前向きに行こう!名大社社長ブログ

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大転換期なんだよね。

気づけば金曜日。
「暑い!暑い!」と言っているだけであっという間に一週間が過ぎていく。
名大社では明日から15日までは夏季休暇に入る。
やらねばならないことが全然できていないような・・・。
まずは今日一日しっかりと過ごさねば・・・。

今週火曜は中部経済同友会の夏季セミナーに初めて参加。
3か月ほど前に先輩経営者から推薦を頂き、中部経済同友会に入会したのだ。
僕のような愚か者経営者が入会できるか不安だったが、意外とあっさりと承認された。
新入会員向けのセミナーもあったがスケジュールが全く合わず、
ようやく参加できたのがこの夏季セミナー。

「クールビズでお越しください。」
と案内に書かれていたので呑気にポロシャツで出席するが、さすがに浮いていた。
紹介いただいた先輩経営者からは
「山田さん、恥ずかしいよ~」と言われてしまった。
もっと場をわきまえないといけませんね(笑)。
何より会場のナゴヤキャッスルは冷房が効きすぎて寒かった。

中部地区の錚々たる企業が揃うこの会はテーマも重厚。
「大転換期を超えて日本が目指す道」。
モノづくりが盛んな東海地区がどんな未来を創っていくかのを基調講演と
パネルディスカッションを通し語ってもらった。

最小二乗法や猫関数を使ったディープラ―ニングの話はさっぱり理解できなかったが、
要はそれを上手く活用することで農業も製造業も劇的に変化する。
モノづくり日本の地位を取り戻すことは可能ということ。
なかなか自分事として捉えることのできない僕はまだまだ未熟。

現役官僚によるこれからの国家の在り方と個人の向かうべき方向も勉強になった。
僕らが思っている以上に若手の官僚は真剣にこれからの日本について考えている。
既得権ばかり気にするお偉い方ではなく、
もっとこの世代に任せてしまった方が国家の信頼は回復できるのではないか、
そんなふうに思ってしまった。

この日は夕方からクラブ愛知の納涼会が金シャチ横丁(義直ゾーン)で行われた。
なんやかんや言って金シャチ横丁は初めての利用。
こんなクラフトビールもあるんですね・・・。

「名古屋城金シャチ海鮮市場BEER&BBQ」が期間限定で開催されているが、
思ったほど知られていないんじゃないかな。

もしくはあまりにも暑くて客足が遠のいているのかな?
お邪魔した日は意外と涼しかったけど・・・。
火曜日以降もバタバタと。

一昨日は「名古屋ファミリービジネス研究会」のDay2。
こちらは時間があれば改めて報告したい。

昨日はこれ。

これは報告の必要はないな.
とてもいい会だったけどね(笑)。
高田くん、お疲れ様でした。

そして、今日はインターンシップ学生のプレゼンと会社の納涼会。
こちらも時間があれば改めて報告したい。
そんなこんなの1週間。

それでは休暇前の最終日、元気に行ってきます!

言葉を持つということ

日本代表がベルギーに敗れて一週間が経過する。
最後の最後で逆転されたのは悔しいし残念だが、清々しさが残ったのも事実。
それは僕に限らず日本全体が同じ気持ちで、
健闘を称える姿がそれを証明している。

西野監督の呆然としたインタビューも、
乾選手の泣きじゃくる姿も、
昌子選手のグランドを叩きつけるシーンも印象的。
感動させる場面はいくつもあった。

この大会を通して、いや、その前の大会も通して感じたのは長谷部誠選手の姿勢。
そのキャプテンシーは素人の僕が語るまでもないが、
彼の言動にはいつも感心させられる。

さすがにベルギー戦直後のインタービューでは言葉に詰まっていたが、
他の試合や記者会見では常に冷静で感情を露にすることもなく、
真摯に答えている。
簡単そうで簡単でない。

敗れた試合ではそっけない態度の多い選手の中でも長谷部選手は丁寧に答えている。
その実直さや気分に左右されない態度がキャプテンらしさと言えると思うが、
彼の場合は明確な言葉を持っている。
いつも言動を見ているわけではないのではっきりしたことは言えないが、
常に自分の言葉で話をしている。
それも精神論で頼るのではなく、論理的に分析もして語っている。

