これからも前向きに 名大社会長ブログ

なかなかやるじゃないか。ランニング日記1604

気持ちよく走れる時期は少ない。
この4月はその中でも最も気持ちがいい季節。
桜を眺めながら走ることもできる。
例年であれば近くの戸田川緑地公園の桜を横目に颯爽と走る抜けるのだが(笑)、
今年はタイミングが悪く一度もそのチャンスがなかった。
それは残念で仕方がない。

かといって4月が走れなかったわけではない。
ジムも含め、小まめにせっせと走っていた。
ブログにも書いた根尾淡墨桜マラソンの33kmRUNもあった。
結構、ハードな大会だった。
先日送られてきた完走証。記録は自分で書く。

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写真も自分で貼る(笑)。

この大会の練習のために前週は16kmの距離も走り込んだ。
フルマラソンランナーから見ればしょぼいとは思うけど・・・。

4月3週目は1週間で31km。
翌週は38kmを走った。
こんなペースなら100km目標なんて楽勝だと思われるだろう。

えへん!
そう。楽勝なのだ。

4月の走行距離はなんと101km。
なかなかやるじゃないか!
目標よりも1kmも余分に走ったわけだ。

なんとなく軽蔑の眼差しがこちらのほうに・・・(汗)。

楽勝でもなんでもない。
ギリギリクリアしただけ。
やっぱり月間100km走るって簡単じゃない。
この程度の走りしかできないから足が攣っちゃうんだろうけど(苦笑)。

前回の100km達成が昨年の5月なので、ほぼ一年振り。
目標達成は一年に1回きり。
出来の悪いランナーとしてはこの程度なんだ。
少なくとも東京のライバルには勝っていると思うけど。
こちらは楽勝かな。
名古屋のライバルは微妙だな・・・。

今シーズンの大会は終了。
昨年走ったぎふ清流マラソンはあまりにも暑いのでエントリーしなかった。
これで秋まで出場する大会はない。
結局、今シーズンでハーフマラソン以上を走ったのは4月の1回だけ。
あとは安城マラソンの10kmの部門に出たのみ。
マラソンを始めてから最も少ないシーズンとなった。

これでは速くなることも体力が増すこともない。
だが、このままフェードアウトするわけにもいかない。
来シーズンは今年よりは確実に出場せねばならない。

そのためにもこの5月もコツコツと走り続けたい。
目標はクリアできないと思うけど・・・(笑)

プラチナフォーラムでの学び その2

「日経トップリーダー プラチナフォーラム2016」の第二弾。

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3つ目は全盲の弁護士 大胡田誠氏の講演。
読みづらい苗字だが、おおごだと呼ぶ。
僕は今回初めて知ったのだが、
大胡田氏のドキュメンタリーや彼をモデルにしたドラマも制作されている。

テーマは「あきらめない心の作り方」。
大胡田氏が失明し、コンプレックスから脱出し、弁護士を目指し猛勉強。
その苦労の結果、司法試験に合格し、現在は同じく全盲の奥さんと2人のお子さんを育てている。
その半生について話を伺った。

何度も涙が出そうになった。
彼の苦労を思えば僕の半生や苦労なんて、屁みたいなもの。
何不自由なく育ってきたわけだし、育ててもらった。
改めて親に感謝しなきゃいけないし、
自分の子供にもこういった方が社会で活躍する現実を知ってもらいたい。

いくら弁護士資格を取っても、仕事にハンディはついて回る。
しかし、そのハンディをハンディと思わせない仕事ぶりは敬服するばかり。
依頼者との信頼関係が目の見えない弁護士にとっては一番大切であり、
その関係性を築くために相手を徹底的に信頼する。
当たり前に思えるようなことを僕自身も軽んじてしまう。
そんなことは自分が気づかないだけで度々あるはず。
人として大切なことを教えてもらった。

