これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「酒を飲む、肴を食らう」の記事一覧:

食べ物のはなし 番外編 樽ワイン飲み放題

先週の食べ物ブログは特別編でした。
今日は番外編。
ブログ通にはその違いが分かりますが、一般的には違いを見つけるのは至難の業。
モーレツにヒマな方は過去のブログから傾向を調べてください。

今回向かったのは東京・飯田橋。
東京でよく飲むのがこの界隈です。
ならせば1ヶ月に1回のペースじゃないでしょうか。
オフィス街ということもあり夜の街は賑わっています。
お店の回転も早く、長く続くお店とそうではないお店とはっきりするようです。

夕方まではマジメに仕事をし、「大衆和牛酒場 コンロ家 飯田橋店」さんにお邪魔しました。

高級和牛をお値打ちに食べさせてくれます。
そして、もう一つの特徴がドリンクが飲み放題。
ただの飲み放題ではなく、自分で注ぐスタイル。
なんと樽ワインは30種類とも50種類ともいわれています。

こちらのグラスを持ち、目的の樽に向かいます。

ビールやハイボール、スパークリングワインの樽もあれば、赤ワインがずらりと並ぶ樽もあります。

まずはスパークリングで乾杯。

こちらは4980円の飲み放題のコースでしょう。
黒毛和牛の炙り寿司から始まり、シーザーサラダ、フライドポテトと移っていきます。

枝豆もありますが、基本はお肉。

そうなると赤ワイン。

グラス交換はないので、こちらで洗って使いまわします。

樽には原産国、甘さや辛さ、特徴が表示してあるので、それを基準に選びます。
人気ブロガーはワイン好きですが銘柄には疎いため、
その都度、表示を確認しながら頂きます。

いろんな種類のワインを一杯ずつ飲むと好みの傾向が分かってきます。
「ようやくわかったのか!」と叱られそうですが、ある程度の好みははっきりしてきました。
結局、何杯飲んだのでしょうか。
酔ってしまうとあまり関係ないのかもしれません。

〆はガーリックチャーハン。

かなりの人気店です。
会話も盛り上がっていましたが、次の予約客もあり、2時間きっかりでお店を出ました。
もう少しゆっくりできるといいですね。

ごちそうさまでした。
名古屋でもこんなお店は流行るかもしれませんね。

これまでも、これからも日本酒を楽しむ

4月に入り新たな気持ちになった方も多い。
新年度の計画を立て、希望に満ち溢れている頃だろう。
希望を共にできれば乾杯したい。

最初はビールかもしれないが、時間と共に日本酒もいいだろう。
定期的に配信している日本酒ブログもちょうどそのタイミング。
冬は特に日本酒が美味い。
一年中美味いが、この季節はより量も増える。

では1月から3月までの家飲みを報告しておこう。
元旦から日本酒を頂いた。

お歳暮で頂いた越乃寒梅。
昔はこれが一番価値があったような・・・。

毎年、飲みたくなる仙禽雪だるま。
冬の定番だね。

こちらも新潟お歳暮セットの久保田。
ちょくちょく頂きます。

北雪は燗酒で・・・。
寒い日にはいいね。

仕事始め当日でなく前日。
紀土純米吟醸。
ふるさと納税返礼品。

こちらも新潟のお酒吉乃川。
寒いので熱燗で。

この日も寒くて八海山を熱燗で。

こちらもふるさと納税の定番。
よこやまsliver純米吟醸ひやおろし。

紀土純米酒
冷酒でも燗酒でも、どちらでもいけるね。

卒業間際の息子が買ってきてくれた。
城陽原酒にごり酒。
新酒がいいね。

こちらも息子のお土産。
城陽吟醸大辛口55。

能登半島地震の被災地支援で作られた。
仙禽Hope。
どんどん飲みますよ。

こちらも定番、風の森。
列車でいこうという新たなシリーズ?