いつも頭を使っている証拠だと思うが、
今の生活では日本語を使用するケースはそれほど多くないはず。
ドイツでプレーしてもう10年も経っているので、
普段の生活の思考パターンが変わっていてもおかしくない。

それでも明確に分かり易く日本語を使う。
これはキャプテンとして選手をまとめる上でも重要なはず。
「死ぬ気でやれ!」
「絶対勝つぞ!」
だけでは通用しない。

スポーツに限らず、どんな世界でも自分の言葉を持つことは必要。
より上の立場になればなるほど、伝える言葉は重要。

彼がベストセラー作家であるのも頷ける(笑)。
今更ながら読んでみる必要があるかも・・・。

代表引退は寂しいが、彼の背負ってきた重圧を外してあげる時期なんだろう。
彼のインタビューを通して学ぶ場面は多かった。
上に立つ者は常に言葉を磨かねばなりませんね。

ありがとうございました。
今朝の朝礼はしっかりと語ります(笑)。

京都で経営と歴史を学ぶ

2週連続の京都。
あら、珍しい・・・。
ちょっと広げれば3週連続の関西。
あら、珍しい・・・。
来月にも京都に行くしね・・・。

それは一昨日のこと。
僕が所属する経営塾「壺中の会」のオプション例会が京都で行われた。
壺中の会は松下哲学を学ぶ場。
そうなると向かう先は自ずと決まっている。

京都駅前にある松下資料館。
盟友櫻山さんと初めてお邪魔したのがちょうど4年前。
その時のブログはこちら
この時は館内を自由に回っただけだが、今回は遠藤館長による講話を含め2時間ほど滞在。

松下幸之助翁が何時も語られるのは原理原則。
著書を読み、DVDも鑑賞し、常に学んでいるのだが、
脳ミソの程度が悪いのかすぐに忘れてしまう。
繰り返し繰り返し学び続けないと本当に自分の力にはならないのだろう。

今回、伺った話も初めてではない。
どこかで読んだり、どこかで聞いたりした話だが、
その都度、新鮮であるし、その都度、自分のデキなさ加減にガッカリしたりする。
それも反省として捉え、継続させる必要はある。

松下氏の言われる代表的な言葉は「素直な心」。
今回は映像を見ながらの復習。

素直な心の10カ条は、
1.私心にとらわれない
2.耳を傾ける
3.寛容
4.実相が見える
5.道理を知る
6.すべてに学ぶ心
7.融通無碍
8.平常心
9.価値を知る
10.広い愛の心

頭では十分わかっているんだけど・・・。
遠藤館長から渡されたのは「素直な心」を考える自己診断チェックシート。
これを毎日実施するといいと言う。
早速、昨日、やってみた。

素直な心の持ち主として相応しいかどうかは分からない。
平常心はもっと持ち合わせていると思ったんだけど・・・。
これは日によって結果は違ってくるだろう。
さすがに毎日は難しいが、その都度、チェックしていこう。

松下資料館の次に向かったのが、東山にある霊仙歴史館。
こちらは初めて。
隣接している坂本龍馬のお墓は一度伺ったことはあったが、
歴史館の存在すら知らなかった。
こちらの初代館長は松下幸之助氏。
そんなご縁もあり、資料館からこちらへ直行。

幕末維新ミュージアムというくらいだから幕末から維新にかけての展示が中心だが、
大河ドラマ「西郷どん」の話題もあり、大西郷展と特別展が設けられていた。

この時代のことはもっと勉強しなければと常に思っているが、
思うように進んでいない。
ドラマを見て書物を読むくらい。
「西郷どん」「龍馬伝」「八重の桜」「花燃ゆ」と過去のドラマを繋ぎ合わせながら、館内を回った。

明治元年から150年。
明治維新の壮絶な期間は日本の歴史においても大きな意味を持つ。
どんな大きな意味?と問われると答えに窮するが、この期間に学ぶべき点は多い。
経営についても歴史についても学ぶだけでは意味がない。
何かの形で実践に活かす。

今の日本が生まれ分かるための行動を起こすわけではないが、
自分にできることはやっていかねばならない。
京都は学ぶ場が多い。
ちょくちょくお邪魔する機会をこれからも持つようにしたい。

ご一緒した「壺中の会」のみなさん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

ふるさと交流パーティー in京都

一昨日の土曜日は京都。
ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)主催でUターン学生向けのセミナーが
パートナー会社OVOさんで開催された。

