先週16日(水)は名古屋ファミリービジネス研究会。
すでに折り返しの4回目。
ファミリービジネスは僕のTV出演の効果もあり、俄然、注目も浴びている。
(そうでもないかな・・・笑)

4回目のテーマは「これからの組織づくりのためのエンゲージメント経営」。
講師は普段から何かとお世話になっているマッピーこと松林博文氏。
オンオフの師匠でもあり、僕をファミリービジネスアドバイザーの世界に引きずり込んだ張本人。
マッピーに誘われなかったら、この分野を研究することはなかったかもしれない。

そういった意味では恩人。
別の意味では巻き込んだ人物としては責任を果たしてもらわないといけない(笑)。
最近は著書や日経トップリーダーのCD出演を含め、
エンゲージメントを企業に広める第一人者として活躍されている。

この会では僕が最初の30分程度、ファミリービジネス関連のネタで喋らせてもらい、
その後講師にバトンタッチ。
今回、講師はマッピーではあるが、
サポートとしてワンちゃんこと株式会社イー・クオーレ代表の犬飼江梨子さんも参加してくれた。
彼女はリサーチャーであり、インタビュアーであり、心理プロファイラ―。
名古屋ではなかなか馴染みはないですね・・・。

この2人によって、エンゲージメント向上のための講座がスピーディーに楽しく進められた。
気づいたら終了時間の18時になっていた感じ。
5時間は長いようで短い。

マッピーは最近の事例やこれから経営者が求められる考え方や行動について分かりやすく解説。
いつものことながら感心しながら聞くばかり。
ワンちゃんは自己理解と他社理解を中心に
今の自分と相手との関係性についてディスカッションを含め進行。

ピグマリオン効果という言葉も初めて知った。
これはキッチリと押さえておかねばならない。
事前のアンケートで目的志向型なのかリスク回避型なのか、内的基準なのか外的基準なのか。
この言葉だけだと伝わらないと思うが、参加者20名がそれぞれ自分の特徴があり、
仕事や人との関係性において大きな影響を与えている。

うちのような無形サービスと製造業では明らかに人の方向性も異なる。
その傾向性や参加者の人間性が理解できただけでも参考になる点は多い。
誰に対してどう発言していくべきか、
社内を見渡しても人によって表現方法は変えていくべき。
十分納得させられた講座だった。
まだまだ勉強が足りませんね。

研究会終了後はいつものように懇親会。
毎回、お酒を酌み交わすことで参加者同士の信頼関係が高まり、より間柄になっていく。
会社の中ではできないような会話もここでは安心して話せたり・・・。
そんな関係性がお互いにとっても有益だろう。

最後に記念撮影をしたが、みんないい笑顔。

こうして回を積み重ねることで、自身の会社も成長させてもらいたい。
残すところあと2回。
みなさんで盛り上げていきましょう。
次回も楽しみにしています。