これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「体を動かす」の記事一覧:

食べ物のはなし 番外編 ピリ辛タンメン

私が頻繁に東京へ出張するようになったのはいつ頃だっただろうか。
サラリーマン時代に東京へ来る機会はほとんどなく、せいぜい数年に1回程度。
新宿も銀座も区別がつかず、右も左もわからなかった。
東京駅では人波にのまれ右往左往していた。

それが今の立場になってから仕事の機会も頂き、いろんな理由をつけてこの地を訪れている。
決して詳しくなったわけではない。
銀座の人気店に足を運んだわけではない。
何度訪れても慣れることがないのがこの東京といえなくもない。
それでも私を受け入れてくれているような気持ちにもなる。

それならそれで構わない。
本来ある私の目的はなんなのか、自分探しに近い問いを自分に投げかけてみる。
到底答えは見つからない。私にできることと言えば、自分の足で感じ取るだけだ。
つい先日も出張で東京駅を訪れた。

気持ちが昂ってきた。
最近では東京駅の地下街を歩くことは少なくなっていたが、自然と足がそちらに向かった。
初心に帰って東京駅で食事をしよう。
意味もなくそんな考えが頭をよぎった。
地下に降りるとこんな看板が目に飛び込んできた。

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その看板は私をある方向へ導いているようであった。
私は人ごみを抜け足早に「東京ラーメンストリート」なる場所へ移動した。

数ある店舗から私が選択したのは「東京タンメン トナリ」。

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予め知っていたわけでも調べていたわけでもない。
動物的な勘に近いのかもしれない。
そんな大層なことではなく単純に”東京”という言葉に魅かれたにすぎないのかもしれない。
行列ではあったが、とにかく私はその店を選び入ることにした。

ピリ辛タンメン 900円

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東京タンメンなるものの経験がないので、
まずはそのままの状態でスープを飲み麺をすする。
どこかで食べたような懐かしさを感じるが、それがどこなのかは思い出せない。
しばらくした後にピリ辛をおもむろに入れ、
麺と野菜に絡ませながらスープにもなじませていく。
次第にスープは赤褐色に染まっていく。
それは刺激的な味わい。

常識的な人ならまずこのメニューを注文することはない。
コスパが高く人気のあるタンメンとカラアゲのセットを注文するのが正しい選択ともいえる。
しかし、私が望んでいたのは人気でもなく、コスパでもない。
まさに刺激を求めていたのだ。

汗をかきながら、あることに気づいた。
もしかしたら私は刺激を求めるために東京に来ているのかもしれない。

何となくではあるが一つの解が見えてきたような気がした。
東京駅での食事を終え、ちょっとした満足感の余韻に浸りながら目的地に向かった。

明るい年のなるのか!? ランニング日記1601

今年も月1回はマラソンネタのブログを書きたいと思う。
これまでの「×××だった、●月の目標」というタイトルは止め、
「×××、ランニング日記16●●」というシンプルなタイトルに変更することにした。

先日、食べ物ブログの師匠と飲んでいる時に
「マラソンブログって、意味ないんじゃない?
全く目標達成しないわけだし、あんなこと書くだけ恥晒すだけじゃん!」
と厳しいお言葉を頂いた。

確かに昨年の目標達成は1回だけで、あとは燦々たる結果に終わった。
しかし、言い訳がましく言えば、このブログで報告するからこそ、
未達成ながらそこそこの距離を走ってきた。

東京のライバルのお粗末ぶりをみればその意味は理解してもらえると思う。
きっちり報告しなければ、月10km程度しか走らなくなってしまうのだ。
だから、どんなに酷い状況だとしても、自分の真の姿をさらけ出す必要がある。
なんてピュアな人間なんだ・・・(笑)。

ただ、偉そうに目標、目標なんて表現しないことにする。
距離と実態は報告義務もあるので、上記のようなタイトルで月1回は書くつもり。
「そんな報告要らないし、知りたくもない!!」
そのような声が聞こえてきそうだが、まあまあ、自分の備忘録として記録しておきたい(笑)。

