持つ時の基本です。
これをマスターするにも時間を要します。
なかなか食事を食べさせてもらえません(笑)。

器の持ち方にも椀物のお椀の外し方、置き方にもルールがあります。
出された食事をどの順番で食べていくかも明確なルールがあります。
「なかなか、やるじゃないか。」
なんて言っている余裕はこれっぽっちもありません。

僕はたまたまもう一人の先生が目の前だったこともあり、
「山田さん、違いますね。はい、やり直し。」
と何度も注意されます。

ゆっくりと食事を楽しむ暇なんてありません。
それでも料亭ならではの食事が提供されます。
こんな感じです。

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写真もいつものクオリティとは違います。
いつもより美しく写っているように感じます。
腕が上がったのでしょうか。カメラマンが違ったのでしょうか(笑)。

懐石料理に食べられないものは出ないそうです。
どんな付け合わせでも魅せるためのものでも食べられるのです。
好き嫌いのない僕はそんな時は力を発揮します。

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また、日本酒もスイスイ入ってきます。
銘柄は忘れましたが、美濃のお酒です。
車で来ている仲間が多いので、どんどん僕の周りにお酒が回ってきます。
とても嬉しいことです。
気づいた時には一人だけ酔っ払っていたような気がします。
きっと気のせいだとは思いますが・・・。

いやあ~、貴重な機会でした。
美味しい食事と美味しいお酒。
そして身のこなし方も完璧(?)になりました。

ごちそうさまでした。
食事を頂いた後は、どっと疲れが出たのは言うまでもありません・・・(笑)。

まあ、こんなもんか・・・。 ランニング日記1607

暑い日が続く。
思った以上に涼しい日があったりするするけど。
しかし、走ればグッショリ汗をかくのがこのシーズン。
スタミナも消耗する。
どうしてもモチベーションは上がらない。
僕に限らずそんなランナーは多いと思う。
と、言い訳じみた書き出し。

3人のライバルが気にしているので、ルーチンワーク同様、
今月も7月の記録を報告せねばならない。
誰もその距離を気にしていないし、目標達成なんて期待していないだろう。

はい、その通りです。
目標には届いていません。

7月の距離は65km。
えっ、意外と頑張った。
そんな声が聞こえてきそうだ(笑)。

それでも達成率65%だから、威張ることもできないけど・・・。
この時期は早朝しか走ることはできない。
もしくはジムでしか走ることはできない。
朝なら5時台が理想。
7時台は既に太陽が昇り、少し走っただけ汗だくになる。

会社のこと、家族のことを考えると炎天下で走るわけにはいかない。
体調管理が第一だから・・・。
そう思うとこの距離はまあまあじゃないかと考えてしまう。

先月は50kmだったし、昨年7月も50kmだったし。
そんなに悪くはないよね?。
あくまでも前向きなのだ(笑)。

それとは別に体は結構動かした。
何度か飲み会の前にジムに行き、筋トレをおこなった。
また、嫁さんと京都の伏見稲荷に行き四ツ辻まで登った。

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伏見稲荷は外国人観光客で凄い人だったが、鳥居を抜けて登っていくと次第に観光客は減り、
四ツ辻あたりではほとんど居ない。
時間がないのか、そこまでしんどい思いをしたくないのか、
記念写真として押さえられる場所とは大違い。
「エヘン!」と少しだけ威張りたくなった。

そして、月末は奈良の山辺をかなり歩いた。昨日のブログで書いた通り。

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この夏場、それなりに走っているし、筋トレも定期的にやっているが、
一向に体重が減らない。
むしろ若干だが増えているように感じる。
汗をかく量と体重の減少は比例しない。

体を動かした分、食欲が倍増し、
飲み食いが増えているのが大きな原因だとは分かっているのだけれど・・・。

そして、この8月。
どこまで距離を伸ばせるだろうか。
すっかり長距離ランナーからは離れてしまったが、それなりに距離は積み重ねていきたい。

奈良で「古事記」を学ぶ

定期的に開催している「古事記を学ぶ集い」。
4回目のあたる先週土曜日にフィールドワークということで奈良まで出掛けた。
今回の幹事は超初心者の僕。
実際の段取りはもう一人の幹事である櫻山さんに任せ、
僕は旅券と食事会場の手配という旅行代理店的な役割のみ。
全く知識がないのだから仕方がないと予め言い訳しておく。

目的地は大神神社と石上神宮。
大神神社は「おおみわじんじゃ」と呼び、石上神宮は「いそのかみじんぐう」と呼ぶ。
その読み方も今回のツアーで初めて知った。
総勢12名。近鉄名古屋駅で待ち合わせ、電車を乗り継ぎ近鉄三輪駅で下車。

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なんとものどかな静かな駅。
中国人観光客は一人もいない(笑)。

