これからも前向きに 名大社会長ブログ

九州旅行日記 その3 ~湯布院編~

お互い気を遣っていたつもりですが、寝てしまうと関係ないようです。
先輩のイビキにうなされ、熟睡することができませんでした。
それでも僕は一番遠い場所だったので恵まれていたようです。
これが複数名で寝る良さでもあります。

朝食バイキングを堪能し、2日目の目的地へ向かいました。
午前中は湯布院。由布岳を越えると街が見えてきます。

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ここは名誉本部長でもあるパフ釘崎社長の故郷。
最近は東京人ぶって、もんじゃ焼きを気取って作っていますが、ただの九州の田舎者です。
「どげんするのか~。」なんて言ったりするのです。

それでも僕の湯布院のイメージは大人の女性が浴衣姿で温泉街を歩く、
熟年夫婦が仲睦まじく温泉を楽しむと、静かで優雅な雰囲気を醸し出す温泉です。
リタイヤしたら嫁さんを連れて、肩なんて揉んであげようと思ったりしてしまいます。

期待満々でバスから降りました。
ここは一定の時間、自由行動。特に仲間を求めるわけでもなく、
いくつかのグループに分かれ散策します。

向かったのは金鱗湖。

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ほんのりと紅葉が混じり、秋の景色に気持ちを和めます。
大分、いや九州を代表する観光地であることに納得します。
こじんまりとしたお土産屋さんを覗きながら小さな町を歩きます。

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しばらく時間が経つうちにどんどん観光客が増えてきます。
半分くらいが中国人観光客に思われます。
こんなところまでにも来るのかと驚きと共にそのパワーには感心します。

湯布院に向かう途中にバスガイドさんは言ってました。
「湯布院は軽井沢みたいなもんですよ。お土産屋さんはいっぱいですよ。」
「ふ~ん」
と話半分で聞いていましたが、町全体を見渡すうちにそれを感じるようになってきました。
別々に行動しているメンバーが共有のiCloudに写真をアップします。

ここは湯布院なのか。

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これは湯布院に必要なのか。

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これは湯布院に生息しているのか。

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これも湯布院の名物なのか。

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どんどん分からなくなってきます。

「こんなお店も流行るのだろうか・・・」
と思いながらも、僕はワインの試飲を飲んだりします。

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ゆず胡椒とかぼす醤油をお土産に買って納得します。

変化する町が生き残るのか、変化しない町が生き残るのか。
全国各地で厳しい選択を迫られているとは思いますが、ここは数少ない勝ち組でしょう。
本当はもっと見るべきポイントがあったのかもしれません。
何故か今日のブログは食べ物ブログの口調になってしまいました。
理由は分かりません。

1時間45分ときっちり時間を過ごし、次の目的地である太宰府天満宮に向かいました。

(続く・・・)

九州旅行日記 その2

地獄めぐりを後にして、宿泊先である別府温泉へ。
別府温泉を代表する杉乃井ホテルさんにお世話になった。
先日、たまたま聞いたラジオでは全国温泉ランキング3位のホテルだという。
かなりの名門だ。
HPには棚湯のこの写真が・・・。

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こんな風景を拝みたかったが、さすがにそれはなかった。
とにかくこのホテルはデカい。部屋数も多い。
宿泊した土曜日はチャペルで結婚式も挙げていた。
中国人観光客はゲームセンターで興じていた。

なんと部屋から棚湯のある温泉は歩いて15分くらいかかる。往復30分。
名古屋駅から丸の内の会社までとほぼ同じ。
さすがにそれは大袈裟だが(笑)、デカいのは変わりない。
結局、目玉の温泉は1回しか利用しなかった(苦笑)。

幹事のニムラが気を利かせて、僕にはスイートルームを提供してくれれば嬉しいが、
そんな余裕はなく4人部屋。それでも最上階に案内してくれた。

これが夕方の景色。

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そして、夜。

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朝日の見える朝。

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なかなかやるじゃないか。

この部屋はベテランから順番に4名。
従って僕はその部屋では最年少。先輩ばかりなのでそれなりに気を遣う。
先輩たちも僕が一応社長なので、それなりに気を遣う。
その微妙な感覚もこんな機会だからいいじゃないか(笑)。

写真にある立派な温泉にゆっくり浸かり、宴会へ。
全体バランスを取るために席は幹事が決めていた。
着席すると僕の名前にこんな文字が・・・。

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気を遣っているのか、バカにしているのか、尊敬の念なのか、あえて何も聞かなかった(笑)。

