これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その181

そろそろ地下から出ましょう。
そして、思い切って屋上へ出ましょう。
本来であれば屋上のビアガーデンで夜風を浴びながら、
生ビールをグビグビやりたいとことですが今はそれも叶いません。

残念ながら中途半端に収まるしかないようです。
向かったのは丸栄スカイル。
以前はそう呼んでました。
今はSKYLEとだけ呼びます。

今のコロナ禍を考えると丸栄さんは延命せずに正解だったのかもしれません。
最近はその名前すら聞かなくなってしまいました(涙)。
うむ。

気分を変えて、向かったのは9階のレストラン街。
昔はデパートのレストラン街で食事をするのがとても贅沢に思えました。
サザエさんでは今でも夢の場所ではないでしょうか。
ランチにしては珍しくエレベーターで向かいます。

その中のパスタ専門店に向かいます。
パスタ専門店といえばちょっと豪華な気持ちになりますが、
(そうでもないかな・・・)
伺ったのはあんかけスパゲティのお店。

キャラが際立つ「コモ」さんです。
こちらの可愛らしいイラストは40年前の女将さんではないでしょうか。
今も現役バリバリだと思われますが、面影は髪型くらいでしょうか。

メニューサンプルの隣には日替わりとサービスメニューが並びます。

なんと日替わりスパゲティーは550円。
それもライスとサラダが付いてきます。
栄のど真ん中ではかなりお値打ちといえるでしょう。

「よ~し!」
気合を入れ、店内に入ります。
メニュー表には多くの訳の分からない名称が・・・。

ルシアン?シガツ?コグ?
そして、ドラゴンズの選手のサイン。
こちらを制覇しようと思うと相当な時間は掛かります。

「すいません、ピカタをください!」
ここは見栄を張りサービスメニューをオーダーしました。

まずはサラダの登場。
シンプルな野菜サラダです。

それほど時間が掛からず運ばれます。
ピカタ(ソースとポークの黄金焼) 700円

本来は800円ですが、サービスメニューは100円お値打ちなようです。
正統派なあんかけスパですが、かなりのボリューム。
大盛といってもおかしくはありません。

カウンターの向こうには初老の女性が同じようにピカタを食べています。
「あの婆さん、大丈夫かいな・・・」
と呟きながら、太麺とあんかけと黄金焼を絡ませながら頂きます。

たまにモーレツにあんかけスパのピカタを食べたくなるのはなぜでしょうか?
誰か教えて欲しいです。
食の細くない人気食べ物ブロガーですが、食べ終わるとお腹はパンパン。
大盛は食べれません。

ふと向かいの初老の女性を見るときれいサッパリ平らげていました。
「なかなか、やるじゃないか」
と思いつつ、少しだけパンパンな自分が情けなく感じました。

多くのお客さんは日替わりスパゲティーを食べています。
意外とご飯に合いますよね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その180

またまた地下のお店が続きます。
今回は会社から東に向かった住吉町。
飲み屋街のど真ん中にある「桜びより」さんに行ってきました。

本当は昨日の夜にお邪魔する予定でした。
尊敬する同級生経営者とのサシ飲みの計画でしたが、
緊急事態宣言のため一旦、キャンセルし来月に仕切り直しにしたのです。

この緊急事態宣言中、飲み屋さんの営業は20時まで。
それはなんとか受け入れるとして、どの時間帯もアルコール提供はなし。
さすがにそれはちょっと・・・。

飲んべえの戯言ですが、車でもないのに夜の飲食でお酒なしの人生はあり得ません。
目の前に美味しいうな丼が置かれているのに匂いだけで我慢しろ
と言われているようなものです。
(最近、ラズウェル細木さんの「う」を読んでいます・・・)
これでも忍耐強い方ですが、こればかりは耐えられません。
今月中はじっと我慢するしかありません。

