これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「酒を飲む、肴を食らう」の記事一覧:

ダブルヘッダーの夜

月日の経つのは早い。気づけば2月で、昨日は節分。
夕方、クライアントから購入した恵方巻きを北北西に体を向けながら静かに食し、その後、その日の予定会場に出掛けた。
昨日は珍しくダブルヘッダー。
どうしても外せない2つの懇親会に参加したのである。
1月中旬までは夜の予定がほとんど入らず、比較的静かな日々を過ごしていた。その分、仕事が激務だったので、ちょうど良かったのかもしれない。
それが落ち着いた1月下旬あたりから、急激に夜の予定が埋まり始めた。先週は出張先の東京で毎晩だったし、今週もいくつかの飲み会に出席させていただいた。ありがたい事だ。
そして、昨日のダブルヘッダー。宴会が盛り上がり、二次会、三次会に出掛けるのは日常茶飯事だが、このようなケースはほとんどない。
一つ目は、大学同窓会の新年懇親会。
卒業して22年。このような場に参加することは一度もなかったが、いろんなお付き合いをさせて頂く中で、多くの方からお誘いを頂くようになり参加。総勢300名近い盛大な懇親会。
会が始まり、乾杯の発声までに要した時間は45分。少々長すぎた感もあったが、それだけ重責を担われた方がいらっしゃる証。OBである企業経営者、町長、県会議員、市会議員の方が多数参加されていた。素直に感心。クラブの先輩にも久々に再会もした。面倒に思うのも正直なところだが、こういった繋がりも大切にしなければならない。
1時間半程度で中座して、もう一つの懇親会へ。
普段お世話になっている税理士の先生が主催する新年会に途中から参加させて頂いた。名古屋の老舗のBarで開かれた会だが、そのBarの社長も懇意にされているようで出席。名古屋では一番といえる有名店で、いい機会を頂いた。
他にもラジオのパーソナリティやプロ野球コーチ夫人、女性経営者など顔触れは多彩。先生のネットワークの広さに驚くと共に、お誘い頂き同席できることに感謝。
こうして金曜の夜はあっという間に過ぎていった。過酷なスケジュールのような気もするが、誘っていただけるうちが花なので、これからもできるだけ夜の街を徘徊したいと思う。(表現がよくないか・・・)
ダブルヘッダーの夜。たまにはいいもんだ。

皇居を走り、キンミヤを飲んだ日

東京出張2日目の昨日は、ランナーの聖地、皇居をランニングすることからスタート。
銀座を抜け有楽町を通り、皇居へと向かった。先日の大雪の名残りか、路面は所々凍結。慎重になりながらも、ぐるっと一周した。
皇居121
皇居122
平日の朝だというのにランナーは多い。競争しているわけでもないが、何となく闘争心が沸いてくる。時折、ビジネスマンとすれ違いながらも、冷たい風を浴びながら走るのは、気持ち良かった。
ホテルに戻る途中に、通学中の小学生ともすれ違う。銀座にも小学生が住んでいるのかと思うと不思議な気分だ。
そんな一日のスタートでは、観光に来ているかと思われてしまう。決してそうではない。
午前中は人材ビジネスの今後について学び、午後は会社のリスクマネジメントの重要性について学んだ。今後の事業計画や危機管理対策に盛り込んでいければと思う。
そして、夜は日本橋へ。
名大社がリクルートの代理店をやっていた頃、お世話になっていた片山氏との飲み会。facebookで書いた三重の宮崎本店の内容をキッカケに飲みに行くことになったのだ。
(fecebookだけでもいろんなことがありますねえ~)。
僕が飲みたいと言っていたキンミヤのある店に連れて行ってもらったのだ。
キンミヤ1
7年ぶりぐらいの再会ということもあり、その間に起きた出来事や今後について語り合った。(お互いいろいろとありますねえ~。)
キンミヤはホッピーで割ると美味いらしく、それを素直に聞き入れてガンガン飲んでしまった。確かにスッキリとくせもないのでいくらでもいける感じ。すっかりいい感じに酔っ払う。
キンミヤ2
お店も「三丁目の夕日」に出てきそうな昭和チックでレトロな雰囲気でいい。とても楽しい夜を過ごさせてもらった。
こうして、出張2日目は終了。素晴らしい一日に感謝!

