これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「会社を想う 仕事を思う」の記事一覧:

緊急事態宣言に向き合いながら

一昨日の土曜日はちょっとしたイベント。
所属するRCが提唱する大学のクラブに対し認証式を行った。
ロータアクトクラブという地域での奉仕活動を行う外部団体があり、それをRCが支援しているのだ。

僕が幹事を務めた年度に今回の大学への支援が決まり、記念行事がその認証式。
いつの間にか僕は窓口と仕切り役に担ぎ出され、
大学と他のRCの担当者と一緒に準備から当日の運営まで行うことになった。

当初はイベントルールを守りながらも多くのゲストを招いての認証式だったが、
愛知県も緊急事態宣言の対象となり、急きょ、縮小版にしオンライン配信を中心に開催。
当日は最小数での開催ながら豊明市長にもお越し頂き、無事に終えることができた。
まずはホッと一息。
ご協力頂いた方に改めて感謝。

これは所属する団体の活動の一つの例だが、
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令される度に急な対応を求められることは多い。
何でもかんでも中止という選択もあるが、単純じゃないケースも多く、
その都度、最善の対策を講じなければならない。

会社の事業は翻弄され続け何度もの経験で、すでにやり方を確立してしまった.
だが、他はそんな簡単ではない。
僕もあちこちのネットワークや団体に所属しているが、考え方も異なるため全員が納得するはむしろ稀。

ここ一年はそんな調整ばかりしてきたと思う。
おかげで偉い方に対しても遠慮がなくなったのかもしれない。
それはいいことなのかな?(笑)

ただつくづく思う。
いつまでこれを繰り返せばいいのかと・・・。
この1年、同じ言葉を聞き、同じ行動を求められ、それに粛々と従い実行してきた。
身に付いたのはオンラインスキルと最小限のまとめ方だけ。
プラマイを考えれば圧倒的なマイナスの要素。

職域でのワクチン接種も終わった。
家族も全員終えた。
本来ならもう少し自由を与えられていいはずだが、そんなわけにもいかない。

大学2年の息子も不憫でならない。
大学内でのワクチン接種はほぼ終了だと思うが、後期もオンライン授業なんだろうか。
このままでは学生生活の大半を閉じこもったままで終える。
それを忠実に守る学生。

それは学生だけでなくすべての人に言えること。
僕が飲みに行けない悲痛な叫びは戯言と受け取られるが・・・。

日本人は真面目すぎるのか。

これはコロナ禍での制約された行動もそうだが、
他のことに対しても同じではないかと最近よく感じる。

先週、「安いニッポン」の著者の中藤玲さんを招いた勉強会があった。
ブログに書いたようなことが話の中心。
値段を下げいいものを提供する。
それを否定するつもりはない。

しかし、行き過ぎたマーケットインの考えが自分たちのクビを絞めているのではないか。
今はマーケットインの思考が中心だが、それが弊害をもたらせていないか。
最近、海外のメーカーは日本に製品を卸したがらないという。
品質にうるさい割には価格が厳しく儲けにならないと。

日本人の努力の結果がデフレを生み外国に取り残される一つの要因もあるんじゃないかと。
それは日本人が真面目すぎるからか。
そんな中でのコロナ対策。

ここで何か強烈なメッセージを出したいわけじゃない。
現状に対しての冷静な見方をしているだけ。
なんの答えも出してなくて、すみません。

マジメしか取り柄の身として性格も含め、今後変えていく必要があるかな。
緊急事態宣言の中でとりとめもなく思ったことでした。

今週も暑くなりそうだ

連日猛暑が続く。
休日の外出は億劫で、どうしても家で過ごすことが多い。
昨日もお昼に少しお酒を頂き、いい気分で家でまったり。

ゆっくり読書でもしようとしたが、つい男子ゴルフを観てしまった。
7人に銅メダルが贈られると思ったが、そんな甘くはない。
あんなふうにプレーオフをするんだね。

松山選手、残念。
観ている方も結構疲れるね。

今日から8月の仕事がスタート。
暑さに負けずにバリバリといきたいが、週末からは夏季休暇に入る。
名大社では7日~15日までが一斉の休み。
9連休に入る前にやるべきことをこなしていこう。

