これからも前向きに 名大社会長ブログ

盛り上がれ!中小企業

今月の日経トップリーダーの特集は「本当に稼げる中小企業ランキング」。
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財務の安定性を示す自己資本率の高さと企業の収益力を示す営業利益伸長率で50万社のランキングで順位を出している。他にも判断基準はあるだろうし、企業数も200万社は超えるだろうが、興味深く読ませてもらった。
その特集の前に調査で公表されていたのが経営者の資産。
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なんと5000万あれば安心という。日常的に中小企業の経営者と懇意にすることは多いが、個人の資産について会話することはまずない。お互い聞きたいと思う面はあるとは思うが、なかなか話をできることではない。
そのためこのような調査で実態を知るわけだが、思った以上に資産を所有しているのが実情。5000万以上所有する割合が45%あるわけだから驚きだ。いかに自分が貧乏経営者であるかがよく分かる(笑)。
個人保証があるとかないとか、会社の借入金がどれくらいかという問題もあるだろうが、資産状況は思いのほかキチンとされている。外部留保でリスク分散をさせている点はあるだろうが、経営者としてはそれが健全なあり方なのだろうか・・・。
ハナタレ経営者の僕にはまだよく分からないのが正直なところ。中小企業の経営者は個人資産を3000万~5000万程度持つべきという意見が多いようだし・・・。
話は戻って中小企業ランキング。ランキングに入っている会社はほとんど知らない。愛知県本社の企業で名大社のクライアントは知っているが、それ以外は知らなかったり。
やはり知名度がないのが当たり前で、僕らが知らないということは就活の学生は知るわけもない。こんな会社ほど見て欲しいとは思うのだけれど・・・。もっと勉強しないといけませんね(笑)。
ここに登場する企業のコメントとして、すずめの涙でも内部留保に回すというのがある。これは僕も共感する。安倍首相が言われる内部留保に回すのではなく、賃金を上げろという内容も理解できないわけではないが、まずは企業の存続を考えるべき。
理想は高い給与で潤沢な内部留保だろうが、そんなことが可能な中小企業は限られていると思う。社員の雇用を守り、安定した生活基盤を提供するには企業が健全でないと話にならない。それは経営者が甘い汁を吸うことではなく、いざという時にも会社が存続する持久力を持っていないといけない。
僕自身も経営者になる直前はリーマンショックの影響で大赤字の厳しい状況を目の当たりにしている。今、こうして日々暮らせるのはその大赤字があった段階でもそれに耐えうる体力が会社にあったからこそ。それを考えると何が大切なのかはおのずと見えてくると思うのだ。
社員の幸福を願い、やりがいを与える仕事を供給するのがトップの役目だとすれば、健全で筋肉質な体質は常に作っておかねばならない。今回の特集はあらためてそれを痛感。そのための戦略を作るのも重要だけど。
でも今回のランキングを見て思った。うちの会社だってランクインするんじゃないの?。東京商工リサーチに数字を提供していないので、その根拠はないが各企業のデータを読みながらそう感じてしまった。な~んて・・・(笑)。
来週も頑張ります!

