これからも前向きに 名大社会長ブログ

悔し楽しい!名古屋シティマラソン

毎年参加している名古屋シティマラソン。ナゴヤドームに移って今年で3年目。マラソン人気も手伝って、どんどん盛り上がっていく。
地下鉄は朝の東山線の通勤ラッシュ並み。時間帯によっては乗り降りするのも難しい。
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会場に到着した時は既にフルマラソンを走る美ジョガーらがアップを繰り返していた。
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ナゴヤドーム内もドラゴンズのオープン戦よりは賑やかな観客席(笑)。
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昨日、僕は東京のライバル パフの釘崎社長と大学時代の仲間と一緒にハーフマラソンに出場。名古屋の市街地を走るため、会社の宣伝も兼ね、当然のように名大社Tシャツを身に纏う。
無理矢理、釘崎社長にも着てもらうが、どうやらあまり宣伝したくないよう様子。写真もこの通り。
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社名を隠していた。きっとレース中も背中を手で押さえて走っていたのだろう(笑)。
な~んて・・・。宣伝活動のご協力、ありがとうございました!きっと今日から電話がバンバン鳴るかと・・・。
スタート付近にはタレントらがランナーを盛り上げる。
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河村たかし名古屋市長も会場を笑いに(?)包んでいた。僕の並んだスタート地点には偶然にも名古屋のライバルが・・・。負けるわけにはいかない!
そして、目の前には誇り高き仲間である金シャチマンも登場。
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地元の大会は多くの知り合いがあちこちにいてそこで挨拶をし、健闘を称え合い握手をする。気持ちも昂ってくる。実に楽しく気持ちいい。昨日は絶好のマラソン日和だったし・・・。
最初に2キロほどは選手が重なり合ってしまうので、思うように走ることはできないが、それ以降はフラットなコースと周りの声援に後押しされ、気持ちよく走ることができる。
今回の壮大な目標は1時間50分切り。昨年のタイムが1時間51分51秒。この一年の練習の成果で記録更新といきたいところ。しかし、どこまで練習をしてるんだと言われると返す言葉がない。
実際に順調に走れたものの、最後に追い上げる体力もなく、手元の時計では1時間51分53秒。昨年とほぼ同タイム。この一年間、全く成長しなかったわけですね・・・(涙)。う~ん、なんてこった。悔しい・・・。
それでも実に楽しい大会であった。僕らがハーフを終了する頃、まだまだフルに挑戦するランナーは倍の距離を走る。やはりフルって大変。
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マラソン終了後は会場近くの名古屋クラウンホテルへ。日頃からお世話になっているホテルで、今回も温泉に入り、部屋を借りて打ち上げをすることに。
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ビールで乾杯。実に美味い!。すっかりいい気分になってしまった。名古屋の大会のフルコースと言っていいだろう。
走っている最中も知り合いの方に声を掛けて頂いたり(あっさり抜き去られましたが・・・)、応援団の方に名前を呼んで声援いただいたりと、地元の大会でこうした時間を過ごせることを幸せに思う。
来年もぜひ、参加したい!来年こそは目標達成したい!毎年、同じことを言って説得力はないけど・・・。
参加されたみなさん、応援頂いたみなさん、昨日はお疲れさまでした!

