これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

イチローおめでとう!!

舛添知事の辞任はどうでもいい。
どうでもよくはないが、ブログで取り上げたいとは思わない。

それよりも、なんといってもイチロー選手である。
愛知県民の一人としてだけでなく(岐阜出身者だけど・・・)、
一人の日本人として誇りに思う。

イチロー選手、おめでとうございます!

選手としてのプレーは当然のことだが、彼の哲学者と言うべき発言は感動すると共に尊敬。
失礼な話だが、ピートローズ氏のコメントが人間の小ささを感じてしまう。
もっと寛容性をもって、受け入れればいいのに・・・。
同様な考えの方は多いと思うけど。
日本人とアメリカ人との違いかな・・・。

『小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道』
『しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。』 

僕よりも年下のイチローが達観した言葉を発している。
シンプルだけど本質。
こんな言葉に励まされたり、危機感を覚えた人も多いだろう。
一流選手が語る言葉には重みがあるし、説得力も半端ない。
そういった人しか語ってはいけない言葉・・・。

僕らは同じ愛知県ということでメリットは多い。
ニュースにも登場していた少年野球の「イチロー杯」には息子も出場していた。
早々に敗退したので本人と握手する機会はなかったがいい経験。

イチローが通っていたバッティングセンターに行ったのもいい思い出。

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この写真を探すのにかなりの時間を要してしまった(笑)。
(4年前の写真)

明後日のCBC「サンデーモーニング」の張本氏のコメントも楽しみ。
フライング気味にNHKのニュースで取り上げられていたけど・・・。

日米通算4257安打オメデトウ!
次はメジャー通算3000本安打ですね。
期待は膨らみます!

50歳になるということ

昨日は三重大学で行われた「東海グローバルサミット」に参加した。

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付き合いのある意識の高い学生らが企画したイベント。
伊勢志摩サミットのタイミングに合わせ、
若者たちの意見を社会に発信しようというもの。
「難民」「保健衛生」「教育」「環境」と4つの分科会を中心に学生らが議論を行う。
全国から意欲的な学生が集まり、自分たちの考えを述べ合っていた。
僕は協賛企業として参加したに過ぎないが、
このような連中がこれからの社会を支えていくのだろう。
僕の学生時代からは考えられない問題意識。
2050年の日本は期待できるのかもしれない(笑)。
50歳を過ぎリーダーとして活躍している時期だろう。

50歳といえば、今日は僕の50歳の誕生日。
早いもので半世紀を生きたことになる。
論語だと、五十にして天命を知るということ。
迷いっぱなしの40代を振り返れば、自らの使命を知るには早すぎる。

それに正直なところ、実感がない。
世間的にそれでは困ると思われるだろうが、そのレベルに達していない。
残念だが、相応しい50歳とは言い難い。
もっと深く考えるべきだが、一つ年齢を積み重ねたに過ぎない。
自分自身にあまり緊張感がないのだ。

もっと自分の中で沸々を湧き上がる想いが溢れ出るのかとも期待したが、
そんなことはなかった。
年末年始の神聖な気持ちや
年度末、年度初めのヒシヒシとくる緊張感とは比べ物にならない。
僕としてはそちらの方が大きな価値に値する。

20代の頃、50歳なんてもっと立派な存在と思っていた。
30代の頃は50歳はもっと貫禄があり知識も豊富にあると思っていた。
しかし、その当時と比較すると大して変わっていないのが実情。
確かに見かけは老けてきたし、頭も少しずつ薄くなっている。
その程度のこと。

体力はあまり変わっていないと思うし、食欲も旺盛。
本気になれば若い奴には負けないだろう。
常に腹は減る。大盛を注文したいが我慢しているだけだ。
睡眠時間を確保し、健康管理に注意しようと心掛けているだけ。
いずれガクッと落ちる時が来るだろうが、今は変わらない。
自分自身はまだまだ若いと思っている。
毎日飲みに行っても平気だ。
(週7日はさすがにしんどいけど・・・笑)。

