これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「人について考える」の記事一覧:

春のインターンは初々しく

今週月曜日からはインターンシップの受け入れ。
「えっ、この時期に?遅くねえ?」
と思われるかもしれないが、そうではない。
採用目的であれば遅いだろう。

しかし、名大社の場合、そうではなくあくまでも従来の考え方を踏まえたもの。
対象は大学2年生。
キチンとしたインターンシップなのだ。

ただ今回はいつものように5日間ではなく、いろんな事情で3日間。
いろんな事情って何だったかな?もう忘れてしまった(笑)。

参加学生は4名。
いつもの南山大学、名古屋外国語大学から今回、初参加の岐阜女子大学の学生さんまで。

「会社までどれだけ時間が掛かる?」と聞くと
「ホテルに泊まってます」と驚く答え。
「どこの?」
「名古屋です・・・」。

質問が悪かったかな(笑)。
それにしてもその気合には感動してしまった。
ホテル代の元は取れたのかな?

3日間のインターンシップでも僕の役割は変わらない。
初日の午前中は僕の講座。
なぜ働くのか?
自分にとってのヤリガイは何か?
本質的な問いを立てながら、社会や企業を学ぶ時間。

参加者はまだ2年生。
ガチガチに緊張していたせいもあるが、みんな真面目。
懸命に課題に取り組んでいた。

一緒にお昼ご飯を食べ、僕の役割は終了。
ようやく打ち解けたくらいかな。

それ以降はビジネスを学び営業同行などして、最終日はプレゼン。
今年は全員のグループで名大社の採用担当になり名大社の魅力を語る。

わずか2日半しか会社を知ることはできなかったが、
それでも名大社の特徴を語ってくれた。
うちの若手メンバーの協力もあったかとは思うが、いい感じにまとめられていた。
もっとくだけてもよかったが、それは酷な要求だろう。
まだ右も左も分からない20歳だし・・・。

それでも彼ら彼女らにとってはいい経験になったようだ。
名大社を好きになってくれれば嬉しいが、大切なのはこれからのキッカケになること。
異口同音だがそんな感想があったのは嬉しい。

最後に記念撮影。

こんな時期なのでマスクは仕方ないが、いい表情は確かめたかったね。
短い時間だったけど、お疲れ様でした。

これからの活動を期待しているよ!

採用と育成と組織と支援

1週間は早い。
今週もあっという間に終わる。

今日はみん就フォーラム
明日はミライ発見就職フェア
名古屋中小企業投資育成さんとのミライ発見就職フェアは何故か毎年僕が講演する。
会社で使ってもらえる唯一のイベント(笑)。

そんな今週だが、多くを学んだ1週間でもあった。
月曜火曜はブログで紹介した通り沖縄。
水曜日は「採用力アップセミナー」。
ブログではお馴染みの釘崎さんの講演。

ここは株式会社パフの代表ではなく日本採用力検定協会の代表理事として。
これから求められる採用力について、みっちり語ってもらった。
その時の釘崎さんのブログはこちら

満席で出席率も100%、満足度も高い理想的なセミナー。
僕も最後の挨拶では、この10年で一番いい話をしたと持ち上げておいた。
意外と本当だったりして。

こちらは頂いた採用力検定公式テキスト。
興味のある方はぜひチェック頂きたい

木曜の午前はカミヤと一緒にポートメッセなごやで開催されたHR EXPOへ。
情報収集と今後の事業のヒントを得るために参加。
同業他社を含めた企業ブースは熱い。
ブース前での勧誘もハンパない。
合同説明会での学生の気持ちが理解できた(笑)。

セミナーにも参加。
経営人材の育成というテーマで興味津々だったが、想像した内容とは大きく異なった。

グローバルリーダーが求められる事は参考になった。
「判断」ではなく「決断」。
決めない寛容と決める勇気。
ローカルリーダーでも求められることだろう。
なるほどね。

午後はMAP。
株式会社パフとの新規事業開発のためのプロジェクト。
一歩ずつ前に進む実感。
スタートすべきことも見えてきた。

その中での組織論。

ニムラがティール組織についてプレゼン。
大方の意見として名大社はオレンジとちょっとのグリーン。
オレンジが悪いわけではないが、もう少し自律型を目指したい。
二次会はあんかけスパゲティだった。
太るな・・・。