頼むよ!名大社女子 3

評判の高い名大社女子シリーズの第3弾。って、2年半ぶりだけど(笑)。
昨日は先週に続いて円頓寺。北のはずれにある「とりこころ」さんにお邪魔した。入社8年目と入社2年目の女子を引き連れ、焼き鳥を食べまくる飲み会。
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こんな寒い日は熱燗でしっぽりとと思うのだが、前日になぜか岐阜大学の教授と意気投合して、岐阜の名店水谷でコップ酒を飲んだので、この日はビールとワインで進めることに。
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この3人で飲むのは初めて。同じ営業でも部門は違うが、ちっぽけな組織なので大した差はない。女子も30歳を超えるとベテランの領域に入ってくるのか、2年目女子と比べると貫禄の差が・・・(笑)。
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この春も女子が2名入社するので、2年目女子も先輩としていいところを見せてもらわないといけない。今は一番下っ端なので、どうしてもいじられることが多いが、これからはちょっとカッコつけてできる先輩を演じないといけない。まだまだ難しい面も多いが・・・。
それでもこの2年でかなりの成長は見せてくれた。
今でも「あの書類、どうなっとるんだ!」「ありがとうございます。すぐ提出します。」
「○○会社さんの契約は?」「ありがとうございます。まだです。」
「いつだ?」「ありがとうございます。わかりません・・・。」
と返事ばかり一流で内容が伴わないことも多いが(笑)、それでも営業として目的を持った行動ができるようになり、図太くもなった。
新規獲得件数も目標を大きくクリアした。
まだまだ唸ってしまう場面も多いが、微笑ましく見守れるシーンも増えた。会社にとっては大きな財産であり、本人がヤリガイを持って仕事ができるのであれば尚更いい。
昨日も仕事の話を中心にゴルフネタ、一人暮らしネタ等、あちこちへと話題が飛びながら盛り上がることができた。
話の進め方や話題作りは圧倒的に30歳女子の方が上手いが、以前よりはムチャ振りにも耐えられるようになってきた。飲みの場でも成長はしてるんだね・・・(笑)。
女子比率がどんどん高まる中で、30代女子も20代女子もいい先輩としてこれからも活躍して欲しい。
頼むよ!名大社女子!

イオンに学ぶ

先週金曜日は千葉へ出張。初めて幕張を訪れた。幕張という地名は源平合戦の時代まで遡るようだ。
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こんなにオフィス群が並んでいるんですよね。
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オンとオフの師匠であるマーケティング講師松林さんに紹介頂いたFBAAの勉強会に参加したのだ。
お邪魔したのはイオン本社。イオンタワー。
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元々は三重県にある岡田屋がその発祥。今回はイオンの歴史を学びながら、同族経営、グローバル経営の重要性を把握していくもの。まずはイオン歴史館を見学。
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いきなり表れるのは岡田卓也相談役の好きなビスマルクの言葉「賢者は歴史に学ぶ。」。写真の正面のかすかに見える文字。イオンの歴史はこの言葉を実践してきた歴史と言える。
歴史館館内は披露できないので、写真は控えさせてもらうが、会社の年表からその当時に使われていた大八車、入社案内パンフレットまで様々な品が飾られていた。
そして歴史館の出口付近にはまたまた岡田相談役の言葉が・・・。
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イオンは捨てることを心掛けて成長してきた。そして合併の連続によって企業規模も拡大してきた。イオンの理念が歴史と成長に中に息づいている。他社の合併の歴史を学びながら、自社も成長させてきた。
吹き抜けの眺めもいい。
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歴史館見学とDVD視聴の後はイオンDNA伝承大学の古谷学長の講義。古谷氏は1969年入社のプロパー社員。名大社が生まれた年に入社されたんですね・・・。
イオンがまだジャスコと呼ばれ、店舗数も14店しかなく未来を語るしかない時のこと。その未来に夢を託して会社に入社したそうだ。叩き上げの社員として鍛えられ、グループ会社のトップを務められた後、本社の取締役を経験された。自らこの社内大学を立ち上げて現在に至っているという。
岡田家がトップを務める背景から同族会社と思わがちだが、その考えはないようだ。社長をやりたい者が社長を任せられる。その条件として逃げないこと、決断することが必要であるが、チャンスには誰にでもあるということ。これも僕がこれまで持っていたイオン像とは全くかけはずれていた。
全国、全世界に250ものグループ会社を持ち、スクラップアンドビルドを徹底してきた。そのこだわりが現在のイオンを作り上げている。半径5キロの世界でのたうち回っている僕とは比べようもない(苦笑)。
相談役の岡田卓也氏がトップとして16店の店舗を展開されていたのが44歳の時。88歳になられる現在、イオングループの売上は6兆円。44年の歴史は企業をそこまで成長させるのだ。
お土産に頂いた著書。
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爪の垢を煎じて飲んで、少しは自分に活かさねばと思うのだが、果たしてどうなのかな・・・。

20年なんだ。これからもどうぞよろしく!