会社は今日から5日間、インターンシップ生を受け入れる。
7名の学生が参加し、営業同行、イベント運営、プレゼン資料作成&発表を行う。
僕は毎年初日の午前中が担当。
「何のために働くのか?」なんて哲学チックなテーマを中心に学ぶ場。
少しでも自分の将来に役に立てばいい。

今晩は西川塾。
1年半ほど活動を休止していたので、塾生と語り合うのも久しぶり。
コロナ禍における各社の取り組みの共有は楽しみ。
お互いいい刺激になればいい。

明日は桜花学園大学にお邪魔したり、FBAAの打合せだったり。
おかげさまで忙しい今週だが、社外の予定が多い。
まあ、そんなもんかな・・・。

そんな中、大切なイベントも開催。
木曜日は「ジモト発見&インターン」
全学生を対象としたイベントを行い、これからの就職活動に役立ててもらう。

僕の出番はなし。
こういった企画に55歳のオッサンは関りは必要ない。
全てはメンバーに任せておけばいい。
金曜日のインターン生のプレゼン発表は総評を語るけどね。
ルーティーンを繰り返すより、毎日違う仕事に触れた方が個人的には楽しい。
そんな週となりそう。

それで夏休みに入るかと思いきや、やらねばならない大事な仕事も。
ニシダと一緒に先日まで行った授業の成績を付けなければならない。
それを集中できる土曜日に行う。
提出されたレポートが楽しみな反面、それを読み込みチェックする大変さも。
学生の成長を実感できるのは嬉しいことだけど。

こうして今週は暑く熱く過ぎていく。
しっかりとやるべき仕事を片付けて夏休みを迎えたいね。

「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」スタート!

先週火曜日は「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」

5年目となる名古屋ファミリービジネス研究会がスタートした。
昨年はコロナの影響で単発セミナーに移行したが、おかげさまで5年目を迎えることができた。

まずはこれまで開催できたことに感謝。
改めてご参加頂いた方、充実の講師陣にお礼をいいたい。
ありがとうございます。

今回もリピーターの方半数、新たな方半数と理想的なカタチで始めることができた。
落ち着いた雰囲気と緊張感漂う雰囲気が混ざり合いいい空気を生む。
お互いの信頼関係を醸成するには理想的な構成。
勝手にそう思っている。
自分に都合がいいね。

今年はコンテンツも見直した。
学びを自社に活かすために例年よりも課題を増やし発表の場も設けた。
間違いなくハードルは上がった。
最終的にそれが喜ばれるかは不明だが、
少しでも各社の未来にプラスを与えたい。
投げ出さないでくださいね(笑)。

Day1はいつものように僕の挨拶からスタート。

参加者も順番にテーマを持って自己紹介。
アピール好きが多いので、放っておけばずっと喋る。
強制的に2分で区切った。
それでも当初の予定より時間オーバー。
やっぱり僕が喋りすぎたか・・・。

今回の研究会のテーマは中小企業(ファミリービジネス)のブランディング。
ずっと事務局を一緒に行う株式会社サンコー櫻山社長が初回。

これまでは最終回が多かったが、今年は見方を変えてスタート時。
昨年出版した「ブランディングは中小企業を救う!」も増刷され絶好調。
今回も分かりやすくブランディングについて語ってもらった。
有難いことに終了後のアンケートは全員が5(満足)。

テーブルごとのワークも活発。
若い後継者の積極的な参加が増えたのもよかった。
宿題も多いが、少しでも役に立てば嬉しい。

研究会終了後は懇親会。
事前に抗原検査を行ったこともあり、全員が安心して参加。
この場ではお互いの悩みを共有したりと関係性を深めた。
最後は何故か名古屋ナモ締め。
1年半以上振りの披露のため、すっかり忘れていた。
まあ、何とかまとまったけど・・・。