そして、最も印象に残った言葉。
「『もう無理だ』と思った時が夢に一番近づいたとき。」
それはそれだけ努力を重ねている証。
努力の量に比例しているという。
キミはもう無理だと思えるほど、頑張っているか?
そう問われているような気がした。
反省・・・。

できない理由もできる理由も必ず見つかるんですね。
これまでの経営者の講演とは一線を画したが、感動的だった。

そして、最後は日立製作所元社長 川村隆氏。
あの「ラストマン」の著者で、少し前に日経の「私の履歴書」も書かれていた。
ブログを書いてて気づいたが名古屋市長と同じ名前なんですね(笑)。
これまでの経歴を拝見するかぎり、厳格で固い方とイメージしていたが、
実際は温厚で結構ユーモアも持ち合わせている方であった。

日立のV字回復の話はデカすぎて想像がつかない。
戦後ワーストの7873億の赤字と言われてもピンとこない。
2億の赤字と言われた方が、ズッシと体が重くなる(笑)。
しかし、それは僕のような小さな人間の思うことで、
国内外合わせ30万人を超える従業員を抱えていたら、そのプレッシャーは半端ない。
トップリーダーのあるべき姿を語ってもらったが、ここは割愛(笑)。

他のトップリーダーと比べ特別なことがあるわけではない。
しかし、エネルギッシュでありながら、冷静沈着さが求められる。
大きい組織であれ、小さい組織であれ、求められるリーダーは大差ない。
しかし、大きい組織の方が抵抗勢力の数が多く苦労しそうだと講演を聞きながら感じてしまった。
こちらも勉強になった。

今日もとりとめなくまとめただけのブログ・・・。
たまには一日中トップの講演を拝聴するのもいいこと。
少しでも吸収できるところは吸収し、真似もしていけばいい。

いい機会をありがとうございました。

プラチナフォーラムでの学び その1

先週27日は東京で開催された「日経トップリーダー プラチナフォーラム2016」に参加。

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「日経トップリーダー」購読者のプラチナ会員は無料で招待なのだ。
当日初めて知ったことだが、昼食のホテルビュッフェも無料。
なかなかいいサービス。

メインとなるプログラムも、いい学びになったので備忘録的に2回に分けて記しておきたい。
ブログで紹介するのは4つの講演。
今日はタビオ会長越智直正氏と元LINE社長で現在はC Channel社長の
森川亮氏の講演をまとめるとしよう。

「靴下屋」を経営するタビオの創業者 越智氏はちょくちょく日経トップリーダーに登場。
先月7の送られてきたCDも越智氏の講演であった。
正直言って、とても聞き取りにくい。
何度もCDを聞いたが、なかなか理解できなかった。
今回の講演はCDとほぼ同じ内容。
聞き取りにくさは相変わらずだが(スミマセン)、
直接話を伺うため、格段に理解することができた。

するとどうだろう。
改めてCDを聞くとスムーズに理解できた。
す~っと体に入ってくる。
やはり何度も聞かないと自分のものにならないことが多いですね。
言いたいことはそんなことではない。
ここで語られた講演内容。

テーマは「戦わない経営 中国古典の教え」
越智氏は中学卒業後、丁稚のような状態で靴下問屋に就職し、
荒波に揉まれながら自分で事業を興す。
波乱万丈な人生を送り、現在に至ったわけだが、
経営において参考になったのが中国の古典だという。
「孫子の兵法」は丁稚時代に古本屋で購入し、最初は全く理解できなかったが、
全て暗記するまで読み込み、その通りに実践していたという。
ここまで語り継がれた歴史書は間違いない。

ここ50年くらいで書かれた経営書なんて役に立たない。
そんなことを仰られていた。
最近のビジネス書ばかり読んでいる僕はハッとさせられた(笑)。
長い歴史には”真理”が書かれており、社長は”真理”をつくことが仕事という。