しかし、これは個人が耐えればいいだけのこと。
お店は耐えるだけでは済みません。
事業を継続せなばならないのです。

少しでも力になりたいと思うのが、人気食べ物ブロガーの素直な気持ち。
まわり道をしましたが、緊急事態宣言中はランチ営業をしているので、お邪魔してきました。

こんな控え目な看板では分かりません。
しっかりとブログで宣伝していきましょう。

こちらの女将は少し前のブログで紹介しました。
食べ物のはなしではなく、「80年代音楽の繋がり」
気になる方はご覧ください。

女将さんの作るおばんざいは絶品。
ランチで頂けるのはありがたいこと。
この日のランチは西京焼、どて煮、煮込みハンバーグ、手羽先の唐揚げでした。

ここはキッパリと決めます。
世間話をしながら女将の手さばきを眺めます。

さわらの西京焼ランチ 1000円

小鉢だけでも十分楽しめます。
西京焼きに添えてあるモミジもサービス精神が溢れています。

体が日本酒を欲しますが、ご飯にも合いワシワシと進んでいきます。
気づいた時にはすべてがキレイになくなっていました。

本来であればこんな日本酒とおばんざいを頂くのが理想。
あと12日間の我慢です。
来月には美味しいお酒と食事を楽しむことでできるのです。

今はその期待を裏切らないで欲しいと祈るしかありません。
ごちそうさまでした。
6月が待ち遠しいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その179

今日から愛知県も緊急事態宣言の対象となりました。
寂しい気持ちはありますが、しばらく我慢せざるを得ません。
それでも人気食べ物ブロガーの任務を果たすことは変わりません。

これは先週の出来事。
再び伏見地下街に降りてきました。
ふと右側を見ると凄い行列ができています。

人気のハンバーガー屋さんです。
つい最近、TVの情報番組で取り上げられたのでより行列が増えています。
人気食べ物ブロガーはそこに行きたかったわけではありません。
ちょっと様子を見たかっただけです。

目的は左側にあるお店。
「ふつふつや」さんに行ってきました。

こちらは日本酒をお値打ちに飲ませてくれます。
飲み放題メニューを眺めるだけで夕方あたりから体が引っ張られそうです。

作と高千代の繰り返しだけで5回はいけるな・・・
そんな想いを描きながら、日替わりランチを注文します。

ランチが届くまでの時間、壁に貼られたPOPを眺めます。

「お~、いいじゃないか。オレならドリンク2杯の千ベロセットだな」
ひとりニヤニヤしています。

「お客様、どうされました?。」
「いや、最近はやりの妄想病です。日替わりランチをお願いします!」
訳の分からない回答をしてしまいました。

日替わりランチ 780円

この日は海老のかき揚げです。
おつまみに成りかねない小鉢も嬉しいですね、

海老のかき揚げを一つ食べたところで、カウンターにおじさんが座りました。
60歳過ぎに見えますが、ピシッとジャケットを着て仕事中のようです。
「日替わりランチもいいですよ~」と視線を送ります。
その表情から確認したように思えました。

「すいません。千ベロセット。ドリンク2杯で!」
こちらを嘲笑うかのようにはっきりとした口調でおじさんは注文します。
「えっ・・・」
ちょうど12時になろうという時間です。

人気食べ物ブロガーは明らかに狼狽しています。
おじさんは生ビールを美味しそうに飲みながら小鉢をつまみます。
こちらに顔を向けはしませんが、勝ち誇った表情のように思えます。

負けました。
完全に敗北です。
ただランチに来ただけなのに、これだけ屈辱を味わったのは初めてかもしれません。

ごちそうさまでした。
せっかくの美味しい料理でしたが、肩を落としてお店を出ました。

緊急事態宣言が解除されたらリベンジします。
早くそんな日が訪れるのを待つばかりです。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その178

今日はゴールデンウイーク最終日。
そして「こどもの日」です。
水曜恒例の食べ物のはなしも特別編でお送りしたいところですが、
明日から頑張るビジネスマンを第一優先にさせて頂きます。

そのため特別編ではなくいつもの伏見シリーズ。
ゴールデンウイークに貧相な食事しかしてないわけではありません。
そこは誤解して欲しくありません。
あくまでも全国30万人の働く読者のためなのです。
はい、ファンを大切にする人気食べ物ブロガーなのです。