そして、昨日は支援について考えた日。
これは会社ではなく所属するロータリークラブ。

補助金を使い様々な支援をするためのセミナー。
国内だけでなく発展途上国に対してお金を寄付するだけではなく一緒に活動をしていく。
簡単ではないがここも大きな意味がある。

このブログでは表面しか綴っていないため詳細は理解できないだろうが、
これから求められることは大きく変わってくる。
それは僕自身もそうだし、世の中全体もそう。
果たしてついていけるのかな・・・。

理解するのは簡単だが、実践に移すのは難しい。
そこから人に伝える、人を動かすのは更に難しい。
まずはどこから手を付けるべきか。
時代的には組織からなんだろうね。

若者よ、熱くキミを語れ!

先週の金曜、土曜はFネット主催の「脱!若手社員研修」。
昨年は社歴の浅い社員を対象としたが、
今年は少し幅を広げ新人からリーダーを目指す社員が対象。
全国から18名の若手社員が集まり2日間にわたり研修を行った。

僕は前日から東京入りしていたので、皇居RUNからスタート。
走り始めた時はまだ暗かった街並みも皇居周辺では明るくなってきた。

この日、僕はFネット例会が中心なので、初日はスタート時と休憩時に顔を出したくらい。
講師の曽山さんはアイスブレイクも上手い。

夕方にはリーダーズ・インタビューとして第一線で活躍する先輩が登場。
パフからはキムラさん。

名大社からはニムラ。

仕組まれたようなこの2社(笑)。
さすがのキムラさんとパワーで押し切ったニムラだったようだ。

一方、Fネット例会も熱い話が展開された。
UZUZさんが再入会し、人材研究所の曽和さんも初参加。
有益な情報が飛び交い、価値のある場を作ることができた。
新価値創造委員会も走り始めたしね・・・。

夜は研修メンバーと加盟会社のトップとの合同懇親会。
あえて席をテレコにしてトップと若手が交わるようにした。

途中、トップが研修参加の若手を紹介するコーナーが突如設けられた。
僕は4名を紹介したが、ほぼ完璧だったな(笑)。

そして、最後はいつもの名古屋ナモ締め。
いい加減飽きたという声は聞こえてこない。

翌日、僕は朝から研修にオブザーバーとして参加。
全体の様子を眺めていた。
前日の振り返りからチーム・リフレクティング、経験学習、
自身の成長を阻むメカニズムなど多岐に亘って学ぶ場となった。

曽山さんは一方的に話すのではなく、
同じテーブルでの情報共有やディスカッションの時間も多く、
互いの考えを学ぶことができただろう。

オノもオギウエもイシグロもヤマグチも積極的に発言をしていた。

新人には少しハードルが高い内容だったが、オノやオギウエに聞く限り、
考えされられることが多く刺激にもなったようだ。
デスクが聞いたら嬉しくなるような、もしくは反省を促すような場も。
それが書かれたポストイット。

いやいや、面白い。
これは早速、デスクに教えてやろう。

この2日間は名大社メンバーに限らず、各社の若手にはかなり濃密で充実した時間だったと思う。
今までとは違う筋肉を使い疲労困憊だろうが、その方が成長に繋がるのは間違いない。
まだまだ若手ではあるが、いい意味でそれを武器にし、
思考と行動は脱してより主体的な人材として活躍してもらいたい。

最後は若手代表としてスパンのノザワくんが締めた。

僕や釘崎事務局長も最後にいいこと言ったはず。
多分・・・。

これからを期待している。
早速、今日から活かしてね。

2日間、お疲れ様でした。

公務員を目指すのも大変なのだ

先週土曜日は母校の後援会主催による父母教育懇談会。

この時期のテーマは「就職」で、
今年の就職戦線の状況報告や現役4年生によるパネルディスカッションが行われる。
やはり保護者の関心は高く1500名ほどの申し込みがあったよう。