遠くに写るのは準備中のOVOの池田さんと田村さん。
田村さんの司会進行も素晴らしかった。

この日は名大社も「ジモト就職フェア」。
あちこちでイベントが行われたわけだ。

このイベントは京都を中心に関西圏の学生が参加。
静岡・東海から中国・四国地区出身のUターン就職希望の3年生がほとんどだったが、
中には熱心な1年生も参加していた。
岐阜県、三重県出身者も参加するため東海地区代表として僕が出席。

第一部は「就活のコツセミナー」。
4社の各地域の就職情報会社の代表が登壇し、
各地域の魅力からUターン就職の必勝法までを熱く語った。

基本的にどこの会社の代表も話好き。
喋り始めるとなかなか止まらない。
僕はそのあたりを気をつけて短めに喋ったつもりだが、
本当に短かったかどうかは分からない(笑)。

第二部は「ふるさと就職相談タイム」。
エリアごとのブースで各地域出身者と具体的な相談に乗る。

僕のブースには1年生から来春卒業予定の学生まで様々な学生が訪れ、
質問を交えながら就職全般について語り合う。
素朴で新鮮な学生が多かった。

第三部は交流パーティーで学生同士のコミュニケーションの場。
途中から我々も入り、学生と情報交換。

兵庫県出身の女子学生と会話するが、
その学生は珍しいことに愛知県に就職したいという。
名古屋メシも大好きでちょくちょく遊びにも来るとのこと。
僕の人気シリーズ「食べ物ブログ」を勧めておいた(笑)。

特に縁もゆかりもないらしいが、名古屋圏は魅力があると感じているようだ。
しかし、明確な理由がないため、志望動機に欠けるのではという
不安を抱えているようだが、そんなことは心配無用。
保守的、閉鎖的といわれる名古屋圏もIターン学生は大歓迎。
そんなことを恐れる必要はない。
そんな交流も含め、学生らと情報交換を行った。

彼ら彼女らのこれからに少しでも役立てばいい。
今週土曜日は同じ内容のイベントが東京で開催される。
まだまだ予約は可能。
詳細はこちら
このブログの読者には関東地区の学生さんはいないと思うが(苦笑)、
もし興味があれば参加してもらいたい。

たまにはこんなイベントもいい。
ご協力いただいたみなさん、お疲れ様でした。
今週も張り切っていきましょう。

少よく大を制す

「あの~、最初に挨拶をさせてもらうのですが、日大のことを触れても大丈夫ですか?」
「全然問題ないですよ。かえってウケるんじゃないですか?」

これが僕が元関取 舞の海秀平氏に挨拶に伺った時の会話。
何かと言えば、一昨日開催された母校の父母教育懇談会。

記念講演会の講師は舞の海さんで、
僕は後援会長として最初に挨拶をしなければならない。
舞の海さんは日大相撲部の出身だったため、失礼と思いながら冒頭の質問をしてみた。
実際に「今話題の日大の話が出るか、分かりませんが・・・」
というような挨拶をしたが、一定の関心は集めた(笑)。

舞の海さんといえば、新弟子検査で
頭にシリコンを埋めて身長を高くして臨んだというのは有名な話。
今回はそのあたりの苦労話から現在の相撲界の裏事情、
自分の現役時代のエピソードについて語って頂いた。

「みなさんに持ち帰ってもらうような話はひとつもありません。」
と言われていたが、それはあくまでもアイスブレイク的なネタであることは
話を伺ううちに理解できた。

以前、伺った山本昌さんにしろ、舞の海さんにしろ、
この手の方は話が上手い。
何よりも頭の良さを感じる。

ただ経験を感情的に話すのではなく、論理的な組み立てもされており、
あちこちに話題を飛ばしながらも、
きっちりと元の話題に戻って納得させるのはさすが。
だからこそ、現役を退いてからもひっきりなしに講演依頼があるのだろう。

僕の感覚にすぎないが、元アスリートの講演はきっと2つに分かれる。
ひとつはその名を利用していくつも講演をするが、
全然つまらなくて次第に消えていくケース。
もうひとつは話をブラッシュアップさせ続け、講師業としても成立するケース。
そんなんじゃないだろうか。
名を生かせるも生かせないのも本人の努力とセンスだと思う。

