これからも前向きに 名大社会長ブログ

2015年04月の記事一覧:

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その5

お昼には少し早い時間でした。
しかし、早起き男は11時過ぎには腹ペコ状態なので、早めのランチタイムです。

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円頓寺本町にある喫茶店「ピジョン」さんにお邪魔しました。
なんとここは朝5時半からの営業です。
その分、店が閉まるのも早く7時にはおしまいです。

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「健康的でいいじゃないか」と早起き男として相応しいセリフを吐きます。
ドアを開ける瞬間、ハッとしました。
「え~っ、どっち?」
ドアにはAM5:30~PM2:00と書かれています。

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「どっち?どっち?」としどろもどろになります。
冷静にお店の人に聞けばいいのですが、あきらかに動揺し、そんな余裕はありません。

ランチメニューを眺め「焼きそばをください。ご飯付きで。」
と禁断のご飯セットを注文してしまいました。
やはり動揺は隠せないようです。

こちらは年季の入った夫婦が切り盛りしているようです。
ご主人は厨房から全く見えないので、どんな方かはわかりません。
奥さんらしき方との会話でその主従関係が見えてきそうです。
夫婦円満の秘訣ですね。

焼きそば(500円)+ご飯(100円)

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喫茶店らしい焼きそばです。
目玉焼きが半熟だともっと嬉しいのですが、この値段では文句のつけようがありません。
サラダもテンコ盛りです。

動揺も収まり体も落ち着き始めたので、改めてメニューを眺めます。
「全部500円か。なかなかやるじゃないか。」と思わず言葉が出てしまいます。
「ワンコインレストランのフレーズもなかなかいいぞ~。」

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新登場の文字が飛び込んできます。
これはいつから新登場なんだろうか?
このメニューはかなり使い込まれているようです。
「半年前?2年前?2年前だと新登場って言わんだろう~。」
と一人で突っ込んでみます。
いつも勇気を求められますが、ここでも発揮することはできませんでした。

「このオムライスのケチャップのかけ方には深い意味があるのだろうか?」
とまた別の疑問が湧いてきます。
次回お邪魔した時は新登場のオムライスを注文し、そのケチャップの真相も突き止めたいと思います。
それも2時過ぎにお邪魔し、営業時間も確認したいと思います。
いかん、ランチタイムは終了しているじゃないか・・・。
結局、いい落としどころを見つけることができず、お店を出ることにしました。

ごちそうさまでした。
さて、来週はどうするかな・・・。
ゴールデンウィークだからお休みかな・・・。

久しぶりにアスバシLIVEに参加した日

一昨日土曜日の話。
午前中は高校三年になる娘の部活の引退試合を見学。
所属するバレー部は4月の大会を最後に引退。
嫁さんと内緒で応援に行ったのだが、すっかりバレていた。
だからこうしてブログに書くこともできる(笑)。

大会の2週間前に指を骨折してしまい、最後の大会への出場はほとんど諦めていたようだ。
この2年間、懸命に練習をし、
セッターとして頼られる存在になっていただけに残念な引退試合になってしまった。
それでも途中出場でチームを鼓舞し、トスを上げる姿には胸が打たれた。
ただの親バカだがその姿には感動した。
チームは残念なことに敗退し、メンバーと共に涙を見せていたようだが、これもいい経験。
これからの生活にきっと生きてくるはず。お疲れさんでした。

午後はブラザーコミュニケーションスペースで開催された「アスバシLIVE’19@愛知」に参加。

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一般社団法人アスバシ教育基金が主催するイベントに
僕はパネルディスカッションのパネラーとして招かれたのだった。
偉そうに話ができる立場ではないが、代表理事である毛受さんに「生ビールを2杯飲ませてあげる」
という甘い言葉にホイホイとついてきてしまったのだ。
半分本当、半分ウソのはなし(笑)。
確か一昨年は中ジョッキを大ジョッキに変更することで買収されたような記憶。

