昨年末のこと。
2026年度米山奨学生の面接をさせてもらった。
米山奨学生とはロータリー米山記念奨学会の事業で、
ロータリークラブで支援する留学生のこと。
各クラブとの交流を通じ日本と母国の架け橋となり、
将来的に国際親善を尽くす人材を育てるのが目的。

僕は今までこの事業には関わったことはないが、
次年度は国際ロータリー第2760地区の地区幹事という要職に就くため、
今回、面接に同席することになった。

(今までブログにはロータリーのことはあまり書いてこなかったが、
昨年から地区幹事の仕事がモーレツに忙しくなったので、
今年はアピールも含めてちょくちょく紹介しようと思う)

この面接は書類選考を通過した100名の留学生を約1/3に絞る。
4人一組で7つのグループに分かれ、丸1日の面接。
1人15分の一発勝負。

これでも就職支援業界で長年勤めてきた身。
面接なんておちゃのこさいさいと思っていたが、実際はかなりハード。
過去に留学生の面接経験はないし、15分で学生を見極めるのは至難の業。
留学経験が浅く日本語が容易でない学生もいるが、学生は真剣そのもの。
この一年間の支援は相当な財産。
彼ら彼女らの想いに応える僕らも自ずと真剣になる。

半日ごとに分かれ、ガイダンスを受けて留学生は面接に臨む。
僕のグループは16名の学生を面接。
詳細を明かすことはできないが、
履歴書や計画研究書、小論文を読んで、唸ってしまう学生が多い。

わざわざ日本に来て学ぶ姿勢はハンパじゃない。
中にはすべて自費で留学し、上限までバイトしながら勉学に励む学生も。
今どき日本の学生でここまで覚悟を持って挑む学生はいるだろうか。

それだけではない。
独学で日本語を学び、数年でN1レベルになり、
その辺の大学生より明らかに日本語力のある留学生もいる。
研究内容を聞いてもこちらが理解できない難しい内容だったり(汗)。

選考通過には限りがあるので優秀な学生でも不合格にしなければならない。
自社の採用であれば同情心が融通を利かすこともあるが、
ここはキッパリと判断しなければならない。
合格した学生は今年の4月から共に活動を励んでほしいし、
残念だった学生も初心を忘れず、頑張ってもらいたい。

本当はもう少し書きたいが、あまり無責任なことは言えないのでここまで。
僕自身がいい経験をさせてもらいました。
米山奨学委員会、そして挑んだ留学生のみなさん、ありがとうございました。