相撲界の裏事情はこのブログで公開できないので僕の胸の内に留めておく。
日大の件については、軽く触れられた。
田中理事長は舞の海さんが学生時代の監督。
それも相撲部屋を紹介してくれた恩人。
立場的にあまり辛辣は発言ができないのもよく分かる・・・。

曙や小錦との対戦秘話も披露。
タイトルにあるような「少よく大を制す」のための葛藤。
それは恐怖が伴うことでもあるが、実に面白かった。
なんせ自分の3倍の体重の人間が圧し掛かってくるのである。
傍から見てる分にはいいが、本人にとってはたまったもんじゃない。

そんな舞の海さんが小結まで上り詰めた理由は、
真面目で素直じゃなかったからという。
十分、真面目で素直だと思うのだが、肝心なところではそうじゃなかったようだ。
それが人のやらない技や思いがけないアイデアを繰り出したことに繋がった。
いい意味での開き直りが状況、状況で打ち出せたことによる。
それは相撲の世界だけでなくすべてにおいて言えること。
そんな意味では持ち換えるに十分な講演だった。

せっかくならツーショット写真をお願いすればよかった。
僕の方が間違いなく背が高い(笑)。

貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

シューカツはもう終わってしまったのか・・・。

最近のブログを読み返すと仕事や業界のことに全く触れていない。
これだと仕事をせずに飲んだり、走ったり、
飲んだり、食べたりしてるだけと思われてしまう。
それは不本意。
不本意ではないが、誤解を招いてしまう。

たまには業界人らしいところも見せなきゃいけないと昨日痛烈に感じた。
と、昨日、日経新聞を開くと載っているではないか、業界ネタが・・・。
そんなわけで昨今の就職事情について思う点でも書いてみたい(笑)。

名古屋でも20卒就活に向けた動きはスタート。
今日はリクルートさんもマイナビさんもインターンシップイベントを開催。
さて、どっちが多くの学生を集めるのかな?(笑)
就職に関して全く関心がないと思っていた大学3年の娘もどうやら参加するらしい。
彼女には7月3日開催する名大社のイベントにも参加してもらいたい。

それはそれでいい。
早い時期から世の中にはどんな業界があり、どんな仕事があるのかを知るのは大切。
なんの知識も持たずに知名度だけに振舞わされる就活は避けてもらいたいし・・・。

今回の日経新聞で気になったのは、その左下に書かれている19卒の状況。
ディスコさん調べでは6月1日時点で内定率は65.7%。
ディスコさんを悪く言うつもりもないし、ウソのデータとも思っていないが、
「いやいや、そうじゃないでしょ?」と思わず唸ってしまう。
この数字が独り歩きするのではないかと心配になる。

対象はキャリタス就活の学生モニター1,145名。
いわゆる意識の高い優秀層。
東海地区のごく普通の学生とは明らかに就活のスタイルも異なる。
しかし、この数字だけ見せられると悪い意味で焦ってしまうのではないか。

先日も大学のキャリアセンターの方と
このような数字が与える悪影響について話をしていた。
実際、大学側の集計とは乖離しているが、
どうしても報道されることにより、その数字が世の中の正しさと認識されてしまう。
まだ継続中の学生もそうだが、その親御さんにも不安を与える。

特に親の影響力の強い昨今は負の連鎖がついて回る。
売り手市場だからといっていいことばかりではない。
大学側は自校の数字を提示しながら、
安心材料を提供するのだが簡単ではないようだ。

それは採用する企業側もそう。
今、名大社としてもクライアントに採用支援の真っ最中だが、
今年は本当に採用側の環境は厳しい。
中小企業はより厳しい。
こんな数字を見せられると絶望的になってしまう。

本来は学生も企業もチャンスは残っているのに、
みすみす逃してしまいそうな予感さえある。
それは勿体ないと思うのだ。
例年よりは難しい環境であるのは間違いないが、
名大社としてこれからもやっていくべきことはある。

シューカツはもう終わってしまったのか。
まだ、そんなことはない。
仮に内定率が80%といわれてもやるべきことはまだまだあると思う。

リーダーシップ・トランジション

昨日のブログがまあまあ好評だったので、続きを・・・(笑)。
2日目の朝一番に受講したのが、
富士ゼロックス総合教育研究所による「リーダーシップ・トランジション」。
ということは何の工夫もないブログタイトル。
まあ、そんな手抜き感はどうでもいい。
中身が大切。

