今週月曜日から春のインターンシップがスタートした。
期間は2週間。
最近流行の採用直結型インターンシップではなく、
旧態依然(言い方がよくないね・・・笑)とした従来型のインターンシップだ。

例年であれば、この時期に参加する学生さんは特定の大学の1~2名。
夏のインターンシップは毎回ブログにも取り上げ、
「名大社だって、ちゃんとやってるんだぞ~」と威張って表現していたが、
春はひっそりと行っていた。
内容はほとんど変わらないのだけれど・・・。

それが今年は従来の学生を含め、
アスクネットさんからの依頼もあり4名の学生さんが参加することとなった。
それも教員を目指す教育大学の学生であり、なんと1年生。
驚くことに10代である。
10代の子と話をする機会なんてほとんどない。
せいぜい娘と息子くらい。これも怪しく、皆無といってもいいかもしれない(苦笑)。
一昨日は営業同行、昨日、今日は転職フェアの運営と学生さんも慣れない体験が続く。
だから面白いんだけど・・・。

僕は初日の会社の説明と水曜日(11日)のワークが担当。
11日は終日、膝を交えながら、いくつかのテーマで学び合った。
偉そうにしているわけではないですぞ。多分・・・。

「働くを知る」「業界を知る」「環境を知る」「営業の仕事を知る」の4つの分野で
講習を行ったのだが、「働くを知る」だけでも午前中いっぱいかかってしまった。

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学生さんの意見や考えが面白く、ついつい突っ込んで聞いてしまったり、
自分の想いを披露するうちに時間が瞬く間に過ぎていった。
大した話をしていない気もするし、結構重要な話をしていたような気もする。
まあ、いい加減なもんだ。

それでも僕が感心したのはまだ10代、もしくは20歳の学生さんが意外に働く事を前向きに捉え、
自分なりの考えを持っていたこと。
もっと幼稚な考えしかできないと思っていた自分がいかに若者を見ていないのかが証明されたようなもの。彼らなりの生活の中で、常に成長意欲を持ち続けていることを強く感じた。
もちろん、将来に対する不安や危機感も抱いている。
しかし、それを上回る成長意欲は頼もしい。

ついつい嬉しくなってしまった。
写真のこの感じでは伝わらないかもしれないけど(笑)。

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もっといい笑顔を撮れないカメラマンの力不足(オレ?)かな。

驚くような質問も出てきたりした。
「山田社長の考えるリーダーシップとは何ですか?」
「えっ、よくわかりません・・・」
そんな回答はしていないが、ドキッとしてしまった(笑)。

早いもので今日で折り返し地点。
就業体験といっても名大社というちっぽけな世界でしかないが、
少しでも将来に向けた参考になればいい。

キミたち、来週も頑張ってくれたまえ!