この日は高山市で仕事でした。
名古屋からワイドビューひだに乗り向かいますが、それでも2時間半ほどかかります。
結構、揺れます。
新幹線がいかに便利か思い知らされます。
のんびり観光で行くにはちょうどいい時間かもしれません。
高山駅は昨年、駅舎が綺麗になりました。
無事仕事を終え、電車までしばらく時間があります。
駅周辺で軽く食事をして帰るにはちょうどいい時間でした。
岐阜県の職員の方に尋ねます。
「駅前で飲めるおススメのお店はありませんか?」
「山田さん、であれば八角亭さんか、おりじんさんがいいですよ。」
やはり地元の方に聞くのが一番です。
最初に名前の出た八角亭さんにお邪魔しました。
ずらっとカウンターで囲まれた炉端焼きのお店です。
旬の素材がずらりと並び、観光客相手というよりは地元のお客さんが中心のようです。
早速、おススメの料理からオーダーします。
シロエビはきっと北陸の漁港から送られてきているのでしょう。
岐阜・清流の魚といえば鮎。
頭から丸ごと頂きます。
岐阜の名物ハムといえば明宝ハム。
子供の頃はこれが結構ご馳走でした。
そして、この地を訪れたなら、頂かないといけません。
飛騨牛ステーキ。
この日は両手に花状態だったので、見栄を張りました(笑)。
お酒は日本酒に変わります。
飛騨といえば蓬莱。
昼間のセミナーでも渡辺酒造店の方が出席されていたので、注文しないわけにはいきません。
帰りにはしっかりとお土産として購入しました。
(はい、自己アピールです・・・笑)。
そして、定番の朴葉味噌。
こちらにも飛騨牛が入っています。
時間が経つとこんな感じ。
日本酒に合います。
さて、次に何を注文するのがいいのでしょうか。
ここは偉ぶらずに素直に聞くのが一番です。
「このお店に来たらこれを頼まなきゃいけない品はありますか?」
誰かみたいな質問です。
「そうですね。では、ツケステがいいですね?」
「ツケステ?」
「漬物ステーキです。」
「お~、では、お願いします。」
これが漬物ステーキ。
おつまみにもご飯のおかずにもなる優れものです。
そして、〆の焼きおにぎり。
そろそろ電車の時間です。
お土産を買う時間だけ残し、お店を出ました。
さすがに地元の方がおススメするだけにどれも美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。
ここまでは良かったのですが、この後、とんでもないトラブルが発生します。
どうなってしまうのでしょうか?
来週へ続く・・・。
ホームページに反映させればいいだろ!と言われるかもしれない。
いずれこのコピーやデザインを活かすことがあるとは思うが、
5年ぶり(?)に会社案内パンフレットをリニューアルした。
前回のパンフレットは「名古屋の名物 名大社」を前面に押し出した
ベタな名大社らしいパンフレットだったが、
今回は会社の成長と共に一歩前進させた。
それがこれ。
少しだけ洗練さを打ち出してみたが、
名大社は東京あたりの先端な人材関連企業とは異なる。
あくまでもアナログを大切に、ローカルであることを誇りに打ち出すことが大切。
一人一人の個性も大切。
強みはそれぞれあればいい。
同じ方向さえ向けていれば、やり方も拘らない。
全員が登場はしていないが、自分の持ち味を出しているともいえる。
でも、シゲノはよくあの写真を出すことを認めたな(笑)。
フワもよくあんなポーズをしたな(笑)。
まあ、会社の雰囲気が伝わっていいんじゃないかな。
そして、僕も爽やかに登場し、それらしいことを述べている。
この写真ではわからないと思う。
これ以降のページに会社の詳細を載せていることもあり、
気になる方はうちのカワイイ営業から受け取って欲しい。
そんな奇特な方はいないかもしれないが・・・(笑)。
それでも表4、裏表紙にはさりげなく、
名古屋の名物、名大社。
やっぱり言いたかったみたいですね(笑)。
このパンフレットは手に取ってみると、ちょっとした仕掛けがしてある。
これは僕がわがままを言ってそうしてもらった。