正しい正月の過ごし方

元旦の昨日は嫁の実家で過ごした。
当たり前のように昼食前からビールが出てきて飲むことに。
正月1
兄弟と従弟の子供は合わせて8名。園児から中学生まで、お年玉をもらうためにずらっと並ぶ。何とも微笑ましい風景。大人たちは延々と飲み続けるが、子供たちはオセロや挟み将棋に興じたり・・・。
正月2
飽きると外に出て、ルールのないサッカー。
正月6
酔っ払いの大人も一緒になって汗をかく。そして、酔いが回る。必然的に眠くなり、ウトウトと昼寝する大人たち。気がつけば夕方となり、また飲み始める。常に満腹状態の一日が過ぎて、元旦は終了。
本日は僕の実家へ。
親戚、従弟、甥、姪合わせて総勢21名。挨拶は瞬間的に終わり、昨日と同様、お年玉を配る。田舎の家なので無駄に広く、子供たちが走り回ってもどうってことはない。そして、乾杯。
正月3
またまた当たり前の様に昼から飲み始める。仕事の話もするが、深刻な話まではしない。それが正月だ。
深い事は考えない。ゆっくりとのんびりと過ごすのだ。
岐阜の田舎は澄み切った青空。
正月4
正月5
外に出てキャッチボールをしたり、サッカーをしたり・・・。お互い持ちこんだDSやPSPをやったり。子供同士は頻繁に会う間柄ではないが、こんなコミュニケーションで仲良くなっていく。大人はそれを眠そうに眺めている。実に幸せな光景だ。
こうして、新しい年の2日間は過ぎていった。
何もしない。何も考えない。ただただ平和な時間が過ぎていく。
しかし、これが正しい正月の過ごし方。
また、太ってしまったな。

今池な夜

昨日は大学時代の先輩と同期の忘年会。
場所は今池。東京で暮らす先輩が「味仙」か「ピカイチ」に行きたいと言い出したからだ。
このあたりは学生時代にアルバイトの後、よく飲みに行ったし、働き始めた頃、今池の近くに住んでいたこともあり、馴染みにしていた場所だ。
しかし、ここ数年は全くお邪魔する機会がなかった。何年ぶりに今池で飲むのだろうか。
当時、今池の象徴的な存在であったユニーも閉店し、パチンコ店に変わっていた。
今池1
変わっていないのは昔ながらの店ぐらいかもしれない。通りはクリスマスシーズンとはいえ、少々寂しかった。
今池3
今池2
久しぶりにお邪魔した「味仙」。それでも満席で繁盛しており、激辛の台湾料理でビールを飲みながら、紹興酒を飲みながら、仲間と語らいあった。
今池4
今池5
既に25年以上の付き合いになるが、いつまでも変わることなく気が置けない関係であるのがいい。いくら歳を取ろうと先輩、後輩の間柄は変わらない。注がれたお酒は飲まなければならないのだ。
会話は尽きることなく、二軒目、居酒屋きも善へ。
今池7
ここもなぜか超満員。焼酎を片手に語り合う。それでも祝日の今池は早く、10時過ぎに店を追い出されてしまった。その後は、残ったメンバーで千種駅近くのBarに移り、終電に間に合う時間まで語り合った。
何の利害関係もなくいつまでも付き合える仲間がいるのは、本当にありがたい。
いまでもちょっと怪しげな街、今池。今池の夜に感謝!