たかちよkasumiピーチラベル。
ピンクでもブルーでもグリーンでもイエローでも美味い。

ジモト岐阜のお酒も飲まないと。
津島屋純米吟醸。

またまた寒くなってきたので、量販店で購入。
満寿泉。
燗酒で体を温める。

愛知県のお酒も飲もう。
敷嶋特別純米。
而今で修業したとか?

黄綬褒章を受章された先輩から頂きました。
褒章。

酒蔵は被災されたよう。
飲んで応援します。
竹葉。
発砲が美味しい。

京都の立ち飲み屋の記憶が・・。
澤屋まつもと。

同級生美容師が教えてくれた。
ちえびじんLAPAN。

敏腕税理士に頂いた愛知県代表の日本酒。
醸し人九平次うすりごり。

やっぱり美味い仙禽
今回はモダン仙禽無垢 無ろ過原酒。
後味もいいですねえ~。

紀土純米吟醸春ノ薫風。
東京駅で購入するがコスパはサイコー。

今回の紹介は24本。
これまでで一番多いじゃないかな。
編集だけで結構疲れた(笑)。

量を飲んだせいもあるが、300m瓶を頂いたのも大きい。
あっという間に消えてなくなるからね。

この頻度で飲むなら2か月に一度ブログをアップする必要も・・・。
今月からも頑張ってみるかな。

京都で昼飲み、一人飲み

ちょくちょく京都にはお邪魔している。
仕事の場合もあるがほとんどはプライベート。
1月まで息子が下宿していたので家人と一緒に出掛け一緒に食事をしたり、観光したり。

それはそれでいい。
そんな時間も大切。
しかし、それだけでは物足りない。
もっと自由にもっと気ままに過ごしたい。
誰にも邪魔されず、一人の時間の持ちたいのだ。

神社仏閣を巡るのもいいが、それより優先したいこともある。
そう、それは京都で昼から飲むこと。
それも一人で飲むこと。

それがここ数年の目標。
叶えたい夢。
(そんなくだらない目標を立てているのか・・・)

先月末にようやくその時が訪れた。
京都通の経営者仲間や地元が京都の友人から情報を仕入れ、準備は万全。
驚くことに2人が教えてくれたお店は同じ。
星の数ほどお店があるというのに。
僕の好みを理解してくれたのだろう。
さすが!

向かったのは河原町。
まずは町中華。
一人飲みのため気軽さが大切。
高級感は必要ない。

「京都で町中華」でも紹介されている「龍鳳」さん。

昭和の雰囲気が残っている。

開店と同時に入ったため、なんと最初のお客。
気合が入りすぎか(笑)。
まずはビールで息を整える。

キリンラガーを飲むことは少ないが、こういったお店ではよく似合う。
ビールには餃子。

そして京都といえば辛しそば。

こちらではカラシ入りそばと書かれている。
あんと麺を絡ませながら頂く。
ビールとの相性もいい。

気がつけば店内はほぼ満席。
ほとんどのお客さんがカラシ入りそばを注文していた。
はるまきやかしわの玉子焼も食べたかったが、続々とお客さんが入ってくるので、潔く退店。
会計は1900円。

お腹は満たされてきたが、お酒は飲み足りない。

新京極商店街を抜け、次に向かったのは「たつみ」さん。

12時から営業されている昼飲みの聖地。
12時10分頃、お邪魔したがすでにテーブル席は満席。
立ち飲みカウンターのみ空いていた。

あちこちに貼ってある張り紙がメニュー。
これは迷う。
まずはアサヒ黒生マルエフから。

瓶ビールはキリンラガーだけだと思っていたが、サッポロ赤星もアサヒスーパードライもあった。
このあたりは他のお客さんのオーダーを聞いていると理解できる。
ザ~ッとメニューを眺め、ポテトサラダと串カツを注文。

