親子で勝つ就活 わが子が内定を勝ち取るための80のポイント 親子で勝つ就活 わが子が内定を勝ち取るための80のポイント
(2012/09/26)
田宮 寛之

商品詳細を見る

著者の田宮氏とは何度か同業者の集まりの中で話をさせて頂く機会があった。それが理由ではないが、本書もありがたいことにわざわざ送って頂いた。
せっかくなら、サイン入りで送ってもらえると更にうれしかったけど・・・
(スイマセン)。
本書は新たな知識を得るというよりも、自分が考える親の関わり方と照らし合わせ読ませてもらった。そのほとんどは僕が思うことと同じ。納得する面が多かった。そんな表現をすると自分が同レベルのようだが、それは田宮氏にあまりにも失礼。
僕が漠然と考えていることをしっかりと言語化され、それに根拠あるデータが加えられたり、更に有益な情報が盛り込まれているのが本書の内容。決して同じではない。
特に本書では、そのポイントを80項目に分け掲載されているので、かなりわかりやすい。親向けであるのは間違いないが、当事者である就活生にもかなり受け止めやすいのではないだろうか。客観的な物事の捉え方もできるだろうし・・・。
僕が注意してチェックしている面もあるが、ここ最近親向けの就活本が多い。
僕のブログだけでも
ウチの子 内定まだなんです
大学キャリアセンターのぶっちゃけ話
就職に強い大学・学部
親は知らない就活の鉄則
と取り上げている。読んだのは、もっと多いかも・・・。
就職活動を行う子供よりも親の問題として捉えられることが多いのだろう。それは親が子供にアドバイスするというより、第三者が親にアドバイスをする意味でも・・・。就職問題に限らず、子育て全般の問題として考えるべきなのかもしれない。
僕も来月は親御さん向けに講演を行う機会を頂いた。何を話すべきかはこれから吟味していくが、本書も参考にさせてもらいながら、その関係性についてじっくりと考えたい。