昨年の正月はインフルエンザということもあり、全然走れなかったが、
今年は体調も快調、天候も快晴で結構走ることができた。
再び登場、初日の出。

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マラソン大会の参加予定がないので、
長い距離を走ることはなかったがコンスタントには走ってきた。
そうは言っても81kmと目標には届かない。
また、ライバルに笑われそうだが、まずまずの距離は走ったと思う。
1月後半は一気に寒くなったため、早朝ランナーとしてはヤル気を削がれる日々が続いたが、
1週間まるっとサボることはなかった。
それでも自己満足に過ぎない走り。

ある新年会でご一緒した50代後半の大先輩に
「月何キロ走られるんですか?」とビールをお酌しながら聞くと
「300kmですね。」と当たり前のように言われてしまった。
前日飲んでいようがどんな日だろうが、毎日10km走るという。
さすが!
フルマラソン3時間ちょいのタイムも頷ける。
努力の度合いが違いますね・・・。
「山田さんは何キロ?」と聞かれ、
モゴモゴと頼りなく答えてしまった(苦笑)。

参加する大会が4月までないので、モチベーションの維持が大変だが、
コンスタントに走る一年にはしたい。
明るい年にしていきますよ。

昨年のことは忘れたいけど・・・。12月の目標

体の重い正月。この年末年始もとことん飲み食いした。
おかげさまで走るスピードもイマイチでなんとも切ない気分。
まあ、ぐうたら生活をしているので自業自得なんだけど・・・。

さて、2015年のランニングも目標未達成が11か月で終了。
結果は大晦日のブログで簡単に報告した通りなのだが、
3人のライバルが変なプロフィール写真にしたり、
鈴鹿サーキットで写真を撮ったりとヒマそうな毎日を送っているみたいなので、
12月の詳細を報告したい(笑)。

12月のランニング距離は60km。
昨年を象徴するような距離で一年を締め括ることになった。
前半は20kmしか走っていない。それも安城シティマラソンを含めてである。
10kmの大会なので、それほど練習を積む必要がないことも距離が伸びない原因であるけど・・・。

そう思うと後半は健闘した。
年内の冬期休暇6日間のうち4日は走った。
4日間の距離は20kmとそれほどの距離は走っていないのだが、
だらしのない年末を過ごすことを思えば十分。
昨年はインフルエンザに罹り、走っていないわけだし・・・。

この一年、大会に出る機会も少なくなり走行距離も減ったため、
ランニングシューズの踵の減りも少なくなった。
以前であれば7~8ヶ月で買い替える状態であったが、
今回は1年間、一足のシューズで保つことが出来た。

これが最近、履き替えたランニングシューズ。

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僕のイメージと同様、爽やかなブルー。
颯爽とした姿をお見せする機会が少ないのが、悔やまれて仕方ない(笑)。
全然速くならないので、アシックスの同じモデルをずっと使っている。
サイズを合わせる必要もないので、ネットで選ぶだけ。

それはさておき、この2016年。
いくら昨年が未達成ばかりだろうが、目標の変更はしない。
今年もあくまでも月間100kmRUNを目標とする。目標は常に高くなくてはならない。

名古屋シティマラソンを走れなくても関係ない。いや、ウルトラCを使って走るかもしれない。
そのために入念な準備をするのだ。

そんなわけで今年も走り続ける一年にします。

これが実力・・・。安城シティマラソンRUN

昨日は安城シティマラソン。今シーズン、初めてのマラソン大会。

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例年に比べればかなり出遅れているし、しかも距離は10km。
まったく調整できずにここまで来てしまった。
天候はポツポツと小雨が降る状態。
結構降っているようなら迷わずキャンセルするところだが、そこまでの状態ではなかった。
大学時代の仲間とJR安城駅で待ち合わせ、会場となる安城市総合運動公園に向かった。
最近の大会はマラソンブームもあり、すっかり商業化しているが、
今回の大会はこじんまりとした市民のための大会。

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受付もスムーズに通り、会場内にある体育館で時間まで待機。
参加者も高校の部活とか、地域の仲良しグループとか、ほんわかした雰囲気が逆に好感が持てた。
10kmの大会に出場する機会はあまりあるわけではないが、前後の事を考えると一番好きだ。
レース終了後のビールが一番美味いのは10km。
ハーフの後も美味いがガンガン飲むことはできない。
フルなんて体が消耗し過ぎて正直、あまり美味しくない。
10kmが体の回復度も早く、いい感じで汗もかき、すこぶる美味いビールが飲むことができる。

その肝心のレース。
まあ、今の僕の実力としてはこんなもんだろう。

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グロスで53分44秒。
手元の時計では52分台だが、さほど変わらない。
今まで出場した10kmのレースでは一番遅いタイムであろう。
今月も昨日まで10kmしか走っていないし、最近の夜を中心とした生活ではやむを得ない。
情けないが仕方ない。あまり無理をして体を壊してもいけないし・・・。
それでも楽しく走ることができた。

途中、沿道で声援を送っていた友人の新城さんに偶然、遭遇。
写真を撮ってくれた。感謝!