僕がありきたりのどうでもいい挨拶をして乾杯し、宴がスタート。

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しばらくするとよく分からない出し物が始まる。
みんなの前で嬉しそうなサヤカと泣くナベ。

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ウスイの下手くそな歌もあり、盛り上がって宴会を終える。
そして、場所を変え、カラオケ大会。

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ベテラン、中堅、若手が関係なく歌いまくる。
ベテランは若手の歌が分からない。
若手はベテランの歌が分からない。
世の中大体、そんなもんだ。
それでも気持ちよく酔えばいいじゃないか。

部屋に戻り、ベテランと共に飲み直しながら、いろんなことを語り合ったが、
何を喋ったかは覚えていない。
社員旅行はそれでいいのだ。
こうして1日目の24日は過ぎていった。

(続く・・・)

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その24

九州旅行が気になりますが、水曜はお肉の世界が続きます。
師匠を尊敬している証です。
円頓寺本町を抜け菊井町に向かい、「听(ポンド)」さんに行ってきました。
この漢字を読める方がどれだけいるでしょうか。
名前の由来は興味ありません。人気食べ物ブロガーの仕事ではありません。

そんなことより円頓寺界隈に詳しい食べ物ブログの読者は
「これは円頓寺か?ほとんど名駅じゃないか!」とクレームをつけるかもしれません。
しかし、それは大丈夫です。
円頓寺本町を抜けてきましたし、ちょっと角度を変えれば商店街を見渡せます。
円頓寺シリーズで問題はありません。

こちらのお店は外に向けてこのように熟成肉を「どうだ!」という感じで見せています。

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つい、その豪快な肉塊に引き寄せられ、お店に入ります。
可愛らしいお店のスタッフがメニューを見せながら、親切に説明してくれます。

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「今日は○○の××がおススメです。」
「ふむ、ふむ」
と頷きながら聞いていますが、30秒後には何を言ったかは忘れています。

「ところで一番のおススメは何ですか?」
とこれまでの説明を台無しにするような質問をしてオーダーします。
スタッフに厳しいのも人気食べ物ブロガーの仕事です。

お肉だけではダメです。栄養のバランスを摂らねばなりません。
バーニャカウダ。

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野菜を食べることは大切です。お肉の前の準備運動です。
牛の形をした大根?カブ?が印象的です。食べてしまうのがモッタイナイです・・・。

たまには師匠のように上から写してみます。尊敬の証です。

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そして、メインが出てきました。
ドーン!どうだ!
カタの塊 1ポンド 4160円。

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細かい説明がありましたが忘れてしまいました。
ナイフで切るとこんな感じです。

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「お~っ、なかなか、やるじゃないか・・・。」
いつものセリフが出てしまいます。
こちらは熟成肉といても和牛です。牧場も決まっています。
このように講釈もたれています。

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「ふ~ん、初めて知った・・・。知ってたよ!」
人気食べ物ブロガーもエネオスのCMのようなコメントを吐いてしまいます。

〆はキーマカレーです。

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これがまた美味しいのです。
かなりお腹がふくれた状態でしたが、いくらでも食べられます。
お代わりしたい気持ちをグッと抑えました。

「たまにはこんな豪勢な食事もいいもんだ。男の仕事は食べることだ。」
と都合よく解釈します。
これを一人で食べるのは大変なことです(笑)。

「なかなか、やるじゃないか・・・。」
同じセリフが2度も出てしまいました。

ごちそうさまでした。
次回はサッパリといきましょうか。
それとも肉シリーズで攻めましょうか。

九州旅行日記 その1

昨日までの3日間は社員旅行。
せっかくなので、この3日間で出来事をブログで綴ることにしたい。
名大社スタッフブログも旅行ネタが続くと思うが、
多分、楽しみ方が違うと思うので比較しながら読んでもらえると嬉しい。
今日の女子ミズタニの方がしっかりと解説をしている(笑)。

日頃の行いが良いせいか、この3日間は晴天。
それも雲一つないような素晴らしい天気が続いた。
また、なんのトラブルもなく(いや、一人直前に風邪でダウン・・・)、
無事に名古屋に戻ってこれた。何より、何より・・・。

24日朝7時にセントレアに集合。なんと小型飛行機ボンバルディアに搭乗。
機内に持ち込めるはずのスーツケースも急きょ預けることに。

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大分空港に到着した時はこんな風に歩いて移動。
向かった先は宇佐神宮。
周りに何もない大分空港から田舎道をバスに揺られる。