向かったのは伏見通沿いのビルの地下にある飲食店街。
5店ほどが並びますが、残念ながら閉まっている店舗もあります。

その中で抜群の元気さを誇る「みそかつの店けんと」さんに行ってきました。
屋号にみそかつと付けるくらいですから名物はソースとんかつではなくみそかつなんでしょう。
余分な一行となりました。

ジ~っとメニューボードを眺めながら店内に入ります。
何の迷いもなく「すいません、日替わり弁当をお願いします!」と注文。
カウンターで料理人の手さばきを観察しながらしばらく待ちます。
さほど時間は掛からず運ばれてきました。

日替わり弁当 700円

この日はハンバーグステーキ、イカフリッター、唐揚げにこんぶ豆、ひとくち豆腐、ミックスサラダ。
ご飯もボリュームがあります。
明日から仕事を頑張るビジネスマンの笑顔が浮かんできます。

こちらはテーブルのあちこちに置いてある漬物も食べ放題。
これだけのおかずとご飯でお腹は十分に満たされます。

圧倒的な男性比率の店内でほぼ9割のお客さんが日替わり弁当を注文します。
残りの1割が若鶏の唐揚げ弁当と白身魚のフライ弁当。
人気食べ物ブロガーとして気になるのは看板メニューのみそかつ定食(1200円)。
周りを見渡しても誰も食べていません。

「店名を馬鹿にしてるのか、誰か頼めよ!」
心の中で叫びます。
次から次に入ってくるお客さんが注文するのも日替わり弁当。

「ふざけるな!いい加減にしろよ!」
怒り心頭で思わず声が出てしまいそうになりました。
それを気にすることなく、料理人は忙しくも楽しそうに働いています。

「いかん、いかん、ボクはただみそかつ定食の姿を見たかっただけなんだ・・・」
言い訳しながらも大人げない態度を反省します。

天からごもっともな声が届きます。
「キミが注文しなさい!」
まだまだ精神的には子供のようです。

ごちそうさまでした。
次回は奮発してみそかつ定食を注文します。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その177

先週に続き伏見地下街です。
最近は長者町横丁なんて呼ばれているんですね。
モニターに映っている美しい外国人女性は見たことはありません。

先週はレトロな喫茶店「び~んず」さんにお邪魔しました。
そのお店に向かう途中で、ほのかなソースの香りが漂ってきました。
気持ちを引き摺り数日が経過しましたが、どうしてもその香りが気になりお店に向かいました。
「広島的鉄板酒場 鉄輝努」さんです。

このお店はなんと読むのでしょうか。
”テツキド”と読みます。
そのまんまといえばそのまんま。
しかし、漢字の変換は難しい。
そのあたりも計算ずくで名付けられたのかもしれませんし、
広島では親しみのある言葉なのかもしれません。

夜は鉄板居酒屋の顔が中心ですが、
お昼は広島風お好み焼きととん平焼きの2種類のランチ。
広島風お好み焼きはそばかうどんを選択します。
ここは迷わずそばを選びます。

広島出身のオーナーが見事な手さばきで作り始めます。

そばはそば、てんこ盛りのキャベツとは別に焼きます。
この距離感に職人の巧みさを感じます。
まだお客さんが誰もいなかったので、そう感じただけかもしれません。

しばらくすると鉄板に乗せられ手元に置かれました。
広島風お好み焼き 850円

絵になる美しさ。
インスタ映えも間違いありません。
ここで素人くさく箸で食べるわけにはいきません。

知った顔で小さなコテを使います。
家でお好み焼きをする時は当然のように箸で頂きますが、
ここは知った顔風にしなければなりません。

コテで小さくカットし、ふうふうと言いながら口に運びます。
「お~、いいぞ、こんな広島焼が食べたかったんだ・・・」
数年前、広島駅の有名店で食べたことを思い出します。
違いは分かりません・・・。