この手触り感を感じて欲しい。
外部に対して、
ここしばらくはこのパンフレットで自社を紹介することになるだろう。
最終ページのオジサンは、もう少しパリッとしたスーツで登場してほしかったな(笑)。
なんと、公開初日、それも朝一番の上映で観た。
石田三成のファンでも、司馬遼太郎のファンでも、
岡田准一のファンでもないが、たまにはそんな時があってもいい。
歴史はさほど詳しくはない。
かといって嫌いでもない。
もっと勉強しなければと思う。
この戦国時代の人間模様や戦略も知っておくべきと考える。
だとすれば、本作はある程度予習して観た方がいい。
余程精通した方なら問題ないが、少なくともオフィシャルサイトの相関図を
確認しておくとよりスムーズに映画に入り込める。
途中、あれは誰だったかな?と迷ってしまったり・・・(笑)。
作者の視点で歴史上の人物の評価は変わる。
映画の主人公、石田三成もそうだろう。
数年前の大河ドラマ「軍師 官兵衛」では明らかに悪役だった。
昨年の「真田丸」は悲劇のヒーロー的な描かれ方をしていた。
徳川家康は三成が正義なら悪、三成が悪なら家康は正義。
至って単純。
本作でいえば「真田丸」的な扱い。
人間関係を築くのがヘタで不器用。
交渉も上手くない。
しかし、真摯で一途な存在なのはヒシヒシと伝わる。
映画の主役だから当然だが美しく描かれている。
しかし、どうしても岡田准一氏は黒田官兵衛とタブってしまう。
官兵衛の方が適役で、三成は山本耕史氏の方が適役と思ったのは僕だけだろうか。
そう思うと役所広司なる役者さんはどんな役でもなり切りますね(笑)。
さすが・・・。
豊臣秀吉もなかなかいい。
実際、あんな名古屋弁を話してそうな感じだ。
映画の評価というよりもキャストの評価になってしまった。
肝心な映画はどうか。
圧倒的に観ていない方が多いと思うので、あまりとやかく言わない方がいい思う。
今年のベストかと尋ねられれば、そうではない。
他の作品を推す。
しかし、見応えは十分。
150分の長さは感じない。
戦闘シーンも迫力は十分。
あまりCGに頼っていないのもいい。
(そんな感じがする)
関ヶ原の戦いキモとなる小早川秀秋。
彼の描き方はこれまでの一般的な描かれ方とは違うのではないだろうか。
原作を読んでいないので分からないが、これまで観た映画やドラマとはちょっと違う。
情けないのは変わらないけど・・・。
せっかく東海地区に住んでいるので、
かつて戦いのあった土地に訪れるべき。
大垣城だって近いわけだし・・・。
それにしても一つ判断を誤るだけで、歴史は変わってしまう。
関ヶ原があるから今がある。
そう思うと無関係ではいられないのかも。
何のこっちゃ(笑)。
昭和34年9月26日、伊勢湾台風がこの東海地区を襲った。
ユニー創業者の故西川俊男氏はこの台風で、地域の方との関わりの重要性を知り、
その後、ユニーを大きく発展させた。
西川氏が生前、イベントを企画する際は、この思い出深い9月26日を選ぶことが多かった。
西川氏が逝去されたあとも僕たち西川塾の塾生は意志を引継ぎ地道に活動を行っている。
9月26日も継続的に特別例会を実施。
昨年は大垣共立銀行の土屋頭取を招いて講演会も行った。
そして、今年も9月26日に特別例会を実施することが決まった。
今回は外部からゲストを招へいするのではなく、塾生から講師を選出。
塾生のエース、山本左近氏が登壇することになった。
ご存知の方も多いと思うが、かつてはF1パイロットとして世界中を転戦し、
現在は医療法人さわらび会の後継者として辣腕を奮う。
一部タレント業かな・・・(笑)。
そんな彼が今年の4月に世界一過酷といわれるサハラマラソン250kmに出場。
アスリートの彼が挑戦する意味は単に体力の限界に臨むだけではない。
この激しい挑戦がビジネスにも繋がることを示している。
そんな彼の経験を経営者、また、これから経営者になっていく若手に
伝えていきたいというのが今回の趣旨。
僕自身も楽しみな講演となりそうだ。
