これからも前向きに 名大社会長ブログ

2019年07月の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その97

名大社は広小路通り沿いの名古屋広小路ビルヂングにオフィスを構えます。
いわゆるオフィス街ですが、周辺には沢山の飲食店が存在しています。
そんな場所にありながら、長らく通りを挟んだビルの1階はずっと空きテナントでした。

恵まれた立地であると思っていましたが、移転した時からずっと空き状態。
もしかしたら縁起の悪い場所かもしれません。
しかし、勇気のある方は常に存在します。

そんな場所に7月中旬、新しいお店がOPENしました。

「串かつ でんがな 名古屋伏見店」さんです。

どうやら多店舗展開のお店のようです。
このあたりも「串カツ田中」さんが店舗を増やしていますが、追随する存在なのでしょうか。
最近、ランチタイムの営業も始められたので、早速、出掛けてきました。

11時半という早い時間。
4人テーブルに通されます。
この業態はもちろんパイプ椅子。
そして、テーブルの面積も小さい。
高級店にお邪魔すれば明らかに2人席です。

メニューを眺めます。
注意すべきはランチメニューではなくドリンクメニュー。

「お~、なかなか、やるじゃないか」
庶民派呑み助にはサイコーなドリンクメニューです。
「まずはなにわシルバーだな・・・」
とほくそ笑みます。

しかし、この日は平日のの昼間。
陽気な気分で済ませるわけにはいきません。
「すいません、B定食をお願いします。」
マジメな人気食べ物ブロガーの顔に戻りオーダーします。

B定食 850円

串カツ7本と唐揚げです。
記憶の限り説明すると、左上からナス、たまねぎ、唐揚げ2個、
左下から牛串カツ、赤ウインナー、よく分からない練り物、うずら卵、串カツです。

ランチタイムも二度付け禁止です。
テーブルに置いてあるソース皿にぐるりと串を回し頂きます。
ご飯は大盛も無料です。
この串の集団で十分堪能できます。

ただ、ここはやはり夜にお邪魔すべきでしょう。
この席の空間でいえば、1時間1本勝負。
サクッと食べて飲んで、サクッと帰る。
会社の若い連中を連れてきても5人で1万円程度でしょうか。

大盤振る舞いができそうなお店です。
ごちそうさまでした。

今更ながら「名古屋の正解」

たまには大型書店をぐるりと回らなきゃいけない。
最近、めっきりAmazonで書籍を購入するケースが増えたが、それでは目的買いばかり。
たまたま目に留まったとか、
インスピレーションでとっさに手に取ったとか、
そんな直観的な行動も大切。
買ったはいいが、そのまま寝かせてある書籍も少なくはないが、そんな感性も大事にしたい。

今回はこれ。

「BRUTUS」。かなり久しぶり。
名古屋駅のジュンク堂書店に入るとこれが平積み、いや山積みされていた。
発売は1か月以上前。
通常ならもう書店には置いていない雑誌だが、溢れんばかりに並べられていた。
前から気になっていたこともあり、つい手に取り買ってしまった。

本来は名古屋を知りたい、
名古屋に行きたい方が対象な雑誌なはず。
しかし、名古屋を愛してやまない名古屋人の多くがメインの購入者だろう。
まあ、それでもいいんじゃないか。

この雑誌には名古屋の文化、観光、グルメが特集されている。
かなり詳細に魅力を伝えている。
僕の知らないことも多い。

これでも名古屋の名物と言われた会社の代表である。
30万人の読者を持つ人気食べ物ブロガーでもある。
行った場所も多いし、食べ物ブログで取り上げたお店も掲載されている。

それでも知らないことは多い。
まだまだ名古屋を語るには未熟であり力不足ということか・・・。

これは名古屋エリアマップ。

名古屋市内をくまなく紹介し、ここに「名古屋の正解」が網羅されているというような表現。
残念ながら僕の住まい周辺はかすりもしていない。

果たしてこれが「名古屋の正解」といえるのか。
うちの会社だって取り上げたっていいじゃないか。
地域貢献度だって十分あるじゃないか。
名古屋の魅力を発信しているじゃないか。
そんなふうに考えるのだが、それは僕の驕りなのだろうか・・・。