冗談のような感じで参加したのだが、内容は真剣で真面目な議論が繰り返された。
僕はともかく、ご一緒したのが愛知県産業労働部の金田学氏、
中日新聞社経済部デスクの白石亘氏なので、ディスカッションが怪しい方向に進むはずがない。

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『超人材不足を乗り越える「教育投資」と「人材育成」とは?』
というテーマで70分間のディスカッション。
少子高齢化、非正規社員の割合、中小企業の人手不足、若者の育成と成長など、
それぞれの立場からお互いが考える意見を述べ合う場となった。
表面的な議論ではなく本音ベースで話が展開できたことは良かったと思う。

自己保身に走るような話はしたくはなかった。
金田氏も白石氏も自分たちの弱点を堂々と披露し、
やるべき点を話されたことには好感が持てたし、勉強になる点が多かった。
民間、行政、メディアがお互いの垣根を越え、真摯に自分の意見をぶつけ合うことで
新たな価値も生まれてくるのではないかと感じた。
僕が行政に抱くイメージをいい意味で解消させて頂いただけでも有意義な時間であった。

どんな展開であったかは書ききれないが、
少なくとも自分たちが果たすべき役割は果てしなく多いということ。
まだまだ力不足ではあるが、地域で事業を営む者として少しでも役に立っていきたい。

今回のイベントでは僕らのパネルディスカッションがメインだったが、
アスバシのメインは高校生のインターンシップ。
その取り組みについて発表が行われると同時に実際に取り組んだ学生の報告会も行われた。
それがまた新鮮でよかった。
当時、高校生であった自分たちの不安が社会と接することで少しずつ解消され、
自分たちの学びになっていく。
それが本人の言葉で語られる。清々しさが会場を覆っていた。

僕らが当たり前のように過ごしている社会は高校生にとっては未知の世界。
そこをインターンシップを通して社会と繋がり、意識の向上にも繋がっていく。
データだけでは分からないリアルな成長を感じた。
このような場が更に広がっていくと、将来の仕事についても役立っていくのだろう。
いやいや、イマドキの若者もいいじゃないか。

このような場に参加させてもらったことに感謝せねばならない。
ありがとうございました。

書棚を増やしてみた。

現在、会社には二つの応接室がある。
一つは来客用や打合せ用。
もう一つが主に求職者のカウンセリングや1対1の面談に使用するための応接室。
空いている時は僕が社長室代わりに使うことも多い。

今のビルに移転した時に社長室なんていらないという判断から、僕のデスクはみんなと同じフロア。
「社長室はないんですか?」と聞かれることもあるが、特に必要性は感じない。
距離感を近くするのれあれば、ないほうが都合がいい。
単にオフィススペースが狭いという見方もあるが、それが基本的な考え。

ただ社内があまりにうるさく、静かに仕事したい時は応接室に避難することも度々。
(営業がいない日中でもギャーギャー社内がうるさかったりするのです・・・笑)。
まあまあ都合よく使わせてもらっている。
全然使用できない時も多いけど・・・。

つい先日、その応接に書棚を追加した。

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今までは左側の一本しかなかったのだが、本が満杯になってしまったので買い足したのだ。
もっぱらここに置いてある本は僕が普段読んでいるビジネス関連の書籍。
自宅の書棚は既にいっぱいなので行き場がなく、それを会社に持ち込んでいる状態。

公私混同と思われるかもしれないがそうではない。
ここに置いてある書籍は持ち出し自由。
できるだけ会社のメンバーに読んでもらいたいと考え、そのスペースを提供している。

しかし、残念なことに僕の想いはあまり届いていないようだ。
持ち出しするのは一部のメンバーで、その存在すら知らない者もいるのではないか。
あくまでも自主性を期待したいので、とやかくは言いたくないし、
自分の価値観を押し付けるのもいかがかとも思う。

ブログに取り上げた書籍も並んでいるので、もっと関心があっても良さそうなものだが、
そもそも僕のブログにも全く関心がなかったり・・・。トホホ。
先日も「テツさんって、月3本くらいブログを書いてるんですよね。凄いですね。」なんて、
信じられないことを言うヤツもいた。
(ここではあえて、ヤツ呼ばわり・・・苦笑)
トホホ。余程、外部の方の方がよく知っている。
まあ、それはまだ僕の努力が足りないだけのこと。まだまだなんだ・・・。