先週はさわらび会55周年記念式典で、山本氏のプレゼンを拝聴した。
今度の講演会とは全く異なる内容だが、そこでも大いに感銘を受けた。
そして、単純にカッコよかった(笑)。
現在、この特別例会の参加者を受け付けている。
西川塾二期生会 特別例会2017
<日時>2017年9月26日(火)
17:00~18:30 懇親会/19:00~21:00
<会場>ウインクあいち 901号室大会議室
名古屋市中村区名駅4-4-38
<費用>講演会無料、懇親会7,000円
講演会のみの受付も可
参加を希望する方は山田まで連絡を頂きたい。
きっと参考になる点は多いはず。
一応、僕もランナーだけど、250kmなんて、絶対に走れないなあ~(笑)。
やはり普段の生活の方がみなさんにも喜ばれます。
真夏の夢・伏見シリーズは前回であえなく終了とします。
人気の伏見シリーズも30回を迎えたことですし、
初心に帰って周辺店の美味しさについて詳しく書いていきます。
会社から伏見駅に向かう途中には飲食店が何店舗も構えるビルがあります。
その代表格、ダイヤパレス伏見の2階にある「パスタひろば」さんに行ってきました。
名古屋のパスタといえばあんかけスパゲティですが、こちらのお店にはありません。
それでもメニューは豊富でパスタだけでも70~80種類はあるのではないでしょうか?
何を注文しようか迷ってしまうのは当然のことです。
そんな時は8種類のランチから選びます。
こちらは月替わりで提供されます。
季節感があるかどうかは知りません。
メニューをよく眺めるとセットのドリンクはこんなことが書かれています。
僕は思わず「あっ・・・」と感嘆ともいえる声を上げてしまいました。
ランチにセットになる飲み物には生ビールも白ワインも含まれています。
これはお願いしないわけにはいきません。
しかし、この日は平日。
午後からもみっちり予定が入っています。
ここは飲みたい気持ちをぐっと抑えます。
「まあ、飲み物はどうでもいいんだ。仕事が大事なんだ。」
自分に言い聞かせます。
「ご注文は?」という声に
「え~っと、豚肉ともやしのラー油パスタとアイスコーヒーで・・・」
あり得ない注文をしてしまいました。
このパスタの響きだけでビールが飲みたくなるのは僕だけではないはずです。
どんなパスタか全く想像できませんが、ビールに合うのことは容易に想像できます。
しばらくすると運ばれてきました。
豚肉ともやしのラー油パスタ 800円(Mサイズ)
「お~、こうくるか、これはパスタ界の中華大革命だな・・・」
わけのわからない言葉が自然に発せられます。
台湾まぜそばとも違う、キムチラーメンとも違う、
オリジナルな感覚ではありますが、どこかで食べたことがあるような懐かしさも感じます。
「なかなか、やるじゃないか!」
といつものようなセリフも勝手に出てきます。
パスタはアルデンテ。
この食感がラー油をベースとしたソースと絡みいい演出となります。
「これだったらLサイズでもペロッといけるぜ! そして、ビールも飲みたいぜ!」
口調はなぜか乱暴になってしまいました。
こちらは24時まで営業されているようです。
飲んだ後の〆のパスタでもいいのかもしれません。
790円のパスタと800円のパスタの違いは何なのかと気になりますが、
そんな小さいことはどうでもいいこと。
次回は別のパスタにチャレンジし、こっそりビールも飲んでやろうと思います。
ごちそうさまでした。
今日は「ジモト就職フェア」。
まだまだ就職活動を継続する学生さんのための合同企業説明会。
この東海地区の優良企業が55社集結する。
今朝のコジカのスタッフブログでもあるように、
終盤でも、まだ迷っている学生さんもいるだろう。
暑さの続く毎日だが、気持ちを切らさず頑張ってもらいたい。
頑張るのはご参画頂く企業も同様。
名大社も精一杯サポートしていきたい。
企業のサポートということでいえば、
今週金曜25日に岐阜県高山市で「採用ノウハウ伝授セミナー」を行う。
これは岐阜県からの委託事業で名大社もお手伝いさせてもらっている。