こうして初回の名古屋ファミリービジネス研究会はいい流れで終了。
濃密な学びとお互いの信頼関係を提供できたんじゃないかな。
いい滑り出しだと自画自賛。

次回も楽しみ。
今年もお互いにとって有意義な場にしていきましょう。

大雨の熱海合宿

今回、熱海市を襲った土砂災害で被害に遭われた方に対し、
心からお見舞い申し上げます。

・・・・・
 
先週金曜、土曜は株式会社パフの取締役が集まり合宿を行った。
向かった先は熱海市。
思い起こしても過去、熱海に訪れたことはない。
せいぜい伊豆までだったと思う。

初めて訪れる場所に期待感も高まるが、今回は遊びではない。
合宿なのだ。

パフは6月が期末。
この7月より第26期がスタートした。
1年の振り返りと今期、また今後の経営について語り合う場。

吉川社長はこの合宿のためにホテルの予約から会議場所の選定、
食事のお店まで綿密な計画を立てて臨んでくれた。
海が見え全員のモチベーションが上がる絶景スポットを考えて。

ところがである。
この週末は日本中、雨。
特に静岡県は大雨。
熱海駅に集合した時点で出鼻をくじかれ予定を変更せざるをなかった。

まずは海の見えるカフェで取締役会。
今は人気のスポットだが、昔は自殺の名所だったという。

吉川社長は素晴らしい業績で社長一年目を終えた。
釘崎会長と僕は素直に彼女の功績を称えるのみ。

あとは現状の課題について話し合う。
スイーツが有名なカフェだが、そんなものに目をくれることなくひたすら熱い議論。

その後、ホテルにチェックイン。
しばらく温泉に浸かり疲れを癒し夕食へ。
さすがに夕食時は仕事以外の話も。
でも、大方、仕事がらみの話であった。

このクジラというクラフトビールは美味かった。

食事が終わった後は部屋に戻り、二次会。
ここでは”ヨシカワのお悩み相談”として、
吉川社長の普段の何気ない悩みに僕ら二人が相談に乗る時間。

彼女は従業員の立場から社長に昇格した僕と同じ立場。
カリスマ創業者釘崎会長とは違う視点が求められる。
あーだこーだと静岡の地酒を飲みながら語った。

僕は喜平を気に入り、お土産として購入。
両方、美味かったけどね。
それを飲み干し、それでも話足りず、ホテルのBarへ移動。

営業時間が終わるまで飲み、それでも足らず、再び部屋に戻って語り合った。
もうお酒は何も残ってなかった。

最後はどうでもいいことで、
(僕からすれば)
釘崎会長と吉川社長は言い争っていた。
僕はそこには関わらないようにしよう。

本来であれば翌日は3人で海沿いをランニングする予定だったが、朝起きると凄い雨。
ニュースを見ると新幹線は運休だという。
チェックアウト後、しばらく時間があったので來宮神社に向かった。

激しい雨は続く。

参拝と大楠の前での記念撮影を終え、
隣接するカフェでくつろいでいるといきなりスマホから大きなアラートが・・・。

熱海市内で土砂崩れが起きたと。
この段階ではあの惨状を予想していない。

在来線も運休、タクシーもいない。
バスに乗り込むも大渋滞で、
電車であれば2分で到着する熱海駅まで45分以上掛かってしまった。

予定していたランチのお店はお休み。
第二候補もお休みだった。
これも後になればいい思い出。

昼過ぎには新幹線も3時間の遅れはあったものの無事に動き始めた。
熱海駅で取締役会メンバーは解散。
僕が乗ったこだまは遅れを取り戻すために猛スピードで走行。
のぞみ並の時間で名古屋に到着。

