寒い日は続きます。
ランチでもコートを羽織って外に出たくなるのは年齢のせいでしょうか?
それをカバーするには体が熱くなる食事をするべきでしょう。

頭に浮かぶのは辛いもの。
想像しただけで体が火照ります。

では、いざ出陣!
会社から北に向かい錦通沿いにある円山日生ビル。

地下1階の「中国菜館 桃の花」さんに行ってきました。
こちらのHPを確認するとなかなか面白いです。
大学教授の武田邦彦氏や元プロ野球選手の山崎武司氏のコースがあるのです。
機会があればそれも食してみたいですね。

今回は正統派ランチ。
それも体が熱くなる食事をしなきゃいけません。
メニューを眺めます。
ここは一点突破。
迷う必要はありません。

「すいません。麻婆豆腐定食をお願いします。」
メニューには人気No.1と表記しています。
これは期待できるでしょう。

「おまちどうさまでした。ご飯はお替りできるので、このボタンを押してください。」
「は~い」
(いえいえ、そんな必要はありません。そんなには食べないよ・・・)
心の中で呟きます。

麻婆豆腐定食 850円

この見た目、いかにも辛そうです。
アップにして、その色合いから想像も難しくはないでしょう。

豆板醬、ラー油、花椒、山椒などピリッとくる調味料が喉を衝いてきます。
グーンと食欲も増してきました。

「よしっ、行くぞ!」
気合いを入れて食べ始めます。
次第に汗が流れ始めます。
それもうっすらではなく、ボトボトと汗が落ちる感じで。

「いいぞ、いいぞ、この感じ。オレはこの辛さを求めていたんだ。」
レンゲで麻婆豆腐を掬い、箸でご飯を頂く高度なテクニックを駆使しながら、
グワシグワシと食べ進めます。

気がつくとご飯がなくなっていました。
まだ、麻婆豆腐は半分近く残っています。
「こりゃ、仕方ないよね・・・」
と呟きながら、ボタンを押しお替りをもらいました。

「いや、ご飯を食べたいわけじゃなくて、麻婆豆腐がまだ残っているから。
やっぱりご飯に合うから」
なぜか、自分に言い訳しています。

ご飯2杯で麻婆豆腐はキレイになくなり、体も温まりました。
レンゲと箸の高度なテクニックはバランスを取るのが難しいです。
こんな時は丼ものがシンプルでいいのかもしれません。

メニューを確認するとあるじゃないですか、マーボー丼。
定食と何が違うのかな?
値段も同じ。
ザーサイがあるかないか?
だとしたらやっぱり定食の方がお得ですよね。

メニューをよく眺めると不思議な文字が・・・。

なにとぞ君メニュー。
一体これはなんでしょうか?
疑問を抱えたままお店を出てしまいました。

次回の課題ですね。
この辛さはクセになるかもしれません。
ごちそうさまでした。