今回の幹事はしっかり者のカミヤと調子のいいニムラ。

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一人が守備に回り、一人が攻撃を仕掛ける。このバランスがいい。
旅行が成功する秘訣かも・・・。

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この10月は神無月といって、神様は不在らしいが、きっちりとお参りする。

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女性陣はおみくじで盛り上がる。
きっといいことあるぞ。そのうち・・・。

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宇佐神宮に隣接した場所にあるお土産屋さん兼お食事処かくまささんで昼食。
いかにも社員旅行って感じがいい。

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漢字の社名はとてもフィットする(笑)。

ど~んとデカい2階のスペース。
きっとどんな観光客も同じ食事をするのであろう。

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大分名物とり天、

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そしてだんご汁。

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ほうとうに近い。きしめんにも見える。

営業トーク炸裂のスタッフの方に上手くのせられ、いいちこのプレミアムをボトルで頼んでしまった。

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程よく酔っ払った後は別府地獄めぐり。
ここはどこだったかな。

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酔っていてあまり覚えていない。
そして、海地獄。

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血の海のような池(写真は違うけど・・・)。

なかなかの迫力。
湯煙をバックにあちこちで写真を撮りまくる。

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これだけカメラが身近になったのもスマホのおかげだろう。
地獄めぐりを終えた後は宿泊先のホテルに向かう。

いかん。もうかなりの量を書いてしまった。
今日のところはここまでにしておこう。
しばらくはネタ不足を解消する旅行ネタオンパレードになってしまう可能性大。
途中で飽きられるかもしれないが、
これから九州への旅行を考える方についてはとても参考になるブログのはず(笑)。

明日は「食べ物のはなし」の予定なので先になってしまうが、
忘れない程度にお付き合いいただきたい。

ちょっくら社員旅行に行ってきます!

名大社では今日から2泊3日で社員旅行。

誠に申し訳ありませんが、26日(月)は会社の特別休暇とさせてもらいます。
ご連絡は翌日27日以降で、どうぞよろしくお願いします。
自分たちの都合で会社を休みにしてしまい、すみません。
でも、こういった事って大切だと思うんです。
一緒に働く仲間が一体となって楽しむことも・・・。
都合よく捉えていますが、ご理解くださいませ。

行先は九州。
1日目に大分・別府温泉に行き、2日目は湯布院、太宰府天満宮から博多に移動。
3日目はグループごとで行動。ゴルフ組、福岡グルメツアー組、門司港観光組、佐賀観光組に分かれる。
全体の旅行説明会を水曜日の夕方に幹事のカミヤとニムラが行った。
こんな立派な工程表まで作成して・・・。

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ちゃんと仕事しているのだろうかとふと不安になったが、
2人に全てを任すことで僕は安心して旅行に行くことができる。
口出しする必要もなかったし。
みんなにお小遣いも渡すこともできた。

一昨年の沖縄もかなり盛り上がったが、今回も楽しい旅行になりそうだ。
参加者全員で寝食を共にすることで、蹴飛ばしあえる関係性をより高めたい(笑)。
僕は別府温泉と博多・中洲でヘベレケな夜を過ごせれば満足。
誰かを蹴飛ばしてストレスを発散させよう(笑)。

3日目、僕は佐賀。当初は門司港の予定だったが、佐賀が人気薄だったのと、
猛獣男子3名とか弱き女子1名のアンバランスなグループだったので、直前に変更した。
社員を守ることも僕の役目なのです・・・。
美味いイカも食べたいしね。美味いお酒も飲みたいしね。

そんなわけで会社は3日間、不在となります。
この旅行の様子は27日からのブログで随時アップの予定。

今朝7時に中部国際空港に集合。ほぼ全員、始発に近い電車で家を出るはず。
差入れを届けたいという奇特な方がいれば、
7時15分くらいまではチケットカウンターあたりにいますので、ぜひ、お越しください。
待ってますよ~。

おっと、もう行かねば・・・。
それでは元気よく行ってきます!
(最後は釘さん日記みたいだな。)

「とよたの山里マッチングツアー」に参加!