目を横に向けるとマヨネーズとオタフクソースが並びます。

マヨネーズはお好み焼き仕様。
半分近く食べたところで思い切りマヨネーズを掛けます。
思い切りというほどではないかもしれません。

これくらいが程よい感じでいいのでしょう。

ランチタイムですが無性に体がビールを欲します。
これは食事なのか、酒の肴なのか、自分の中での戦いは収まりません。
なんとか正義の自分が勝り、体にビールを浸みこませることなく食べ終えることができました。
少しだけ人間的に成長を感じた瞬間でした。

ごちそうさまでした。
次回は夜お邪魔して、浴びるようにビールを飲みたいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その176

外に出ると雨が降り出しました。
「しまった、ビルの地下の店にすればよかったかな・・・」
と思いつつ、もう錦通を越えていました。

たまには伏見地下街にも顔を出しましょう。

10年前はシャッター街に近い状態でしたが、
最近は飲み屋さんが増え、活気を取り戻してきました。
コロナの影響はどこまであるのでしょうか?

お店の境と通りの境がないため密は避けられるでしょうが、
それなりの大人しい状態が予測されます。
安いお店を梯子しながらワイワイやりたいところですが、あと少しの我慢ですね。

その通りの途中にある「びーんず」さんに行ってきました。

昔ながらの喫茶店。
入った瞬間懐かしさを感じます。

年齢の割にやたら若い格好をしたスナックのママ風の女将さんが出迎えてくれます。
これもお店のウリの一つでしょう。
名古屋の喫茶店らしいメニューが並びます。

ふと耳を澄ますと店内には80年代の曲がBGM。
「大人の階段の~ぼる、君はまだシンデレラさ~」
H2Oの「想い出がいっぱいが」が流れています。

高校時代大好きだった「みゆき」を思い出します。
「オレは鹿島みゆきの方が良かったな・・・」
と感傷に浸りながら、スナックのママ風の女将さんに注文します。

正統派の喫茶店らしくスプーンとフォークがナプキンに包まれます。

おすすめランチ 850円

こちらのお店は鉄板イタリアンや鉄板インディアンが有名ですが、
やはりオススメで攻めるべきでしょう。

正統派な喫茶店らしくミートスパゲティとピラフのセット。
若者は大喜びでしょう。
しかし、ここは来月55歳を迎えるオジサン。
これだけの量は結構しんどいですが、80年代を思い浮かべ頑張りました。

味も昭和を感じさせる素朴さ。
しっかりと完食しました。

コーヒーとデザートがつくのも嬉しいですね。
デザートはヨーグルトにフルーツポンチ。

これだけでもホッとしますね。

会計はもちろん現金のみ。
PayPayもIDも何とかも使えません。

ごちそうさまでした。
いつもでも昭和な雰囲気を残してもらいたいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その175

春の陽気に誘われて、体は勝手に外に向かいます。
この季節は時間に余裕があればランチも少し遠い場所に向かいます。
伏見駅を越え、名古屋観光ホテルの手前にある「しゃなりしゃなり」さんに行ってきました。

毎週、名古屋観光ホテルにはお邪魔するので以前から気になっていたのです。
「少しも遠くないじゃないか」という伏見に詳しい方からのツッコミが入りそうです。
まあまあ大事なのは気持ち。
これからも遠足気分で遠出できる日はいくらでもあるでしょう。

こちらは料亭の味を味わえる創作和食居酒屋。
そう紹介されていますが、夜にお邪魔したことはありません。
しかし、なかなかいい雰囲気の店内。
カウンターでしっぽり飲むにはいいかもしれません。

目を横に向けると大釜度が並びます。
どうやら魚沼産コシヒカリをここで炊き上げるようです。
そして飲み放題には八海山の吟醸酒も含まれるとのこと。
呑み助には飛び跳ねて喜ぶかもしれません。