楽しく読んでいたのだが、ブログを書いているうちに、つい熱くなり卑屈になってしまった(笑)。
スミマセン。

ただこうしてメジャーな雑誌に大々的に名古屋が取り上げられるのは嬉しいこと。
これをキッカケに観光客も増えるだろう。
いい循環になればいい。
そのためには名古屋じゃなく全国的にこの特集が売れて欲しいけど・・・。

いざと言う時のために僕のブログも検索に引っ掛かりやすくしておくかな(笑)。

映画「凪待ち」

白石監督は現在最も注目している監督。
ここ数年は精力的な活動で年2~3本の作品を撮っている。
この時代にこれだけの作品を創れるのは売れっ子の証拠。

それに釣られて最近の作品はほぼ観ているといっていい。
いや、大袈裟すぎた。
春に公開された「麻雀放浪記2020」はあまり評判が良くなかったので観ていないし、
昨年の「止められるか、俺たちを」はタイミングを逃した。
「止められるか~」は近々、Amazonプライムあたりで観ることにしたい。

作風も特徴的。
明らかに病んだ作品が多い。
「孤狼の血」「日本で一番悪い奴ら」も病んでいた。
権力を敵に回す作品も多いが、監督にとってはあまり関係ないようだ(笑)。

そして本作。一言でいえば、
ろくでなしがろくでもない生活を繰り広げ、世間に迷惑を掛けた映画

こんな一言では観るに値しない作品と思われるかもしれない。
公開ギリギリで観たし、今日時点では既に公開終了が多いので、仮に観たくても観れない(笑)。
まあ、いいんじゃないの・・・。

ただ僕はなぜか感動した。
映画に吸い寄せられ集中力を切らすことなく見終えてしまった。
寒々しい石巻の風景とそこに絡んでくる登場人物が上手くシンクロし、
ただならぬ雰囲気を醸し出していた。
ずっと息苦しさがつきまとっていた。
しかし、そこが本作の最大の魅力ではないか。

世の中にこんなろくでないしが本当にいるのかと思うが、間違いなく存在しているだろう。
それは僕の周りにいないだけで、あちらこちらにいるのだろう。
最近起こる悲劇な事件の周辺にそんな臭いもするんじゃないだろうか。
とにかくろくでなしなのだ。

まるで他人事だが、僕もどこかで間違えればとことん堕ちていくかもしれない。
主役となるシンゴちゃんもこれまでのイメージを大きく打ち破る作品になったのではないか。
大河ドラマ「いだてん」では珍しくまともな役のリリーフランキーもやっぱこんな感じなんだ・・・。

僕が知る限り白石作品は救いようのない終わり方の映画ばかり。
絶望的な気持ちになることが多い。
そんな点では本作は期待を裏切る。

未来があるのだ。
本当に「再生」できるかどうかは分からない。
ただ信じてみようと思えるのが、この作品の救いなのかもしれない。

ガンバレ!星城高校

全国で盛り上がっているのが高校野球地方大会。
甲子園出場校も出始め、その奮闘ぶりも話題になっている。
「そんなに高校野球に興味あった?」と思う方も多いだろう。
まあ、気にはなっているが、その程度のことで熱烈なファンではない。

ところがこの夏は違う。
例年に比べ熱くなっている。
それはなぜか。

タイトルにもある星城高校。
自分の母校でもなければ、子供が通っているわけでもない。
特別な関わりはない。

しかし、この夏は星城高校をモーレツに応援する。
春の甲子園の優勝校 東邦高校を破り全国的にも注目を浴びた。
その後の4回戦でも強豪校の享栄高校を破った。
愛知私学4強の2校を破ったのである。

星城高校の注目度は更にアップし、そこから応援する人も増えただろう。
僕はそんなミーハーではない。
もっと明確な理由で応援している。

エースは石黒くん。
会ったことも見たこともない。
ニュースで知っただけ。
確かに彼の力に頼るところは多いはず。

だが、活躍している投手は彼だけではない。
二番手の水谷くんもなかなか凄い。
一昨日の5回戦は先発。
チームは10×0の5回コールドで勝利したが、彼は1本のヒットも許さなかった。
ノーヒットノーランリレー。
しっかりとチームの勝利に貢献。

僕は水谷くんを応援している。
いや、僕だけではない。
家族中で彼を応援している。

水谷くんは息子が少年野球時代の同級生。
息子は捕手。
小学校4年からずっとバッテリーを組んでいた。

チームはさほど強くはなかったが、当時からいい投手であるのは間違いなかった。
昔のブログを探っていたら、こんなのも出てきた。
「ちょっとうれしいGW前半」
完全試合もやっている。
当時の写真もアップしておこう。