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終了後は仲間と一緒に焼肉屋さんへ移動し、ビールで乾杯。
美味しいお肉を頂きながら、疲れを癒した。

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ここまでは良かった・・・。
仲間との会話の中で、あることが話題となった。
来年3月に開催される名古屋シティマラソンのこと。
今回の大会は申込み後、一週間以内に入金しなければ大会に出場する権利をはく奪される。
僕はクレジットカード対応で安心していたのだが、これも同様に対応せねばならなかったようだ。
全く気付いていなかった。
自宅に戻りweb画面で確認。

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ガビ~~ン。大ショック。入金期限切れ・・・。
気づかなかった自分に落ち度があるのは間違いないが、誰か教えてよ~(涙)。
周りに「名古屋シティは出るよ!」と豪語していただけにとても恥ずかしいし、
何より目標がなくなってしまった。

こうゆうのを「スキーマ」と言うんですね・・・。
なんてこった。
仕事ではこんな失敗はしないはずだけど、
モノの見方、考え方が従来と変わらないと凝り固まっているんですね。
あ~、反省・・・。
これも今の自分の程度の低い実力なんだ・・・。

さて、この後、どうしようか?
年明け以降、参加できる大会があれば、誰か教えてください。
う~む・・・。

う~む、唸る、11月の目標

いよいよマラソンシーズン。
毎週のように全国のあちこちで大会が行われている。
僕の友人もfacebook等で参加状況や結果報告を流してきたりと盛り上がってきている。
この11月は一年と通しても走りやすい時期。
暑くもなく寒くもなく、気持ちよく走れるのだ。

過去を振り返れば、ダメダメな僕でさえ、この11月は結構頑張っている。
必ずと言っていいほど、何かの大会には出場しているし、その前には練習も積み重ねている。

が先月は・・・。
結果的にエントリーしていたジュビロ磐田マラソンもキャンセルした。
11月前半までのランニング距離はたった15km。
いくつかの原因はあるが、いつも言い訳ばかりしているので、今日のところは止めておこう。
(理由はご察しの通りです・・・苦笑)

しかし、悔やむとすればベトナムで走っておけばよかった。
ホーチミンは危なかしくて走っていられないが、リゾート地ダナンは別。
朝の散歩はしたのだが、通りも広く環境は整っていた。
虹も綺麗だった。
海岸沿いを走っているランナーもたくさん見かけたし・・・。

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ここで5kmでも走っておけば、ひと月を終えた時の気持ちも変わっていただろう。

11月のランニング距離は55km。
月の後半に40kmを走ったものの、過去4~5年比較しても一番少ない距離。
目標100kmには程遠いし、ますますスピードが落ちてくる。
ただでさえ速くないので、これ以上はタイムを下げたくないが、現実には難しそうだ。
3人のライバルがせせら笑うのが聞こえてきそうだ。
う~む、唸ってしまうなあ~。

さて、この12月はどうなるか。全く自信がない。
13日に安城マラソンで10kmを走るが、他の日は走れる気がしない。
平日はゼロに近いんじゃないかな。
可能性があるのは冬休みに入ってからだろう。

まあ、なんとか近づけたいとは思うけど・・・。
東京のライバルだけには負けないように頑張ります。

食べ物のはなし 番外編 飛騨牛コロッケ

岐阜県中津川市にある「肉の熊崎」さんにお邪魔しました。

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「肉のくまざき」と平仮名表示もありますが、どちらが正しいのかは分かりません。
聞くことも忘れてしまいました。

この「肉のくまざき」の熊崎社長は知る人ぞ知る存在。
僕の食べ物ブログの師匠にあたる方で、
いつも「食べ物のはなし」というブログを書いています。
僕は一定期間修業をし、のれん分けの状態で毎週水曜日にこのブログを書いているという訳です。