ランチは3種類。
日替わり御膳は肉か魚を選べるようですが、ここは迷いはありません。

海鮮丼定食 1000円

海鮮丼単品ではなく海鮮丼定食。
サラダも小鉢も茶碗蒸しも付きます。
ご飯も大盛無料です。
気持ちは大いに揺らぎますが、ここは優雅な気分で攻めたいところ。

海鮮丼にはまぐろ、鯛、ほたて、サーモン、いくら、なぜかささみ等。
真ん中に黄身がド~ンと構えます。
これは豪快に食すしかありません。

グワシグワシと音をたてながら勢いよく食べ続けます。
息継ぎすることもなく、あっという間に平らげてしまいました。
お客さんが待っているわけでもなくお店が混んでいるわけでもありません。

「もっとゆっくり食べればいいじゃないか・・・」
貧乏性の自分に語りかけます。
それでも勢いは大切。
丼物は豪快にいきたいですよね。

別の機会があれば、冷酒と共に丼の上の刺身を肴にチビチビとやりたいですね。
その時は八海山なのでしょうか。
妄想は膨らみます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その174

昨年のこの時期、食べ物ブログは週2回の掲載でした。
少しでも伏見のお店を応援するために敢えて数を増やしたのです。
そして中旬からはテイクアウトシリーズに変わりました。

名大社も非常事態宣言を受け在宅勤務。
伏見界隈の飲食店も休業が増え、お持ち帰りメインになったのです。
そこまでしなくてもよかったな・・・と今では思いますが、
昨年は自粛ムードが日本全体を覆っていました。

その間、閉店したお店もあります。
反対に状況を見てオープンしたお店もありました。
その勇気にエールを送ると共に貢献もせねばなりません。

錦通りを北に向かったところにある「まぜそば鳳」さんに行ってきました。

地下は「えんそば」さん、2軒隣は「ラーメン大」さん。
人気店がひしめき合っています。
そんな場所にあえて出店。
その勇気には再度エールです。

名古屋のまぜそばといえば、「台湾まぜそば」が有名。
人気食べ物ブロガーもちょくちょく頂きます。
こちらはまぜそば専門店ですが、かなりの種類が揃っています。

柚子香る海苔塩まぜそば、ベーコンカルボまぜそば、しらすぺペロンまぜそば、
チーズカレーまぜそば、他にも個性的なまぜそばが並びます。
迷うところですが、ここは王道を。
屋号にもなっている「鳳まぜそば」を注文しました。

特製もあります。
写真を見ると200円アップで具材も2倍のような気配です。

そして、量も選べます。

せこさ100倍で勝負したいところですが、来月には55歳となる身。
GOGOと勢いよく行けという外野の声は無視して、中盛をお願いしました。

鳳まぜそば 830円

それでもかなりの迫力。
グイグイとかき混ぜます。
えびの香りが漂ってくるのが特徴でしょうか。
ここはダイナミックにいくしかありません。

グワシグワシと食べ続けます。
体が味の変化を欲します。

このニンニクの存在も重要。
思い切って乗せます。

匂いがしないマスクをすれば問題ありません。
ガッツリと美味しく頂きました。
食べ終わった瞬間、「ふ~っ」とため息をつくのもまぜそばらしさ。

隣の若者は当然のように大盛を注文していました。
次回はブタトロねぎわさびまぜそばにチャレンジしてみましょうか。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その173

3月の最終日、年度末の最終日は食べ物のはなしとなりました。
これも何か大きな意味があるのでしょう。

伏見界隈に限らず全国の飲食店がコロナに振り回された一年でした。
僕もどうでしょうか。
ランチはほぼ変わらないとしても夜は例年の半分、いや1/5程度でしょう。
これではどの飲食店も経営が苦しくなるのは間違いありません。

えっ、そんなに貢献していないだろ?
そんなことはありません。
尾張名古屋は城で持つです。
訳の分からないコメントで誤魔化します。

それでも伏見地区のお店が元気になるのを望むばかりです。
それを象徴するようなお店に行ってきました。
伏見駅からすぐ、広小路通沿いにある「広小路キッチン マツヤ」さんです。