特に理由はない。
あとから煮付けや季節のものにすればよかったと少しだけ後悔。
隣には若い女性もカウンターで一人立ち飲み。
渋い注文をしていた。
混んでくるとスタッフが「少し横にズレてください」と
絶妙に人を動かし、空いたスペースに新しいお客さん。

隣の初老の男性が常連っぽい飲み方をされていた。
「おにいちゃん、熱燗」
「熱燗は黄桜とまつもとですが、どちらにされますか?」
「まつもと」
へ~、まつもとの熱燗があるんだ・・・と横目で見ながら感心。

2杯目はハイボールにしようかと思っていたが、真似してまつもとの熱燗。

特に何をするわけでもなく、チビチビと酒を飲みいい気分に。
適当な時間を過ごし、お店を出た。
会計は1880円。
2軒で4000円弱。
理想的な飲み方。

できれば3軒目はこちらにしたかったが次の予定もあり、今回は見送り。
こうして目標をクリアし、夢を叶えることができた。
(なんて大袈裟な・・・)

家族で出掛けるのもいいが、こうして一人の時間を過ごすのもいい。
次はいつ来れるかな・・・。

映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」

前回は「コンクリート・ユートピア」
”ユートピア”というタイトルの作品が続く。
時代が求めているのか。
国内外で様々な事件が起きる背景から、今年のキーワードになるかもしれない。

今年はドキュメンタリーを多く観る年。
その一発目が本作。
重すぎたかもしれない。

これがドキュメンタリーの持つ力だが、自分の中の陽が吸い取られていく。
そんな気がしてならない。
しかし、目を背けてはいけない。
正面から知ることも大切。

本作は脱北を試みる家族の行動を描く。
まさに命懸け。
密着しカメラを回し続ける制作陣も命懸け。

北朝鮮の要人に見つかれば、作品自体が泡と消える。
作品だけじゃない。
脱北者も制作陣もスポイルされるだろう。
描かれる世界が正しいとすれば、その行為自体がなかったこととなる。
実に恐ろしい。

本作の製作はアメリカ。
ドキュメンタリーとはいえ自分たちの主張が込められているといえなくもない。
100%素直に受け取るのは危険だが、ほぼ近いのは間違いなさそう。
普段僕らがニュースで見る北朝鮮は表面的な姿にすぎない。
それは誰しも分かっている。

しかし、現実をどこまで把握しているかといえば、ほぼしていない。
それは映し出されないから。
隠されているから。
本作の姿が事実だとすれば、作品でアピールするしかない。
金正恩が否定しようが、何かで脅そうが、訴えるしかない。
フィクションとしか思えない世界は現実だと・・・。

本作では脱北を図りブローカーに頼りながら移動を繰り返す5人家族と
脱北者の母親が本国の息子を救出するために奔走する姿を中心に描く。

5人家族は中心となる夫婦と80代の老婆、小さな子供2人。
夫婦は北朝鮮の実態を知っているが、老婆と子供は半信半疑。
そこには洗脳という言葉が見事に当てはまる。

老婆や子供は北朝鮮は豊かでいい国と信じ、金正恩も神のように敬う。
それを表す象徴的なシーンに僕は恐ろしさを感じた。
こうして国は成り立っているのかと・・・。

他のレビューと同じ疑問を僕も抱いた。
脱北者を支援する牧師の資金源はどこか。
当事者にそんな資金はない。
ブローカーに渡す金額も含め相当なお金はかかる。
支援団体があるにせよ、そこまでの資金を保有しているのか。