ちょっとしたハプニングはあったが、
初めて行った合宿は実りある場となった。

吉川社長、釘崎会長、お疲れ様でした。
これからも盛り上げていきましょう。

同族企業をどう盛り上げるか

最近、時間を見つけてはクライアントに訪問している。
僕が直接担当しているクライアントはゼロなので、
営業を通して同行したり一人でお邪魔したり。
大きな目的は「名古屋ファミリービジネス研究会」の説明だが、
クライアントの職場環境を伺い情報交換し、営業の後方支援も大切な目的。

ついつい話し込んでしまい、いつの間にか2時間経過もざら。
クライアントとの関係ができているとはいえ、話が弾むことが多い。
外でお客さんと接することが楽しいとつくづく感じる。
やはり営業マンの方が向いているのかもしれない(笑)。

基本的にトップもしくはそれに近い方と話をする機会が多いため、
話す中身は経営ド真ん中なこと。
なぜか僕のことを立派な経営者と誤解されるので、
いいように利用させてもらっている。

ほとんどが中小企業で2代目、3代目に当たる方が中心。
10社あれば10社、100社あれば100社の課題があるのは当然だが、
そんな話を伺いながら情報交換するだけでも十分価値があるように思う。
僕自身も勉強になるし、適切かどうかはともかく僕の話も参考になっているようだ。
おかげで営業数字も上がったり(笑)。

採用支援が会社の本業であるのは間違いないので、
僕としてはもう少し経営者に寄り添いながらバックアップしたい。

僕も会社の代表を任され既に12年目。
業績もアップしたりダウンしたり、気持ちも盛り上がったり盛り下がったり。
外部環境の変化に翻弄されながらも適切な解を見出すしかない。

そんな経験を伝えることで参考にして頂けることもあるはず。
特に最近はファミリービジネス(同族企業)に対して向き合う機会が多い。
学んだことを伝えていくのも大きな使命。

来月から開催する「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」もそう。
詳しくはこちらから

研究会自体は多彩な講師陣に任せて、
僕はコーディネーター役として参加者同士、講師陣の関係性をより豊かなものにしていきたい。
あくまでもリアルにこだわって。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、感染対策は万全にして研究会を提供していく。

まだ参加者も受付中なので興味のある方は純粋な問い合わせもOK。
こんな環境下でも同族企業を盛り上げていきたい。
それも僕の大きなミッションですね。

アフターコロナを生き抜く~ピンチをチャンスに変える企業~

中部経済同友会の5月度会員懇談会もWeb形式。
もう1年半以上、あの緊張感のある場にお邪魔していない。
先月は総会が行われ、同じ場所にいたにも関わらず、
都合がつかず参加できなかった。

今回のWeb講演会は株式会社minitts代表の中村朱美氏。
経済人であれば知られた存在。
ビジネス誌でも頻繁に紹介されているし、
以前の日経トップリーダーのCDにも講演の模様が収録されていた。

しかし、僕が知るのはコロナ以前の活躍の姿。
この一年の活動は存じ上げなかった。

1日限定100食という飲食店を経営し話題となったが、
コロナの影響は受けないわけがない。
どんな状況に追い込まれたか無責任に知りたかったが、
圧倒的な行動力と決断力にはさすがというしかない。

中部経済同友会が三顧の礼を尽くして迎えられたのも納得できる。
本当に尽くしたかどうかは知らないが(笑)。

中村社長が多くのメディアに取り上げられるのはそのビジュアルもあるだろう。
それは僕の偏見で大変失礼にあたるかもしれないが、
そんな点はあると思う。

若くて美しく話す姿はアナウンサーのよう。
実際、今回の講演を拝見した時に以前のCDの講演より格段に上達したと感じた。
本人が年間100回以上の講演をされるというからその腕もメキメキと上昇。

年間30本の講演を頂いても、全く上達しない僕とは大違い(汗)。
それは講演者として実力が上がるだけでなく経営者としての実力も上がる。
一つ一つを学びに変えているのだ。