息子は中学までで野球は辞めてしまったが、いいバッテリーだった。

もしもである。
星城高校が甲子園に進み、水谷くんのピッチングがスカウトの目に留まり、
もしプロ野球に入ったら・・・。

息子に冗談交じりに言ってみる。
「ミズケンがインタビューされたら、こんなこと言うんじゃないの?」

”僕の野球人生はリンとバッテリーを組んだところからスタートしました。”

あり得ないコメントだが、息子はまんざらじゃない顔をしていた。
そんな選手が活躍していることが嬉しいし誇らしい。

いよいよ今日は準々決勝。
ガンバレ!星城高校。
勝利を信じているぞ。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その96

伏見に戻ってきました。
ようやく夏らしくなってきました。
それにしても今年は雨が多かったですね。
近くのお店であれば急に雨が降ってもそれほど困りません。
サクッと行ってサクッと帰ってくることもできるのです。

少し前、伏見にあんかけスパゲティで有名な「チャオ」さんがオープンしました。
そこらあたりにありそうでないのが「チャオ」。
これは行かねばなりません。
伏見インターシティB1の「スパゲティハウスチャオ錦通伏見交差点店」さんに行ってきました。

正式名称は長いんですね(笑)。

二人掛けのテーブルに案内されます。
「ご注文はあとでお伺いしますね?」
というお姉さんに対して、
「大丈夫です。バイキング、レギュラーでお願いします。」
とメニューを確認することなく一瞬で注文します。

人気食べ物ブロガーはなぜかここのバイキングが好きなのです。
たまにミラカンとか季節メニューを注文することはありますが、8割方がバイキング。
これがいいのです。

改めてメニューを眺めます。

そうか、ナスか、ゴーヤか、それも良かったかなと後悔の念が出かけますが、
それは押さえつけなければなりません。

「おまちどうさまでした!」

バイキング レギュラー 860円

赤ウインナー、目玉焼き、魚フライがいいのです。
魚フライを居酒屋や定食屋さんで注文することはまずありません。
しかし、こちらの魚フライはどうも食べたくなる。
僕にとっては一番美味しい魚フライといえるでしょう。

納得しながら食べていると隣のテーブルに3人組が座りました。
体格のいい男性が座っています。

「どうするかな?特盛があるぞ。これを頼もうかな・・・」
そんな会話をしています。
「いやいや止めといた方がいいですよ。あんかけスパって結構くどいからお腹にグッときますよ」
と心の中で呟きます。

「すいません、ミラカン特盛、サイズはジャンボ、トッピングでミートボール」
「うお~っ、どんなけ頼むねん」
いつもは使うことのない関西弁が思わず出てしまいました。

僕が食べ終わる頃、そのスパゲティが運ばれました。
さりげなく隣を見ます。

とんでもないあんかけスパゲティです。
頼んだオジサンはほぼ同世代。
どう見てもドヤ顔です。
敗北感を感じた瞬間でした。

ごちそうさまでした。
次回はチャレンジすべきでしょうか。

イベントはまだまだ続く

昨日までの3日間はずっとイベント。
金曜、土曜は名古屋で転職フェア。

日曜は岐阜で転職フェア&ジモト就職フェア。

かなり力を入れた企画だったが、誰もスタッフブログで紹介することはなかった。
旅行や趣味や自分の仕事のブログもいいけど、ちょっとは宣伝しようよ(笑)。
僕がわけの分からないブログばかり書いているので、変に感化されてしまったのかな。
今日のウサミがようやくイベントに触れているけど・・・。

それでもブログで宣伝していない割には多くの方に来場頂いた。
宣伝していたらもっと増えていただろう(笑)。

上の写真にもあるように名古屋での転職フェアはdoda転職フェアと丸被り。
多くの方から「わざと一緒にしたのか?」と聞かれたがそんなことは一切ない。
偶然が重なっただけのこと。
いい意味でライバル関係を築き、お互いのイベントがプラスになればいい。

それは僕よりも運営スタッフが意識し、声掛けも積極的に行っていた。
そのあたりはクライアントの評価も高く、心強さも感じることとなった。
たまにはそんな緊張感を持たせることもいいのだろう。