今週火曜日はジオコス伊藤社長にお誘いを頂き、
「とよたの山里マッチングツアー」なるものに参加した。
日程が空いていただけという不純な動機で、
どんな目的のツアーなのかは理解しないまま朝一番に名古屋駅に集合し出発。
僕と同じような社長さんもきっといたと思う。
それでも参加することが大切(笑)。

総勢20名ほどの参加者がマイクロバスに揺られ目的地に向かう。
場所は豊田市の稲武地区、旭地区。豊田市は市町村合併を繰り返し、
今や愛知県の1/4の面積を持つ大きな都市。
しかし、人口減少の煽りをうけ、過疎化の村も多い。

目的地である稲武地区、旭地区もそれにあたるが、
現在、豊田市が懸命に町おこしを行っている。
それも企業を巻き込み、CSR活動やビジネスで繋ぐことを中心に。

この日視察した先は4か所。
耕作放棄地を活用したブルーベリー農園。
こんな感じ。

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地元の建設会社杉田組さんが農業参入を行い、ブルーベリー栽培で地域を活性化させようとしている。

直営のケーキ屋さんでアイスクリームをご馳走になってしまった。

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その積極的に姿勢には熱いものを感じた。

昼食は道の駅どんぐりの里。地産地消のお弁当。
愛情が込められている。

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午後は廃校になった小学校を訪問。
周辺の育成林の意味合いに森林を守る重要さを教えてもらった。

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そして、ジオコスさんの新たな事業の一つ、企業ファーム。

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耕作放棄地を活用し、企業研修や社会貢献に活かすという取組み。
社員同士が自然の中でコミュニケーションを図ることは、
IT化が進みどんどん効率的になっていく企業内ではストレス解消にもなりいいのかもしれない。
社員研修やロイヤリティの醸成にはいい。

最後にお邪魔したのがお須原山。

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住友ゴム工業さんと地域の方が共同で里山整備を行う。
森林は自然のまま放置しておけばいいものではない。伐採し植林する作業が必要。
それによりこんな景色も楽しむことができる。

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本当はもっと美しい風景が眺められるらしいけど・・・。

こうして、4か所をそれぞれの目的で視察させてもらった。
僕ができることはまだ正直浮かばない。
名大社として取り組む必要があるとも感じるが、
具体的にどうしていけばいいのかはまだイメージできない。
ただ関わる方の真剣さと地域の方の温かさ、そして、地域が抱える課題、
それは十分、理解できた。

僕が育ってきた岐阜の田舎も同様。
まだまだ先はといえこれからの問題は目に見えている。
地域で事業を行う者として真摯に向き合っていくことは重要だろう。

とても参考になりました。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 番外編 上ミノ

今回は円頓寺を離れます。僕の出身地である岐阜です。
名鉄岐阜駅の対面にある「ホルモン酒場かんだ 」さんに行ってきました。

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ここは西川塾で一緒に学んだ田中牧場の田中さんが経営するお店。
田中牧場は全世界に飛騨牛を提供し、その美味しさを伝えている有名な牧場です。
(ちょっと大袈裟でしょうか・・・笑)
その直営店なので、美味しさは間違いないようです。

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店内はご覧のとおり、昭和を思い起こさせるレトロな雰囲気です。
「う~ん、なかなか、やるじゃないか・・・。」
つい、いつものセリフが出てしまいます。

この日は西川塾の集まりで僕も参加させてもらいました。

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乾杯からスタートして、早速お肉を頂きます。
ジャ~ン!高級飛騨牛。

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お肉屋さんの師匠に叱られるかもしれませんが、今回は田中牧場の飛騨牛です。
特別に用意をしていただき、しゃぶしゃぶして頂きました。1枚がかなりの大きさです。
「はふ、はふ、もぐもぐ。これはたまらん。お肉の王様だ。」

しかし、これはほんの準備運動のようです。次から次へのお肉が出されます。
「お~、いいぞ、いいぞ。」

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ビールもどんどん消費されます。
会話も盛り上がり、写真を撮るのもしばしば忘れます。

「はい、こちらもおススメです!」
アルバイトの可愛らしい女子学生が笑顔と共に出してくれました。

上ミノ 680円

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「美濃の国だからミノか。お~、そうくるか。」
井之頭さんふうなダジャレもつい口走ってしまいます。
コリコリとした食感がたまりません。
ビールを飲み、ハイボールを飲み、チューハイを飲みます。
いくらでもいけます。

臓物系には日本酒やワインよりもスカッと爽快なアルコールが似合います。
おかげでトイレに行く回数も増えていきます(笑)。
他にもハラミ、ミックスホルモンなどおススメのお肉を出してもらいました。
最後はクッパで〆たような気がします。