質疑応答の場でも読書量の多さと写真記憶について語られていた。
中村氏は本に書かれた内容を写真を撮ったように記憶できるという。
「マジ?」と思ったが、あそこまで明るく堂々と言われると真実なんだろう。

その事実だけでも尊敬。
天は二物を与えずというが、それは嘘だね。
もちろん人一倍の努力はされているが、根本の違いを感じてしまった。
う~む・・・。

そろそろブログのまとめに入ろうと思ったが、
肝心の講演内容は何一つ触れていない。
たまにはそんなブログもいいが、タイトルで判断すれば明らかに詐欺。

う~ん、困った。
多分、ググればどこかで引っ掛かると思うけど・・・。
それじゃダメですね。

叱られない程度に簡単に紹介しておこう。
コロナにより4店舗展開していたお店が打撃を受けたのは事実。
その中で最も来客数が減少した繁華街の2店を1か月で閉店。
それも解雇される社員さんからの後押しもあり決断。

既存店もテイクアウト対応を緻密に考え、結果的に1か月で黒字化。
今は過去よりも業績がいいという。
ちょっと簡単に書きすぎてるな・・・。

詳細の披露は割愛するが、
それも中村氏が作ってきた信頼関係とリーダーシップによるところ。
簡単に言えないことが沢山あるのが大前提だが。
中部経済同友会のお偉方からすれば娘のような存在だが学ぶ点は多かったみたい。
優秀な経営者はみなさん素直ですね。

またまた中身の薄いブログになったが、お許しを。
貴重な講演をありがとうございました。

新年度は盛り上げていきたいね

2021年度がスタートして早や5日。
組織再編に限らず席替えをしたので、否応なくその変化を感じるはず。
年度末の社員総会では前期を振り返ると共にいくつかの重要な話をした。

例年であればセミナールームに集合し開くのだが、
少しでも密を避けるためオフィス内で実施。
毎週月曜の朝礼が長くなっただけのよう(笑)。

年度末恒例のの記念写真も今年はなかった。
それくらい撮っとけばよかったかな・・・。

その場では昇格人事も発表。
このブログで少しだけ紹介すると取締役のタカイが取締役副社長に、G5のシゲノがG6に。
G5ってなに?と思われるだろうが、これは名大社の役職のグレードを示すもの。
分かりやすくいうと課長から部長への昇格。

名大社もいよいよ女性が先頭に立つ会社になってきた。
各部門も一部再編。
組織図を見る限り、女性中心の会社といっても大袈裟ではない。
政府が目標とした女性管理職30%は軽くクリアといえよう。

言っておくが政府の目標に合わせて女性管理職が増えたのではない。
能力ある者を登用した結果、そうなっただけのこと。
僕の趣味も関係ない。
男女差がある会社ではないので、どっちが相応しいということもない。
至極全うな人事。

こうして2021年度がスタート。
前期はコロナの影響もあり大きく業績を落とした。
今期はかなり高い目標を立て動き始めた。
高いといっても前年比での目標の高さは大したことはない。

それは総意。
綿密な予算計画の下、その計画に向かって走っていくだけ。
当然、走りながら考える場ばかりだが、やるべきことは明確。

先週末は「ジモト就職フェア」を開催。
就職活動も第2クールに入ったのか、積極的に動き回る就活生が目立った。

参加頂いたクライアントの満足度も高かった。
新年度が幸先がよくひと安心。
これでさらに勢いがつくといいね。

高井が副社長になってお祝いも届いた。
パートナーである株式会社パフの経営陣から笑えるメッセージも。
メッセージは内緒にしてあげよう。

写真では2年目マツモトへの贈り物にしか見えない。
会社の目立つところに飾るべきだが、照れ屋の彼は早々に片づけてしまった。
どこに隠したのだろう(笑)。
かなり嬉しそうだったけど。

こんなサプライズも感謝!