早いもので結婚して20年。今日がその記念日となる。無理矢理意識しないと忘れてしまうので、このブログでもきちんと報告しておきたい。
あっという間ともいえるし、長い道のりだったともいえる。どちらが辛抱したかといえば、間違いなく嫁さん。家庭内では全く機能しない僕の面倒をよくみてくれた。これは大げさでもなく事実。
嫁さんがいないと家では何もできない。どこに何があるかもわからない。ほんと頼りっぱなしだ。そして、よく叱られる。会社で叱られることはまずないので、自分を叱ってくれる数少ない存在は貴重。
僕も対抗して刃向うが感情的な面を含め(笑)、まず勝てない。家庭内はほぼ100%牛耳っている。
その分、僕は仕事に打ち込めた。安心して外に向かうことができた。役員降格になった時も社長に就任する時も普段と全く変わらない態度で接してくれた(単に僕に関心がないという話もありますが・・・)。
一姫二太郎という理想的な子供にも恵まれた。健康ですくすく育ってくれたのもありがたい限りだが、いつ外に出しても恥ずかしくない(そうでもないか・・・笑)礼儀を教えたのも嫁さん。子育てに関してもほとんど任せきり。僕はカッコつけて言えば背中を見せていただけ。
時に信じられないような罵倒する言葉に僕まで恐れおののいてしまうが(笑)、そんな厳しさがあるからこそ、健全に育ってきたのだろう。これについても感謝である。
それにしてもこれまで結婚記念日は何のお祝いもしてこなかった。10年を迎えた時も何もなかった。今年も今のところ、具体的な計画があるわけではない。旅行でも思うが、多分、僕と二人では嫌がるだろう。たまには夫婦水入らずでとも思うが、それは勘弁してほしいようだ(笑)。
それでも今年については本人の望むものをプレゼントしようと思う。たまには感謝をカタチにしないといけない。思い切り奮発します!
これからどんな年の取り方をしていくかはわからないが、お互い空気のような存在で暮らしていければいい。「酒臭いからあっち向いて寝て」と嫌われながらも、隣にいながら・・・。
面と向かっては恥ずかしくて言えないので、この場を借りて・・・。
これまで支えてくれてありがとう。これからも見捨てずによろしくお願いします。

義父のこと

昨日はかなり広範囲にわたり大雪に見舞われたようだ。慌ただしい一日だったので一切のニュースを見ることはなかったが、facebookの投稿からその状況を伺うことができた。
雪か・・・。縁があるなあ・・・。
午前中は岐阜での講演。あの天候にも関わらず、多くの方にご参加頂いた。終了後はのんびりする間もなく名古屋へ戻る。午後から行われる義父の七回忌に参列するため。
義父が亡くなって、もう6年が経過する。何の因果が亡くなった当日も名古屋は大雪だった。通夜、告別式ととても寒い日を過ごしたことが今でも鮮明な記憶として残っている。
癌が発見された時はすでに末期。その1か月後には逝ってしまった。「腰が痛い、腰が痛い。」とずっと言われていたが、まさか癌だとは思わずゴルフのせいだと思っていた。ゴルフの上手い人だった。
結婚が決まった時から義父は僕を可愛がってくれた。「哲也くん、食べなさい。哲也くん、飲みなさい。」と笑いながら、これでもかというくらい振る舞ってくれた。豪快な人で財布は持たず、ポケットにはお札だけ入って、気前よく支払っていた。
そして、ゴルフも教えてもらい、親子コンペにも連れて行ってもらった。自分で商売をやられていたので、その仕事柄、ゴルフも頻繁。平均すると週2回はラウンドしていたんじゃないだろうか。コンペでよく商品をもらってきていた。
ちょくちょく連れて行ってもらったゴルフも子供ができてからは縁が遠くなった。そして、ゴルフ自体全くやらなくなってしまった。口には出さなかったが、きっと僕にはもっとゴルフを回って上達して欲しいと思っていたと思う。
今の立場になり、クラブを再び持つようになってから、つくづく思うようになった。
もっとゴルフを教えてもらえばよかったと・・・。もっと一緒に回っておけばよかったと・・・。
「哲也くん、左手はこう使うんだ。」という声が響いてくる。昨日の七回忌はそんな姿を思い出させてくれた。もし、健在だったら、頻繁に回るようになっていただろう。そんなことを言っても仕方ないな。
昨日の雪は僕らにとって、また意味のある思い出になった。