社長が社員を頼りにすることが重要で、仕事はどんどん任せておけばいい。
自分で知恵を出すのも限界があるのなら、人の知恵を使えばいい。
社長は深刻になったらダメ。
特に中小企業の経営者はやりたい放題でいい。
経営者が一番大切なのは夢。
そんなことを熱く語られていた。

僕が実践していることもまんざら間違っていないと都合のいい解釈をする
と共にもっと夢を語らなければいけないと反省。
夢というよりは理想しか語れていない自分はまだまだ程度が低い。
もっと理想を大きくし夢に導かねばならない。
と素直に反省。

そして、森川氏の講演。
テーマは「成功した瞬間から、成功体験を捨てる組織の作り方」

森川氏の様々な業界での経験を通し、感じられてきたことを語られていた。
ここで強調されていたのが変化への姿勢。
最近、未来を予測する書籍の出版が少ないのは、あまりにも変化が早すぎて、
著者が出版した頃には時代が変わっている可能性が高いためだという。
森川氏の目から見れば日本は変化をしない国。アジア諸国は変化を楽しんでいる。
そう考えられているようだ。

特許がイノベーションを起こすネックになり、
歴史やブランドが変わりにくい環境を作っていくとも言われていた。
LINEを作ってこられた方の視点は僕のような平凡な物事の視点を持たない者とは大きく違う。
学年は同じはずなの能力の差はここまで開いてしまうものなのか・・・(笑)。

やっぱり一本のブログにあれもこれも入れようとするのは限界があるのかも・・・。
参考になるような内容は書けなかった気がする(苦笑)。
まあ、全部披露するも勿体ないしね。

明日は別の講演を紹介したい。
個人的にはその講演が一番良かった。

明日、ちゃんと書けるかな・・・。

静かなゴールデンウィーク

今日からゴールデンウィーク。
名大社では今日から5月1日、5月3日~5日の3連休が2回という何とも中途半端な休暇。
自分が決めておいていうのもおかしな話だが、
1日出て3日休み、1日出て2日休むという集中力を欠く感じ(笑)。

有給を使って10連休にするメンバーがいるかと思いきや誰もいない。
そんなに遠出したくないのか、有給が取りにくいのか分からないが誰も休まない。
みんな、会社が好きなんですね。
そう解釈しておきたい(笑)

さて、僕のGW休暇の予定と言えば・・・。
ほとんど予定がない。
実家に顔を出すのと会社のメンバーとゴルフに行くくらい。
一度、家族で豪華な食事しようと考えているが子供たちの方が忙しく、思うように決まらない。
美味いメシでは子供たちは釣れなくなってきた。親離れし始めた。
そう解釈しておきたい。

あまりにも予定がないので、先日、マラソンを走った友人と登山に行く約束をした。
そのことを嫁さんに告げると
「ふ~ん、あっ、そう。余計なもの買わないでね。」と一言。
ギクッ。すべて読まれている。
僕には関心がないものの、きっと登山用具を買うだろうと見抜いていた。
一度だけ使った登山用のシューズとストックは持っているので、
それらしいウェアでも買おうと思っていたが、あっさり釘を刺されてしまった。
長く生活するとお見通しなんですね。
僕は全然見通せないけど・・・。

あとは何するか。
経営者らしくじっくりとインプットに努めたい。
体を鈍らすわけにもいけないので、適度な運動、ランニングもしたい。
あとは・・・。

これはあまり気が進まないのだが、庭の草むしりをしなきゃいけなそうだ。

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こんなふうにすっかりボーボー状態。
昨年も草むしりをやらされた。
確かラベンダーを雑草と間違え引っこ抜き、嫁さんにえらく叱られた記憶がある。
とても岐阜の田舎者とは思えないお坊ちゃまのような行為(笑)。
今年はあらかじめ強制的にチェックさせられそうだ。

そんなことくらいしかないゴールデンウィーク。
華やかなことはひとつもない。
今年に限らずここ数年はずっとそんな気がする。
会社にも行こうかと考えたが、あまりにも悲しいのでそれは止めにしておく。