この悲痛な叫びを全面的に表現する勇気は大したもの。
少し前も地元TV番組の特集で取り上げられていました。

「よ~し、オレは最善を尽くすぞ!」
地元を代表する人気食べ物ブロガーとして意地を見せねばなりません。

「広小路キッチン マツヤ」さんは2階。
1階は系列店の「酒天童子」さんです。
諦めない気持ちは一緒です。

困った時はお互い様。
ここは攻めるのみです。
まずは体を慣らすために1階から。
「酒天童子」さんで超ロングセラーのメニューをオーダーします。

カルロ 900円

あんかけ焼きそばではありません。
珍しくリフトアップをします。

そうです、こちらはパスタ。
具材を分析します。
玉ねぎ、にんじん、コーン、しめじ、たけのこ、にら、ほうれん草、
もやし、豚肉、いか、あさり、白菜、キャベツ。
これだけの具材です。
その証がカルロなんでしょう。

想像以上に重いですが、最後まで諦めません。
食べ終わると共に2階の「広小路キッチン マツヤ」さんに向かいます。
老舗の洋食屋さんですが、コロナ前は結構飲みにも行きました。
置いてあるワインボトルを全部飲んでしまい、迷惑も掛けました。
いやいや、売上貢献は十分なはず。

「よ~し、最善を尽くすぞ!」
まずオーダーしたのが国産豚の味噌かつ。
残念ながら売り切れでした。
悩んだ末に注文したのがこちら。

若鶏の味噌かつランチ 880円

写真では分かりにくいですが、若鶏は2枚。
それだけでも相当な迫力。
グッとお腹にきます。

それでも諦めるわけにはいきません。
人気食べ物ブロガーとして名古屋の魅力も発信し続けます。
味噌かつを紹介するのは必然。

1階も2階もとても美味しく頂くことができました。
さすがに身動きはとれません。

かなり盛った展開になりましたが、ご了承ください。
こちらの2店は以前に紹介してますが、そのあたりもご理解を・・・。

2021年度は名古屋全体が元気になってもらいたいですね。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その172

少しずつ春の訪れを感じます。
ランチ時も先日までは外に出るのが億劫でしたが、
これからの季節はできるだけ遠出したくなります。
風の強い日は煽られながらも、スキップをしながら街を駆け巡ります。

この日はあえて目的のお店を設けず。
三蔵通りを西に向かい歩き続けます。
素直に自分の気持ちに従い、嗅覚を信じるのみです。

「さて、どこにしようか・・・」
と考えた瞬間、モーレツに空腹感が体を襲います。
そんな時に目に飛び込んできたのが、こちらのお店。

「中国料理 茗華楼」さんです。
全国の腹ペコ諸君が求めるのがセットもの。
それも麺とご飯のセットがテッパンです。

いくつかの定食が並ぶ中で迷うことなく選ぶのはラーメンセット。
メニューをじ~っと眺めながらどの組み合わせがいいかイメージします。
醤油ラーメンと炒飯は普通すぎる。
台湾ラーメンと麻婆飯は匂いが気になる。
う~ん、そうだな・・・。

「すいません、担々麺と高菜炒飯のセットで!」
ラーメンセットで一番コスパがよさそうなセットを注文しました。
さすがの人気食べ物ブロガーなのか、
せこい人気食べ物ブロガーなのか、票は分かれるところでしょう。

ラーメンセット 820円

この類のお店はセットメニューもハンパ感はありません。
担々麺も高菜炒飯もしっかり一人前ずつあります。
テーブルに並べられた時に少しだけ後悔します。

「本能の赴くままに食べる歳でもないな」
いつも同じことを繰り返しているような気がします。
反省してもすぐ忘れてしまうようです。

しかし、食べ始めれば関係ありません。
「いいぞ、いいぞ、なかなかやるじゃないか。」
後悔なんて過去の話です。

担々麺と高菜炒飯とのセットは相性がいいことが分かりました。
担々麺の辛さを高菜炒飯が意外と抑えてくれるのです。

それでもお腹はパンパン。
「ゆっくり歩いて会社に戻るか」
お腹をさすりながらお店を出ます。

御園座のタワーマンションが眩しく見えます。
あのマンションを買える時が来るのかな?
どうでもいいことを考えながら会社に戻りました。

ごちそうさまでした。