明日から新年度がスタートする。
桜はまだ蕾状態なので、春らしさは感じないが、新年度には変わりない。
名大社でも2名の新人が入社する。
今年は2人とも名大社女子。本日あたりは本人も期待と不安が入り混じっている状態だろう。社会人としてのデビューを温かい気持ちで迎えながらも、働くことの厳しさ、会社、仕事のルールをしっかりと伝えていきたい。
イベントの手伝いや懇親会、社内でのアルバイトを通して、会社の全体像はぼんやりとは掴んでいるとは思う。しかし、それは表面的な姿でしかない。正社員として扱われることは、その責任の重さも全然違うのだ。
入社する2人はいずれも営業。研修期間終了後は、前線に出てもらう。
GW明けには、一人で営業するのだ。それも飛び込み営業からだ。門前払いは多い。迷惑がられることもある。話をするチャンスを頂いても、思うようには伝わらない。慣れないヒールで足がむくむ。夏は汗だく。契約を頂けるなんて、随分先の話だ。
思うようにいかない日々が続けば、当然、モチベーションも下がる。自分の存在価値も見失う。毎日が無駄と思えてくる。
だからこそ僕は思う。
その無駄を積み重ねて欲しいと・・・。営業の仕事は無駄を積み重ねた先にしか実力は身につかない。希望は見えてこない。実績も出ない。まずは無駄を無駄と思わず、繰り返すことだ。
その繰り返しで、自分の弱さや未熟さを知り、社会の厳しさを感じる。しかし、その先には必ず自分を認めてくれる人や企業が現れる。必ず。
社会は懸命に行動する者を裏切らない。働くとは、そうゆうことだ。
それは僕が23年間、社会の中で揉まれてきた実感であり、証である。間違いない。
新人へ!
明日から共に会社の仲間として、精一杯、頑張ろうじゃないか!