自分の決めたルーティンに従うことが若さを維持すること。
そう今は信じている。
しかし、世間はそんな風には思わないだろう。
年齢に相応しい振る舞い、
年齢に相応しい発言、
年齢に相応しい身なり、を求めてくる。
そうしなければと思う一方で、どうでもいいと思う自分もいる。
今のままでいいじゃないかと。
年齢なんか気にせずに今の延長で行動しようと。

すみません、期待に応えらずに・・・。

それでも今日から50代がスタートする。
どんな10年になるだろう。
とてつもない荒波が襲ってくるかもしれないし、
ノーテンキな毎日を過ごすだけかもしれない。
もっと計画的に、もっと戦略的に、もっと家族の事も考え生活すべきだろうが、
僕のやっていけることをやっていくだけ。

何の宣言もしない誕生日ブログになってしまった。
それでも呆れることなく、お付き合い頂きたい。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

プラチナフォーラムでの学び その2

「日経トップリーダー プラチナフォーラム2016」の第二弾。

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3つ目は全盲の弁護士 大胡田誠氏の講演。
読みづらい苗字だが、おおごだと呼ぶ。
僕は今回初めて知ったのだが、
大胡田氏のドキュメンタリーや彼をモデルにしたドラマも制作されている。

テーマは「あきらめない心の作り方」。
大胡田氏が失明し、コンプレックスから脱出し、弁護士を目指し猛勉強。
その苦労の結果、司法試験に合格し、現在は同じく全盲の奥さんと2人のお子さんを育てている。
その半生について話を伺った。

何度も涙が出そうになった。
彼の苦労を思えば僕の半生や苦労なんて、屁みたいなもの。
何不自由なく育ってきたわけだし、育ててもらった。
改めて親に感謝しなきゃいけないし、
自分の子供にもこういった方が社会で活躍する現実を知ってもらいたい。

いくら弁護士資格を取っても、仕事にハンディはついて回る。
しかし、そのハンディをハンディと思わせない仕事ぶりは敬服するばかり。
依頼者との信頼関係が目の見えない弁護士にとっては一番大切であり、
その関係性を築くために相手を徹底的に信頼する。
当たり前に思えるようなことを僕自身も軽んじてしまう。
そんなことは自分が気づかないだけで度々あるはず。
人として大切なことを教えてもらった。

そして、最も印象に残った言葉。
「『もう無理だ』と思った時が夢に一番近づいたとき。」
それはそれだけ努力を重ねている証。
努力の量に比例しているという。
キミはもう無理だと思えるほど、頑張っているか?
そう問われているような気がした。
反省・・・。

できない理由もできる理由も必ず見つかるんですね。
これまでの経営者の講演とは一線を画したが、感動的だった。

そして、最後は日立製作所元社長 川村隆氏。
あの「ラストマン」の著者で、少し前に日経の「私の履歴書」も書かれていた。
ブログを書いてて気づいたが名古屋市長と同じ名前なんですね(笑)。
これまでの経歴を拝見するかぎり、厳格で固い方とイメージしていたが、
実際は温厚で結構ユーモアも持ち合わせている方であった。

日立のV字回復の話はデカすぎて想像がつかない。
戦後ワーストの7873億の赤字と言われてもピンとこない。
2億の赤字と言われた方が、ズッシと体が重くなる(笑)。
しかし、それは僕のような小さな人間の思うことで、
国内外合わせ30万人を超える従業員を抱えていたら、そのプレッシャーは半端ない。
トップリーダーのあるべき姿を語ってもらったが、ここは割愛(笑)。

他のトップリーダーと比べ特別なことがあるわけではない。
しかし、エネルギッシュでありながら、冷静沈着さが求められる。
大きい組織であれ、小さい組織であれ、求められるリーダーは大差ない。
しかし、大きい組織の方が抵抗勢力の数が多く苦労しそうだと講演を聞きながら感じてしまった。
こちらも勉強になった。