新しい書棚はまだ半分以上、空いた状態。
ここに本が埋まるように僕の知識や教養も埋まっていけばいいのだが、
そんなふうに比例はしないだろう。

ただいろんな意味において読書は大切。
特に僕のような平凡な人間はここから多くのことを学ばなければならない。
比例することは難しいが、せっせと読んでここに足していくことにしよう。
ちなみに色物はありません(笑)。

今日は休みなので誰も入室しない。
僕は休みに関係なく午後からパネラーとしてちょっとしたイベントに参加。
何の準備もしていないけど、大丈夫かな?

新人歓迎会2015

最近、宴席が続く。
先週は週5日、今週も週5日。
体内の血液がアルコールに変わってないか不安だ。
しかし、ニトリ社長と比べれば、まだヒヨコ。
クラブのハシゴをしているわけもないし、帰宅が午前3時でもない。
まだまだ甘いという事だろうか。もっと鍛えねば・・・(笑)。

そんなわけで昨日も飲み会。
そう、新人歓迎会。丸の内にある「ROYAL KITCHEN」さんの屋上を借り切った。
初めて利用させてもらった。

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どれだけ騒いでも怒られない。他のお客さんに迷惑かけいないと最高の気遣い(笑)。
幹事は2年目となるコンドウとワタナベ。
なかなかやるじゃないか。

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長い挨拶をしようと思ったが、これ以上嫌われても困るので、
サクッと乾杯の音頭を取ってスタートした。
今日のブログはスタッフブログと丸かぶりなので、詳しい内容はオガワのブログから。

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1年前まで直属上司のオクダとツーショット。やや引き気味(笑)。

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いつものようにワイワイガヤガヤ騒いで終了。
誰が主役なのか、分からなかったような気もするぞ(笑)。

昨日は大人しく帰ろうかと思ったが、気づいたら若手メンバーと一緒にパーティースペースへ。
世代ギャップは気にせずカラオケを歌う。

調子こいてる奴。

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可愛らしく歌う新人。

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とても2年目とは思えない貫禄で歌う男子。

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それでも午前3時に帰宅することはなかった。
まだまだコドモだな・・・。

同業他社がどれくらいの研修期間を持っているかは不明だが、名大社では間もなく研修は終了。
新人の2人にも営業に出てもらう。
まあ、これも現場研修のようだけど・・・。

いい一年にできるかどうかは自分次第。他人が作るものではない。
しかし、全面的にサポートはしていく。会社にいる全員が見守り、育てていく。
まずは全力で走り抜いてもらいたい。

楽しい新人歓迎会でした。
ありがとう!

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その4

円頓寺シリーズもすっかり馴染んできたころでしょうか?(笑)
円頓寺商店街の中央にある「はね海老」さんへ行ってきました。

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創業何年でしょうか。かなりの歴史を感じることはできます。
食品サンプルもこの通り。

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黄金色に揚がったフライなのか、単に黄ばんでしまったのかはわかりません。
その黒板や扉に背負ってきた歴史を感じるだけです。
円頓寺商店街では昔から有名なお店なのです。

今から21~22年前のことになります。
当時、お付合いしていた女性はとても優しく可愛らしい人でした。
2人で手をつなぎながら今よりも華やかな円頓寺商店街を歩き、
このお店で微笑ましくエビフライを食べた思い出があります。

時代は変わります。人の性格も変わります。
もしくは変わっていないのかもしれません。
気づかなかっただけかもしれません。
とても優しく可愛かった女性は、もの凄く恐ろしく強い女性になりました。
本当に同じ女性なのでしょうか。
時代は変わっていくのです。人も変わっていくのです。ふう~。

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変わっていないのはこのお店だけかもしれません。
店内の雰囲気も当時のまま、昭和の香りです。
以前お邪魔したのは平成ではありますが・・・。