そして、これまでも厳しく僕を育ててくれます。
「お前は店主の気持ちを全然理解していない。」とか、
「なぜ、そのメニューを注文しないんだ!」とか、
「10点!」と辛い点数を付けられることも多いのです。

今、僕が人気食べ物ブロガーの地位を確保できているのも師匠あってのことです。
そんな師匠と弟子の関係でありながら、随分と無礼をしていました。
こちらのお店に一度も足を運んだことがなかったのです。

2年前から「顔を出します!」「今度行きます!」と言いながら、
約束を反故にする日々を送っていたのです。
今回、すべての予定をキャンセルし、ようやく訪れる日がやってきました。
2年間の悶々とした想いが解き放たれたのでした。

到着30分前に師匠に連絡をし、弟子として慌てさせないような気遣いは当然の行為です。
お店に着くと師匠はわざとらしく焼豚を店の外で焼いていました。

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弟子には凛とした姿を常に見せなければなりません。
さすがです。
お邪魔した日は創業記念セールで多くのお客さんが来店されていました。
しかし、そんな忙しい時でも師匠は温かく迎えてくれます。

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みんなの前で握手をし、記念撮影をさせてもらいました。
これで少しは恩返しができたようです。

師匠のお店は飛騨牛が売りです。
「う~む、ここで飛騨牛のしゃぶしゃぶを食べるわけにはいかないな・・」
と迷っていると、こんな文字が目に飛び込んできました。

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「そうそう、名物のコロッケもあったんだ。これはいいぞ!」
師匠がコロッケ屋のオジサンであることも思い出しました。

「飛騨牛コロッケを下さい!」
行列のレジに並び元気よく声を張り上げます。

飛騨牛コロッケ 100円

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正式には飛騨牛いっぱいコロッケなのかもしれません。
「お~、これこれ。このコロッケも食べたかったんだ。」
パクッと思い切りコロッケにかぶりつきます。

「いいじゃないか、いいじゃないか。これはコロッケ界のマシンガンパンチだ!」
と覚えたての言葉もつい出てしまいます。
ホクホクしてほんのり甘い。

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飛騨牛がどこまでたっぷりかはわかりませんが(笑)、お肉のいい香りと味が弟子の舌を唸らせます。
「これは美味い!」
あっという間にコロッケは消費されてしまいました。
何個でも食べられそうです。
お土産に買って帰ろうかと思いましたが、その時は既に売り切れでした。

師匠、わずかでしたが、素晴らしい時間を過ごさせてもらいありがとうございました。
来週はそろそろ円頓寺に戻ります。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 スペシャルヌードル

少し前のことですが「孤独のグルメ」を見ていると井之頭さんが訪れたのは台湾の中華料理屋。
「なるほど!こんな展開もあるのか。なかなかやるじゃないか。」
とつい口癖のような言葉を発してしまいました。

海外のお店まで食べ歩くその姿は感動もの。尊敬するしかありません。
早速、真似をすべく行動を取っていました。
今回は「食べ物のはなし」シリーズ史上初めての海外になります。

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ベトナムの中部にあるホイアンに行ってきました。
ホイアンはかつてインドやアラブを結ぶ中継貿易都市として栄え、
16~17世紀には日本人町も作られた町。
最盛期には1000名以上の日本人が住んでいたと言われているようです。

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これは来遠橋(日本橋)とも呼ばれベトナムの観光名所の一つにもなっており、
2万ドン札に印刷もされています。少し日本を感じさせる趣きもあります。

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「いかん、いかん、私は観光ブロガーではなく、人気食べ物ブロガーなんだ・・・。」
危うく観光ブロガーとしての立場を築くところでした。
これでは師匠に叱られます。
どんな国、どんな土地に行っても食べ物ブロガーとしての立場を築かねばなりません。

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ホイアンの真ん中あたりにある「ワンルー」さんに行ってきました。
こちらはホイアン名物を食べさせてくれるお店。
早速、メニューを眺めます。

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「お~、スペシャルヌードル。この響きだけでそそるなあ~。
ホイと麺を投げられ、アンと口を空けて待っているのかな・・」
ととてつもなくくだらないことを考えてみます。

いつものように「すいませ~ん」と声を掛けますが、何の反応もありません。
「あっ、そうか、ここはベトナムだ。ベトナム語で、すみませんってなんて言えばいいのか。」
まったく見当もつきません。
「エクスキューズミー」と片言の英語で呼ぶとおばちゃんらしき人が寄ってきます。
メニューを指し「ディス、プリーズ」と注文します。
一緒に「これもディス、プリーズ」とビールも注文します。