今日もとりとめなくまとめただけのブログ・・・。
たまには一日中トップの講演を拝聴するのもいいこと。
少しでも吸収できるところは吸収し、真似もしていけばいい。

いい機会をありがとうございました。

プラチナフォーラムでの学び その1

先週27日は東京で開催された「日経トップリーダー プラチナフォーラム2016」に参加。

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「日経トップリーダー」購読者のプラチナ会員は無料で招待なのだ。
当日初めて知ったことだが、昼食のホテルビュッフェも無料。
なかなかいいサービス。

メインとなるプログラムも、いい学びになったので備忘録的に2回に分けて記しておきたい。
ブログで紹介するのは4つの講演。
今日はタビオ会長越智直正氏と元LINE社長で現在はC Channel社長の
森川亮氏の講演をまとめるとしよう。

「靴下屋」を経営するタビオの創業者 越智氏はちょくちょく日経トップリーダーに登場。
先月7の送られてきたCDも越智氏の講演であった。
正直言って、とても聞き取りにくい。
何度もCDを聞いたが、なかなか理解できなかった。
今回の講演はCDとほぼ同じ内容。
聞き取りにくさは相変わらずだが(スミマセン)、
直接話を伺うため、格段に理解することができた。

するとどうだろう。
改めてCDを聞くとスムーズに理解できた。
す~っと体に入ってくる。
やはり何度も聞かないと自分のものにならないことが多いですね。
言いたいことはそんなことではない。
ここで語られた講演内容。

テーマは「戦わない経営 中国古典の教え」
越智氏は中学卒業後、丁稚のような状態で靴下問屋に就職し、
荒波に揉まれながら自分で事業を興す。
波乱万丈な人生を送り、現在に至ったわけだが、
経営において参考になったのが中国の古典だという。
「孫子の兵法」は丁稚時代に古本屋で購入し、最初は全く理解できなかったが、
全て暗記するまで読み込み、その通りに実践していたという。
ここまで語り継がれた歴史書は間違いない。

ここ50年くらいで書かれた経営書なんて役に立たない。
そんなことを仰られていた。
最近のビジネス書ばかり読んでいる僕はハッとさせられた(笑)。
長い歴史には”真理”が書かれており、社長は”真理”をつくことが仕事という。

社長が社員を頼りにすることが重要で、仕事はどんどん任せておけばいい。
自分で知恵を出すのも限界があるのなら、人の知恵を使えばいい。
社長は深刻になったらダメ。
特に中小企業の経営者はやりたい放題でいい。
経営者が一番大切なのは夢。
そんなことを熱く語られていた。

僕が実践していることもまんざら間違っていないと都合のいい解釈をする
と共にもっと夢を語らなければいけないと反省。
夢というよりは理想しか語れていない自分はまだまだ程度が低い。
もっと理想を大きくし夢に導かねばならない。
と素直に反省。

そして、森川氏の講演。
テーマは「成功した瞬間から、成功体験を捨てる組織の作り方」

森川氏の様々な業界での経験を通し、感じられてきたことを語られていた。
ここで強調されていたのが変化への姿勢。
最近、未来を予測する書籍の出版が少ないのは、あまりにも変化が早すぎて、
著者が出版した頃には時代が変わっている可能性が高いためだという。
森川氏の目から見れば日本は変化をしない国。アジア諸国は変化を楽しんでいる。
そう考えられているようだ。

特許がイノベーションを起こすネックになり、
歴史やブランドが変わりにくい環境を作っていくとも言われていた。
LINEを作ってこられた方の視点は僕のような平凡な物事の視点を持たない者とは大きく違う。
学年は同じはずなの能力の差はここまで開いてしまうものなのか・・・(笑)。

やっぱり一本のブログにあれもこれも入れようとするのは限界があるのかも・・・。
参考になるような内容は書けなかった気がする(苦笑)。
まあ、全部披露するも勿体ないしね。