「すいません、ランチをください。」
とやや感傷的になりながら注文します。

メニューを眺めながら、ぼんやりと考えます。
ほとんどのメニューが単品で730円。
ランチはライスと赤だしがついて730円。
単品の値段を調べてみるとライス160円、赤だし160円。
「ということは、ランチは320円もお得じゃないか・・・」
少し考えれば分かることに感動します。

ランチ(730円)

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この日はエビフライとチキンカツでした。
はね海老というくらいですから、ここの海老は開いているのです。
(全然関係ないですね・・・)
写真では隠れていますが超シンプルなポテトサラダも添えられています。

プリプリなエビフライはマヨネーズを付けがぶりと食らいつきます。
「なかなか、やるじゃないか・・」
いつものように呟きます。
店内に設置してあるテレビは、もちろんNHK連続ドラマです。
毎日見に来る常連さんはいるのでしょうか。

ごちそうさまでした。
さて、来週はどうするかな・・・。

第10回 障がい者のための就職・転職面談会

早いもので障がい者採用向けのイベントも第10回目。
転職フェアの第140回の開催に比べれば歴史も実績も浅いが、地道に続けている。
平成25年に法定雇用率が改定され企業側の取り組みはより積極的になってきた。
実際は職域や社内インフラなど簡単に解決できない問題も多いので、
全ての企業が積極的とは言い切れないが徐々に意識が高まっているのは事実。

名大社としても微力ながら、そこは支援していきたい考え。
今回は初めての4月開催。
また、会場も名古屋駅前のウインクあいちにした。利便性は高まったと思う。

この4月は理工系企業展、企業展パート1に続いて3回目のイベント。
規模としては一番小さいが、1か月で3回のイベントはかなりしんどい。
そうはいっても先月3月も3回のイベントを開催したけど・・・(笑)。
新年度に入って、思い切りスタートダッシュしているのだ。気合入れ過ぎ?
途中で息切れにならないことを願うばかりだ・・・。

今回も初めて参加いただく企業も増え、新鮮な顔ぶれ。
これが一昨日掲載された朝日新聞の紙面。

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当日は企業の面談以外にも、障がい者向けのセミナーやメッセージタイム、
キャリアカウンセラーによる就職相談も行う。

詳しいイベントの情報はこちら
<日時>2015年4月24日(金)
12:00~17:00
<会場>ウインクあいち 8階展示場
名古屋駅よりすぐ
※要約筆記、手話スタッフも待機しています。

雨が多い4月だが、イベント開催日はようやく春らしい日を迎えられそう。
晴れやかで爽やかな気持ちでイベント当日を迎えたい。

どうぞよろしくお願いします!

とまらない

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いつも楽しみにしている日本経済新聞スポーツ欄のカズのコラム。
本書は2011年から2014年2月までのコラムが掲載されている。
全てカズが書いているのかゴーストライターが書いているのかは知らないが、
発せられる一言一言が一流のアスリートと思わせる。

その経験から学んだことがカズなりの解釈で言語化され、メッセージとして発せられる。
ストイックな練習風景や大胆なファッションがクローズアップされがちだが、
本書を読む限り頭の良さ、考えの深さを感じる。
一週間前のプロ野球解説者張本氏の発言に対する返しも抜群だった。
それは元来、カズが持っていた能力なのかと考えると否定はしない。

しかし、圧倒的な割合でここ15年くらいの経験で培ってきたことではないだろうか。
30歳過ぎまでの彼の言動と今の彼の言動は大きく違うように思う。
調べたわけではないので確かなことは言えないが、
自問自答の日々がそうさせているのではないだろうか。

多分、ビジネス書なんて読まないだろうし、自己啓発本も開かないだろう。
(読んでいたら、すみません・・・)
しかし、カズがこのコラムで書いていることは、
僕にとってビジネス書であり、自己啓発本と大いにいえる。
そんな勉強をかなりしているように思わせる。
日本経済新聞という堅さに僕が騙されているのだろうか(笑)。