対外的には自分を高めるために時間を費やすと言っておこう。
僕のようなオジサンが世の中には多いのではなかろうか。

仕事で忙しい方も、遊びで忙しい方も、静かな方もいるだろう。
みなさん、有意義な時間を過ごして下さいね。

映画「レヴェナント: 蘇えりし者」

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何度も映画館で予告編を見せつけられた。
何となくストーリーは読めた気がするが、何度となく観るうちに、
またディカプリオがオスカー受賞を報告を聞きた段階で、
これは観なければと思ってしまった。

実に単純なストーリー。
少し前に観た「マネー・ショート 華麗なる大逆転」の難解さとは比較にならない。
言い方は悪いが、ただの復讐劇である。
息子を殺された父親の壮絶な生き様を表しているだけ。

しかし、2時間半を越える上映時間は全く気にならない。
のしかかる映像の迫力が映画館全体を緊張感で覆っていた。
両隣りの席が空いていたから良かったが、
時々「うわっ」とか「お~っ」というようなため息にも似た声が自然と出てしまった。
今年観た映画の中では(まだ10本目ですが)、一番面白かった。
あくまでも現時点で・・・。

ディカプリオ扮するグラスの熊との格闘シーンはCGだと思うが、
それ以外はほぼ自然のあるがままを撮影しているのだろう。
あの極寒の風景を観ているだけで、こちらまで寒気が及んでくる。
魚を鷲掴みにして食べるシーン、
馬の死体を寝袋(?)代わりにするシーン、
熊に引きずられるシーン、
傷だらけの身体を火で消毒するシーン、
目を覆いたくなるが見逃せないシーンが鮮明に記憶に残る。

僕の友人はあの環境だと3分しか生きられないと言っていた。
僕は映画を観ながら、半日しか生き残れないなと感じていた。
少しだけ僕の方が長生き(笑)。

凄まじい生命力だった。
子を想う親はここまで強くなれるのか。
とため息に似た声は完全にため息に変わった。

僕は特にディカプリオが好きなわけではない。
いくつか作品は観ているが、大きく印象が残っていたわけではない。
しかし、本作は違う。
これだけ迫力ある演技は初めて観た。
それだけでも感動もの。

今回はいつもに比べ真面目に書いた映評ブログ。
(そうでもない?)
次回は真面目に書く日本映画に出会ってみたい。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その40

気がつけば円頓寺シリーズも40回を迎えました。
あと10本書くと50回になります。
(簡単すぎる計算です・・・。)
これはもうギネス級ではないでしょうか?
ここまで円頓寺を追っかけた食べ物ブログは存在するでしょうか?
50回に到達したら、誰か表彰してくれないでしょうか。
新聞やテレビの取材が押し寄せてこないでしょうか。
妄想が頭の中を駆け巡ります。

冷静にならなければなりません。
ハートはバチバチを燃え上がっても、頭の中はクールでなけれななりません。
そんな時は天ぷらが似合います。
四間道にある「松月」さんに行ってきました。

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まだ2年に満たない新しいお店で、席はカウンターのみ。

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揚げたての天ぷらを「はふ、はふ、うおぉん、うおぉん」と言いながら食べるのです。
人間火力発電所になるにはピッタリといえるのです。
(おっ、久々に登場しました・・・笑)。

こちらは予約制、コースのみの提供になります。
まあ、ゴールデンウィーク前なので、豪華な食べ物ブログでお送りするのです。
天丼を食べる感覚ではお邪魔できませんね・・・。

6800円コース 
なかなかやるじゃないか・・・。
天ぷらの王様と言えば海老ですね。

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天ぷらの海老はどれだけでも食べれそうな気がします。
笑顔の優しい職人さんが一品一品丁寧に揚げてくれます。

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これは天ぷらといえるのでしょうか?

