5月某日、気がつくと浜松駅に辿りついていた。
理由はよく分からない。
きっとNHKの力にでも導かれたのだろう。

今、浜松は井伊直虎一色。
どこもかしこも「おんな城主 直虎」の幟が立っていた。
であるなら、その直虎に向き合わなければならない。

戦いを臨む前には腹ごしらえ。

静岡といえば”さわやかのげんこつハンバーグ”。
レア状態で頂き、いざ、出陣。
「おんな城主 直虎 大河ドラマ館」に向かった。

まずは気賀関所で記念撮影。

僕は遠慮気味に南渓和尚。
メガネを外せばよかった(笑)。

関所を抜け、ドラマ館へ。

おばさまの団体客が多い。
休日だと人がごった返していただろう。
入り口でも記念撮影をしていたが、恥ずかしいので止めておいた。
場内は基本撮影禁止。
唯一許されているのが、ドラマでも登場する井戸。

ちょっとした仕掛けが組み込んである。
子供だましと言ってしまうと叱られるが・・・(笑)

まあ、ここは大河ドラマの宣伝的役割。
柴咲コウさんの衣装やドラマの舞台裏の映像、出演者のサインが飾られていた。

僕はこのドラマを欠かさず観ている。
回によってはつまらない時もあるが、結構楽しませてもらっている。
ドラマの進行が遅いと感じるのは1年持たせるための演出だろうか・・・。

そして、次に向かったのは龍潭寺。
こちらは井伊家の菩提寺で、井伊家歴代の墓所。
多分、今年になって大注目されたお寺だろう(笑)。

しかし、その凛とした雰囲気は育まれた歴史を感じる。
庭園もかなり美しい。
お坊さんの日々の修業をその景色からも窺うことができる。
初めて知ったお寺だし、
このドラマがなければ訪れることはなかったと思うが、こちらは正解。

説明は不要。
写真で理解してもらおう。

浜松名物と言えばうなぎ。
直虎ちゃんだってしっかりと握っている。

せっかくなので、うなぎアイスを食す。
なんと山椒をつけてくれる。

その価格、410円。
旅行気分だから冒険もできる。
味は・・・。
みんなでシェアすればよかった(笑)。

最後は井伊家初代共保公が出生したという伝説のある井戸。

田んぼの真ん中に存在する。
近所の方も急に注目されビックリじゃないかな・・・。

このドラマで直虎の存在を知った。
井伊家がこの浜松出身であることも全然知らなかった。
無知は罪。
だが、こうしてドラマの地を訪問し、ほんの少しだけ歴史を学ぶことにもなる。
これも大切なお勉強。

5月某日、貴重な体験ができました。