名大社 忘年会2011

昨日は、一年の締めくくりとして、また忘年会の締めくくりとして(そうでもないか・・)、名大社の忘年会が行われた。
本年は社員だけでなく、日頃、お世話になっている方を招き、感謝の意味を込めての忘年会。
本来であればクライアントを招きたいがそこまではできず、新聞社、TV局の営業担当、ライター、デザイナー、システム関係、キャリア支援サポート関係の方に出席頂いた。
忘年会20113
40名を超える参加者で、会社近くのビアホールCAVERNは、キチキチの状態。それくらいの密接度がいいのだ。
いろんな方をごちゃ混ぜした席も静まることなくお互いの親睦がはかれ、大いに盛り上がったようだ。
Facebookページのキャラクター シャルオもこのようにあっという間に酔っぱらいの状態に・・・。
忘年会21111
忘年会20112
途中には来年から入社する内定者の挨拶があったり、ナゾかけゲームがあったりと幹事役の2人も会場を盛り上げてくれた。
忘年会20114
何よりも笑顔、笑顔で時間の共有をできたことがうれしい。まだまだ厳しい環境にあるのも事実だが、こうしてみんなが笑顔で楽しく過ごせるのが本当に幸せだ。
忘年会21007
最後は営業本部長による万歳三唱ではなく、一本締め。
忘年会20116
予定時間をはるかにオーバーし店側には迷惑をかけてしまったが、お互いの関係が更に親密になったいい会であった。こうしたことは忘れるのではなく継続していくのが一番。
忘年会終了後は、幹事の慰労も兼ね軽く2次会。ヘロヘロになった若手社員もいたが、そこはご愛嬌として今回は大目に見よう。
あと数日間の業務はあるが、素晴らしい仲間と一年の最後を楽しく飲めたことに感謝!
みなさん、お疲れ様でした。

やっぱり名古屋の夜は熱かった。

昨日は僕が通っていたグロービスの忘年会。
2年ぶりに参加させてもらった。1年に1~2科目しか受講していない半端な受講生ではあるが、ありがたいことに忘年会のご案内が頂けるので、いそいそと参加したのだ。
今年は伏見のタイガーカフェ4階のクラブリドで総勢170名を超える人が集まり、盛大に開催された。
グロ日1
煌びやかに着飾った司会者を中心に
グロ日2
ブレイクダンスあり、歌ありの催しもあったが、
うろ日3
基本は人とのコミュニケーションである。
グロ日4
170名もいれば、その大半は面識がないわけだが、一方で一緒に学んだ仲間もあり、久々の親睦も含め熱く語らいあった。
仲間である日高さんや磯貝さんによる東日本大震災後の被災地への支援活動の発表もあり、人の温かさ、熱さも感じさせてもらった。
グロ日5
グロービスチックにビジネス要素を感じさせる面もあり、素晴らしい忘年会であった。
グロ日6
絶対にこの日は一次会で帰るぞ!という強い意志はもろくも崩れ、二次会に参加。結局、終電にも間に合わず、タクシーで帰るという相変わらずの情けない状態であったが、何より多くの方と語らいあえたのは貴重な財産である。
名古屋の熱い夜。いやあ~、楽しい忘年会でした。
幹事をはじめ、ご一緒頂いたみなさん、ありがとうございました!

円頓寺の夜

忘年会のシーズン。
僕としても今週がピークで、うれしいことに今週は5日間の飲み会。
昨日は僕が営業担当でずっとお世話になっていたクライアントの役員と2人飲み。会社が近所ということもあり、円頓寺商店街で飲むこととなった。
そのクライアントは名古屋を代表する上場企業。上場企業の役員とご一緒するには、あまりにもチープすぎるかとも思ったが、たまにはしみじみと語り合うのもいいだろうと勝手な判断で、商店街にあるトン焼き上野屋本店へ。
この店は頑固そうだが実は優しいオヤジが一人で店を切り盛りしている。
そのため客は勝手に冷蔵庫からビールを出し、生ビールは自分でサーバーから注ぐというスタイル。
空のビール瓶は下げない。伝票もないため、原始的にビール瓶を数え会計するのだ。
円頓寺夜1
串物も串の本数を数え計算する。本当に計算が正しいかどうか不明だが、驚くほど安く美味いため、いつも満員だ。10時には店が閉まるため、9時過ぎにはどてもご覧の状態。
円頓寺夜2
そんな店でクライアントの役員と語り合った。お互いに岐阜市東部の出身であったり、部下が僕の従弟だったりと共通点が多いこともあり、話は盛り上がった。
ただ話の中心は仕事のこと。その役員は現場からスタートして、地道な努力を繰り返し、数多くの困難を乗り越え、今のポジションを築かれている。社会的にも高い立場にありながら、全く驕ることはない。こうして安い焼き鳥屋にお付き合い頂けるのも、大変ありがたいこと。
その方のこれまでの経験を伺うだけでも勉強になった。
そして、2軒目はCAVERN。会社の近くあるBarだ(正確にはビアホールだな)。ここのマスターも素晴らしくいい人。ちょくちょくお世話になっている。
ここでも仕事の話を中心に花が咲いた。バーボンであればロックで飲むことも多いが、さすがに飲み会が続くので、今回は大人しく水割り。
円頓寺夜3
心地よい酔いと共に有意義な時間を過ごさせてもらった。
この日は結局会社から半径1キロ圏内での飲み会。円頓寺や丸の内1丁目は派手さはなく静かな街だが、とても居心地がいい。そして、お付合い頂ける方が近くにみえるのもうれしい。
12月の円頓寺の夜、楽しいひと時に感謝!