それにしても最近話題のゼロックスさんですが、いろんな事業に取り組まれているんですね。
定期的に「人材開発白書」を発刊し、人材開発における様々な問題を調査・研究されている。
今回のテーマも上場企業の役員を中心としたリーダーを対象に調査した結果から作られている。

面白いのは自由回答コメントを整理統合した上で、
それを類似性で分類し、背後にある共通要因を導き出した点。
そこを基準に内容を作りこんでいるので、論理的であり説得力がある。

その前に”トランジション”って、なんだと思われる方もあるだろう。
トランジションとは移行することで、メンバーは現場リーダーに移行し、
経営リーダーに移行していかなければならない。
それは単に右肩上がり的に線を描くのではなく、S字曲線として描かれていく。

イメージするのは難しいかもしれないが、
簡潔に言えば簡単に現場リーダーから経営リーダーにはなれないということ。
現場リーダーと経営リーダーでは求められことは明らかに異なる。
現場リーダーは課長クラス、経営リーダーは事業部長、役員クラスを指すので、異なるのは当然。

名大社においても課長クラスの現場リーダーは揃っているのだが、
次の経営リーダーを育成していくのがもっかの課題。
そもそも僕が経営リーダーとして相応しいかどうかの大問題はあるが、ここではあえて触れない。
大事なのはその先のこと。
大事なことを僕は自分の存在を棚に上げて取り組まねばならないのだ(笑)。

調査によれば、企業内で一目置かれる経営リーダーには3種類の行動変化がみられるという。
・積極的依存(自分一人で頑張ろうとしない)
・選択的対応(隅々まで関わろうとしない)
・新たな人脈形成(業務遂行以外の関係者で築く)

この3点が重要。

この講演ではセルフチェックを行ったのだが、僕はまずまずの評点だった。
自分に甘い採点をしている可能性は大だが、それほど自分の対応は悪くない。
まあ、これでも8年は経営者をやってるわけだから、
ある程度の点数を取らない方がおかしい。

全部自分でやりたいとか、どんなことでも関与したいとか、業界内の人としか付き合わない、
そんな経営者は結構多いだろうが、それでは経営リーダーとしてはよろしくないということ。
大いに頷ける話だが、頑なにそれを続ける方も多いと思う。
僕はそこに関しては何のこだわりもないんだけど・・・。

会社の体制として、そんな方向にもっていかねばならないのは事実。
現場リーダーが経営リーダーになるための行動を促していかねばならない。
簡単なことではないが、徐々にシフトしていく仕組みを作らないといけない。

ここでも言われたのが決断。
そして、一皮むけること、修羅場経験・・・。
それが重要。

こうなったら一人ずつ修羅場を経験させる必要があるのかな(笑)。
そんなことも半分真面目に考えたりしてしまう。
いずれにせよ、リーダーの存在が会社の行く末を決める。
各部門のリーダーがより上に立つリーダーへ移行することが求められる。
それが僕自身の最大の仕事かも・・・。
積極的依存や選択的対応をしながらね。

僕は戦略人事になる!

昨日、一昨日は東京で開催された「HRカンファレンス」に参加。
HRプロさんや日本の人事部さんのこれらの人事系イベントは
都合がつく限り極力参加している。

数年前までは採用事業のネタを見つけるために参加していたが、ここ最近は違う。
もちろん採用ビジネスに直結するサービスを探しているが、
組織や人事について自社に活かすことを考えての参加が増えた。

そんな意味では今回の講演も大変に役に立つ内容だった。
この講演を通し、自分自身の新たな役割も見えてきた。
特にサイバーエージェントの曽山氏と
早稲田大学ビジネススクール入山准教授のセッションは多くの気づきがあった。
このお二方の講演は以前も伺ったことはあるが、その度に学びがある。
すぐ忘れてしまう自分の未熟さは否定しないが、
今後の自社の政策に活かしていくつもり。
マジメに・・・。

この会のテーマは
『「新規事業を創出する人材」「イノベーションを起こす組織」はどうすれば生まれるのか 』
僕自身がもっとも関心のあるテーマ。

名大社を先行きを考えていくと新規事業やイノベーションは外すことはできない。
新規事業を生み出し、イノベーションを創出しなければ会社は生き残っていけない。
それを僕が声高々に「新規事業を作れ!イノベーションを起こせ!」
とほざいたところで生まれるものではない。