きっとサッカーと遊びの繰り返しの毎日だと思うが、すごく勉強しているようなコメントが目立つ。
体で学んだことがうまい具合に頭へ転換されている。
だからこそ現役最年長の記録が更新され続けるのかも・・・。

この連載がスタートしたのが2006年だからもう9年の歳月が流れている。
この期間でもカズは進化しているのだろう。
僕もダラダラとブログを書くだけでなく、中味も進化させないといけない(苦笑)。

たまたまブックオフで見つけて購入したのだが、もっと早く読むべきだったかな。
実際の新聞の記事は結構忘れているので、一定期間の後、イッキの読むのもいいかもしれない。
いい訳ですね・・・。

そして、昨日のJリーグ最年長得点記録更新。
あっぱれ!
同級生の誇りですね。素晴らしい!

タレントマネジメント概論

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最近、社内組織を構成していく上で、「タレント」という言葉を使うことが多くなった。
つい数年前はそんな言葉は使わなかったと思う。
今でも人事に縁のない方は芸能界のタレントと勘違いするのではないだろうか。
そんなことはないかな(笑)。

タレントという言葉を使うと特別な人材と意識してしまうが、
会社内においては従業員すべてがタレントで、
その人材をどう活用していくかがこれからの企業の成長には必要なこと。
組織の中の個人でも会社は発展していくだろうが、
これからの時代は個人を意識した組織を作っていかないと難しいのも事実だろう。

PM(パーソナル・マネジメント)の時代からHRM(ヒューマン・リソース・マネジメント)の時代に移り、
HC(ヒューマン・キャピタル)からTM(タレント・マネジメント)へ移行していく。
僕は専門家ではないので詳しいことは語れないが、
個々の人材の潜在能力を伸ばす環境と制度を作っていくのが重要。

これはちっぽけなうちような会社でも感じること。
どうやってその個人を伸ばしていくのか。
誰と誰を組み合わせることによって互いが成長するのか僕の拙い頭でも常に意識はしている。
つまりタレントマネジメントを行っているというわけだ。
ホントかな・・・。
比較材料がないので分からないが、その要素は含まれているだろうと都合よく考えたい(笑)。

まだうちの会社のレベルであればやりやすいのかもしれない。
組織が小さい分、全てが目の行き届くところにあり、お互いの魅力が把握しやすい。
だからそれを支える仕組みもシンプルで構わない。
しかし、従業員数が増え組織が大きくなってきたら、とても簡単に解決できることではない。
潜在能力を活かしきれないケースはざらにあるのだろうから・・・。

組織を活性化させるためにロイヤリティを持たせる考えは必要だろう。
だが、最近はそれだけでは足りないようだ。
エンゲージメントの高い組織を作っていかねばならない。
つい最近まで、エンゲージメントという言葉もなかったと思うので、そのこと自体、新しいこと。
どんどん聞きなれない言葉を浴びせられるので、それを理解するだけでも必死だったり・・・(笑)。

シンプルに考えるべき点を誰かが複雑にして難解にしているように思うのだが、
それは間違っているだろうか。
まあ、そんなことはいい。
僕の役割は常に活性化した組織を作っていくこと。
そのために学ぶべき点は学ばねばならない。
特に新鮮さは感じなかったが、この手の勉強も必要ですね。

暗黙知の事業承継とは・・・

昨日から東京出張。お昼は銀座の三笠会館、秦淮春でランチ。

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銀座の高級店で優雅なランチなんて僕も偉くなったものだ(笑)。
ぎこちなさ満載、田舎者の上京が丸わかりだが、多少の気取った態度も必要。

打合せを含め有意義な時間を過ごさせてもらった。
今は内容を明かすことはできないが、間もなくリリースをしたい。
ワクワクする企画が組めそうである。感謝!