若者とどう向き合うか

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本日は生まれ育った岐阜で講演のお仕事。岐阜県中小企業団体中央会から依頼を頂き、県内企業の採用担当者に話をさせてもらう。参加企業の中には僕が以前、営業担当だったクライアントも出席されるため、少しばかり緊張も・・・。
午後からは中央会主催の合同説明会もあり、そんな場で僕が喋ってもいいのかという気もするが(笑)、これもご縁という事で前向きに捉えておく。
テーマは「新卒者等の採用、人材定着のポイント」という幅の広い内容。人材定着に関しては、正直、専門分野とは言えないが、普段の業務の中で僕が考え行動していることとこれまで学んだことを話したいと思う。
先日、参加したトーマツの新入社員教育向け研修でも同様のことを感じたわけだが、今のゆとりと言われる世代に対して、こちら側がどう接するかが重要であろう。ゆとり世代は一般的に否定的に捉えられるケースが多いが、これは一方的な見方でもある。
僕らが新人類と言われ、否定的に見られたのと同じで「それって、オレたちのせい?」と思っていたのと一緒。本人たちに責任を求めすぎるのは自分勝手で、その外部環境を作ってきた自分たちに責任があるともいえる。
そうだとすれば、真摯に向き合い育てることに力を注がねばならない。
どの企業でも新人の即戦力化を図りたいのは当然のこと。うちの会社でもそう思う。しかし、それは難しい。普段の仕事の中で物足りなく感じ、若手に対して「オメエはたりいなあ~」とパワハラ的な発言をすることもしばしば。
知らない方から見ればなんて酷い会社なんだとお叱りを受けるかもしれないが、それでも素直に受け止められる信頼関係、人間関係を作ることが大切。
若手から「ちょっと待った!」と手を挙げられてしまうかもしれないが(笑)、僕はそう思う。
お互い腹を割れる環境を作り、自律性を求めていく。そのための仕組みが重要で、強制的にやらせる仕事と自らの意志でやらせる仕事との両面をバランスよく経験させる。
成功体験を早く感じれる時がくればいいが、失敗の連続でもそれを認めていく。どの世代に限らず、仕事を任させられることには喜びを感じるだろうし、ヤル気も上昇するだろう。実行は簡単そうで簡単でないのが現実なんだろうが、相手を信じて繰り返すしかない。
そんな風にして少しずつ成長していくだろうし、全体で見守る環境があれば、自ずとロイヤリティも上がるだろう。
そんな話が相応しいかどうかはわからないが、そのあたりも交えながら話したい。テーマの中心である「求める人材を採用する方法」「学生の動向」でほとんどの時間を使ってしまうとは思うけど・・・(笑)。
と、いろんな事を書いているうち家の外を眺めると雪。岐阜はもっと降っているだろう。
ちゃんと会場まで辿り着けるかな・・・。