明日は別の講演を紹介したい。
個人的にはその講演が一番良かった。

明日、ちゃんと書けるかな・・・。

はばたけ!丸の内チルドレン

ちょっと大袈裟なタイトルである。
意味もよく分からないだろう。

名大社が丸の内に移転して6年強。
移転以降、入社してきた社員は「丸の内チルドレン」と呼ばれている。
呼ばれていると言っても、呼び始めたのは今月から。
それも僕が勝手に名付け、勝手に呼んでいるに過ぎない。

しかし、その数は今年の新人も含め12名にもなった。
中には40代のオヤジや30代のオバサン、いや、オネエサンもいるので、
チルドレンというのは語弊があるが、ここはまとめてそうしておきたい(笑)。

現在、その「丸の内チルドレン」の若手を中心に月1回勉強会を実施している。
「若手の丸の内チルドレン」を対象にしていることから略称「若丸チ勉強会」。
略称も僕が勝手に先日決めたのだが、その勉強会を先週木曜日に実施。
勉強会スタート時にその流れをブログに書いた。内容はこちら

勉強会と言っても、読んだ本、選んだキッカケ、印象的な内容、
自分に落とし込んだことを語るだけ。
それを全員で共有し、時折、質問や考えを聞き進行するだけ。
凝ったことはひとつもない。
それでもお互いいい刺激になり学びにもなっている。と思う。

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他のメンバーがどんな理由でその書籍を選び、何を感じ、今の自分に活かそうとしているのか。
それを知るだけでもちょっとした感心と尊敬と焦りが生まれる。
僕が何かを教えるよりもよほど本人たちの意欲が高まる。
それがいい。

特に最近は自分に対しての問題意識が生まれてきた。
現在、組織横断、社歴、経験を取っ払った商品会議を定期的に開催しているため、
そこで何かしらのアイデアや考えを述べなければならない。
その際、自分の未熟な点を各々が感じるようで、
それをカバーする意味でも知識や教養を身に付けなければならない。

そのため自分の意思で自分の足りない点、
伸ばしたい点を読書によってカバーしようとしている。
結果としてどこまでプラスになるかは分からない。
だが、その問題意識を持つことにより、徐々に変化していくはず。
その行為を続ければ必ずや成長する。
それを全体共有し、刺激し合えることは全員にとってプラスになる。
僕が主宰しているせいもあるが(笑)、これは大いに意味あることだと感じる。

最近は一人の発表が盛り上がり、時間内に全員回らなくなってきた。
来月からが4月入社の2名が加わる。
とてもじゃないが1回の勉強会で全員発表は難しい。
そんなわけで5月からはこの「若丸チ勉強会」を半分に割り2週続けて行うことにした。
僕の飲みに行く回数が単純に減ったわけですな(笑)。

この「丸の内チルドレン」がいずれ名大社の中心メンバーになっていく。
はばたいてもらいたい。
来月も頼みますよ!

西川塾はまだまだ盛り上がる

12日(火)に西川塾二期生会第15期総会が行われた。

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西川塾とはユニーの創業者である故西川俊男氏が創られた経営者向け私塾。
塾主である西川氏が昨年の元旦に亡くなられ塾の存続も危ぶまれたが、
僕らは塾主の想いを反映させ継続。
(新たな決意をした昨年のブログはこちら

この一年は塾生だけで活動を行い、いろんな取り組みをしてきた。
宿泊研修や東海経営者フォーラムなど派手なイベントはなかったが、充実した一年だった。
講師でありシンボルである塾主の存在がなくなったことで、
むしろ自分たちに課せられた責任が明確になったと言える。

ほとんどの塾生が退塾せず、全体での取り組み、
各班での取り組みを積極的に行った。
以前よりも塾生同士の一体感は高まったし、
お互いのことをより理解しあえる間柄にもなった。
木下事務局長のリーダーシップに寄るところも大きかった。