会社をどう盛り上げていくか

昨日、今日は企業展&転職フェア。3月とは思えない寒さの中で、多くの方に来場いただいた。雪が降らなくてよかった。今日も素晴らしい出会いのある一日になってもらいたい。
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そんな寒い3月を過ごす毎日なのだが、年度末の今月は何かと慌ただしい。普段、ヨダレ垂らして昼寝している僕もそんなわけにはいかない(実際、ヨダレは垂らしてませんよ・・・笑)。やるべき仕事が山のようにあるのだ。
来期の戦略や組織の体制作りも今が詰めの段階。今後の成長戦略を描いていくためにも今月固めておけなければならないことがいくつかある。
ひとつはオフィスの改装。もうひとつは組織再編。
「何だ、大したことないじゃん!」と言われるかもしれないが、我々のようなこじんまりとした会社ではこれが結構、肝なのだ。
そのために僕は悩みに悩み(そうでもない?)、考えに考え、七転八倒しながら今後の戦略を練っていく。「仕事してるフリだろ!」という声も聞こえてきますが・・・(笑)。
セミナールームを現在の16名収容から24名収容へ拡張。応接室(個室)については倍の数に。といっても2つだけど。コミュニケーションスペースを大きくしていく。
オフィス自体が拡張するわけではないので、その分、どこかにしわ寄せがくる。社員数だって増える。うちの規模にしては大人数が・・・。
(この件は近いうちに発表します。)
だだでさえ狭いオフィススペースを削るわけにはいかない。となるとどこを削るのか。今、会社の中で一番ムダになっているスペースはどこかをよく考えてみる。
あっ、そうだ。社長の机だ。仕事してないくせにあんなデカい机は必要ない。処分してしまえ~。と大勢の声が占め、そんなわけで僕の机がなくなり、何とかオフィススペースは維持された。
というのは冗談だが(笑)、工夫を重ねて収まるようにレイアウトを組むことができた。あとは改装を待つのみ。まだ、こちらは楽な仕事。
もうひとつの組織をいじるのはかなり気の遣う仕事だ。誰かと誰かをくっつけることによって、上司も部下も成長する。組織も活性化する。そうでないと意味がない。
どんな組み合わせがいいのか、どんな配置がいいのか、どんな領域まで仕事を任せるべきか。昇格はどうするか。相手が人だけにそこは慎重に考えなければならない。
社内で予想の範囲を越えない人事では一定の活性化しか望めない。更に成長させるためには大胆さも必要となる。そんなことをグルグルと考えながら進めているのが昨今の仕事。
会社をどう盛り上げていくか。どう成長させていくか。それも楽しみながらどう実行できるか。その仕組みを作り軌道に乗らせるのが僕の仕事。面白おかしくも真面目に取り組んでいく。来週あたりが詰め。
最終的にはみんなが笑顔で過ごせるようガリガリとやっていきたい。

真のリーダーの姿とは・・・

録画していたNHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」を観た。実に久しぶりのこと。すっかり「ガイアの夜明け」も「カンブリア宮殿」もご無沙汰の中で・・・。
出演はアイリスオーヤマ社長 大山健太郎氏。恥ずかしながら初めて素顔を拝見。次々に新商品を発売する企業体に興味は持っていたが、社長が行動する姿は今回が初めて。番組を観終わった時にはこれが真のリーダーの姿だと素直に感じてしまった。
僕自身がこんなリーダー像だったら、どんなに会社は素晴らしく、社員は幸せだろう。それがないから行ったり来たりしている悲しい状況なんだけど・・・。
国内の家電メーカーが苦戦する中、アイリスオオヤマは次から次へと新商品を販売し、ヒット作を作っていく。売上の約半分は新商品が構成という。それをリスクと感じることもなく、当たり前のように突き進む姿勢こそ経営者、そして会社の強さだといえる。毎週月曜日に繰り広げられるプレゼン会議がその象徴。
僕が観ていて感じたのは、社長を目の前にしても、何ら臆することなく堂々とプレゼンする社員の姿勢の清々しさ。何とも気持ちの良さそうなプレゼン会議なのかと感心してしまう。
ボロカスに言われる場面も多い。しかし、社員はそれが楽しそうなのだ。
そんな緊張を強いられる場面で、社員のイキイキとした姿を作りだす大山社長に真のリーダーシップを感じた。常にヤル気のある組織つくりを行う。
そんなムードを社内に醸成させる。普段厳しい言葉ばかり発せられる大山社長が社員を褒め、ハッパをかけた時のその社員の何とも嬉しそうな表情。何気ないシーンだが思わず涙が出そうななってしまった。
意図的な面もあると思う。50年の社長経験の中で培ってきたテクニックも多いと思う。
それでも尚、突き進む力強さは、「会社の目的は永遠に存続すること」という信念に基づいている。素晴らしい。
上辺の生き方ではない。その信念に共感する者として、僕ももっと力を発揮せねば・・・。
「リーダーは火種(ひだね)になれ」と言う言葉も反映させながら・・・。