5500円ポッキリ!円頓寺ナイトの楽しみ方

いやあ~、昨日の名古屋は寒かった。ブルブル震えながら、いい歳したオジサン3人が円頓寺界隈を歩いていたのだ。
昨日は丙午経営者のサンコー櫻山さん、オンデマンド生島さんと僕との3人飲み。お互い頻繁に会っているのに、3人で飲むのは約一年振り。金山ナイト以来だ。
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ノー残業デーということもあり、まだ明るい時間に円頓寺に集合。まずはやきとんの名店上野屋本店からスタート。
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僕らがお店に一番乗り。大将は炭を熾している状態で準備も途中だが、早速、ビールで乾杯。約1時間の滞在で合計金額4050円。最初、誰もいなかった店も出る頃にはほぼ満席に。さすが!値段も信じられん(笑)。
となりの若者カップルはお店のシステム(ビールを冷蔵庫から自分で出す、串も勝手に食べる)がわからず、ドギマギした姿が可愛かった。
そして、2軒目、おなじみサキアテジョーグー。
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ここでは定番オリオン生ビールを飲んだ後、泡盛に突入。
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ポテサラ、オイルサーディン、ゴーヤチャンプルー、沖縄そばカルボナーラ、ピザ等、食べ合計金額8270円。
最後の店は円頓寺のはずれにあるバーArco。
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ここではやっぱりギネス。
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カッコいい男はギネスで一日を〆るのだ(笑)。名物フィッシュ&チップスを食べ、満足状態。合計金額3500円。この3軒で一人あたりの支出は5300円。
え~い、一歩譲って5500円ポッキリだ!ってそんな感じ。なんて、円頓寺は素晴らしいんだと改めて感じてしまった。
ただこの3人、アホみたいに飲んでいただけではない。同じ立場であり抱えている環境も近い。同級生ということもあり、お互い気兼ねなく何でも話をすることができる。僕にとってはありがたい存在。
昨日も経営課題、今後のビジョン、人材育成など固い話からここでは披露できない軟派な話まで多岐に亘り、繰り広げられた。外は寒かったが、ここで語られる話題はとても熱かった。3人とも前日が遅かったこともあり、健全な時間にお開きになったのもよかったのではないか。
これも円頓寺の楽しみ方のひとつ。次回はどんな集まりになるのだろう。
お疲れさまでした。また、行きましょう~。

爆速経営 新生ヤフーの500日

爆速経営 新生ヤフーの500日 爆速経営 新生ヤフーの500日
(2013/11/07)
蛯谷 敏

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本書を読んで喜んでいるなんて、やっぱミーハー経営者だろうか(笑)。最近、宮坂社長の露出も増え、その存在感は増しているように感じるが、トップ交代時はどうしても前経営者の井上氏の存在の方が目立っていたのだと思う。
経営者として未知数の若手よりヤフーを創り上げたトップの方がマスコミの話題になるのは当然の話。
僕も井上氏の顔はすぐ浮かんでも、宮坂氏となると「あれ~DeNA守安さんだっけ???」と随分と失礼な感じだったりと・・・。
ただここに書かれている内容はまさにうちの会社が抱えている課題と重なる点もあり、参考にしながら読ませてもらった。
会社規模も経営者の能力も雲泥の差状態ではあるが、大げさに言えば置かれた環境は近いといえる。今、僕たちが取り組まなければならないこと、そして取り組んでいることに近いのだ。トップの衝撃的な交代劇も・・・。
しかし、その覚悟の度合いやスピード感は明らかに僕とは違う。ウサイン・ボルトとおねだり豊くらい違う(結構、健闘してるじゃないか。な~んて・・・)。だが、そこにあるのはベンチャー企業にありがちな革新的な発想とハードワークがあるわけではない。
原理原則を基本とした戦略を貫いている。強いものはより強くし、弱いものは撤退し損失を最小限に抑える姿勢。また、会社の一体感を醸成させる取り組みも新興企業とは異なるのかもしれない。
そんな点ではローカルで革新的でない自分たち(苦笑)にも大いに参考になった。
個人的に以前はあまり利用しなかったスマホのヤフーも、最近は頻繁に利用している。知らず知らずのうちにヤフーの戦略が自分の生活の中にも入り込んでいる証だろう。それだけで新生ヤフーの500日は生きているのだ。
そして、何よりも際立つのは組織。優秀な個人の活躍も当然だが、いかに組織を活性化させモチベーションを上げるか。それが上手く活かしている実例を見させてもらった。企業規模が違えども、業態が違えども、参考になる点はどんどん吸収せなばならない。そんな事を感じた一冊だった。
巻末に紹介してある参考図書も何冊かは読んでみようと思う。

早いものでもう5回目 エンジニアフェア!