スペシャルヌードル ミー・サオ 50,000ドン

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日本円に直すとざっと270円くらいだと思われます。
「さて、これはどうやって食べればいいのかな?」
と周りを眺めると、どんぶりの中で思い切り箸をグルグルと回しています。
「そうか、これはまぜそばなんだ・・・」
と納得し、思い切りかき混ぜた後、食べ始めます。

「初めて食べるこの感触。なかなか、いいぞ。」
途中でライムを絞り唐辛子も投入します。

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「この刺激。いかにもベトナムに来たって感じじゃないか。」
ついついベトナムビールラリューも進みます。

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「そうか、今、名古屋で流行っているまぜそばのルーツはここにあるんだ。」
と納得し、食べ続けます。
まぜそばというよりは焼きそばに近い感じかもしれませんが、美味しく頂きました。
「ごちそうさまでした。」
ベトナム語も英語もが分かりませんので、いつも通りの言葉です。

食欲も満たされしばらく町を歩きます。
どんな人が買うのか全く想像出来ないお店も並んでいます。

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眩しい日差しを浴びながら
「人気食べ物ブロガーもここまできたか。なかなかやるじゃないか・・・」と自分に酔いしれます。

さて、次はどこへいこうかな・・・。

ベトナムを大いに楽しむ

本来ある視察旅行だけではベトナムを知ったことにはならない。
海外の文化、歴史、エンターテイメントも知る必要もある。と思う(笑)。
少しだけ時間が空いたので有効活用してベトナムを楽しませてもらった。

初日はホーチミンからダナンへ移動。空港から宿泊先に向かう。

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途中越えたのはロン橋という龍を形をした橋。
宿泊先であるフラマ・リゾート・ダナンは素晴らしいリゾートホテル。
一人で泊まるには勿体ないくらい大きい部屋。

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夕食はシーフード。好きな食材を選びその場で調理してもらう。
翌日はわずかな時間であったがプライベートビーチでまったり。

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仲間が海を楽しんでいたので、海パンを持ってこなかったことを後悔。
できれば一日のんびりしていたい。

午前にダナンから40分くらい西に向かったホイアンへ。

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ここは16~17世紀に日本人町が作られた。
(ここは別のネタで使いたい。)
ベトナムといえばこんな写真のイメージだろう。

ホーチミンに移った3日目はメコン川へ。
朝早く出発したもののトラックなど大型車両との渋滞にも巻き込まれ、現地まで3時間近く費やす。
この交通事情も今のベトナムの象徴。

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メコン川は川幅が3キロ。深さも10メートル。
こんな濁った川に落ちたら溺れてしまうだろう。
川の中にいくつもの島がある。
僕たちがクルーズしたのもその一つ。
珍しく自撮りをしてみる。まあ、こんなもんか・・・。

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蜂蜜を頂いたり、蛇を首に巻かれそうになったり、
島独特の楽しみ方をした後はこの小舟に乗ってクルージング。

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ワニが飛び出すようなことはなく、のんびりと優雅な時間。
生暖かい風もベトナム気分にさせてくれた。

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タイビン市場周辺を散策し、

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夜は豪華に5つ星ホテル(多分・・・)のイタリアン。

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ユン社長の計らいでVIPルームでの食事。
たまたまいらしゃったイタリア人オーナーが挨拶に来られた。
メチャクチャ美人だったので一緒に記念撮影。

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東京の高級ホテルのレストランに飛騨牛を卸す
田中牧場の田中社長が流暢な英語で事業について熱く語る。

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頼もしい同級生。カッコいい。
本当は口説いていただけだったりして・・・。

こんな機会は自分たちだけでは組むことはできないだろう。
感謝!