すっかりいい気分なので、大体のことは忘れます。
塾生との会話も盛り上がりましたが、何を話したかはほとんど覚えていません。
しかし、最後は名古屋ナモ締めでしっかりと〆させてもらいました。

岐阜駅前で食事をされる方はぜひ、行ってもらいたいですね。
あっ、宣伝になってしまいました。
同じ塾生仲間なので、お許しください。
とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。
多分、来週は円頓寺に戻ります。

鈴木さんにも分かるネットの未来

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現カドカワ株式会社の代表である川上量生氏の著書。
川上氏と言えばニコニコ動画を運営するドワンゴの創立者で、
ちょっと前まで株式会社KADOKA・DOWANGOの代表取締役会長。
この時点でかなりややこやしいし、会社が変化するのが早すぎる(笑)。
一体、今は何屋さんになるんだろうか・・・。

本書が発行されたのが今年6月でまだ4か月しか経っていないんだけど、
会社名も肩書も変わっている状態。
目まぐるしく変化する中で、この社長は毎日どんな業務をしているんだろう。
きちんと休みは取れるのだろうか。
大きなお世話ですね(笑)。

スタジオジブリの鈴木さんに向けて書かれた本書だが、鈴木さんは全く登場しない。
これも販売戦略と捉えればいいだけかもしれないが、そのあたりの視点も含め新しいのかも。
インターネットの現実と将来について分かりやすく、時に難しく書かれているが、納得できる点は多い。
プラットフォームがあってのコンテンツなのか、コンテンツあってのプラットフォームなのか、
普段僕らが何も考えずに使用するサイトやSNSも、
この点を明確に押さえたものが勝者へと向かうのは間違いなさそうだ。

先日観た「マイ・インターン」の主人公ベンは電話帳を作る会社のかつて幹部だったが、
映画の中ではもう存在しない会社になっている。
ネット社会が進化すれば、いずれ印刷物のタウンページも消滅してしまうのか。
世の中から紙媒体が無くなることはないと思うが、
その特徴を活かせなければ淘汰される時代は遅かれ早かれだ。
ネットが台頭してきた時代から、紙媒体(印刷物)の必要性については議論されてきた。
現実は減少すると言われながらも減らなかったわけだが、それもまた変わっていくだろう。

僕は相変わらず紙の本を読んでいるわけだが、著者にいわせればそれも時間の問題。
電子書籍を売るための書店の存在も遠くない将来。
TVが果たす役割も将来的には大きく変わるとも予測している。

著者は「今後のネットのコンテンツビジネスの成否は、コンテンツをプラットフォーム化するための
プラットフォームの進化にかかっているというのが僕の考えです。」という。
じっくり考えないと何が言いたいのか理解できない(汗)。

全く例えにならないが、僕のブログの1日のPVは1000~1500。
これが多いか少ないかは不明だが、スタッフブログの数倍あるのは事実。
大きな理由としては実績年数の違いとストックされている量の違い。
それだけでもPVは大きく異なる。
だからと言ってこれが成功しているとは限らない。
ブログの円頓寺シリーズのファンは多いが、円頓寺商店街の売上が上がったとは聞いたことがない。
そんなもんだ(笑)。
な~んとなく動いてるに過ぎないのだ。
しかし、その積み重ねが重要じゃないかと思う点もある。

僕らは常に「ネット」の状態を見ながら、「リアル」を考えねばならない。
ネットがあってのリアルとか、リアルがあってのネットとか、どっちが先だみたいな話はあるが、
それとは別に今、ネットで起きている事実を肯定的に捉えることが大切。
もはやネットがない生活は考えられない。
それを前提に僕たちはこれからを考えていかねばならない。

勉強になりました。
まだまだ知識は足りないけど・・・。

「孤独のグルメ」に学ぶ

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最初はこのブログのタイトルを『「孤独のグルメ」を見る残念な私』にしようと思っていた。
さすがにそれは番組にも視聴者にも失礼。
あ~でもない、こ~でもないと考えているうちにこのタイトルに落ち着いた。
(そんな大層な問題じゃないが・・・)

10月からスタートしたSeason5を何かと見てしまう。
深夜12時過ぎに起きている自信がないので、
録画が基本にはなるがしばらくは見続けることになるだろう。
先々週は録画し忘れ、かなり落ち込んでしまった。
過去の作品もちょくちょくユーチューブで見てみたり・・・。
どうやらはまってしまったようだ。学ぶべき点が多いし。