この作品の興行収入がそれにあたるのか。
そんなことも考えてしまった。
より多くの方が本作を観れば、手を差し伸べることになるし。

映画館の入場時にこんな冊子が配布された。

北朝鮮の人権の実像が暴かれている。
悲しくなると共に恐ろしくもなる。
それでも国は維持できる。

いかに自分たちが平和なのかを実感しながらも、向き合うことも忘れてはいけない。
貴重な作品といえるだろう。

そうそう、日本酒は飲んでたよね。

前回書いた家飲み日本酒ブログで次回のアップは11月といっていた。
もう1月下旬。
仕事をサボっていたわけじゃないが、すっかり時間は経過。

2023年は忘年会も完全復活で、飲み会も多かった。
それが原因ではないと思うが、風邪も引いてしまった。
珍しく2日間連続で休肝日にしたり・・・。

それでも飲みに行かない日は家飲みがほぼ毎日。
記録を残すことは自身と日本酒好きの読者の参考になる。
そんな自分勝手な想いで10月から12月までの家で飲んだ日本酒を紹介しておこう。
1月以降は3月あたりにアップのつもり。
忘れないようにしないと・・・。

京の秋
息子が内定式のために帰省した時のお土産。
京都駅で購入するので招徳酒造が定番。

ほしいずみ純米吟醸ひやおろし
秋らしい日本酒を頂く。

森嶋純米吟醸
外飲みで美味しかったので、初めて購入。

純米吟醸於大
愛知県の地酒。
「どうする家康」効果で売れたのかな?
あまり売っていないと思うけど。

よこやまsilver7
ふるさと納税返礼品。
長崎県壱岐島のお酒だが、僕好みのフルーティーな味。

kamosumori純米吟醸
これは女性好み。
家人も喜んで飲みますね。

久保田千寿
少し寒くなってきたので、ぬる燗で頂く。
家人の友達から頂いた。
感謝!

たかちよグリーン
しぼりたて生原酒だが、ラベルの色の違いは分からない(汗)。

AKABU純米吟醸
以前は一番好きだったかも。

八海山
定番の日本酒。
11月は燗酒も増えてきた。

シン・タカチヨ
これが2023年のベストかも。
無濾過生原酒。
メチャ美味かったが、もう買えないのかな。

いい徳利が欲しくて、やきもの市で備前焼の酒器を購入。
燗酒が美味くなった気がする。

賀茂鶴本醸造上等酒
コスパはいいですね。

KISS of FIRE
北陸旅行の際、鹿野酒造さんの酒蔵で購入。
いろんな賞を獲得しているお酒。

手取川大吟醸hoshi
旅館で飲むために買ったが、家でも・・・。

手取川しぼりたて純米生原酒
加賀温泉界で飲んで美味しかったので、近くの酒屋で購入。
家でも美味い。

常きげん山廃仕込純米酒
こちらも酒蔵で購入。
くせはあるが冷やでもぬる燗でもOK。

楽器fp
久々に頂く楽器。
ピンクのラベル、このイラストは初めて。
年末に相応しい。

紀土純米大吟醸。
一年の締めはこれ。
大みそかに頂いたふるさと納税返礼品。
毎年お願いしてますね。

昨年も多くの日本酒を頂いた。
いろんな銘柄を購入することで家人の好みも分かってきた。
このあたりを飲ませておけば機嫌がいいというのも予想がつく。
上手く利用していかないと・・・。

正月はほぼ毎日、日本酒を飲んでいたので、次回はかなりの本数が並ぶかも。
まとめるのも大変なので、忘れないようにしたい。

今年もいい日本酒LIFEを送っていきたいね。

食べ物のはなし 特別編 蟹グラタン

能登半島地震で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

今回も特別編。
ご紹介するのは北陸旅行の際にお邪魔した金沢のお店。
「長八 片町店」さんにお邪魔してきました。

金沢は駅前は繁盛していますが、片町周辺も(特に夜の街としては)賑わっています。
金沢で人材サービスを行う先輩経営者に
「お値打ちでお寿司も美味しいお店」と尋ねたところ、こちらを教えて頂きました。

調べてもみるとかなりの人気店。
ホテルから徒歩3分も掛からない便利な場所。
さすが、金沢の人材業界を牛耳る先輩。
改めて感謝します。

予約したカウンターに通してもらい、メニューを眺めます。
目の前の水槽には大きな蟹が泳いでいました。

活加能がにで一杯(600g超サイズ)が22,000円、一杯(900g超サイズ)が33,000円します。
迷いましたが、相方が蟹に興味を示さないので、オーダーしないことにしました。
まずはビールで乾杯。

スプリングバレーは三口でなくなってしまいました。

え~っと、何だったけ?