僕は後援会長として出席し、開会の挨拶。
娘の就活状況を面白おかしく報告させてもらった。

ここでは内定を獲得した学生のパネルディスカッションがメイン。
優秀な学生登壇しているのは事実だが、それ以上に努力した学生が選ばれている。
今年は企業編と公務員編の2回。

企業編については業務柄ある程度予測は付く。
それでもその予想を上回る彼ら彼女らの活動量には脱帽。
量が多ければいいわけではないが、昨今、就活も効率化で必要最小限しか動かない学生も多い。

しかし、登壇した学生は違う。
プレエントリー数は200社近くの学生もいれば、12社の内定を獲得した学生もいる。
賛否両論あるかとは思うが、その活動量には拍手を送りたい。
その中で親に言われ嬉しかったことや辛かったことのコメントは参加者に響いたんじゃないかな。

そして、もう一つ行われた公務員編。
こちらに関しては僕はあまり知識がない。
初めて知ったことも多かった。

本年度母校の国家公務員の合格者は80名で東海地区の大学ではトップ。
これは大学の自慢でいい広報にもなっている。
支援プログラムも充実していて、それを目的に入学する学生も多い。

登壇した3名の学生も支援プログラムを活用しながら学んだわけだが、その話を聞くとすさまじい努力。
大学時代全く勉強になかった僕は比較対象すらならないが、
娘もこんな話を聞いたらビビってしまうだろう。

特に国家公務員を目指すのであれば、総合と教養と両方学ぶ必要があり、
総合はハンパない知識が必要。
クラスを受講しようとすれば授業も21時まで受けなきゃならないし、
対策のために3年次には毎日10時間勉強するという。

バイトは息抜きにするためのもので、学生生活のほとんどは勉強にあてられる。
目標達成に強い気持ちがないとまず難しい。
いやいや、凄いですね。

公務員もまだまだ高いハードル。
僕みたいな人間は100%無理ですね(笑)。
こうした話を聞くと「安易に公務員になったら?」なんて言えないね。
市役所勤務の後援会役員の方が「そんなに公務員がいいかなあ~」
と言っていたのはちょっと皮肉だったけど・・・。

学生の苦労や悩みを保護者は知っておく必要はある。
僕自身、いい勉強になりました。
お疲れ様でした。

リアリティショックは若者だけのものか

ちょうど1週間前のこと。
ラーニングエージェンシーさんのセミナーに参加。
講師は神戸大学大学院の服部泰宏准教授。
採用力検定協会の理事でもある方だ。

テーマは「これからの採用戦略のあり方:就活ルール廃止を受けて」。
服部先生の話は以前も伺ったこともあるが、伺う度に納得させられる面が多い。
また、話術も確実に腕を上げられている。
上から目線ですみません(笑)。

この日もそもそも企業はなぜ人材を採用するのかという当たり前すぎて抜け落ちてしまいそうな話から、
南極探検隊の募集広告の話まで多岐に及んだ。

ちなみに100年以上前にロンドンで出された南極探検隊の新聞広告はこれ。

・求む男子。
至難の業。わずかな報酬。
極寒。暗黒の日々。絶えざる危険。
生還の保障は無い。
成功の暁には栄誉と称賛を得る。

この募集広告では5000人を超える応募者があったという。
その広告の意図をグループでディスカッションし、お互いの考えを述べ合った。
多くの意見が出たが、そこに正解、不正解はない。
いろんな捉え方があるだろう。

ただそこでいえるのは、働いた方にリアリティショックは存在しないということ。
実際は少しはあったかもしれないが、
ここまで厳しい条件が提示されれば、相当な覚悟を持って応募するしかない。
秀逸な募集広告といえる。

昨今、あちこちでリアリティショックという言葉を聞く。
組織に加わる前に抱いていた勝手なイメージが、期待と現実のギャップでリアリティショックが生じる。
期待があまりにも大きいと結果的に離職に繋がる。
それを防ぐために企業側も学生や求職者側もRJP(Realistic Job Preview)を心掛ける。
いい情報も悪い情報も正直に伝えることが必要。
それによりリアリティショックを解消する。

