いやあ、中年夫婦の青春もステキだなあ~と素直に感動。
こんな気持ちのいい映画ならいつまでも観れると思わせてくれた。
事前情報はわずか。
予告編を観て、なんとなく面白そうと直感に従った。
外れることもあるが今回は正解。
攻める大人が美しく映っていた。
舞台ははっきりしていないが1980年代か90年代のアメリカ・ミルウォーキー。
モノマネシンガーの男女が結ばれバントを結成。
そこから成功を掴んでいく小さなアメリカンドリーム。
トリビュートバンドとはモノマネのことね。
知らなかった(汗)。
モノマネをするのはニール・ダイアモンド。
僕は世代的にズレるので似ているかどうかは分からない。
しかし、雰囲気は十分伝わった。
ライブ会場で逆ギレの対象となるZZトップは結構聞いていたけどね(笑)。
リズミカルな音楽と共に物語が進んでいくので、観る側も心地よい感じ。
知らない曲でもつい口ずさみたくなる。
それが映画を気持ちよくさせた要素だが、出演陣の魅力も大きい。
ご存じ主役マイク演じるヒュー・ジャックマンはもちろんのこと、
相方のクレア役のケイト・ハドソンの歌声にもしびれた。
最初はモノマネ上手のおばさんシンガーだったが、徐々に解き放たれていった。
ついでにいえば娘レイチェル役のエラ・アンダーソンも良かった。
彼女の変化が家族の連帯感ともいえよう。
当然、物語は順調だけではない。
ある事件をきっかけに不幸な状況に陥る。
なんてこった!とも思ったが、同時に何とかなるぞと楽観的にもさせてくれた。
明るい未来が想像できる映画は観る側も楽しくなる。
結末はそんな単純ではないが僕はハッピーエンドとして捉えた。
本作は実話がベースだという。
保険にも入れないし、生活もラクではない。
娘が一家の主になる可能性もある。
それでもシアワセに包まれたステキな生き方。
歌うのを生きがいにするのも羨ましい。
久々にカラオケでも行ってみようかな。
そんなことを思わせてくれる映画だった。