そのための仕掛けや仕組みが必要。
うまく仕組化することで、メンバーがその気にならなければ生まれようがない。
自発的な行動は重要だが、それを待っているだけでは前には進まない。
そんな点では、サイバーエージェントのしかけは参考になった。

詳細は省くが、イノベーションを成功させるポイントは3つ。
1.変化の習慣 
2.経営の率先垂範 
3.敗者復活の事例

サイバーエージェントで展開される「あした会議」では
新規事業の提案などが毎回20~30案出るという。
その中で選ばれた案が事業化されていくわけだが、
そこにも相当な仕組みが作られている。
常にチャレンジできる体制がある。
そして、何よりも決断経験することが人材を育成し、成長へと変化していく。

サイバーエージェントのような会社でも新規事業が成功する確率は50%。
新会社も5年で半分は潰れるようだ。
潰した者は敗者になるわけだが、その敗者を労い、
次の事業へ向かわせる制度が再チャレンジを生み、組織も活性化する。
そうでなければ恥ずかしくて会社に残ることもできない。

営業利益の●%を新規事業に回すということもわかりやすい。
これは名大社でも決断することができそう。
あらかじめルールを決めてしまえば、そこに余計なリスクを考える必要はない。
制度としてチャレンジできる体制を整えてしまえばいい。
そんなことも含め、事業の活かし方のポイントを吸収できた。

これも大きな領域でいえば人事の仕事。
入山准教授は人事の「戦略化」が必要という。
大きな組織であれば人事部を新たに構成し、
CHOなんて作ってしまえばいいのかもしれないが、
中小企業はそんなわけにはいかない。

となるとそれはやはりトップの仕事。
そう、僕の役割。

これからの僕の仕事は戦略人事。
人事面からどう戦略を立てるかを考えていかねばならない。
また、役割が増えたかも・・・。
こんなことを優先できるのも有難いんだけどね(笑)。

やっぱり、そうなのね

一昨日の水曜日は「富士ゼロックスエグゼクティブセミナー」に中堅リーダーのオクダと参加。
講師は株式会社日本レーザーの近藤宣之会長。

タイトルは
「進化した日本的経営 なぜ、人を大切にすると利益は上げるのか?
-ありえないレベルで人を大切にしたら24年連続黒字になった仕組みー」

とやたら長い(笑)。

90分間の講演内容はまさにこのタイトル通り。
ありえないレベルの人の大切の仕方だった。

近藤会長はサラリーマン出身。
親会社のトップとぶつかり冷や飯を食わされる経験もし、
そんな状況の中で人の使い方を学んできたことは多い。
何となく僕に似ている。
それはおこがましい。
それを言うなら僕が似ているということだが、僕はその比較にならない。
苦労度は僕の数十倍だろう。

きっと成功する人の冷や飯度は反比例しているんじゃないかな。
講演中に何度も修羅場を超えることが大切と言われていた。
やはり修羅場経験は人間を強くしていくし、
その経験がないと一皮むけないということ。

講演終了後、オクダと会社まで帰る道のりで
「オクダには修羅場体験がないな。思いきりやってみるか?」と振ってみた。
「疑似体験はしています・・・」
と言っていたが、そんな甘っちょろいことでは意味がない。
一度、どん底まで落としてみるか。
そして這い上がってきたら評価するか(笑)。

それはさておき、近藤会長の熱い講演で印象に残ったことを少し披露。
就業規則は毎年変える。
クレドは最初自分で作り、その後、全体で作り直し、そしてまた自分で作り直す。

2:6:2の法則の見方について。
これは目からウロコ状態だった。
一般的に2:6:2の法則と言えば、
「優秀な人2割」「普通の人6割」「パッとしない人2割」に分かれる。
それは優秀な2割だけ残しても、また2:6:2になるという。
何度も何度も聞いた話。

しかし、近藤会長の解釈は異なる。
会社を引っ張る20%のリーダー、会社を支える60%の人財、
気づきを与える20%の社員という。
パッとしない、もしくは足を引っ張る2割は気づきを与えてくれる貴重な存在。
こんな肯定的解釈ができること自体、感動。