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一応、海苔は揚げられていますが、
上に乗っているウニと湯葉は天ぷらではありません。
主役はどちらなのでしょうか。絶妙のバランスです。

ほたてです。変なものを想像しないでください(笑)。

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飲み物はビールからワインに変わっていきます。

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椀物を含め、他にもいくつか出てきます。
珍しいアボカドの天ぷらです。

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チーズが振りかけてあります。
どう説明していいかわからない味です。
美味しいです。

〆の食事は天茶漬けか、かき揚げか、丼が選ぶことができます。
ここは男らしくかき揚げ丼です。

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「はふ、はふ、うおぉん、うおぉん、オレはまるで人間火力発電所だな・・・」
そんなセリフが似合います。
ガッツリ食べたいですね。

こちらはデートでも接待でもおススメです。
天ぷら屋さんって、ありそうであまりないのが名古屋じゃないでしょうか。
そんなこともないかな・・・。

円頓寺の夜を楽しませてくれそうなお店はまだまだありそうです。
ごちそうさまでした。

ゆるりゆるりと33kmマラソン

一昨日の土曜日は根尾淡墨桜マラソン。
非公式の大会なのでほとんど知られていない。
僕も大学時代の友人から誘われ、
タイミングが良かったので参加したのだが、実態は何も知らず。

受付場所となるのは岐阜・長良川沿い。
高橋尚子記念碑の前。

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受付もこんな質素な感じで、すっかり商業化したマラソン大会とは随分異なる。

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距離は33kmと長い。
ハーフ以上を走ったのが、昨年のぎふ清流ハーフマラソンなので、ほぼ一年振り。
この距離を走り切る自信はなかったので、申し込んだ後、
やや後悔したがそんなことを言っても仕方ない。

この大会はタイムは競わず、本人が想い想いで走る。
スタートの号令もない。
各自適当に走り始める何とものどかな大会なのだ。

しかし、道のりは長く険しい。
ゴール地点は桜で有名な淡墨桜公園。
ちょっと考えれば分かることだが、いくつもの山を越えなければならない。
何も考えずに申し込んだことを少し悔やんだ。
(グジュグジュ言うな・・・笑)。

僕は友人とゆっくりとスタート。
最初の10kmは談笑しながら走る。
公式な大会であれば道路はふさがれた状態で通りのど真ん中を走るのだが、
これはあくまでも非公式。

こんなふうに地下道も走るし、民家の前も普通に走る。

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途中にあるエイドものんびりとした雰囲気。

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こんな感じなら33kmも走れるんじゃないかと途中でコンビニに立ち寄り、
ガリガリ君を食べてみたり・・・。

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写真もあちこちで撮ってみたり・・・。

しかし、実際は甘くなかった。
少しずつ上がる気温。

登り坂が徐々に体に負担を与えていく。

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おまけにキロ表示が一切ないため、自分がどのあたりを走っているかさっぱり分からない。
距離が分からないので、自分のスピードも分からない。
エイドは3ヵ所しかないため、友人に借りたリュックにスポーツドリンクを入れ、
水分補給しないと体が持たない。

景色は素晴らしい。

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だが段々と見えるランナーも少なくなっていく。

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コースが合っているかも不安。

25km過ぎたあたりから、ふくらはぎもピリピリし始めた。
沿道での声援やあと○キロという表示があれば、モチベーションも維持できるが、
ゴールが見えないのは精神的に与えるダメージも大きい。
単なる言い訳だが、心も折れて、27km越えたあたりからは歩いたり、走ったり・・・・。

淡墨桜の標識も見えてきたが、気持ちは乗っていかない。
まだまだ弱い人間です・・・。

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ラスト1キロになってようやく看板も出てきたが、
こんな橋はゆっくり歩くのがいいだろう。

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最後、凄い上り坂を登りゴール。

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すっかり新緑の淡墨桜が待っていてくれた。
手元の時計では4時間ちょっと。
これは正確とはいえない。信号待ちなんかは止めていたりしたので・・・。
それでも無事にゴールでき、ホッと一安心。
歩いているランナーが多かったので、何だか救われた。
これは弱さだね(笑)。