頼むよ!名大社女子!2

名大社の女子営業の事は以前のブログで書いた。
今回はクロスメディア部門の女子。クロスメディアと言えば、何となしにカッコいいイメージがつくが、その仕事は多岐に亘り大変。要は営業とお金回り以外の仕事を全て行うことになる。
わがままな営業がスムーズに仕事が出来るよう配慮も必要。彼女は緻密で真面目な性格で、その部門を支える会社にとってなくてはならない存在。まさに名大社の良妻賢母といったところだ。
昨日は、その彼女がCDA(キャリアカウンセラー)の資格をこの9月に取得したため、お祝いで栄のイタリアンへ。
名大社女子3
僕の半ば強制的な考えの中で、キャリアカウンセラーの資格を取得したわけだが、その道のりは大変だったようだ。相当なプレシャーもあったと思う。
僕がCDAの資格を取得した6年前はヘラヘラしていても(実際はそうじゃないけど・・・)合格したが、最近は受験者も増え、難易度も増し、簡単に合格できなくなった。その中で、一次試験も二次試験も一発でクリアしたのは、本人のかなりの努力があってこそ。見事である。
資格取得が目的ではないので、今後は、その資格を名大社の業務の中でも有効的に活かしてもらいたい。また、活かせる場を提供せねばならない。
まずはおめでとう!これからも期待してますよ!
最近はいろんな方とお付き合いするようになって、ワインを飲む機会が増えてきた。この日もビールの後、ワイン。白も赤もどちらも美味い。しかし、銘柄はさっぱりわからない。値段の価値もさっぱりわからない。
名大社女子4
同じ赤ワインでもその深みによってグラスの大きさが違うんだね。もっと勉強もせねば・・・。
この日は久しぶりに沖縄料理や泡盛をメインとするオキナワAサインバーKOZAにも顔を出した。
名大社女子5
ワインもいいが、泡盛もいい。
美味しいお酒を飲みながら、現状からこれからについても多くの会話をした。いずれにせよ、今後も彼女がうちの会社で果たす役割は大きい。
これからも頼むよ!名大社女子!

原宿の夜

昨日から出張。横浜のクライアントで打ち合わせをした後、東京・原宿へと向かった。
目的はパートナー企業であるパフさんのリレー講座 「ニッポンの若者に会わせたい一流の社会人」を見学するため。既に4回開催されており、ライフネット生命の出口社長や三菱商事の人事部長など大物講演者が、学生に向け熱き想いを語っている。5回目となる今回は人材コンサルタントでもあり、作家でもある常見陽平氏。
先日のブログでもその書籍を紹介した方だ。
山手線の原宿駅を下車し、竹下通りを横断し、その目的地となる会場に向かった。
竹下通りを歩くのは20数年振り。大学時代に付き合っていた彼女と歩いた時以来だ(多分・・・)。通りは多くの若者を中心に賑わっていたが、40半ばのオッサンは完全に浮いていた。うらやましがるのは中二の娘くらいだろう。
常見氏の講演は本音トーク全開で聴いている学生が緊張してしまうくらいだ。
リレー講座
これまでの半生を語りながら、これからの学生に求める事を熱く語っていた。本人の経験を踏まえ感じ取ったことには説得力がある。学生に対しては厳しい発言も多かったが、そこには真の愛情が込められていた。学生以外に企業の人事担当者も参加されていたが、学んだ点は多いだろう。激しい発言も含めて。僕もその一人。
そして反省・・・。もっと本も読まないと・・・。
名古屋での熱い講演も期待したい。
講演終了後は、そのビルの地下にあるイタリアンで懇親会。
パフ釘崎社長、ジオコス伊藤社長、Gnet秋元理事長、途中からジョブウェブ佐藤社長も加わる豪華な顔ぶれ。このようなメンバーと原宿で飲めるのは実に幸せな事だ。僕以外は自ら事業を立ち上げ自分の想いをカタチにしてきた尊敬すべき方々。同席できただけでも光栄である。
そして、うれしい事がもう一つ。
なんとこのイタリアン、生ビール1杯が180円で飲める。ビール好きの僕としてはたまらない価格である。店の雰囲気は本格的なイタリアンで料理も美味い。全ての品がリーズナブルで、これで店が成り立つのかとこちらが心配してしまうくらいだ。
シアワセ、シアワセ・・・。
最後は盛り上がり男同士のチュー。さすがに写真アップはお粗末で恥ずかしいので、興味のある方は釘崎社長のブログからどうぞ。
原宿の夜、素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました!