これがお酒に合います。
瓶ビールで体を整えた後は日本酒。
能登の酒、竹葉純米吟醸。
一日も早い復興を祈っています。

刺身盛り合わせ

カキフライ

そして、蟹グラタン。

こちらが濃厚。
身がぎっしりと詰まっています。
蟹には興味がないようですが、蟹グラタンは興味を示しました。
ホッと安心(笑)。

職人さんは魚を捌き、料理をこしらえています。

隣に座る年配のご夫婦は職人さんと会話しながら食事を楽しんでいました。
常連さんでしょうか。
そして注文されたのが活加能がに。
あれは600gか900gか・・・。
どちらかは分かりませんが、横目でチラッと眺めながら堪能しました。

こちらはお麩で勝負。

そうなると熱燗を飲みたくなります。

海鮮しゅうまい

海老、帆立、かに、白身の魚介入りのこだわりしゅうまい。
そろそろお寿司でも食べようと思いましたが、お腹もかなりふくれてきました。
それほどの量は必要ありません。

ここは鯖の食べ比べをすることにしました。
炙り〆鯖の棒寿司。

香ばしく炙った〆鯖を大葉、ガリ、ゴマの入った特製シャリで頂きます。
そして、焼鯖の棒寿司。

どちらも美味しかったですが、個人的には炙り〆鯖の棒寿司に軍配。
こちらのお店はコース料理もあり、グループはその方がいいでしょう。
少人数やカウンターでの食事なら、旬のメニューを眺めながら注文するのがいいのではないでしょうか。

2人で16,000円ほどだったような気がします。
地元の方がおススメするお店は間違いがないですね。
満足する夜を送らせてもらいました。

ごちそうさまでした。
少しでも早い復興と賑やかな街に戻ることを祈っています。

映画「ショータイム!」

なんと2024年初の映画はフランス作品。
昨年最後が「ラ・メゾン 小説家と娼婦」だったので、
フランスで終わり、フランスで始まったわけだ。

なんたってパリ五輪もあるし、パリ丼も食べたいしね。
なんも関係ないけど・・・。
ブログも連続。
タイミングと関心が合致した結果の選択だが、テーマも結構面白かったり・・・。

本作は実話を基にしたヒューマンドラマ。
それも2015年頃なのでまだ最近のこと。
経営難に陥った農場を立て直すために納屋にキャバレーを作り繁盛させようという流れ。

なんとなく80年代的。
なんとなくフィクションならあり得る話。
それが近年の実話というから興味が湧く。

日本人の感覚ならこんなアイデアは出ない。
仮にアイデアが出たとしても実現不可能。
誰も賛同しない。
キャバレーという響きもあるが、それが落語や漫才など、
エンターテイメントな劇場でも到底無理だろう。
そのあたりが国民性の違いか。

あながちそうとも言えない。
どこにも頭の固い老人はいて、断固反対。
有無をいわさず拒否する人はいる。
まあ、それも万国共通だったり・・・。
そんなお国柄を眺めているだけでも参考になる。

それが実話を基にした映画のいいところだと思う。
作品自体はとても温かい気持ちになれる幸せな映画。
諦めなければ夢は叶うし、誰かが救いの手を差し伸べる。

新春らしさもあるし、
気分が晴れない時にこんな作品で気分転換するのもいい。

もっといいのはフランス語が分かること。
理解できていれば120%楽しめるんじゃないかな。
きっと日本人では通じないダジャレや言葉遣いがより面白くさせたり。

本作に登場する俳優さんはだれ一人知らない。
サブリナ・ウアザニは魅力的だが、きっと名前は覚えられない。
そのあたりが佳作だけどマイナーな日本映画みたいで好感が持てる。