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1年3ヶ月前にスタートさせた「エンジニアフェア」も今週末の開催で早や5回目。ヨチヨチ歩きで始めた事業もこの東海地区において欠かせぬイベントとなってきた。
(勝手に思っているだけかもしれませんが・・・)
今回もおかげさまで50社の枠数は締切前に終了し、営業サイドはホッとしているところ。しかし、肝心なのは参画企業と来場者にとってよりよい機会を提供し、お互いにとって満足度の高い開催にすること。
その事を考えればイベントが終了するまでは息を抜くことはできない。当日は天候も含め、気持ちの良い一日になることを期待したい。
つい先日発表があったように、愛知県の有効求人倍率は1.49倍(H25年12月)。新規求人倍率は2.35倍と2倍を超えている。全国で最も高い求人倍率の県なのだ。隣接する岐阜県は1.23倍、三重県は1.19倍と全国平均よりも大きく上回っており、元気な東海地区を物語っている。
この地区で事業を行うものとして自分の地域が元気なのは何よりだが、求人に関しては徐々に難しくなっている証でもある。特に技術者は更にその傾向が強い。完璧な環境を編み出すことは難しいが、できるだけそれに近い場を提供することが自分たちのミッション。
より多くのキッカケを作るために今回は告知も当日のオペレーションも見直し進めることにした。功を奏してくれるとうれしいなあ~(笑)。
今回もブラックサンダーで有名なお菓子メーカーから世界シェアトップの検査装置を製造するメーカー、家族第一主義を唱える歴史あるニッチャー企業まで多岐に亘った企業に参加頂く。
細かい技術面は僕もよく分からないが(笑)、その企業の実力をナマの声を聞きながら肌で感じてもらいたい。それがリアルの優れた点でもある。
日曜日の仕事も全力でぶつかっていくのだ!
イベントの詳細はこちら
<日時>2014年2月9日(日)
     11:00~17:00(企業との面談は12:00~)
<会場>吹上ホール 第2ファッション展示場
    地下鉄「吹上駅」より徒歩5分
※当日は先着100名様にQUOカードをプレゼント!
※エンジニアのためのノウハウ講座もあります!

暖かくなったり寒くなったりと不安定な天候が続くが、当日はスッキリとした日を迎えたい。

本格焼酎と泡盛

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普段は素通りすることの多い中日新聞サンデー版(笑)。昨日はそのタイトルに惹かれじっくり読むことに。
「本格焼酎と泡盛」という魅惑的なタイトルについ釣られてしまった愚かな自分である。
基本的にどんなお酒も好きで、その場所や相手に合わせ飲むことにしている。その中でも一番好きなのはビール。そして寒い冬は日本酒。最近はワインも飲むことは多い。いずれも醸造酒と呼ばれるお酒だ。
つい先日も同級生経営者との会話で、ダイエットには蒸留酒がいいという話をしていた。ここにも書かれているように焼酎(泡盛含む)、ウイスキーの類は糖分も少なく低カロリー。量を飲めば関係ないだろうが、他のお酒と比較をすると体にもいいという。
せっかく飲むならそんなお酒がおススメなんだろうが、ここ最近は意外と少ない。芋焼酎も泡盛も好きだし、昨年、会社で行った沖縄旅行でも自分に買ってきたお土産は泡盛の仁風なんだけど・・・
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しかし、まだ一滴も飲んでいない。僕の中で夏のお酒というイメージがあり、家ではまだその気分になれない(外では飲んでるくせに)。泡盛はシークワーサ―で割るとグイグイいけてしまって美味しいが、まだ大人しくしている。
少しでも痩せたいと思うのなら、家ではビール、日本酒、ワインを止めて、焼酎、泡盛がいいのだろう。こんな記事を見せつけられると真面目に考えてしまう。芋焼酎の美味しい飲み方も書いてあったし・・・。
昨日のサンデー版には出荷量と販売量の図解も分かりやすく書かれていた。出荷量も販売量も圧倒的に西日本。それも九州が際立っている。生産地としての特徴もあるのだろうが、ここまで数字が開いているとは思わなかった。居酒屋あたりで飲まれている量なんてたかが知れているという事か。
逆に北陸が極端に少ないのは日本酒の文化なんだろう。そうした分布を眺めるだけでも地域性が理解でき勉強になる。
さあ、今晩は何を飲もうか。
そんな日こそ休肝日にするのが理想的だと思うのだけれど・・・。