そんな手法についても服部先生は分かりやすく伝えられた。
参加者の多くが唸らされたんじゃないかな・・・。

セミナー終了後は講師経験のある方と懇親会。
服部先生の不参加は残念だったが、ここでもいい情報交換ができた。

ここで出た話題の一つがリアリティショック。
セミナーでは採用側の話だったが、最近は企業側にもいえるだろうということ。
若者の考え方に僕ら50代はギャップを感じてしまうことも多い。

あんな軽い名刺をなぜ両手で受け取らなければならないのか、
エレベーターは出口に近い人が先に降りればいいんじゃないか。

「意味が全く分からん」
と新人研修に参加した新入社員が怒って帰ってきたという。
今まで当然のこととして学んだマナーは理解できないらしい。

僕らからすればその発言がリアリティショック(笑)。
確かに行為だけでなく意味を理解させる必要はあるだろうが、ギャップを感じるのは事実。
リアリティショックは企業側だって感じるもの・・・。
そこも含めお互い納得する関係性は作らねばならない。
そんな点も含め考えさせられたセミナーだった。

ありがとうございました。

海外人材もLGBTも・・・

先週金曜日は全就研の「第30回 就職フォーラム」。
全就研とは全国私立大学のキャリアセンターと企業、
そして我々のような就職情報会社が情報交換をする場。
東京・品川プリンスホテルで開催された。

今回、僕は名大社代表というよりはふるさと就職応援ネットワーク会長という立場で参加。
首都圏を中心とした大学の担当者にその存在をしっかり理解してもらうのが目的。
そのため名刺もそっちを沢山持参。
ちなみに僕の名刺入れには6種類の名刺があり、状況に応じて中身が変わる(笑)。

この就職フォーラムの第一部は基調講演。
いつもは著名な方が登壇されるが、今回はより採用の現場に近い方の登壇。
一人がフォースバレー・コンシェルジュ株式会社の武田取締役。
もう一人は認定非営利活動法人ReBitの中島マネージャー。

テーマは「海外人材」と「LGBT」。
今後、企業がより注力しなければならないテーマ。
500名以上の参加者も熱心に耳を傾けてた。

名大社としても海外の高度人材をあっせんする業務は行っているが、かなり限定的。
まだまだ幅は小さい。

現在、外国人の就労の増加率は日本が全世界で一番。
ホワイトカラーの受入れも一番。
最も就労ビザが取りやすいのが日本だが、その理解はまだ少ないようだ。
今後、南西アジアを中心にさらに広がる可能性はあるが、言葉の問題も含め課題は多い。
そんな話を武田取締役は分かりやすく説明された。

採用後においても悩みは多い。
ただそれは採用前に伝えるべき内容がほとんど。
コミュニケーション不足が大きな理由。
それは外国人に限らず日本人も同じことが言える。

LGBTの中島さんの話もとても興味深かった。
中島さん本人が性的マイノリティーの存在。
自らをカミングアウトしながら今後の対策を語られたのは大きな説得力を持つ。
シスジェンダー、ヘテロセクシャルなど全く新しい言葉も学ばせてもらった。

海外人材にしてもLGBT にしてもこれからの企業は当たり前の存在になる。
そのためにどう準備し体制を整えるのが、僕らにも求められるところ。

第二部は情報交換会・交流会。
多くの方とご挨拶をさせてもらった。
ここがメインの仕事。
頑張りました。
名大社の代表としてもね。

終了後は品川の場末のもつ焼き屋で二次会。

株式会社パフの取締役会のような状態(笑)。
新幹線までのわずかな時間ではあったが、有意義な時間を過ごさせてもらった。

時代が進化すると共に新たな取り組みが必要となってくる。
それを痛感した今回の就職フォーラム。
いい学びにもなりました。

ファミリービジネスもエンゲージメントを高めよう

先週16日(水)は名古屋ファミリービジネス研究会。
すでに折り返しの4回目。
ファミリービジネスは僕のTV出演の効果もあり、俄然、注目も浴びている。
(そうでもないかな・・・笑)

4回目のテーマは「これからの組織づくりのためのエンゲージメント経営」。
講師は普段から何かとお世話になっているマッピーこと松林博文氏。
オンオフの師匠でもあり、僕をファミリービジネスアドバイザーの世界に引きずり込んだ張本人。
マッピーに誘われなかったら、この分野を研究することはなかったかもしれない。