本作で描かれる舞台は今も農場キャバレーとしてお客さんを集めているという。
現在進行形だとより応援したくもなる。

今年もフランス映画を観てしまうのかな。
着眼点にも注目していきたいね。

食べ物のはなし 特別編 弘ビーフ

2024年の食べ物ブログは今日からスタートです。
今年も休むことなく美味しい情報を伝えていく所存でございます。
人気食べ物ブロガーとして揺るぎないポジションを築き、
今年はBS番組あたりに声を掛けて頂こうと思っています。
吉田類の「酒場放浪記」の後釜は是非、私を指名くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。

新春第一弾らしく景気よく特別編と参りましょう。
向かったのは京都。
息子の一人暮らしもあと1ヶ月となります。
たまには贅沢させてあげるのもいいでしょう。

卒業祝いではありませんが、本人の希望するお店に行くこととしました。
「京都に生まれ、京都に愛されて二十余年」
のコピーにもある「京の焼肉処 弘 京都駅前店」に行ってきました。

京都市内に8店舗を展開する人気店で予約は必須。
お邪魔した際もきっちり時間が決まっていました。
京都らしいおもてなしもありながら、オペレーションも完璧でした。

和牛を一頭買いして無駄なコストを省き、
リーズナブルに提供するのも強みのようです。
コースもありますが、今回は食べたいものを食べる選択です。

まずは生ビールからスタート。

このサイズのジョッキで出てくるのが嬉しいですね。
タレは3種類。

このあたりもこだわりがあるようですね。

まずは和牛ユッケ。

弘サラダとキムチ盛り合わせで体を整えます。

そして、厚切り牛タン。

「いいじゃないか、いいじゃないか。」
このくらいの厚さが一番美味しいかも・・・。
そして、メインの今宵限りの盛り合わせ(5980円)。

こちらだけ金額を表示しておきましょう。
並んでいるの牛タン塩焼き、和牛カルビ、いちぼ厚切り、特選ラムイチ姿切り、
華咲ももみぞれ焼き、焼しゃぶ九条ネギ焼き、特選ロース、ハツ黒胡椒焼き、
めがねとなります。
めがねはどこの部位でしょうか・・・。

特選ラムイチ姿切りは一枚で網の大部分を占めてしまいます。
そうなると次に飲むのは岩城島ライムサワー。

普段、この系統は飲みませんが、おススメを頂くのは大切です。
これはお値打ちにお替りできるのがいいですね。

これってハラミだっけ?

ホルモンとミノで締める正当な食べ方。

そして最後は石焼ビビンバ。

これも定番。
お客さんは家族連れが多く、サクッと食べて帰る方も多かったですね。

「焼肉なのに飲まないなんて・・・」
そんなことを思ったりしますが、それは人それぞれ。
純粋に焼肉とライスで勝負するのも悪くありません。
制限時間になり、失礼することになりました。

いずれにしても美味しく楽しい夜。
今年もそんな日々を送れるといいですね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 特別編 ソースカツ丼

先週に続き特別編をお送りします。
向かったのは福井県福井市。
こちらにお邪魔するのはいつぶりでしょうか。

記憶にあるのは子供が幼少の頃。
確か永平寺に行ったのが最後だと思われます。
かれこれ20年近く前のこと。
申し訳ないくらい久しぶりになります。

同じ中部圏でありながら、普段の生活で馴染みのなさを実感。
償いの気持ちを込めて、ここは福井名物を頂くことにします。
福井名物といえば越前ガニ、海鮮丼、焼き鯖寿司などを思い起こすでしょう。
北陸らしく海の幸が王道ですが、それではインパクトがありません。