そして、日曜日の岐阜イベント。
15名ほどのメンバーが朝の準備から頑張ってくれた。

僕は何の役割もないので、いつもの通りのルーティン。
蒸し暑い中、8kmランニングし、
(ほんとは10km走らなきゃいけないんだけど・・・)
サンデーモーニングを見て、選挙へ。
関心が高かった割には投票率は伸びなかったようですね。

そして、岐阜の会場へ顔を出しに行く。
会場は岐阜市文化センター。
柳ヶ瀬から徒歩5分程度の場所のため、イベント前に商店街をブラブラ。
シャッター街として寂しい状態であったが、最近は随分と元気を取り戻しているようだ。

昨日も「SUNDAY BULDING MARKET」が行われ、多くの人が賑わっていた。
僕が高校時代に通っていた映画館ロイヤル劇場はあえてこんな路線に向かっている。

地元岐阜が盛り上がってくれることを期待したい。

岐阜会場でも来場者はあちこちのブースを回り、いいきっかけ作りをしていた。
参加頂いた企業も積極的にPRをしていた。
お互いにとっていいご縁ができればなによりだ。

こうして3日連続のイベントは終了したが、
今週23.24日は20卒学生向けの「ジモト就職フェア」が開催される。
振休や夏休みもあり全メンバーが揃うことのない今週だが、イベントはまだまだ続いていく。

昨日まではお疲れ様でした。
そして、今週も頑張っていきましょう。

映画「さらば愛しきアウトロー」

これがロバート・レッドフォードの引退作品だという。
僕より30歳年上で間もなく83歳。
これまで現役でバリバリ演じていたこと自体、素晴らしいこと。

ポール・ニューマンとのコンビの「明日に向かって撃て」とか「スティング」が有名だが、
僕が個人的に好きなのは「ナチュラル」。
いつ観たのかも覚えていないが、グランドを回る姿が印象的だった。
確か沢木耕太郎が長嶋一茂のことを書いた「彼らの流儀」もこの作品だったはず。

単なる二枚目でなく好感度も高い俳優だと思う。
監督作品の「リバーランズ・スルー・イット」も「クイズショウ」も好きな映画。
ここ最近の出演作を観ていないが、引退作品となれば観なければならない。
特別なファンじゃないけどね(笑)。

原題は「The Old Man & the Gun」。
そのまんまでいいと思うが、邦題はロバートレッドフォードへの愛情の証かな。
やはり好感度は高い。

僕の映画コラムニストとしての特徴は作品のことはさっぱり分からないが、
それでも観たくなるという不思議なもの。
多分・・・(笑)。

今回もそんな感じで伝えたいがそれは難しい。
「老いぼれ銀行強盗のシアワセな話」
と一行にまとめてしまえばそれまで。
それで十分だと思うが、そんなわけにはいかない。

ではどう伝えればいいのか。
忠実に描く1980年代初頭のアメリカと人間の葛藤、年齢は関係ない純粋な愛、
そして、ロバート・レッドフォードの生き様だろう。
僕はそんなふうに感じた。
はっきりいえば、愚か者ではなくろくでなしの話。
愚か者は少し違うからね(笑)。

そのろくでなしが幸せ過ぎるから映画はハッピーエンドで終わる。
しかし、それは偏った見方。
場合によっては救いようにない酷い終わり方ともいえる。
だが、ほとんどの人はこれでよかったと思うんじゃないかな。

ヒロインというか老いぼれ銀行強盗の相手役がシシー・スペイセク。
映画を観ながら「誰だっけ?」とずっと思いだそうとしていたが、最後まで出てこなかった。
改めて調べてみると、そう、彼女。
80年代から90年代にかけて結構観たように思う。
決して美人ではないが独特の雰囲気があり、本作の2人の関係性もとてもよかった。
こんな生き方をして、死ねるのがいいんだろうね。

映画の中に出てくる「楽をして生きるのではなく、楽しく生きる」。
そんなふうに人生を終えれればいい。
老いぼれになった時にでも自分にこだわって生きられたらどれだけ幸せだろうか。

そんなことを思わせてくれる作品だった。

第3回名古屋ファミリービジネス研究会がスタートしました

一昨日は3年目を迎えた名古屋ファミリービジネス研究会のDay1。

嬉しいことに定員となる20名の方に申し込みを頂きスタートすることができた。
まずは申し込み頂いた方に感謝。
また、リピーターの方が多いのはこの会の特徴。
1~3回すべて参加の奇特な方から(笑)、2~3回の連続参加、1回3回の飛び参加と有難いケースが多い。
それだけ満足度が高かったのと今回への期待がうかがえる。