そういった意味では恩人。
別の意味では巻き込んだ人物としては責任を果たしてもらわないといけない(笑)。
最近は著書や日経トップリーダーのCD出演を含め、
エンゲージメントを企業に広める第一人者として活躍されている。

この会では僕が最初の30分程度、ファミリービジネス関連のネタで喋らせてもらい、
その後講師にバトンタッチ。
今回、講師はマッピーではあるが、
サポートとしてワンちゃんこと株式会社イー・クオーレ代表の犬飼江梨子さんも参加してくれた。
彼女はリサーチャーであり、インタビュアーであり、心理プロファイラ―。
名古屋ではなかなか馴染みはないですね・・・。

この2人によって、エンゲージメント向上のための講座がスピーディーに楽しく進められた。
気づいたら終了時間の18時になっていた感じ。
5時間は長いようで短い。

マッピーは最近の事例やこれから経営者が求められる考え方や行動について分かりやすく解説。
いつものことながら感心しながら聞くばかり。
ワンちゃんは自己理解と他社理解を中心に
今の自分と相手との関係性についてディスカッションを含め進行。

ピグマリオン効果という言葉も初めて知った。
これはキッチリと押さえておかねばならない。
事前のアンケートで目的志向型なのかリスク回避型なのか、内的基準なのか外的基準なのか。
この言葉だけだと伝わらないと思うが、参加者20名がそれぞれ自分の特徴があり、
仕事や人との関係性において大きな影響を与えている。

うちのような無形サービスと製造業では明らかに人の方向性も異なる。
その傾向性や参加者の人間性が理解できただけでも参考になる点は多い。
誰に対してどう発言していくべきか、
社内を見渡しても人によって表現方法は変えていくべき。
十分納得させられた講座だった。
まだまだ勉強が足りませんね。

研究会終了後はいつものように懇親会。
毎回、お酒を酌み交わすことで参加者同士の信頼関係が高まり、より間柄になっていく。
会社の中ではできないような会話もここでは安心して話せたり・・・。
そんな関係性がお互いにとっても有益だろう。

最後に記念撮影をしたが、みんないい笑顔。

こうして回を積み重ねることで、自身の会社も成長させてもらいたい。
残すところあと2回。
みなさんで盛り上げていきましょう。
次回も楽しみにしています。

令和最初の「大学と企業の就職研究会」

今週も忙しい日が続いた。
予定がパンパンで自分のデスクで仕事をする時間が少なかった。
そのため日報も丸3日間読めていないし、自分のタスクも手つかずのまま。
世間は3連休が多いと思うが、名大社は明日から転職フェアのため出社日。
その中で時間を見つけて処理していこう。

外出が多い今週だったが、一昨日は午後から名城大学へ。
中部学就連主催の「大学と企業の就職研究会」。
東海地区大学のキャリアセンターと企業人事担当者と就職情報会社の交流会で毎年、この時期に開催される。
僕も毎年参加し多くの方と情報交換をさせてもらう。

この恒例行事は3部構成。
第一部講演会、第二部分科会、第三部情報交換会と続く。

第一部はハナマルキャリア総合研究所代表の上田晶美さんの講演。
首都圏中心に活躍されている方だが僕は存じ上げず、すみません。
情報交換会で挨拶させてもらおうと思ったが、機会を逃してしまった。

テーマは「予測困難な就活開始時期について、企業と大学が準備すべきこと」という興味深いもの。
楽しみにしていたが講演時間1時間のうち30分が自己紹介。
これから深い話が聴けるぞと思った時に終了。
僕も同じケースの可能性もあるので気をつけなければならないが、少し残念。
もしくは戦略?
その確認も含め挨拶したかった(笑)。

第二部の分科会。
これが毎年楽しみな企画。
キャリアセンターの担当者と企業の人事担当者が15名程のグループに分かれ意見交換をする場。
少人数のため本音で語り合うので、かなり盛り上がるし面白い。
立場上、僕はこの場でオブザーバー的に意見を求められ、時にはムチャ振りをしたりされたりする。
それもまた面白い。

