前作は2006年の公開時ではなく、随分後になってからネット配信で鑑賞。
女性のキャリアを描く視点をキャリアアドバイザーの立場から観たと思う。
確かにクランボルツ理論的な要素は多かった。
そこから20年経っての続編。
中心となる4人(ミランダ、アンディ、エミリー、ナイジェル)が何も変わることなく登場するのは驚き。
誰かくたばったり、必要以上に老けたりするものだが、映画の世界のまま20年が経過したみたい。
それを観れただけでもファンは大喜びだろう。
ただ世の中は大きく変わった。
第1作目はまだファッション誌が強かった時代。
描かれる世界はリアルに映ったように見える。
(実際は外国なのでよく知らないが・・・汗)
今、ファッション誌はどれだけどれだけ影響力を持ち部数を稼げているのか。
もちろんリーダー的な役割としてけん引する存在もあるだろう。
しかし、ミランダのような大きな個室を持ち、最大限の権力をふるう力はほぼないのではないか。
あんな派手な服装も・・。
事業再編の対象となり新しい経営者がメスを入れるのは当然。
それに抗うこと自体、不思議だが、映画ではなぜか正解に思えてしまう。
コストカッター的な経営者を悪者に見せるのもエンタメ映画ならでは。
一編集者のアン・ハサウェイ演じるアンディもオシャレすぎる。
そんなことをほざいていたら、タイトルでさえ怪しくなってしまう。
そんな作品なので余計なことは考えず、純粋に楽しめばいい。
メリル・ストリープは未だに第一線で活躍する大女優だし、
アン・ハサウェイも相変わらずチャーミングだし、
エミリー・ブラントの擦れた感じもいいし、
スタンリー・トゥッチも渋いままだ。
彼の着こなしを見ていると仕事着ももう少しこだわった方がいいと思わせる。
最近はラフな格好で仕事をするばかりだが、スーツをピシッと着こなすとデキる男になれる。
そんな風にも思えてくる。
結局はあの世界にまんまと引きずり込まれるわけね。
男性でも憧れる世界だから、女性なら尚更だろう。
全編通して楽しめる作品。
レディ・ガガのコラボも嬉しいね。


