先週は大塚商会さんの主催する(大塚家具ではありません。当たり前か・・・)イベントに参加。
いくつかある講演のひとつ「『ビリギャル』の著書に学ぶ ~会社でも使える人材育成法~」に出席した。

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最近、巷を賑わしている「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
の著者である坪田信貴氏の講演。タイトルが長いな・・・(笑)。
すでに60万部を突破する発行部数。
塾長であり経営者なのだが、ベストセラー作家と呼ぶべきか。

僕はテレビ等での活躍は全く見ていなかったので、
勝手に塾の先生のイメージを持ち、結構、カタい人なんじゃないかと想像していた。
その想像とは大違い。
講演もメチャクチャ面白かった。
(なんという安っぽい表現・・笑)

普段、午後の講演は瞬間的にも眠気が襲う時間帯が存在するが、一切訪れなかった。
(それが普通か・・・)
スピード感あふれる70分間。組織の先頭に立つ者としても大いに勉強になった。

坪田氏の考える教育者とは、できない子をできる様にすること。
本来人間の能力に差はないという。
いかにヤル気にさせ、結果を導くことが本来の役割であり、
それが教育者に求められることでもあると・・・。
塾経営のみを考えるとできない子ばかり集めるのは相当なリスクになるため、
一般的な塾はそれをやりたがらない。
それを結果という最大の根拠で示す坪田氏の考えに説得力が増す。

その坪田氏は未来で自己紹介を語る。
世界史の教科書に自分の名前が載るのが夢。
それは単純に自分の功績が載るのではない。
100年後に自分の生徒が偉大な人物として教科書に載り、
それを指導したのが坪田氏であると後に評価され、教科書に載るという300年計画らしい。
その妄想力だけでもあっ晴れだ(笑)。

全体の講演を通して、いかに自分の部下指導が正しくないか、
伸ばすための発言をしていないかがよく理解できた。
反省・・・。

肝心な講演内容は面倒なので割愛。
それだと叱られそうなので、少しだけ紹介。
これは坪田氏が写真撮影を許してくれたこと。ちょっと見ずらい。

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①相互尊敬、相互理解
②相手が自分自身を勇気づけられるように勇気づける
③共同体の役に立つように勇気づける

加点主義だとか、プロセス重視だとか、普段、思っていたりするすることなんだけど、
目の前の結果を見てしまうとそれができなかったりして・・・。
う~ん、やっぱり反省。

塾であろうが、会社であろうが、人をヤル気にして行動させることは同じ。
それが本人にとっても、周りにとってもプラスに働く。
いい学ぶになりました。
ありがとうございました。