まずは腹ごしらえ。
有名な「そうめん処 森正」でひやし長そうめんを頂く。

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日本最古の神社の一つ大神神社で参拝。
第十代崇神天皇の時代には国造り神、国家の守護神として祀られたという。

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そこからてくてくと歩き、桧原神社へ。

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凛とした佇まい。

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一日を通して、個人的には一番緊張感があった。
元伊勢と言われるらしい。
こちらの神社からは二上山が美しく眺められる。

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そして、またてくてくと歩き、巻向駅へ向かう。
途中にあるのは卑弥呼のお墓ともいわれる箸墓古墳。

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ここまでも相当歩いた。
次に向かったのは天理。初めて訪れる天理市。

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天理といっても天理高校くらいしか思い浮かばない浅はかな頭だが、
街は天理教一色といっても過言ではない。

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街全体の一体感があるせいか、個人商店がほとんどのアーケード街も盛り上がっていた。

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目的地は石上神宮。
こちらは日本最古の神宮のひとつ。

ここで疑問が沸いた。
神宮と神社の違いって、何だっけ?
気になる方はググって欲しい(笑)。

こちらはご祈祷をお願いしていたので、全員で拝殿に上がる。
参拝後は、本人は職員と言っていたが、宮司(?)からのありがたい話。

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彼のキャラクタ―もあるが、とても面白かった。
歴史に詳しくなくても楽しむことができる。
七支刀の歴史も理解できた。
石上神宮には国宝が3つもあるんだね。

天理駅から石上神宮は徒歩30分。
往復1時間。
古事記を学ぶ会だが、ウォーキング大会と間違えてしまいそうだ(笑)。

昼食時間がなかったため、ちょっと早めの懇親会を大和八木駅近くの居酒屋で開催。
ここが半端なく美味しかった。

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海のない奈良県とは思えないくらい充実していた。

これだけ美味いビールは久しぶり。
(そうでもないか・・・)

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いい気分に酔っ払い、アーバンライナーで名古屋に戻る。
古事記を学ぶと書きながら、その点にはあまり触れていない。
ボロが出るのでブログでは止めておく(笑)。

僕自身、こんな機会がないと奈良の神宮、神社にお邪魔することはないだろう。
それだけでも貴重な体験だった。

最後に全員での記念写真。

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お疲れさまでした。
ちょっと疲れたけど、楽しい一日旅行でした。

映画「セトウツミ」

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どんな映画がさっぱりわからないまま観に行った。
知っていることといえば、監督が大森南朋のお兄ちゃんというくらい。
このタイトルもどこにイントネーションを合わせればいいか分からなかったし、
何の意味を示すかも知らなかった。
「セトウ ツミ」「セトウツ ミ」なんて悩んでみたり・・・。

映画館で流れるアナウンスでその発音を聞き、
窓口で「セトウツミ、お願いします。」を平坦な言葉で購入した。
タイトルの意味は映画のポスターを観てようやく理解できたが、至って単純。
深く考えるまでもなかった。

まったく動機のない中で映画を観るのも面白いものだ。
この作品、75分ととても短い。
登場人物もこの主役の二人とあと数人程度。

同じタイミングで上映されている「インデペンデンス・デイ/リサージェンス」は
製作費だけで何百億円もかかっているだろう。
そんな映画と同じ料金で観るのはいかがなものかと思われるが、
もしかしたらこっちの方が贅沢かも・・・(笑)。
なんて、この小粒な映画を認めてしまいたくなるような作品だった。

僕は大学時代に映画研究会で8mm映画を作っていた。
他の大学の仲間はもっと真剣に映画を作っていた。
いわゆる自主映画ってヤツだ。
この作品を観ながら、その当時のことを思い出した。
そんな雰囲気を醸し出している映画だった。

だからこそ、より興味深く観れたのかもしれない。
適度に楽しく、適度に笑い、シアワセな気分になれたのかもしれない。
この映画を観たところで、深く考えさせられたり、人としての生き方を学べるわけではない。
脱力感いっぱいの高校生を観たところで何の学びにもならない。

しかし、今年観た映画の中ではベスト5(今のところ)に入る作品じゃないかな・・・。
また、この主役二人が魅力的だ。
池松壮亮くんは将来日本の映画界を背負っていくような気がするし(大袈裟か・・・笑)、
菅田将暉くんの味のある表現力はタダ者ではない。
池内くんの前作「海よりもまだ深く」も良かったし、
菅田くんの軽薄な「そこのみにて光輝く」も良かった。
彼ら二人がダラダラと高校生を演じるのもきっと深い意味があるのだろう。
それは違うか・・・。

続編が出来たら、また観てしまうかも。
きっとブツブツ言いながら、観てしまうんだろうなあ~。