ミリオン座のチャップリン監督セレクションで鑑賞。
最初の公開は1925年6月。
今から100年前。
そう考えるとチャップリンの凄さがよく分かる。
今から100年も前にこんな素晴らしい映画が製作されたのだ。

僕が初めて観たのは大学時代なので40年近く前。
かなり忘れているが、山小屋で革靴を食べるシーンや
ジョージア(美女)と軽やかに踊るシーンは鮮明な記憶がある。

今観ても何ら色焦ることはない。
むしろ100年の時代にどうやって撮影したのかと唸ってしまう。
今のお金に換算すれば相当な予算を投じたと予測する。
調べたら撮影期間は1年3か月。
大きな賭けだったのは間違いなさそう。

全体を通して感じたのはチャップリンはアクション俳優ということ。
もちろん喜劇王らしい軽やかで笑いを誘う身のこなしだが、それ以上に動きが鋭い。
宙返りもいとも簡単にやってのけるし、荒くれ者との格闘も見事。
CGなんてない時代だからかなりのもの。
それだけで感動してしまった。
チャップリンも若かったしね。

映画の冒頭で4K修復版はオリジナルに合わせたという字幕があった。
1940年代にチャップリンは本作の一部を変更しオリジナルの公開は禁止。
その修復に時間を要したという。

政治的な意図か、どんな背景かは分からない。
変更した映画を観ても違いに気づかないかもしれない。
もしかしたらそのあたりにチャップリンのルーツがあるのかも。
勘繰りすぎかな(笑)。
そのためにはドキュメンタリー「チャップリン」も観る必要があるかも。

本作の上映時間は72分と今の映画と比較すると短め。
それに合わせてブログも少し短め。
いえるのはチャップリン映画を今からでもしっかり押さえた方がいい。
傑作ぞろい。
本作を観て改めてそう感じた。

次は何を観るとするかな。