今週は梅雨らしくどんよりとした天候が続きます。
ガッツリ肉でも食べて精でも付けたいところですがそんな気分でもありません。
サッパリとそれでも食べごたえのある食事をしたいものです。

会社から北に向かい、錦通り沿いにあるオフィスビルにそれらしいお店を発見しました。
魚が自慢のお店のようです。

新鮮な魚といえば、北陸や伊勢、静岡あたりを連想しますが、そうではありません。
なにわの味だそうです。
なにわでイメージできる食べ物といえば、
串カツ、お好み焼き、たこ焼きです。
魚は遠い存在のような気もします。
それを確かめるためにビルの地下にある「うお徳」さんに入りました。

「いらっやいませ~、カウンター席へどうぞ!」
関西弁ではありません。
ランチメニューがいくつか並んでいます。
ここは名物であり、先頭に書かれている定食をオーダーしなければなりません。

他のメニューも気になるところですが、
「すいません、名物たいめし定食をお願いします。」
続々とお客さんが入店してきます。
「すいません、刺身定食をください。」
「あっ、僕も・・・。」
「私はたいめし定食で・・・」
あるグループは刺身定食に軍配が上がりました。

しばらく待っていると左隣に女性の一人客が座ります。
「刺身定食を頂けますか?」
「ほ~、刺身定食は人気なんだ・・・」
と隣とチラチラ眺めながら感心しています。

「お待たせしました。たいめし定食です。」
たいめし定食 750円

「おお~、なるほど、こんな感じなのか・・・」
想像していたのとは少し違いますが、期待が持てそうです。
アップにするとこんな感じです。

どこからどこまでが鯛なんでしょうか?
写真だけでは分かりずらいかもしれません。
初めて食べる味。

どんどん箸が進みます。
「いいぞ、いいぞ、なかなかやるじゃないか。」
つい、いつもの(といっても久しぶり)言葉が出てしまいます。

丼を掴み豪快に食べていると右隣にまた女性客が一人座ります。
「あの~、刺身定食をお願いします。」
「なんだ、なんだ、この刺身定食比率の高さは・・・」
心の中で呟きながら、左隣の女性客に運ばれた刺身定食を覗き込みます。

「お~、そうきたか、なかなか、やるじゃないか。」
この日は同じセリフを連発してしまいます。
5種類ほどの刺身が並んでいるのでしょうか。
次回はこれを注文しなければなりません。

たいめし定食も美味しくいただきました。
早く晴れた毎日を過ごしたいものですね。

ごちそうさまでした。