僕は何もしない副事務局長、何も働かない副班長と
役職だけはそれなりに立派な立場。
それについてはほとんど機能しなかったが(苦笑)、
全員の力で盛り上がったのは確か。

各班の取り組みも勉強になった。
僕は公私ともに懇意にする堀さんの班に所属し、
(一年を終えた堀さんの挨拶
塾生の会社にお邪魔して事業や経営方針を学んだ。
異業種の経営を知るだけでも吸収すべきことは多い。

先月の班活動は弁護士塾生が幹事だったこともあり、
名古屋地方裁判所に出向き、民事と刑事の裁判を見学。
これも普段の生活では経験できない貴重な機会。
大いに勉強になった。
民事の裁判はインパクトが強く、人のふり見て我がふり直せって、感じ(笑)。
いや、そうではないが、ちょっと怖かった。
詳細は言えないけど・・・。

その後は弁護士事務所で弁護士間の競合についても教えてもらった。
世の中知らないことが多すぎる(笑)。
無責任な言い方だが面白かった。

そんな一年を過ごしてきたわけだが、先日の総会でこれからの一年の方針が発表された。
前年よりバージョンアップした行事日程。
班ごとの活動は研修要素を強くし、塾生全体に学びを提供する。

堀班長は交代したが、メンバーは変わらず新班長の下、新しい活動を行う。
僕は相変わらず何も働かない副班長のようだ。
新班長に文句だけ言って、盛り上げていきたいと思う。
何もしない副事務局長も更迭されることなく継続とのこと(笑)。

根底になるのは西川塾主の教本「ロマンへの道」だが、
塾生仲間でまたこの一年学び合い、語り合い、酔っ払っていきたい。

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これが総会終了後の懇親会。
これからもどうぞよろしくお願いします。

春よ、春よ!

今日は4月1日、新年度のスタートである。
うちの娘も無事に大学に入学し新たな生活がスタートする。
経験を積み重ね有意義な4年間を過ごしてもらいたい。

そして、名大社でも今日から2人新しい仲間が加わる。
とても楽しみだ。
春は何かとウキウキさせてくれる季節。

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これは昨日の地下鉄「国際センター」駅出口の桜。
まだ満開ではなかったが、気持ちを高ぶらせてくれる。

この2016年度は果たしてどんな一年になるだろうか。
昨日は席替えもして、組織、チームも一新した。
多くのことを想定して組み立てた新体制なので、絶対に上手くいくはず。
バチバチとプラスの化学反応が起きまくり、さらに上昇する。
刺激と刺激がぶつかり合い、前進するわけだ。
そんなイメージ。

これがうまく機能しなければ、明らかに僕の責任。
責任を取りたくないから、懸命に頑張って結果を残して欲しいのである(笑)。

それはさておき明日は17卒向け合同説明会「理工系企業展」
多くの理工系学生に参加してもらいたい。

そしてイベント終了後は、会社全体で花見を行う。
会社行事で花見を行うのはいつ以来だろう。
17~18年ぶりじゃないのかな。
僕が新人の頃は当たり前のように毎年行われていたが、
場所取りなどの負担から自然消滅したと思う。
何かと準備が大変なことと若手が面倒な役割を担わされることから、
僕が引き継いでからも花見の話はしなかった。

それが今回は若手が言い出しっぺ。
自分たちが負担を被ってもいいから、みんなでやりたいという。
そうなると反対する理由もない。
すべてを任すことにした。

「お酒なんかは会社で負担してもらえるのでしょうか?」
「お~、ジャンジャン使え。金に糸目はつけないから、名城公園を貸し切りにしてしまえ!」
そんな言葉は一言も発していないが(笑)、明日の夜、久々に実施することになった。
楽しむ時はみんなで楽しみ、苦労する時はみんなで苦労したい。
これを新しい期の素晴らしいスタートにしよう。

春だ、春。
気持ちいい一年にするために今日から盛り上げていきましょう!