こうして始まった2021年度。
全員の力で盛り上げていきたいね。

コロナ年度が終わる

2020年度も残すところあと3日。
今日が幹部研修会、明後日が社員総会で一年を締め括ることになる。
先週はそのための資料作成や報告をまとめるために費やす時間が多かった。

正直言えば今年度ほど一年を振り返りたくない年度はない。
コロナに翻弄され、大した手が打てないまま終わったといっていい。
トップを任され11年が経過するが、今年ほど力不足を感じる一年はなかった。
その都度、対処はしてきたが、実績らしい実績は残せなかった。

じっと耐えるのも戦略かもしれないし、
耐えるための貯えを危機に備えて確保するのも重要だろう。
そのおかげで苦しい現状を耐えうる体力は持ってはいるが、
それは経営の本質とは少し違う。

それは慎ましい生活をすれば安定した家庭が築けるのと同じ。
間違いを犯さず健全さを継続すれば会社維持はさほど難しくはない。
身の丈にあった生活をするだけのこと。
それすらできない経営者がいるかもしれないが、それは経営能力以前の問題。

どんな環境下でもしっかりと実績を出すのが真の経営者。
外部環境の影響があるのはどんな業界でもいえること。
その中でも勝ち組、負け組は存在する。

常に勝ち組に入らないと結局は生き残っていけないのか。
生き残りだけを求めれば、身を切ってでも、
他人の血を流してでも戦う判断となるだろう。
それとも勝ってもいないが、負けてもいない状態をつくれるか。

こんな時だからこそ、無理な戦いを放棄し、ギリギリ負けない場だけ作っておく。
戦わずして勝つではなく、負けない戦いだけする、
ということか。
そんな短絡的な話ではないが、仕掛け方も変えないと。
反省ばかりの今期を振り返りながら、訳の分からないことを考えたり・・・。

それにしても10年ひと昔とはよく言ったもの。
リーマンショック後の大変な時期を過ごし、
会社が右肩上がりに成長し、まあ、こんなもんかと思った瞬間に成長は止まる。
止まるだけならまだしも落ち始める。

その間、10年。
昔はもっと長い期間だと思ったが、やはり10年サイクルなのか。

神様は人が楽をしないように見ているわけね。
もっと別の人を見て欲しいと思うけど(笑)。
いかん、これでは神頼みしていると思われてしまう。

正々堂々と向き合っていかねば。
今年ほど、自分の存在価値ではなく存在意義を考えた年はなかった。
心身とも至って健康ではあるけどね。

コロナ年度は多くの課題を与えてくれた。
これを機に会社もいい方向に変わっていくだろう。
数年後、コロナもよかったと笑える時を楽しみにしたい。

そろそろリアルでやりたいね

先週金曜日はFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の3月例会。
昨年3月がハイブリット開催。
オンライン対応から1年が経過した。
ほとんどのメンバーとこの1年間リアルでは会っていない。
画面を通して情報共有するのみの時間だった。

慣れてきたとはいえ少々寂しい。
そろそろお互いがひざを突き合わせて語り合いたいところ。
5月は再開のタイミングかな・・・。

そんな環境下での例会だが、今回も有意義な情報交換ができた。
各社の置かれた状況や課題は異なるが、
徐々にコロナのマイナス影響から脱し始めた。
前年を超える加盟会社も出てきた。

それは喜ばしいこと。
うちも負けてはいられないね。
オンラインだからできるFネットの取り組みも・・・。

今回の例会も3部構成。
各社情報共有、ブレイクアウトルームでのディスカッション、講演。
ブレイクアウトルームのディスカッションも修正点を加えた。
事務局長、副事務局長の段取り力もあるが、回を追うごとにスムーズになってきた。
テーマはコロナ禍の人事評価や求められる人材会社についてなど。
白熱した議論が繰り返された。
各社の取り組みは参考になる。