信兵衛の夏

場所はあえて書かないが信兵衛という居酒屋がある。
しんべえ1
時々、無性に行きたくなる居酒屋で、店を知ってかれこれ25年くらいになる。昨日は、その信兵衛に大学の先輩と顔を出した。その先輩とも25年以上の付き合いで、学生の時から多くのことを教えて頂いた大好きな方である。
これまで東京で仕事をされていたこともあり、名古屋で飲むのは実に久しぶり。懐かしさもあって、何年か振りに信兵衛に行くことにしたのだ。
ここは昔ながらの居酒屋で、寡黙なオヤジとテキパキと働く女将の夫婦で切り盛りしている。コの字型のカウンターだけの客席は、常連と思われるお客で埋められ、いつもいっぱいだ。(昨日は意外に空いていたが・・・)
何故かBGMにはジャズが流れることが多く、そのミスマッチが心地よかったりする。
そして、この店には生ビールがない。サッポロ黒ラベル大瓶だ。
(最近、大瓶を出す店が少ないと感じるのは僕だけだろうか?)
生ビールも美味いが、瓶ビールも美味い。缶ビールより、断然瓶ビールがいいのだ。いくらでも飲めてしまう。
しんべえ2
大皿料理はその日によって変わるが、定番メニューは25年前と全く変わらない。必ず注文してしまうのは、どじょうのから揚げ、いもバター、ネギま。どこにでもあるメニューだが、他の店ではあまり頼むことはない。しかし、ここでは必ず注文してしまうのだ。何かが違う。どんな食べ物でも美味いと感じる味音痴の僕であるが、ここのは何かが違うのだ。
味に対してのボキャブラリーが乏しいので、上手く表現はできないが、どうしても食べたくなるのだ。
先輩との会話は、過去・現在・未来とタイムスリップさせた取り留めのない内容だが、それでもおおいに盛り上がり、気づけばビール6本、冷酒3本を空けていた。
次の店に向かうために、ここで会計をしてもらうのだが、いまでもここは女将がソロバンで計算する。レジも計算機も必要ない。見事な手さばきで計算するのだ。不効率と言ってしまえばそれまでだが、そんなシチュエーションもこの店が愛される理由だろう。
(こう書くと自分が支払ったようだが、先輩にご馳走になってしまいました。スイマセン・・・)
すっかりいい気持ちになり、店を出た後、先輩と一緒にぶらり周辺を散歩する。僕はあまり感じなかったが、先輩曰く周囲の環境が様変わりしたとのこと。度々訪れる僕の立場と10年ぶりに訪れる先輩の立場では、目に映る環境は大きく違うようだ。日中の暑さを引きずる生暖かい風であったが、悪い気分でもなかった。
二軒目は伏見まで戻って、先輩の行きつけのBarへ。Barといえば、バーボンのロック。20代の頃は、それが当たり前だった。そんな昔を思い出し、翌日、しんどくなるのはわかっているものの、ついついロックで飲んでしまった。でも、それも楽しいひと時。
昨日は名古屋も35度を超える暑い日だった。おかげで美味しい酒を飲むことができた。
(あまり関係ないか・・・)
先輩、ありがとうございました。