同族だから強い

今月の「日経トップリーダー」と先週の「日経ビジネス」。

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共に同族企業(ファミリービジネス)にフォーカスしている。
ようやく僕の活動が認知され、広く知れ渡ってきたということか。
(関係ないですね。すみません・・・笑)

同じ日経BP社の発行だから共通する点はあるだろうが、
最近、ファミリービジネスについて取り上げられることが多いように感じる。
それもネガティブな要素ではなくプラスの意味合いにおいて。
「日経ビジネス」においてもロールモデルとなり得る
いくつかの企業の変革や事業継承について書かれていた。

身近な企業でいえば三重県を本社に置く柿安本店。
名証ではなくジャスダックに上場されているのは残念だが(笑)、
地元を代表するファミリービジネスとして、その変革力は注目すべき。

僕がファミリービジネスを学んでいた時も「創業の精神は変えない、事業は変える」、
そんな事もよく言われていた。
現在の柿安本店はまさにそれにあたり、「代替わり」を機に事業のモデルも変革し続けている。
お肉屋さんがお菓子屋さんへも展開を図った。
(あまりいい表現ではないですね・・・笑)

大胆な変革だと思うが、それは創業家だからできること。
サラリーマン社長であれば、なかなか思い切ったことはできないだろう。
果たして僕はどうなんだろうか?そのあたりは疑問・・・苦笑。

今やそれが柿安本店の文化として根付いているのであれば企業の強さが明確にもなっていく。
今回の特集ではそんなことが取り上げられていた。
それでもまだまだ日本のファミリービジネスの評価は低い。
反対に欧州では評価が高く、尊敬されることも多いようだ。

最近、懇意させてもらうファミリービジネスの経営者もそんな事を言っていた。
海外展開する際、ファミリービジネスかどうかで信用力が違うという。
企業名と社長の名前でファミリービジネスであるかどうかを聞かれたようだが、
それだけでも評価は変わってくる。
そう思うとまだ日本は評価は低いと言わざるを得ない。

一般的に欧米の企業は従業員に対してクールであると感じがちだが、そうではない。
ファミリービジネスは日本の企業以上に従業員を大切にし、
その従業員も会社に対するロイヤリティは高い。

今回、この2誌のビジネス誌を読んで改めてファミリービジネスの強さを痛感。
僕はその魅力を求職者にも伝える努力をしていかねばならない。
一気に広げるのは難しいと思うけど・・・。

ナベよ、シアワセになりなさい!

昨日は昨年12月末まで勤めていたワタナベの結婚式。
今は旦那となった北川クンと滋賀で新婚生活を送っている。
既に主婦状態であるが、どこまで尽くしているかは知らない(笑)。
約3ケ月振りの対面。

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式場となるのは名古屋港にあるリュクスガーデン名古屋。
以前はアルカンシエル名古屋と呼ばれていて僕にとっては感慨深い式場。
僕が伝説的ウルトラスーパー営業マン(?)だった頃、オープン時の採用をすべて任せてもらった。
名古屋のガーデンウェディングでは発祥の地と言っていい。
2回目の出席だが、今もこうしてステキなシーンを演出しているのは嬉しい限り。

チャペルでの挙式。結構いい感じ。

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そしてフラワーシャワー。

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昨日は晴天で暖かかったこともあり、このような場面はとても栄える。
披露宴の前にはガーデンでいくつかの振る舞いも・・・。

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急きょ、新郎の北川クンはビール販売のアルバイトを始めた。

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いや、違う、来賓におもてなし。
こんな演出も面白い。

今回の披露宴では僕は何も役割はない。
ここ最近は必ずスピーチをしていたが、今回は無責任に飲むだけでいい。
しかし、昨日の披露宴で会社からは出席者は2人だけ。

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間違いなく一番ヒマそうな僕と一番忙しそうなフリをしている元上司ニムラ。
今年度最後の転職フェアと重なり、2人しか出席することができなかった。
申し訳ない半面、時々、空気を読めないナベらしい一面(笑)。
本人から言わせれば、結婚式の日取りより転職フェアの日程が決まったのが遅い
と言われそうだけど・・・。