次世代共創マーケティング

次世代共創マーケティング 次世代共創マーケティング
(2014/01/22)
池田 紀行、山崎 晴生 他

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僕が本格的にマーケティングを学んだのは今から8~9年前。今の言葉に合わせれば、マーケティング2.0と呼ばれる分野であった。3C、4P、STP等かなり積み重ねたため、当たり前に考えられるようになった。
今でもそれを使いながら考えるケースは多いが、刻々と時代は変化しているようだ。
マーケティングも3.0の時代。神様コトラー氏も新たなマーケティング活動の基盤として共創、コミュニティ化、キャラクター構築の3つを挙げられている。
何となくぼんやりとイメージはできるのだが、具体的な施策となると相当難しいように思われる。AIDMAの法則なんてもう古く、AISASも過去の話になりつつあるのか・・・。
現在はSIPS。
共感する(Sympathize)→確認する(Identify)→参加する(Participate)→共有・拡散する(Share&Spread)といった行動モデル。この英単語を覚えるのがやっとの状況では、僕のマーケティングの知識もこれで限界かも(笑)。
加えて、アドボカシーとかLTVとかMROCとか全く馴染みのない用語も登場してきたり・・・。ちなみにLTVは顧客生涯価値という意味でミュージックTVの親戚ではないですぞ(笑)。
ネットが当たり前の時代になり、情報共有や情報発信が誰でもできる時代になった今、そのユーザーの力を借りない手はない。どんどんユーザー(もうユーザーという表現自体がダメ?)を巻き込み、共に創っていく作業が必要のようだ。
本書でも味の素やキリン、良品計画などの事例を紹介し、我々に対してヒントも提供している。
ふと、自社のビジネスに当てはめてみる。僕が単純に能力不足という理由もあるが、う~ん、難しい。我々のビジネスはBtoCではなくBtoBtoC。仮にCにフォーカスするにしても、そう共創の仕組みを作っていくかは簡単ではない。
特に転職希望者の場合、固定客であるとか長期的な関係作りは現実性がない。そう考えると我々にとっての共創マーケティングは何が重要なんだろうと問いがグルグルと回る。
ただ知らないよりは知っていること、経験しないよりは経験すること、そして、自分の身を置いてみること。これも大切だろう。
一度、読んだだけでは頭に入りきらないが、他メンバーとも共有しながら学んでいくべきだ。

今期ラスト!企業展&転職フェア

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名大社は3月で締め。2013年度も残すところ、あと1ヶ月弱。
今期最後の一番大きな企画は、今週末に開催される企業展&転職フェア。このイベントを開催するにあたって、社員全員が「いいイベントにしよう!」と高いモチベーションで取組んできた。最終的な判断はイベントを終えないと何ともいえないのだが、その取り組みについては全員の頑張りがカタチにできたイベント。
企業展と転職フェアを併せて合計121社(もしかしたら最後の最後に増えるかも・・・笑)に参加頂く大きなイベントとして開催することができる。
15卒学生も14卒学生も既卒者、転職希望者もありのテンコ盛り状態イベントだが(笑)、多くの方により多くのキッカケの場を提供できると確信している。参画企業も意欲満々なので、できるだけ多くの来場者を迎えないと困ってしまうけど・・・。
景気回復の影響で多くの業界、企業で人材不足が深刻な問題となっている。深刻というと少々大げさかもしれないが、企業によっては人がいないばかりに事業計画が狂ってしまうケースもある。
どんな企業でも人が一番重要で、企業を支えるのは人。社員である。会社と社員が同じ志を持てば、これほど強いことはない。自ずとその会社は成長していくだろう。
非正規雇用の割合など構造的な問題があるのは事実だが、一方で人材不足に悩む企業も多く存在する。
我々の取組みがほんの少しでも問題解決の方向に進み、役に立つのであればこんな嬉しいことはない。自分たちが間に入ることによって企業の魅力を伝え、人の可能性を知ることでお互いがハッピーになればベスト。格好つけたコメントになってしまったが(笑)、そんな架け橋としての役割を今回も担っていきたい。
何だかイベントの宣伝か、会社の想いかわからないような内容になってしまったが、今週末は今期最後のイベントを行うのだ!
企業展転職フェアの詳細はHPリンクで・・・
<日時>2014年3月7日(金)・8日(土)
     11:00~17:00
<会場>吹上ホール 第一ファッション展示場
    地下鉄桜通線「吹上駅」より徒歩5分

当日は合同説明会だけでなく、講演含め様々なコンテンツがありますぞ!
どうぞよろしくお願いします!

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

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映画の予告編でも扱われていた上記のシーン。このシーンに関しては、甚だ疑問。映画を宣伝する要素ではありかもしれないが、実際はひどく無駄なシーンのように観てしまったのは僕だけだろうか・・・(苦笑)。
それでも上映時間が3時間という最近ではほとんど観ることのない長時間の作品を、全く飽きさせないのはマーチン・スコセッシ監督の力のなせる技か・・・。
70歳を過ぎてもこんなハイテンションな作品を製作できるとはあっぱれとしか言いようがない。描く人物が若いのは当然だが、監督本人も若くなければこんな作品は創ることはできないだろう。
しかし、映画を観終わって素直に思うのは、監督はこの映画を通して何を訴えたいのだろうということ。
行き過ぎたアメリカの資本主義を否定しているのか、世の中はカネが全てだと言いたいのか、一番監督が表現したかったのは何だろうと思ってしまう。
それなりの解説を読めば、その回答も載っているのかもしれないが、あまりにもジャブジャブと進行するストーリーを観ながらそんな想いを持ってしまった。
僕自身もお金持ちになりたい気持ちがあるのは事実だが、ただこの世界は異様に思えてならない。貧乏暇なし人生のひがみかもしれないが、こうなりたいとも思わない。
だが、これをアメリカンドリームとして捉える方がいても不思議ではないし、犯罪を犯さなければ金儲けの手段としては間違っていない。それを正当化する人間にはなりたくないけど・・・。
いくら実話に基づいて作られたとしても、あまり感情移入をしてはいけませんね(笑)。
本作品はR指定。ドラッグやセックスのシーンが多いのが理由だと思うが、そうでなくても子供には見せたくはないなと思う。
これが会社、これが仕事だと思われても困るし・・・(笑)。映画自体は面白く観れたんだけどね。