この大会はゴールからバスで移動し、近くの温泉に運んでくれる。
そして、昼食も付いてくる。

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疲労困憊だが、体はアルコールを求めていたようだ。
美味いビールを味わえたということはまだまだ力を出し切っていない証拠。
ハーフは走れてもフルを走る体力は今はないのだけれど。

結構、ハードな大会でした。
お疲れさまでした。

「天才」を読む

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これはフィクションなのか、ノンフィクションなのか。
書かれている内容は当然、ノンフィクション。
一人称の文章がどれほど説得力があるかはともかく、
著者・石原慎太郎氏が多くの書籍を参考に書き上げた力作であるのは言うまでもない。
まるで本人が本当に語っているかのごとく進行するその生涯は真実の積み重ねだろう。

しかし、僕はどうしてもフィクションの要素が入り混じっているように思えてしょうがない。
当時の事なんてかすかなニュースでの記憶でしかないし、
政治に対しての関心度が低いのでフィクションと証明するものはひとつもない。
僕が何かの説得材料を持つことはあり得ないが、
感覚的にそう思えてしまった。

ただこれが高度成長期の政治の世界。
何十億のお金をためらいもなく使うのも不思議ではなかったのだ。
それが特別なことではない。そんな時代。
日本の政治史を知る上には貴重な一冊なのかな。
う~む、政治に関心が持てない・・・(苦笑)。

僕の周りでは本書を絶賛する方が結構いた。
その分、期待し過ぎてしまったのかもしれない。
もっとドラマチックな展開を思い描いていた。
それがフィクションとノンフィクションとの違いだろうか。
田中角栄氏のイメージを超えることはなかった。

何の先入観を持たずに読んでいたら、もっと面白く感じたのかもしれない。
だが、あれだけ話題になり増刷されると期待が膨らんでしまう。
それは僕の勝手で誰も悪いことではないな(笑)。

どこが面白かったかといえば、著者による長い後書き。
石原氏の心模様が分かった気がして一番楽しめた。
やはり歳を取ってしまったような気もするし・・・。

個人的にはロッキード事件あたりの事をもっと突っ込んで欲しかった。
でも、その点をクローズアップした書籍は多数あるはず。

今、Amazonで「田中角栄」で検索したら522件も出てきたし・・・(笑)。
それだけ絵にも話題にもなる人物なのだろう。
う~ん、さすがですね・・・。

何ともとりとめのないブログになってしまった。
ネタ不足と言われても仕方ない。

政治家の本はほとんど読まないがたまには手にしてみるものいい。

またまた宣伝。「明日へのグッジョブ!」

2年目を迎えた@FM「明日へのグッジョブ」。
毎朝(7:52~)、多くの方が聞いてくれていると思う。
いや、聞いてくれているはず。

車で聞けるだけではありません。
電車通勤の人もスマホからアプリをダウンロードすればOK。
そんなこと分かってるって?
ぜひ、よろしく願いします。

毎週金曜日は僕が出演していい加減なことを喋ったり、
名大社のスタッフが出演して真面目なことを喋ったりしている。
おっと、今朝は僕の出番ですね・・・(笑)。

月曜から金曜まで、手を変え品を変え情報を提供しているわけだが、
木曜日はクライアントに登場してもらうことも多い。
この4月、5月は転職フェア、エンジニアフェアに参加いただく特徴ある企業の
担当者に出演してもらい、会社について語ってもらう。

そのほとんどの方はラジオ局のスタジオは初めて。
当然、出演するのも初めての経験となる。
どの方も結構、緊張した面持ちでスタジオに来られるが、
いざ、本番になるとその緊張感は吹き飛んでしまうようだ。
会社を代表して出演されることもあるが、そもそも採用業務は語りが重要。
喋ることを得意にされている方が多い。