では、一体、この番組で何を学ぶというのか。
「あ~、あれね。そんなことか・・・。」と失笑される方もいるだろう。
そう、あれ、なんです。
毎週水曜に書いているブログ「食べ物のはなし」の参考にするために、
忙しい合間を縫って、番組を見ている。

最近、食べ物ブログの師匠はあっさりとブログをまとめてしまうので、あまり参考にならない。
困った時は「孤独のグルメ」の画像を挿入したりもする(笑)。
勉強材料になる点が少なくなったことに危機感を覚え、番組を見ていると言っても過言ではない。
いや、本当は単純に面白いから見ているだけかもしれないけど・・・。

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井之頭五郎氏の呟くセリフをメモに取りながら(ウソです)、勉強しているのだ。
こんな場面ではこんなコメントを言えばいいのかとか、
注文はメニューとボードに書いてあるおススメを比較しながら選ぶべきだとか、
他のお客さんの注文を盗み聞きするとか、
彼の一挙手一投足を細かくチェックして、自分のブログに活かす。
この地道な努力が更に飛躍する人気食べ物ブロガーに繋がると信じてるんだな。

「あんた、そんな事よりもっとやるべきことあるだろう!」
とお叱りを受けそうだが、これも大切な僕の仕事。
いやいや、仕事ではないが、僕のブランド戦略。
いや、それも違うな。
一体、何がしたいんだろう・・・。
自分でも分からなくなってきた。

それにしても井之頭氏はよく食べる。
そして、かなり贅沢だ。
お昼の食事が多いと思うが、あれだけ豪勢に注文する人って他にいるのかな。
1回あたり3000円以上は使っているだろう。
金遣い荒くないか、とついどうでもいいことを考えてしまう。

たまには僕も4~5品注文すべきなのか。
そうすればもっと読者の方は満足してくれるのか。
30万人で頭打ちのブログファンがもっと増えるキッカケになるだろうか。

いかん、何だか、全く意味不明のブログになってきた。
理由はともかく、どんなことからでも学びを得ようとするその真摯な姿勢だけはご理解いただきたい。

何のこっちゃ。
やっぱり”残念な私”かもね(笑)。

映画「マイ・インターン」

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かなり浮いていたんじゃないかな。
僕が映画館に入った時、お客さんのほとんどは女性。
大半は数人のグループで来ており、場内はほぼ満席。たまに見かけた男性はカップル。
男一人でこの映画を観るなんて、かなり異常に思えた。
なんとなく居心地が悪いまま、指定の席に座った。

そもそもこの映画を観た理由は中年男子のインターンシップのストーリーだったから・・・。
いわば職業病的に本作品を選んだのだ(笑)。
しかし、観客の中に僕と同じ理由の人なんて、まずいない。

宣伝文句も明らかに女性をターゲットとしている。
ましてや女性も憧れるアン・ハサウェイの存在とファッションサイトを巡る映画なので、
女性が集まることは当然。
だが、果たして本作は女性向けの映画なのだろうか。男性には不向きなのだろうか。
女性に囲まれ窮屈な思いをした映画だが(ほんとは嬉しかったりして・・・)、
映画を観終わった感想は、NO!。
これは男性が観るべき映画である。

それも僕のようにこれから老いぼれていくであろう男が観るべき。
ロバート・デ・ニーロがカッコよすぎる。
ただそれは今までのデ・ニーロ像とは180度異なる。
これまでの作品は圧倒的にハードな男を描いていたが、本作はまるで違う。
上手い俳優の役作りと言ってしまえばそれまでだが、今までのイメージは完全に崩れるだろう。
しかし、それがいい。

映画のストーリーも温かくて面白かったのだが、僕が感じたのはこうだ。
70歳を超えて、僕はこんな男になれるのだろうか、ということ。
その年齢になればきっと第一線は退いている。
何をしているかは想像できないが、こんな生き方ができればステキだと思う。
大人の振る舞い、男の嗜み、培ってきた経験をこのようにイヤミもなく愛らしく表現できたら、
どれだけ幸せだろう。
これはまさしく理想の男を追及する映画でもあると感じてしまった。

そして、僕はこんな70歳になりたいと思ってしまった。
僕はこの先、大して世の中の役に立つとは思えないが、デ・ニーロ役のベンのように生きてみたい。
女性の映画の見方とは全く異なるかもしれないが、本作を理想の70歳像として捉えた。

そこらの50歳周辺を彷徨うオッサンたち、一緒に見習おうじゃないか(笑)。