夜は相変わらず飲み会の予定が入っている。
そのまでの時間の潰し方を考えていたら、上手いタイミングで講演会を発見。
日経トップリーダー主催の「暗黙知の事業承継~経営者のDNAを後継者に継承させる成功法則」。

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かなり大袈裟なタイトルだと思うが(スイマセン)、申し込みをし参加させて頂いた。

僕の今の状況からすれば事業継承はまだずっと先。
余程ヘタクソな経営をするか、体調を崩さない限り、すぐに事業継承をすることは考えにくい。
(いやっ、どうなるかはわからないけど・・・)

しかし、いろんな観点からその方法について学んでおくことは重要。時期は選ばない。
また、正解はひとつではない。
今回はファミリービジネスやM&Aの要素とは異なる視点での内容。
「会社の見えない知的資産(暗黙知)」を「見える化(形式知)」
にして後継者へ伝えることを本講演では目的にしていた。
そのための準備期間や準備のためのプライオリティは様々だが、一定の基準はあるようだ。

一般的に経営者の引退年齢の平均は66.7歳。事業承継時の理想の年齢は43.7歳。
(僕はほぼ理想に近かったか・・・苦笑)。
それをよりスムーズに行うには、第一に後継者の資質・能力の向上、
第二に後継者を支える人材の育成が重要だという。
もちろん業態や環境によって異なるだろうが、ここを重要視するケースは多いようだ。

このあたりの納得度は高い。
拙い僕の経験からもそれが重要だと考える。
しかし、そこは結構、感覚的な要素が強い。どう可視化かせ実行に落とし込むか。
これが相当難しい。
最終的には一緒にできるコーチが必要という結論になるのだろうが、
これまで学んできたこととは違う言語で話を伺えたのはプラスになった。
もっと学ばねばなりませんね。行動の方が重要だけど・・・。

夜は東銀座で飲み会。
これも僕にとっては大切な仕事だが、理解を得るのは難しいだろう(笑)。

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う~ん、「喫茶すなっく のろ」って・・・。

今日は朝から夜までビッシリ。
FBからFnetへ。何のこっちゃ・・・。
異なる脳ミソを使う濃密な一日となりそうだ。

「獺祭」のはなし

昨日の続きではない。食べ物のはなしとは関係ない(笑)。

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今週月曜に所属する団体の例会で旭酒造社長の桜井博志氏の講演を拝聴した。
旭酒造といえば「獺祭」。今最も話題となっている日本酒。
残念ながら僕は飲んだことがない。
もしかしたら何かの機会に頂いたことはあるかもしれないが、記憶にない。

入手はとても困難なようで名古屋でも飲めるお店は限られている。
友人がfacebookで写真をアップしているのを指をくわえて見ているしかない。
最近は日本酒を飲む機会も増え、いろいろと試したいところ。
いつも勧められるがままに飲むわけだが、「なかなか飲みやすくで美味しいです。」
と貧相なコメントしか発することができない。
多分、どれを飲んでも美味いとしか表現できないため、
通からみれば飲ますは勿体ないだろう。
まだ楽しむ資格はないのかもしれない。

肝心なのは「獺祭」のはなし。僕の酒好きの話ではない。
先日の講演では、桜井社長のこれまでの軌跡を伺ったわけだが、
いくつもの苦難と失敗を乗り越え、現在に至っているという。
その生き様はニトリ社長の「私の履歴書」並みに面白い。
(ちょっと失礼ですね・・・)

山田錦が手に入らない過疎化が進む村で酒造りを行い、
頼りにしていた杜氏に逃げられ、地ビールレストランも大失敗。
倒産に危機に何度もあいながらも、諦めず自分たちの手で作り上げてきた。
杜氏に頼らない製造技術を学び、自分たちでいい米の入手ルートを開拓し、
逆転の発想で販売網も築いていく。
失敗からの学びを上手くマーケティングにも活かしていると感じた。

結局、頼りになるのは自分たちでしかない。コンサルタントの力ではない。
「獺祭」の裏側にはこちらが学ぶべき点が多い。
30分の講演時間では短く、もっとゆっくりとその苦労話を伺いたかった。

ネットで調べてみると「獺祭 磨き その先へ」は720mlで32,400円。
高い。この純米大吟醸はどれだけ美味いんだろうか。
飲んでみたい。
感想を聞かれても「とても飲みやすくて美味しいですね。」としか言えないと思うけど・・・。

ありがとうございました。