今回は内容も見直し、時間も3時間から5時間と伸ばし、新たな体制でスタート。
これが新たな事務局メンバー。

山ちゃん、西やん、チェリーさん、鶴ちゃん。
この4人でDay1まで様々な準備。
5時間の長時間をずっと学び続けるのはしんどいが、集中力を切らすことはなかった。
いいスタートが切れた。

全6回の共通として、最初の30分程度は僕がアイスブレイクをしファミリービジネスについて語る時間。
昨年までは15分だったが今回から時間が伸びたこともあり、持ち時間が30分へと拡大。
昨年は15分といっても大体は時間オーバーし講師に迷惑を掛けたが、
今年は30分だから大丈夫だろうと思い話し始めたが、気づいたら1時間が経過していた。

いきなり30分オーバー。
なんか最近、ダメなオヤジのパターンになってきた。
そのパターンとは話の長いオヤジのこと。
いるよね。身の回りに。
クドクドと話すオヤジが・・・。

どうやら僕はそっちの方向に向かいつつある。
以前は講演でも60分、90分の持ち時間をキッチリと終えるのが自慢だったが、最近は全然終わらない。
終わらないわけにはいかないので、最後の方はまくしたてるように喋り、相当端折ることが多い。
今週の保護者向けセミナーでも、担当の方から「最後は結構飛ばしましたね。」と言われてしまった。
こんなことを書くとダメ講師とのレッテルを貼られそうなので、ここは自ら否定しておこう。

最初にいい空気を掴み、引き寄せ、流れを作るのでそうなってしまう。
かなり盛り上げているのだ。
そこは理解して欲しい。
いかん、いかん、そんなことをブログで書きたいわけではない。

それでも講師に迷惑を掛けました。
西やん、すみません。

Day1のスタートは西やんの関係性の強化と決まっている。
この回もグループでのワークを交えながら、社内の関係性、
ファミリーの関係性について注意すべきポイントが十分理解できた。
参加者同士の距離間も一気に縮まった。
アンケートの満足度も高かった。

そして、必ずセットになっている懇親会。
ここも初回の定番トラットリア ゴリアテさん。
貸し切りで腹を割り語り合う場を作ってもらった。

この会のルールの一つとして、守秘義務がある。
お互いの会社のことを披露するため、その内部の話を外に漏らすのは厳禁。
それがお互いの信頼関係を生み、仲間意識も芽生える。
楽しい時間だったせいか、写真は取り忘れた。

最後はなぜか名古屋ナモ締め。
これはいつまでやっていこうかな・・・。

僕の話が長いとか、それでもOKとか、どうでもいい事ばかり書いたので、
肝心な中身は軽くしか触れられなかった。
また、次回以降、この会の魅力について書いていきたい(笑)。

半年間よろしくお願いします。
まずはDay1、お疲れ様でした。

食べ物のはなし 番外編 ベジタブルセット

たまには伏見を離れます。
外の空気を吸う必要もあるのです。
東京・日比谷にやってきました。

日比谷にお邪魔するのは初めてといっていいでしょう。
夜の街も散策しましたが、下町っぽいお店も多くイメージとは随分と異なりました。
なかなかいい雰囲気。
次回は夜に突撃したいですね。

ホテルレム日比谷にある「Cafe & Meal MUJI」さんに行ってきました。

行ってきましたと言っても、こちらはホテル内のレストラン。
特に選んだわけではありません。
ちょうどお邪魔した日がリニューアルオープン当日。
無印良品さんのお店自体初めてでした。

メニューは3種類。
和定食と洋定食ともうひとつ。
普段なら和定食で、朝から大盛ご飯バッチリという感じですが、
そろそろそんなワンパターンからも脱せねばなりません。
オープンなキッチンカウンターを眺めながら、ここは元気よく注文します。

「ベジタブルセットをください!」
瞬間的にスタッフさんが「こんなオッサンがベジタブルセット?」
と怪訝な顔をしましたが、これまた瞬間的に笑顔に戻り、
「かしこまりました!」と明るく答えてくれました。

オープンしたてのお店でオープンしたばかりの時間。
明らかにオペレーションはいまひとつ。
和定食一つ提供するにも時間が掛かっています。
ようやくベジタブルセットを受け取りカウンターに陣取ります。

