2月26、27日はジモト就職応援フェア。
今期では一番大規模となる学生向けイベントを吹上ホールで行った。

2日に亘り多くの学生さんと120社の企業の担当者に参加頂いた。
名大社メンバーやインターンシップの学生も懸命に対応してくれ、無事にイベントが終了。

改めていい場が提供できたことに感謝。
みなさん、ありがとうございました。

ここ1年で就職環境は様変わり。
売り手市場という言葉も過去のものとなり、危機感を抱く学生は多い。
以前は有名企業や大手企業を目的に参加した学生も多かったが、今年はかなり現実的。
イベント開始前に行う講演も2日間とも満席。

ソーシャルディスタンスに気を配りながらも、席は追加したほど。
両日とも初回はニシダの講演だったが、学生の真剣にメモを取る姿が目立っていた。

僕も久しぶりに自社イベントで講演。
10年ほど前は当たり前に講演やパネルディスカッションを行っていたが、ここ最近は出番なし。
寂しい気持ちを察してくれたのか、久々に喋らせてもらった。

「ジモト中小企業の魅力と探し方」という定番中の定番で何の工夫もないが、
環境に合わせた伝え方はしているつもり。
今年ならではの話を絡ませるが本質はいつの時代も変わらない。

40名程参加した学生の中で、やりたいことがある学生はゼロ。
挙手をしてもらったが、決まっていない学生が全てだった。
ちなみにClubhouseもゼロ・・・。

その後の反応から、僕が無視されていないのも確かなので、事実、そうなんだろう。
そうだとすれば、今、何をやるべきか。
偶然の機会を増やすこと。
それはリアルでのイベントだからできること。

オンラインでの就活との併用が避けられない昨今、
活動できる範囲は限定的になるのは仕方がない。
数少ない機会を自分のものにする。

偶然の出会いを大切にすることが重要。
プランドハプンスセオリーも語りながら、今、やるべきこと、
中小企業で見るべきポイントを伝えていった。

こんな時にファミリービジネスドバイザーの役割も役に立つが、
あまり深く語れる時間もないので一気にまとめ上げて話しただけ。
2時間の内容を30分にまとめたので、理解度はどうかな・・・。
それでも多くの質問が出たのは有難かった。

ニシダが話をしたように今年はリアル面接とオンライン面接の対策を練らねばならない。
学生にとっての苦労も増える。
昨年は企業も学生も手探りだったが、今年は違う。

昨年を経験した企業は反省を活かせるが、学生は初めて。
やりながら対策を講じるしかない。
ただそれはテクニックを身に付ければ何とかなる。

テクニックで身につかない経験をいかに増やすか。
それを今はやってもらいたい。
参加してくれた学生はイベントを通して、少なからず感じてくれたんじゃないかな。

真剣な学生を名大社はしっかりと応援していきたい。
それを感じさせてくれる2日間。

そうそう、今日から就職活動が解禁になるわけだしね。

今週金曜、土曜は名古屋で転職フェア
日曜は三重で転職フェア

イベント続きにはなるが、サポートしていければいい。
偶然の機会を増やしていこうじゃないか。