やはり未達成、2月の目標

あっという間の2月。今年もすでに2ヶ月が終わってしまったわけだ。歳をとってきたせいか、月日の経つのが本当に早いと感じる今日この頃(笑)。
3人のライバルが気にすると思われるので、先月の結果を報告しなければならない。ランニングの結果を・・・。
2月はやはり想定通り目標未達成。100kmの目標に対して走行距離は74km。74%の出来である(パーセンテージで表すまでもない・・・笑)。
言い訳がましく言わせてもらえば、このハードな2月にそこそこ頑張ったと思う。前年同月比は132%(74km/56km)の伸び。名古屋でも大雪が降るなど悪天候、極寒が多かった中、それなりに頑張った。あくまでも前向きなのだ!
と自分を肯定的に捉えるものの、それは自分だけの世界。やはり「愚か者め!」と言われそうだ。
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そして、目前に迫ってきた「名古屋シティマラソン」。
いよいよ来週末9日。昨年も気持ちのいい走りができた楽しみな大会。
東京のライバルは飲んだくれの毎日を過ごしているので、大した脅威にはならないが(スイマセン・・・笑)、名古屋のライバルはそうはいかない。この2月もいくつもの大会に参加し、鍛え抜いているのだ。僕はといえば、1月上旬のみのかも日本昭和村ハーフマラソン以来。
この間に走った距離も今週の16kmが最高。平坦なコースなので足を攣ることはないかと思うが、スタミナがきっちり持つかは不安なところ。
それでも自己ベストを目指し、張り切って臨んでいきたい。名大社Tシャツを身にまとい宣伝活動をしながら・・・。
そしてこの3月は目標達成可能な数少ない(?)月。オオカミ少年にならないよう今月は走っていきたいと思う。

新たな価値を生み出すために何をすべきか

先週の話である。21日(金)に元アップル日本法人代表取締役の前刀禎明氏の話を頂く機会を頂いた。
前刀氏は1958年生まれなので、僕よりも8歳上。とても見えない。服装も立振る舞いも話し方も若々しい。そして男前。こんな55歳は卑怯だと思わせてしまうような方。
経歴も華やか。ソニー、ウォルトディズニー、ライブドア創業、そしてアップルと名だたる企業を渡り歩き、カリスマトップと共に仕事を経験。アップルではiPadminiの販売で大きく貢献された。
そんな経験をもとに講演をされたのだが、スクリーンに見せるスライドも超クール(僕には似合わない表現だ・・・笑)。そのテンポの速さやBGMの音量についていけない参加者もいたのではと想像してしまうほど。
実際、僕も小難しい英単語が次から次へと出てくる展開にはやっとの思いでついていっただけだけど・・・。
テーマは「新たな価値を生むセルフ・イノベーション」。
自分らしくあるためや新たな価値を生むために常に心掛けなければならないことがある。それは、感じること(感性)、創造すること(創造力)、行動すること(行動力)の3つ。これを日々意識しながら生活することで、未来を創っていくのだ。簡単そうで簡単ではないが、決して難しい事でもない。
特にこれからはアナログ思考が大切という。毎日、外に出て五感で感じながら、自分を磨いていけばいい。それに気づくか気づかないかで自分の未来の価値も変わってくるのだろう。
僕自身も理解しているつもりでも、かなりの割合で守りに入っていたり、固定概念から抜けきらない点がある。その時は大真面目に考えていても、少し視点を変えてみると全然つまらなかったり・・・。A型っぽいB型だからダメなのかな。全然関係ないか(笑)。
そして、正解を求めないことも大切なようだ。僕らは日々の仕事や生活の中で、何が一番正しいのかと常に正解を求めている。現実をみれば、価値観は多様だし、正解なんて人によって違うのは当たり前。
頭で理解してても、自分の考えが一番だと思ってしまったり・・・。そのことを否定できるようにならないと新たな価値を生み出すこともできないのだろう。
ライフネット生命の出口会長の話にもあったけど、本を読んで賢くなる、人と会って賢くなる、現場を体験して賢くなる。これに通じる面が多分にあるのだろう。やはり感性の鈍い僕はもっと人に出会わなければならない。
だから、より多く飲みにも行かなければならない。
何となく自分を正当化させているような気もするが(笑)、きっとこれが自分を改革していくために必要なことなのだろう。う~ん・・・。