今年は通年採用とインターンシップが議論の中心。
各企業の新卒採用の現状から大学の内定率、学生への指導など自己紹介をしながら進行していく。
僕が所属したグループはキャリアセンターの方も懇意の方が多く、
企業も名大社のクライアントかつよく知る担当もみえたのでとてもやり易かった。

そもそも通年採用って何?
本当にインターンシップは必要なのか?
というような議論を覆してしまうような意見もあったり、
大学への要望や企業へのお願い事も(同じか・・・)あったりとお互いの考えを伺えるのは有意義。
もっとこのような場を増やすべきだと思う。
僕の意見が混乱を引き起こす可能性もあるが、いつでもサポートはさせて頂きたい(笑)。
別のグループではRさんのネタも結構出たようだし・・・。

そして、第三部。
こちらはお酒を酌み交わしながらの交流会。
僕は専らあちこちの人に挨拶して回る。
第一線の営業マン的役割。
僕が挨拶に行く場合もあれば、わざわざ僕の元に来られる場合も多い。
「山田さんが講演すればいいのに・・・」
と有難い言葉も頂くが、さすがにこの場では・・・。

終了後は、一緒に参加したシゲノ、シバサキのパワフル女子と二次会。
二人とも酒が強いので飲ませ甲斐がある(笑)。

本当は分科会でのもっと辛辣な内容を書きたかったが、今日はこんなところで。
売り手市場とはいえ、毎年特徴は異なる。
その内容について議論できるのはお互いにとって価値もあるだろう。

一昨日はお疲れさまでした。
今日は日報くらい読んでおこうかな・・・。

やっぱり時間が・・・

今週はモーレツに暑い日が続く。
まるで真夏のよう。
少し外に出ただけで汗ばんでしまう。
そんな今週だが、昨日から岐阜行脚がスタートした。

先日のブログで紹介したように経営者、採用担当者向けのセミナー。
僕は基調講演で採用分野の話をさせてもらう。
第1回目は大垣市のソフトピアジャパンで開催。

この会場は2年振りかな?
ありがたいことに定員の25名を超える方が参加。
その昔、西濃地区も営業で回っていたので、僕が担当していたクライアントにも参加頂いた。

そんな中、見覚えある名前も・・・。
13~14年前、名大社の学生モニター・バイトとして手伝ってくれていたNクン。
当時、かなり会社に貢献してくれた。
僕はその部門の責任者だったので、印象は強く残っている。

Nクンは現在、自分で保険代理店を経営すると共に家業に入り次期後継者としても活躍。
僕が講演することをどっかで知り、忙しい中、わざわざ参加してくれた。
元気そうで何より。
また、会社に遊びにいらっしゃい。

また、20年以上ぶりにお会いした方もあった。
覚えていてもらい感謝。
相変わらずお美しく・・・。

講演の機会はよく頂くが、最近の悩みはタイムマネジメント。
余計な話をしすぎて時間通りに終わらないのだ。
今回の持ち時間は80分。
初披露のネタも多いので、事前準備はしっかりしたつもり。
計画では持ち時間の5分前に終了し、質疑応答を受けるつもりでいた。

岐阜での講演はいつものように自虐的な自己紹介。
「岐阜県の求人倍率が高いのは私のせいです。裏切り者でゴメンナサイ。」とスタート。
一応、会場が和むので、そんな形で喋りはじめる。

採用環境、イマドキの若者の傾向、エンゲージメント経営、自社の取り組みの4部構成。
2部が終わった段階でさりげなく時計を見ると残り時間はあと20分。
ヤバい。
このままでは予定通り終わらない。

3部、4部はまくしたてるような喋り続けたが、結果としては終了時刻の15時を5分オーバー。
最近の悪い癖が出てしまった。
参加者のみなさん、休憩時間が短くなってしまい、申し訳ありません。

が、しかし、言い訳的にいえば、持ち時間自体はオーバーしていない。
きっちり80分で終了した。
言い訳的にいえば、最初の挨拶とその後の説明が5分オーバーしたのだ。
言い訳的にいえば、僕のせいではないのだ。