テーブルには嬉しいコメントが置かれたいたので、まあ、それはよしとしよう。

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アイドル並みの写真撮影もあり、

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少ない名大社チームとの写真撮影もあり、

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美味しい料理を沢山いただき、

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ビールも白ワインも赤ワインもたらふく飲んだ。

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二人の幸せそうな姿を見ると応援をしたくなる。
ナベについてはもっと名大社で頑張ってほしかったのが本音だが、
本人の幸せそうな姿を見ていると自分勝手なこともあまり言えない。
可愛いじゃないか・・・。

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元上司ニムラもロウソクに必要以上の火をつけてくれた。

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そして、最後のナベの挨拶。

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泣き虫女子なので、絶対泣くだろうと期待していたが、期待を裏切り泣かなかった。
なんだ、盛り上がらないじゃないか・・・(笑)。

新郎の北川クンの名は哲也。僕と同じ。
それだけで将来は明るい。
僕のように家族を顧みない生活がいいとは思わないが、
十分な満足をもたらすことは間違いないだろう(笑)。
12月に3人で飲んだ時にかなり厳しいことを言ったのは許してね(苦笑)。

ナベよ、シアワセになりなさい。
そして、また、元気な姿で会社に遊びに来なさい。

そうは言っても、少し寂しい・・・。

一番利用するコンビニと言えば、サークルK。
東海地区の方であれば、いまでもそんな方は結構多いと思う。
僕もそうだ。
毎日とは言わないが、頻繁に利用するのがサークルKで、セブンイレブンよりも圧倒的。

以前、営業担当として仕事をさせてもらったこともあるし、
仲のいい大学時代の友人の勤務先でもあり、身近な存在。
何より西川塾の塾主であった故西川俊男氏が立ち上げたユニーグループの事業。

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「ファミリーマート」に一本化されることを昨日の朝刊で知った。
いずれこんな日が来るだろうと予測していたものの、正式に発表されると寂しいものである。
かつてのように成長戦略を描けなくなり、
成熟期に入ったコンビニ業界が熾烈なシェア争いをしているのは誰でも知っていること。
中途半端なポジションは存在価値さえ疑われてしまう。
そうでなくても大手とのサービス合戦に巻き込まれ、明確な特徴を出せなければ生き残るのは難しい。

どんな業界でもM&Aを繰り返し、より巨大化するか、
相当ニッチな存在でエッジを立てるかしか、競争には勝てない。
それは我々の業界でもそう。
大手に対して明確な対抗手段を持たなければ、一気にシェアは奪われてしまう。
今回の件は対岸の火事ではなく、自分事として捉えることも必要。
どう生き残るかではなく、どう勝ち残るかを考えなければならない。

資本の論理からすれば、ファミリーマートへの一本化はやむを得ないのかもしれない。
しかし、部外者の僕でさえ、そんな単純な理解では済まない。
いろんな感情が芽生える。
友人はどうなるのか?
近隣の店舗はカニバリは?
サンクスをサークルKにしていたら事態は変わっていたのか?
西川塾主はこれを知ったらどう思われるか?
資本の論理のウラには表には出ない複雑な感情が入り混じる。

ココストアもファミリーマートと合併し、東海発のコンビニはなくなってしまう。
生活環境が変わるわけではない。日々の生活に支障が出るわけではない。
もしかしたらより便利になるのかもしれない。
しかし、便利が良ければいいというものでもない。
感情的な寂しさだけが残るような気がする。

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このサークルKのコーヒーは僕のお気に入り。
これも飲めなくなるのだろう。
東海地区のシンボルがひとつ消える。

そうは言っても、少し寂しい。
いや、かなり寂しい・・・。