今週火曜は僕が参加する西川塾班会議が行われた。西川塾とはユニーの創業者の西川俊男氏を塾主として学ぶ経営塾。
月1回の例会があるのだが、それとは別に3班に分かれた班ごとに班会議(勉強会)を隔月のペースで実施。
僕はこの4月から一つの班の班長を任され、12名のメンバーと一緒にその時々のテーマで情報を共有したり、ディスカッションを行う。
今月は僕の番で、班メンバーを中心に16名で班会議を実施した。
ここでは塾主はオブザーバー的な役割で、塾生の発表や意見に対し、アドバイスや過去の経験を話されることが多い。
今回は「会社の存在感(存在価値)」について、メンバーと情報共有を行い、ディスカッションを進める予定であったが、僕の進行がイマイチで活発な議論が繰り広げられるという場を作ることができなかった。
その原因は明らかに僕のファシリテーターとしての力量不足。
正直な話、それほど苦手な役割ではない。学生向けのパネルディスカッションや他の場でもファシリテーターを務めることもあり、それなりに盛り上げることができるという自負はあった。
しかし、今回のケースで言えば、それが過信となり、スムーズな進行ができなかった。これまでの場合、かなり準備に時間を掛けてきた。
予想される展開を考え、事前にパネラーやメンバーには質問事項と全体的な流れを伝えていた。それによりメンバーからの意見も活発になり、次から次へと話が繋がっていくことが多かった。
今回は全くそれがなかった。班会議の数日前にテーマを投げかけ、それ以降、ごく簡単な準備しかしてこなかった。
忙しかったのはただの言い訳で、ぶっつけ本番でも何とかなると自分の中で思い込んでいたのだ。
そのあたりを会の終了間際に塾主にも指摘された。塾生として大変失礼な態度である。我々のために時間を割いてくださる好意に無礼をしたのだ。
時間内でまとめて、一見、何とかカタチになったように思えたが、その本質は見抜かれていた。もっと事前の擦り合わせを含め、準備に時間を掛けるべきであった。
大変、申し訳ありません・・・。
特に会議やワークを仕切る場合は、事前準備が肝となる。それがどこまで組み立てられるかでその会の成否は決まる。その場のテクニックなんて、あまり役に立たないし、見せかけでしかないのだ。
今回、ファシリの難しさと事前準備の重要性を改めて知ることとなった。
あ~、愚か者・・・。まだまだ足りないことが多すぎる・・・。