第8回 障がい者のため就職・転職面談会

今週末の3月1日(土)に「障がい者のため就職・転職面談会」を開催する。
今回で8回目。年2回の開催をコンスタントに続けているので、これで丸4年となる。最初の2年は継続すべきかどうか悩む状況であったが、何事も継続することが大切。
ありがたいことに回が進む毎に販売もスムーズに進み、今回も予定よりも早い段階で販売を終了することができた。ただこれは僕が嬉しいだけで、参加いただくクライアントや来場者の方には関係ないこと。
いかにお互いが納得のいく話をしてもらい、次のステップに進んでもらう。最終的にはよりよいマッチングが目的なので、それが叶うよう当日に向けて準備をするしかない。
こちらが23日(日)に掲載された朝日新聞の掲載紙面。
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この写真ではどんな情報が掲載されているかわからないと思うので、詳細はWebサイトで確認してもらいたいが、今回も東海地区を代表する企業をはじめ20社の企業に出展頂く。
本来はもう少し中堅・中小企業に参加頂きたい気持ちもあるが(笑)、結果的には大手企業中心の参加。とてもありがたいことだし、参加してもらう方には魅力が多いと思うけど、そのあたりが現状の課題でもある。
名大社の他のイベントと比較して規模も小さいこのイベントではあるが、僕らの事業として、またこの地域で事業を行う者として継続すべきイベントだと同時に思っている。大した貢献を果たしていないとも重々承知もしている。ほんの小さな存在であることも理解しているし・・・。
それでもやり続けることによって、誰かのためになり、ほんの少しだけ役に立っているのではと自分たちで納得している面もあったりする。特にイベント当日にはそんな想いを切実に感じる。
詳しくはこちら
<日時>2014年3月1日(土)
     12:00~17:00
<会場>名古屋国際会議場 2号館展示室
    地下鉄名港線「日比野駅」もしくは名城線「西高蔵駅」より
    徒歩5分駐車場もあります。
※要約筆記、手話スタッフも待機。就職相談コーナーもあります。

まだまだ寒い日が続くので、格好にはさほど気にすることなく、暖かい服装で来て頂きたい。

映画「小さいおうち」

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この映画を観て、「永遠の0」を思い出した人って意外と多いんじゃないかな。ストーリーも映画が醸し出す雰囲気も全く違う。しかし、過去と現代がオーバーラップする構成やその時代背景が持つ重さは近しいものがあると感じてしまった。
だからといって「永遠の0」に感動した人に観てもらいたいわけではない。むしろ、その逆だなと個人的には・・・。あくまでも個人的な感想です(笑)。
登場人物は最近の山田洋次ファミリーがほとんど。「あれっ、これって東京家族じゃん」と思ってしまうような配役。ワザと狙ったのかな・・・。吉岡秀隆は「三丁目の夕日」に落ち着きを持たせた感じだったり・・・(笑)。
そんな中で輝いていたのが松たか子と黒木華。松たか子の優しさと怖さを併せ持つ存在感は今更語るまでもないが、ベルリン国際映画祭の主演女優賞を受賞した黒木華はつい最近まで全く知らない女優さんだった。
1ヶ月ほど前にDVDで観た「舟を編む」のミーハー女子社員役で初めて知っただけ。あの映画でも仕事に臨む姿勢が徐々に変化していく様を上手く表現していたが、本作と同じ女優さんとは到底思えない。いかにも昭和チックな古めかしい田舎娘を演じており人物像が180度違う。
特別美人でもないが(すみません・・・)、愛らしい表情は印象的だった。表情一つで全て変わる女性はやはり恐ろしい(笑)。
映画の宣伝用のコピーにはこのようなことが書かれている。
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僕はこのコピーが適切だとは思わない。山田洋次監督は納得しているのだろうか。それを知る由もないが、もう少し映画を的確に伝える表現があったように思えてならない。
個性がないのが個性と言われていた山田作品。この年齢になられ、個性的になってきたと思うけど・・・。
これからも同姓としても期待していきたい(笑)。