そして、参加者に配布されたクレドも、
必要な個所は自由に使ってくれと太っ腹な事を言われた。
その人間的器の大きさがいい組織を作り、いい人間関係を作り、
働きやすい職場を作っているのだろう。

僕もESを上げることを中心に考えてきたが、近藤会長の前では木端微塵。
それは考えてきたつもりに過ぎず、その徹底度に比べれば足元にも及ばない。
唯一、共通点があるとすれば社長室を持たないことくらい(笑)。
自分の未熟さを痛感した講演だった。
但し、進んでいる方向は間違っていないと実感はしたけど。
やっぱり、そうなのね・・・。

本講演では、一人一冊、近藤会長の著書がプレゼントされた。
それも直筆サイン入りで・・。
近々、読んでみよう。

この手の講演は僕が参加するだけでなく、
会社の中堅メンバーも順に参加させなくてならない。
これも人材育成。
僕自身もそうだが、一緒に参加したオクダも何らかの気づきはあったはず。
次はシゲノかな・・・。

モヤモヤ感がいいらしい

長いようであっという間にGW休暇は終わる。
今日から仕事。
ブログ同様、頑張らねば・・・笑。

ブログネタが豊富だとネタとして取り上げるのに時間が掛かる。
ネタがない時は悶絶するような苦しみが体を襲うが(笑)、
たまにはこんな時もあるようだ。

何かといえば、先月末に参加したセミナー。
タイトルは『E.シャイン博士プロデュース 成果の出る「働き方改革」講演会』。
対象はキャリアコンサルタントの有資格者や人事関係の方。
タイトルだけ捉えれば、
どんな働き方改革を実施すれば企業として成果を上げることができるかと期待するだろう。
多分、そんな想いで参加された方が多いんじゃないかな。

エドガー・シャイン博士はアメリカの心理学者で組織開発、キャリア開発の第一人者。
僕はほとんど知識を持ち合わせてはいないが、心酔する方も多いようだ。

今回は名古屋でも初の試み(いや、全国でもかな?)で、
アメリカで滞在するシャイン博士とネットで繋げ(スカイプ?)やり取りする形式。
それも担当者が双方に会話するのではなく、ワークを実施後、
ファシリテーターが議論した内容を報告するスタイル。

主催者からテーマを与えられるものの落としどころが分からない。
当然、上手く進行しない。
それは通信状態もそうだが、議論のテーマがアバウトなので、
参加者同士の意見も噛み合わない。
なんだかモヤモヤ感が残る感じ。

しかし、それは予め仕組まれており、想定済み。
世の中には正解はない。
話し合っていることに正しい答えはなく、
どんなかたちがいいかはあくまでも参加者が感じ取るだけのこと。
このブログを読んでも「何のこっちゃ?」と思われるだろう(苦笑)。

僕はまだ経営者の立場で多くの経験をさせてもらっているので、
自分の中のオプションを繰り広げることができるが、
参加された方は難易度が高いはず。

特に今回は最近、キャリアコンサルタントの資格を取得された方も多かったので、
ハードルは高かったんじゃないかな・・・。

午後の講義も同様。
「プロセスコンサルティング」について学んだのだが、これも相当レベルが高い。
僕としては面白かったのだが、実際、テーマにある「成果の出る働き方改革」
に繋げることは難しかったのではないだろうか。
大局的に見れば組織開発の話をされているのだが、そう認識できる方は少ないはず。
ここでもモヤモヤ感が残ったと思う。

キャリアコンサルタントが国家資格となり、注目は更に浴びている。
これをチャンスと思い、資格を取得した方も多いだろう。
しかし、資格を取得したところで仕事が舞い込んでくるかといえば、
そんな甘い話はない。

資格はラベルに過ぎない。
更に自己研鑽を図り、経験を積み上げていくしかない。
そのためには「一皮むける」経験が必要。
(これは講師が話されていた)
僕は修羅場を乗り越える経験と表現を変えるが、
そうでないとこれからのキャリアコンサルタントは難しいのではなかろうか・・・。

とりとめのないブログで、何を言いたいかわからなくなってしまった。
申し訳ない。
いえるのは働き方改革も組織開発もプロセスコンサルテーションも終わりがないということ。

それを知れればいいこと。
モヤモヤ感が残ったとしても・・・(笑)。

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