4日目はせっかくなのでゴルフ。ここは写真のみであえて語らず(笑)。

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忙しい視察の合間を縫って、遊びも楽しむ。
これも経営者には必要と自分に都合のいい解釈にしたい。
こんなこんな感じで4日間を終えたわけだが、
「郷に入れば郷に従え」ということで現地で飲んだビールを紹介。

バーバーバー。ベトナム語で3はバー。庶民的なビール。

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ラリュー。少しだけ高い。でも美味い。

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タイガービール。シンガポールのビールだが、どこのお店もこれが中心じゃないかな。

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サイゴンビール(レギュラー)。これはコンビニで購入。

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こっちはベトナム料理店で飲んだサイゴンビール(ライト)。バドみたい。

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あとはハイネケンとサッポロも頂いた。
タイガービールとハイネケンはどこにも置いてある。
この辺は朝も昼も夜も飲んでいたので、ばっちりリサーチ済み(笑)。
ずっと飲んでいたと思うのは気のせい・・・。

ちなみにこれが自分用のお土産。
100,000ドンの帽子と70,000ドンのスタバもどきのTシャツ。
(色違いのTシャツを誰か持っていたな・・・笑)

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ドン(VND)はベトナムの通貨。
この数字だけ見ると物凄い金額に見えるが、円換算するとざっと200倍(かなりアバウトです)。
ということはこの帽子は500円、Tシャツは350円。
お値打ちな買い物だ。
案の定、嫁さんに「余計なものを買ってくるな!」と叱られたけど・・・(笑)。

しかし、この数字は時々、ドキッとする。
飲み会を終了した後、清算する段階で
「じゃあ、一人100万ドン、払ってね!」と言われると一瞬、ビビる。
この単位、もう少し何とかならないかな・・・(笑)。

これも社会勉強。
こうして4日間のベトナム視察兼研修及兼観光旅行は充実した毎日で終了。
貴重な経験でした。

太田社長、そして、塾生仲間のみんな、ありがとうございました。
今日から仕事も張り切っていきましょう!

ベトナムで大いに学ぶ

昨日まで3泊5日でベトナム視察兼研修及兼観光旅行に西川塾の仲間と行ってきた。
「視察?研修?本当はただの遊びでしょ?」
と誤解されている方も多いと思うので、今日はマジメな報告をしたい(少しだけ・・・)。

中部国際空港から向かったのはホーチミンのタンソンニャット国際空港。

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到着してまず驚いたのが、その人の多さと入り乱れる車の数。
瞬間的に熱気が伝わってくる。
英語とベトナム語が飛び交い、空港はとても騒がしい。
僕は英語もベトナム語も話せないので、一人でこの地を訪れるのは難しい。
本当は英語は話せるんだけど、ブロークンなので多分通用しない(笑)。
しかし、僕以外のメンバーは英語が堪能なので、僕は安心して後ろをついていった。

到着後は今回アテンドしてくれたダイキョウーオータの太田社長が
現地の社員さんと一緒に送迎してくれる。

その後、エヌ.アイ.シ―.ディ(株)のユン社長と合流。
ユン社長の会社は日本とベトナムの会社を橋渡しする企業で、
日系企業の生産拠点や情報拠点の確保をお手伝いされている。
日本との親交も深く、財界人を始め政府の要職者とも懇意にされている地元では名誉ある方。
そのユン社長が所有する旅行会社が今回、僕らの視察を計画してくれた。

2日目の夜、ユン社長の会社に訪問し、これまでの事業や今後の果たすべき役割、
日本の企業にとって必要となる海外展開の要素、マーケティング戦略を学んだ。
まず驚いたのが、その会社の広さ。
どれくらいの面積かは忘れてしまったが(笑)、まるで大きな施設。

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オフィスを構える以外に研修所、宿泊施設(ホテル並み・・・)、
子供の遊び場(これは教育施設だな・・・)、日本製品・ベトナム雑貨の展示室、
レストラン(2日目はこちらでベトナム料理を頂く)などありとあらゆる施設が揃っている。

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会議室も大型のスクリーンが常設されていて、ここで会議や研修を始め、
海外の方への情報交流の場としても使用されてしまう。

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日本とベトナムの交流をサポートする方の取り組みを直に学ばせてもらった。
ユン社長、ありがとうございました。

空港からユン社長の会社に訪問する際、ホーチミン市のメインストリートを通った。
これは衝撃的。

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バイクの数は半端ない。
日本のように一列に並んでとか、クルマの後ろをマナーに従って走るなんて、全く関係ない。
我先にとバイクが他人をまるで気にすることなく走り続ける。
2人乗りは当たり前で、3人、家族4人でバイクに乗っている姿も目にする。