そして今回の講演は・・・。

担当は僕で「事業承継と中継ぎ経営」というテーマで話をさせてもらった。
Fネット加盟会社は創業経営者が多い。
10年未満の社歴の浅い会社から30年以上の会社まで幅広い。
ほぼ同族企業。

例外な会社は名大社を含め数社。
事業承継が間近に迫っている会社も多い。
対策はマチマチだが、真剣に向き合う時期でもある。
特に60代の経営者の会社はそう思う。
勝手にすいません・・・。

事業承継は親族内承継、従業員等の承継、第三者承継の3種類しかなく、
以前は親族内承継がほとんどだったが、最近は従業員等、第三者承継が増えている。
その中で僕の持論を交えながら話させてもらった。
厚かましい内容もあったかもしれないが、参考になっただろうか。
かなり転換期にきてるのは事実だと思うけど。
少しでも役に立ったのなら、嬉しいこと。

こうして13時半にスタートした例会は18時までみっちり。
心地よい疲れが体を覆った。

通常であれば懇親会が待ち構えているが、それはなし。
次回の楽しみにとっておこう。
ほんとリアルでやりたいですね。

お疲れ様でした。
引き続き盛り上げていきましょう。

1・3・5の法則ですね

あれから10年。
東日本大震災から10年が経過した。
毎日のように特集が組まれ、当時や今の状況が報道されている。

人は悲しいかな、どんな辛いことでも時間と共に記憶は薄らぐ。
当時のことはブログにも書いたが、記憶は徐々に曖昧になる。
忘れていけないことは時々見返さなきゃならない。

10年前の今日は転職フェア。
僕は求職者の就職相談にのりながら、目が回る感覚に襲われていた。
その後のことは語るまでもないが、そこからもう今日まで経過。
どこまで自分の中で教訓になったのだろうか・・・。

話は変わり、一昨日のこと。
この日は大学OBの経済人が集う「クラブ愛知」朝会。
2ヶ月に一度の例会は緊急事態宣言も解除され、密状態を避けながら開催された。
ゲスト講師は東海ソフト株式会社の伊藤社長。
大学の先輩である。

共通点といえば新卒入社でトップまで登りつめたこと。
2010年(僕は対外的にだが)に社長に就任したこと。
この2点。

あとは何もかもが異なる。
名大社でも採用支援をする東海ソフトさんは名古屋を代表するソフトウェア会社。
伊藤社長はその会社を2019年に東証・名証に上場させた。
同じ社長歴でもこれだけの差が出るもんですね。
感心してる場合ではないが、ここは素直な心で・・・。

そこには1・3・5の歴史があり、壁があるという。
俗にいう貯蓄の壁、従業員数の壁、年商の壁などなど。
売上を1億、3億、5億の壁を超えるには大きな労力が必要というよくいわれる話。

なるほど、僕に当てはまる面も多い。
壁を超えるにはまずは経営者の強い決心が必要。
安定や現状維持の気持ちを捨て、
またこれまでの成功体験もリセットし挑戦に向かうこと。

伊藤社長は単なる理論ではなく、
自ら歩んできた経験を踏まえ分かりやすく話された。
他社の成功事例ではない。
自社または自らが経験された10億の壁、30億の壁、そして50億の壁。
それを突破するために実践されたことは説得力の塊。

時に自らをおちょくりユーモアを盛り込んだ話しぶりはさすが。
かなりの苦労があったはずなのに、それを全く感じさせない。
これが本当の実力者ということだろう。

同じ大学、同じ新卒プロパー、同じ2010年社長就任でもここまで差が出るか。
少々落胆しながらも、参考になる話を伺えたのはいい時間であった。
身近にそんな先輩の存在も誇らしい。

10年程前にも挨拶をさせてもらったが、記憶頂いていたのも光栄。
ブログでは肝心なポイントは明記しないが、いい勉強。

ありがとうございました。
会社も引き続きよろしくお願いします。