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それが理由か、本番も噛んだり詰まったりすることもなく、
ほぼ全員が一発OKで収録を終えられる。
パーソナリティの佐井祐里奈さんの掛け合いの上手さも手伝い、
笑顔のまま終了となるのだ。

「緊張しました~。」とみなさん言われるが、収録中は微塵も感じさせない。
声もよく通っている。
やはり採用担当者はこの手の仕事はちょちょいのちょいなのか。
木曜日もなかなかいいのだぞ。

僕は立ち合いで顔を出すが、
基本的に挨拶しかすることがなく、あとは見てるだけ。
「ブログで宣伝するから~」と言って、佐井さんと一緒に写真を撮ってもらう。

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職権乱用ではないぞ。
誤解がないように言っておくが、これも大事な仕事(笑)。

リスナーさんが少しでも出演された企業や番組の内容に興味を持ってもらえると嬉しい。
「明日へのグッジョブ!」
引き続きどうぞよろしく!

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その39

いつものように円頓寺界隈をブラブラ歩いています。
「今日は何を食べようかなあ~。30万人の読者がブログを期待しているしなあ~。」
なんて考えながら歩いています。

と言いたいところですが、本当は違います。
「どこにしよ、どこにしよ、あそこにも行った、ここにも行った。困った、困った。」
とブツブツ言いながら歩いてるのです。
円頓寺には何店の飲食店が存在するのでしょうか。
誰か教えて欲しいです。

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そうこうするうちに円頓寺本町も通り抜けそうな感じです。
「おっと、いかん、円頓寺を過ぎてしまうではないか。」
と自分にブレーキをかけます。

ふっと立ち止まり、横を見ると一軒のパスタ屋さんが目に飛び込んできました。

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「おっ、洒落てるじゃないか。たまにはパスタもいいな。
ラーメンばかり食べていると思われるのも嫌だし・・・。」
勇気をもって店を覗き込みます。
カウンター8席の小さなお店です。
女性客しか見えませんでしたが、
勇気をもって「アンド」さんに入りました。

お店に入ると奥の席にオジサンが食べていたので安心しましたが、
どうやら満席のようです。

「少々お待ちください。あっ、こちらへどうぞ。」
一人の女性がスペースを開けてくれました。
アイドルのような服装をした女性でした。
「すいません」と言いながら席に座り、チラッと見るとなんとも可憐な横顔でした。
「本当にアイドルじゃないのか・・・」と思いながら、
メニューが書いてある黒板を見るフリをして顔を覗き込みます。
上手くいきません。
「う~ん、気になるなあ~。」
僕の気持ちはパスタどころではありません。

しかし、僕の関心度を気づかれてもいけません。
冷静な態度で「え~っと、濃厚ミートソースを下さい。」と注文します。
こちらはパスタ専門店で4種類のメニューしかありません。
迷うことなく、こちらの態度を気づかれることなく注文することができました。
パスタが運ばれるまで首をグルグル回しながら、隣を見ます。
アイドルは黙々と食べているので、横顔しか見えません。
首もかなり疲れてきました。

濃厚パスタ 1000円
スープとサラダがセットになっています。

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隣のアイドルが気になり、動揺は隠せません。
普段はカメラマン並みの写真をアップしていますが、
今回はイマイチ美味さが伝わらない写真になってしまいました。
モチモチとした麺と濃厚ソースが絡み合います。
喫茶店のミートソーススパとは明らかに違います。

「お~、なかなか、やるじゃないか。」
と言いかけた瞬間、アイドルは店を出て行ってしまいました。
「あ~、全然ダメじゃないか・・・」
悔やまれて仕方ありません。
本当にアイドルかどうかは分かりません。

僕は一体に何をしにお店に行っているのでしょうか。
どうやら人気食べ物ブロガーも女性に弱いようです。
ごちそうさまでした。
来週から出直して頑張ります。