そんなことを言っているうちはプロとはいえませんね。
スミマセン…。

講演後に行われたワークショップも参加させてもらったが、僕の話した主旨は伝わったと思う。
とりあえず無事に初日は終了。
第2回目は明日。
ここはきっちりと時間を守っていきたい。
横道に逸れずにね・・・。

しばらくこんな時間が続くが、約束通り進行していこう。
大丈夫かな?(笑)

京都で若手が学んだ日

先週30(金)日は「Fネット若手・中堅勉強会&交流会」
今年は京都のOVOさんで行われた。
ちなみに昨年は名大社で行い、その時の幹事が翌年を幹事を決めることができる。
ニムラが指名したのはOVOの坂元さんとスパン(群馬)の野澤さん。
相談の結果、京都のOVOさんで開催することになった。

今回集まったのはFネット加盟会社9社15名。
ほぼ若手の参加者となった。
名大社からはヤマゾエ、クマガイ、イサジの3名。

一般的に合同研修は参加者は寡黙で静かにスタートするが、ここは同志の集まり。
初対面であるにも関わらず、積極的に名刺交換、挨拶をしスタート時にはいい雰囲気に。

まずは幹事から目的の共有。

僕もFネット会長として挨拶させてもらった。
そして、各テーブルでアイスブレイク。

これだけでも結構盛り上がっていた。
そして、参加各社のプレゼン。
地域の採用トピック、自社のアピールポイントなどを共有する。

トップバッターは仙台のきゃりぽーと仙台の宍戸さん。
若手の場では既に貫禄あり。堂々としたプレゼン。

群馬のスパン深澤さんと福島さん。
幹事会社なので緊張もしただろう。

東京のパフ。
さとみん、はすみん二人合わせて「ミンミンです」という自己紹介はややスベッたが、
事務局長も兼ねる釘崎社長はニコニコしながら動画を撮っていた。

こちらも東京の人材研究所。
原田さんは新人らしからぬ落ち着き。

静岡・就職情報センターの浅田さん。
自社の課題を面白おかしく説明していた。

そして、名大社の3人。
ヤマゾエ以外は硬かったかな(笑)。

京都のOVO、小島さん。
幹部の他、新入社員らしき方も聞いていたのでやりにくかっただろう。

岡山シーズの橋本さん。
彼も今年の新人。いい緊張感が伝わってきた。

そして、最後は福岡、就職エージェント九州の三浦さん。
前回の岡山に続いての参戦。悔しい思いがあったみたい。

各社プレゼンの後は、事務局長でありパフ社長でもある釘崎さんの講義。
なんだか最近すっかり売れっ子講師。

少しは笑わす場もあったが、参加者は真剣モード。
業界の課題も提示しながら、普段ではみせない姿を見せていた。
いい学びになったことだろう。

各地域のお菓子もね・・・。

最後はワーク及び発表。
ケーススタディである企業に対して採用の提案を行う。

4チームがテーブルごとにディスカッションを行い、提案内容をまとめ発表。

4チームあっても視点は異なる。
提案内容もそれぞれの個性がみられた。
1時間程度の議論ではまとまらない面もあるため、
ツッコミどころも多かったが、どのチームも好感が持てる発表だった。
総評でも話させてもらったが、これをこの場で終わることなく、
持ち帰ってブラッシュアップしてもらいたい。

幹事の2人も素晴らしい宿題を提示していた。
長くて短い5時間の勉強会の後は交流会。
近くの居酒屋さんで親睦を深めた。

ここで更にお互いの関係性は深まったことだろう。
最後は名古屋ナモ締めではなく、末広がりの五本締め。
盛り上がったまま会を締めることとなった。

さて、来年はどうなることか。
幹事の坂元さんと野澤さんにムチャ振りをしたので、
困惑しているかとは思うが、それも楽しみにしたい。
ここで学んだことを今後大いに活かしてもらいたい。

参加した皆さん、お疲れ様でした。
そして、会場提供頂いたOVOさん、
準備で大変だった坂元さん、野澤さん、ありがとうございました。
来年は群馬なのかな?(笑)