信号もほとんどないので、あちこちの方向から割り込んでくる。
しかし、不思議と事故はない。
全くないとは言えないだろうが、
あんな走り方をしていても車とバイクの接触は一度も見ることはなかった。
途上国の成長度合いを目の当たりにした一番の光景だった。

そして、最終日にはダイキョウーオータのベトナム工場に訪問。

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西川塾の仲間であり、名大社のクライアントでもあるため、ここはしっかりと視察しなければならない。
まずは太田社長と工場長からの会社紹介。

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普段、あまり耳にすることのないこれまでの苦労話やこれからのビジョンについて話を伺った。
日本の中小企業、それも製造業がどう勝ち残っていくかが
ダイキョーオータの現在の事業展開にある。
あまりブログで公開することはできないが、
これからのグローバル社会の中でいかにニッチな領域でシェアを高めてくか、
その大きなヒントがこの工場にあるような気がした。
基本は事業ドメインの中心である帽子の製造からアパレル製品の縫製加工となるわけだか、
その品質へのこだわりは工場を見学させてもらい、素人の僕でも十分理解できた。

写真公開のお許しをもらっているので、少しだけ紹介。

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一気通貫で行われている。
下町ロケットの佃製作所のような品質管理を徹底しながら、手作業に拘る面も多い。

事業特性上、若い女性が働いている。
商売柄、求人の方法を聞くと、ワーカーに関しては工業団地敷地内の求人ポスターが有効らしい。
近くの工場から転職してくるケースも多いという。
日本では考えにくいが、これも途上国ならではの方法かもしれない。
給与面、待遇面で条件が揃わない企業が多い中、
ダイキョーオータが提示する従業員に優しい制度が競争優位性を保つ上でも重要といえそうだ。
こちらでも大いに学ばせてもらった。

話を聞く、ネットで調べるも重要だが、実際、自分の目で理解し、肌で感じることはもっと重要。
それだけでも今回のベトナム視察は十分な価値。
太田社長、ありがとうございました。

空いた時間は少しだけベトナムを楽しませてもらったので、明日、紹介したいと思う。
少しだけだったかな・・・(笑)。

先行きも不透明・・・。10月の目標

報告するのも段々面倒になってきた。
わざわざブログで書く必要もない。
最近は旅行ネタもありブログのネタ不足も解消している。

しかし、3人のライバルが気にしているので、ここはしっかりと報告せねばならない。
10月のマラソンの走行距離を・・・。
100kmの目標に対し走った距離は60km。
ちょうど目標の60%。言わなくても分かりますね(笑)。
当然のように目標未達成。言い訳も何もありません。
全然走ってません。う~ん・・・。

例年であれば、この時期からいくつかの大会に出場する。
昨年度も減ったとはいえ4回は出場していた。
それが10月はゼロ。
この11月もジュビロ磐田マラソンをエントリーしていたが、参加が難しくなりキャンセル。
年内は安城マラソンの10kmの部だけだ。

目標がないとヤル気も出ない。
ハーフマラソン出場の直前には少なくとも15km位の練習を何度かするが、
今年はそれがないので走ってもせいぜい10km。
距離も伸びない。

言い訳してるじゃないか・・・。

何とか名古屋シティマラソンはエントリーできたが、ハーフマラソンを走るのは5か月先。
フルマラソンなんてとんでもない話だ。

「山田さん、趣味は何ですか?」
「そうですね。走ることですかね。結構、マラソンやってますよ。ハハハッ。」
なんてもういうことはできないな(苦笑)。

そんな体たらくな日々を過ごしているわけだが、
やはりある程度走っているだけでも生活面に与えるプラスの影響はあるようだ。
心配された健康診断の結果が先日戻ってきたわけだが、
信じられないことに悪いところが一つもなかった。

完璧ではないが、脂質だってB判定、肝機能だってA判定だった。
これは走っていたおかげでもあるだろう。あんまし関係ないかな(笑)。
とにかく不安だっただけに、この結果にはちょっぴり満足。
飲みに拍車がかからないようにせねばならないが・・・。

この11月も慌ただしい。改めて報告もするが今月前半は1日も休みがないといっていい。
だから、走るのも朝の暗いうちだけかもしれない。
それでも何とか50%はクリアしたい。
まあ、東京あたりのライバルは問題ないとは思うけど・・・。

少しずつの積み重ねを大切にしていこうと思う文化の日の朝でした。