また、食べ物ブログの師匠もいいます。
「やっぱりパケンのパリ丼だよナ」
なんだそれ?と思いながら、向かった先は繁華街にある「ヨーロッパ軒総本店」さん。

ご存じの方も多いでしょう。
こちらも福井名物。
元祖ソースカツ丼を提供するお店です。

人気ブロガーは知りませんでしたが、福井県内に15店舗以上展開されています。
メニューを眺めます。

師匠のいったパリ丼はミンチカツの丼で、2度目に食べるといいようです。
こちらも気になりました。

いろんな種類が食べれるのは喜びですが、まずは基本を押さえなくてはなりません。

カツ丼セット 1300円

こちらが名物のカツ丼。
薄くスライスした上等のロースを目の細かな特製パン粉で揚げています。
秘伝のソースに絡め、3枚のカツが丼に所狭しと構えています。
見事な佇まい。

1枚目のカツを食べてもご飯は見えてきません。
他のカツを避けながら頂きましたが、それが正しい方法かどうかはわかりません。
熟練の技があれば教えて頂きたいです。
カツは柔らかく厚さもほどほどなので、くどくなくあっさりと頂けます。
もっと濃い味がお好みなら、別皿のソースに浸します。
人気があるのも頷けますね。

店内は満席でしたが、すべてのお客さんがカツ丼を注文していました。
ここは差をつけようと思い、こちらもお願いしました。

ミニカキフライ 650円

能登カキを頂いたのは初めてかもしれません。
ビールを飲みたくなりますね。

カツ丼とカキフライですっかり満腹状態。
わざわざ福井まで来た甲斐がありました。

ごちそうさまでした。
次回はパリ丼ですね。

食べ物のはなし 特別編 肉うどん

12月に入りました。
年内の食べ物ブログもあと4回となります。
慌ただしい一年でしたが、水曜日ブログは休むことなく続けることができました。
(多分、休んでいないはず・・・)
来年はアップ数を減らしてもいいと思うのですが、いかがでしょうか?
全国30万人の読者に支えられていますので、みなさんのご意見を大切にしたいと思います。

さて、今回は伏見を離れ遠征します。
向かったのは京都。
京都駅八条口から徒歩5分のところに老舗うどん店があります。

来年で60年を迎えるそうです。
静かな街並みの一角に構える「殿田」さんに行ってきました。

こんなお店を自分で探すのは難しいこと。
京都通の愚か者副本部長に教えてもらいました。

こちらの名物はたぬきうどん。
一般的にたぬきうどんは天かすが乗っていますが、
京都ではきつねうどんに“あん”をかけたうどんをそう呼ぶようです。
他にも人気の品はあります。

混雑を予想してお店に入ったのが11時。
何事も早めの行動が功を奏します。
京都らしい上品なお女将さんが奥の席を案内してくれました。

まずはビールで体を整えます。

遠征した場合のルールは昼から一杯のビールを頂くこと。
人気ブロガーにとってはマナーです。

こちらにはガラスケースにいろんなお寿司が並んでいます。
その中の一つを頂きました。

多分、450円か500円・・・。
稲荷ずしにはキュウリやゴマが入っており、いい演出をしていました。

肉うどん 750円

具は九条ネギと牛肉のみ。
余計なものは一切入れないシンプルなうどんです。
うどんには珍しくレンゲがついているので、まずは出汁を頂きます。

「美味い!」
やさしさの中に深いコクを感じさせます。
うどんは柔らかめ。
これも京都風なんでしょうか。

最近、コシの強いうどんを食べる機会が多いですが、
こんなやさしいうどんには柔らかいうどんがマッチしています。
お肉も程よい味付けでうどんとの相性も抜群。
あっという間に平らげてしまいました。

気づくと店内は満席。
食べたらサッサと失礼するのがマナー。

ちなみに家人はたぬきうどんを注文しました。
あん入りの出汁を一口頂きましたが、生姜も効いてこちらもクセになりそうです。
ごちそうさまでした。
また、京都にお邪魔した際は寄りたいですね。

今月は遠征シリーズが増えるかもしれません。