ベジタブルセット 1500円

どうです。

このインスタ映えな感じ。
それがやりたかっただけじゃないか。
と思われるかもしれませんが、瞬間的に健康志向の人間に生まれ変わったのです。
あとはフルーツと牛乳。

牛乳を外で飲むのは何年振りでしょうか。
早速、サラダを頂きます。

「あれっ、何も味がないぞ・・・」
瞬間的に不安な気持ちになりましたが、こんなものかと思い食べ続けます。
しかし、やはりここはちょっと違うような気がします。

「すいません、これにはドレッシングがあるんですか?」
と勇気を振り絞って聞きます。
「えっ、ドレッシング掛かっていませんか?」
「いえ、なにも・・・」
「すいません、いますぐ対応します。」

サラダは運ばれ、ドレッシングがかかった状態で戻ってきました。
「やっぱり、こっちのほうがいいじゃないか・・・」
慣れないことをすると小さな事件は起きるものです。
この日は瞬間的な出来事が多かったですね。

東京での朝食はベジタブルセット。
それだけで都会人になった気がします
お腹もいっぱいになりました。
たまにはこんな朝食もオシャレですね。

ごちそうさまでした。
次回どうなるかはわかりません(笑)。

再びファミリービジネスアドバイザー講座へ

先週末の土日はFBAAファミリービジネスアドバイザー講座へオブザーバーとして参加。
僕がこの講座に通ったのが5年前。
今期はすでに7期生。20名の方が参加されていた。

詳細は守秘義務もあり話すことはできないが、ケースの発表や自己紹介を伺う限り、
意識が高く多様な経験をされた方が多かった。
今更ながら懇親会に参加できなかったのは残念。

トータル6日間の講座であることは変わらないが、内容は常にアップデート。
(この単語を使ってみたかった…笑)
土曜日は終日参加させてもらったが、僕の時代には全くないプログラム。

そのひとつが2011年に倒産した株式会社林原のケース。
お兄ちゃんが書いた「林原家 同族経営への警鐘」と
弟が書いた「破綻」を題材にディスカッションを行う。
「林原家 同族経営の警鐘」は僕がこの講座に通ってる時に読んだので、
印象も強く当時のブログに厳しいことを書いている。
「破綻」は読んでいないが、このディスカッションを聞くと読むに値する。
どこかのタイミングで読んでみたい。

今回の受講生の多くはファミリービジネスの当事者。
経営者の方もいれば、これから継ぐ方もいる。
そうなると課題図書に対しての捉え方は異なる。
名大社はノンファミリー企業であり、僕も息子を入れないと宣言しているので、感じ方は違う。
それぞれの発表を伺うだけで、各々の会社の課題感も分かりいい勉強。

より知識として深まったのはジェノグラム(家系図)の存在。
この林原のケースも責任を擦り付け合う兄と弟だけに問題があるわけではなく、
父親、母親、祖父母が与える影響も大きい。
考え方や価値観は勝手に育つものではなく、その背景も重要だから・・・。
うん、これはキャリアのクラスにも使えるかも。

その他にもファミリービジネスならではの面白い事例を聞くことができた。
面白いと言っては失礼で本人にとっては大変で最重要課題。
一番、頭を悩ませるところ。
そんな話を伺う度に、自分なんてまだまだラクしてるなと思ってしまう。
特に最近、疲れを感じやるせない面もあったので、大いに反省せねばならない。

今回、この講座に改めて参加したのにはいくつかの理由がある。
理由のひとつが明日から始まる「第3回名古屋ファミリービジネス研究会」の存在。
僕はコーディネーターとして、
毎回、最初の20~30分はファミリービジネスのことを解説しなければならない。
そろそろネタもアップデートさせないといけない。

そのヒントを探るためにこの会にも参加させてもらった。
どうすべきか迷っていたが、2日間の講座を通し、自分なりに落としどころが掴めてきた。
やはりこれですね。

西川理事長の話を伺いながら、理解してもらうべきポイントが見えてきた。
実際、当日の気分で話の中身が変わってしまう可能性はあるが、
ちょっとこの辺りを掘ってみようという自分なりのアイデアも浮かんだ。
まずは明日、賛同を得られるかどうかだけど・・・。

いい学びをありがとうございました。
明日から名古屋でも生かしていきます。