先週金曜日は全就研の「第30回 就職フォーラム」。
全就研とは全国私立大学のキャリアセンターと企業、
そして我々のような就職情報会社が情報交換をする場。
東京・品川プリンスホテルで開催された。

今回、僕は名大社代表というよりはふるさと就職応援ネットワーク会長という立場で参加。
首都圏を中心とした大学の担当者にその存在をしっかり理解してもらうのが目的。
そのため名刺もそっちを沢山持参。
ちなみに僕の名刺入れには6種類の名刺があり、状況に応じて中身が変わる(笑)。

この就職フォーラムの第一部は基調講演。
いつもは著名な方が登壇されるが、今回はより採用の現場に近い方の登壇。
一人がフォースバレー・コンシェルジュ株式会社の武田取締役。
もう一人は認定非営利活動法人ReBitの中島マネージャー。

テーマは「海外人材」と「LGBT」。
今後、企業がより注力しなければならないテーマ。
500名以上の参加者も熱心に耳を傾けてた。

名大社としても海外の高度人材をあっせんする業務は行っているが、かなり限定的。
まだまだ幅は小さい。

現在、外国人の就労の増加率は日本が全世界で一番。
ホワイトカラーの受入れも一番。
最も就労ビザが取りやすいのが日本だが、その理解はまだ少ないようだ。
今後、南西アジアを中心にさらに広がる可能性はあるが、言葉の問題も含め課題は多い。
そんな話を武田取締役は分かりやすく説明された。

採用後においても悩みは多い。
ただそれは採用前に伝えるべき内容がほとんど。
コミュニケーション不足が大きな理由。
それは外国人に限らず日本人も同じことが言える。

LGBTの中島さんの話もとても興味深かった。
中島さん本人が性的マイノリティーの存在。
自らをカミングアウトしながら今後の対策を語られたのは大きな説得力を持つ。
シスジェンダー、ヘテロセクシャルなど全く新しい言葉も学ばせてもらった。

海外人材にしてもLGBT にしてもこれからの企業は当たり前の存在になる。
そのためにどう準備し体制を整えるのが、僕らにも求められるところ。

第二部は情報交換会・交流会。
多くの方とご挨拶をさせてもらった。
ここがメインの仕事。
頑張りました。
名大社の代表としてもね。

終了後は品川の場末のもつ焼き屋で二次会。

株式会社パフの取締役会のような状態(笑)。
新幹線までのわずかな時間ではあったが、有意義な時間を過ごさせてもらった。

時代が進化すると共に新たな取り組みが必要となってくる。
それを痛感した今回の就職フォーラム。
いい学びにもなりました。