採用コーディネーターのニシダを中心に岐阜県内中心地区を回り、
企業の経営者、人事担当者を対象に”中小企業の採用手法ノウハウ”を語らせてもらう。
最初、僕は開所式の基調講演だけが役割だったが、
最近はニシダと一緒にセミナーにも登壇。
ほとんどはニシダ任せだが、僕はちょっと偉そうに上から目線で喋ったり(笑)、
いい面接、悪い面接の面接官役を演じたりしている。
前回7月は岐阜市内での開催だったが、今週は高山市。
当初は観光気分で無責任に同行するつもりだったが、
あまり遊ばせてはもらえないようだ(笑)。
しっかりと役割を果たしたい。
岐阜県は全国でも有数の求人倍率が高い県で、調査時によっては全国トップ。
6月時点で1.78倍と全国平均と比較すると相当高い。
今回、実施する高山市でも1.59倍。
人手不足感は強い。
飛騨地区での採用活動でこれをやれば間違いないという魔法はない。
しかし、現状を踏まえた上で、少しでも可能性の高い方法を提供するのは我々の仕事。
どう企業の魅力を伝え、選ばれる会社になるべきかをしっかりと伝授したい。
今日の時点ではどんな企業の方が参加されるかは分からないが、
お会いできるのも楽しみにしたい。
まだ参加も受け付けているようなので、
高山市もしくは周辺の企業担当者の方は是非、参加してもらいたい。
全国30万人のブログ読者の中でこのエリアの方は少ないとは思うが、
「ブログ見ました!」と言ってもらえるとかなり嬉しい(笑)。
「ジンサポ!ぎふ」のサイトから申込みは可能。
詳しくはこちら
「採用ノウハウ伝授セミナー」
日時/2017年8月25日 (金) 13:30~16:30
会場 /高山市民文化会館 3-3会議室
(高山市昭和町1-188-1)
せっかく高山までお邪魔するので、ぶらっと観光でもしたいが、そんな時間はあるだろうか。
おっと、翌日は休みじゃないか・・・。
飛騨牛でも食べるか、高山ラーメンでも食べるか、温泉でも入るか。
多分、そんな余裕はないだろうなあ~。
昨日は名大社のゴルフコンペ。
年2回程度開催され、若手からベテランまで、初心者からそこそこまでが参加している。
今回は3パーティー12名で行われた。
まずは全員で記念撮影。
ダイキョーオータさんに作ってもらった帽子を被る。
太田さん、ありがとうございます。
なかなか絵になるとは思うが、
本来の目的である会社のPRは自分たちだけで回っているので効果はない(笑)。
しかし、これが僕に運を呼び込み、最終的にはいい結果に恵まれたようだ。
既に7回ほど行われているコンペだが、これまで僕の優勝経験はない。
一番最初に行った沖縄での社員旅行の2位が最高で、それ以降は鳴かず飛ばずの成績。
一般の会社なら周りが気を遣い、社長に花を持たせる行動もあるとは思うが、
そんな行為は一切見られない。
結構、みんな冷たいのである。
実力不足と言ってしまえば身も蓋もないが、少し寂しかったり・・・(笑)。
この8月は3度目のゴルフ。
月1回ラウンドするかしないかの身としてはかなり体も慣れてきている。
先週のラウンドも悪くなかった。
密かに期待しつつ回り始めたが、OBも連発したりで上手くいかない。
ハーフを終えた段階でトップと10の差もあり、
ダブルペリアとはいえ、優勝は遠のいていた。
ところがである。
後半のラウンドが調子がいい。
昼食でガソリンを大量に注入した効果もあるが、
いきなりバーディー、次がパー。
ショートホールはあわやホールインワンというくらいのベタピン。
(ちょと大袈裟だけど・・・)
最終ホールは気合が空回りをし、トリプルボギーで終わったが、
後半は43という過去最高のスコア。
かつて100を切ったことのない身だったがようやくそれも達成することができた。
(レベルが低くてすみません・・・苦笑)
そして、表彰式。
グロスはタカイ、ミズタニに負けたが、なんと優勝。
ようやく名大社杯のトロフィーを受け取ることができた。
レベルの問題は付いて回るが、それでも優勝は嬉しい。
なぜ優勝賞品がこれなのか分からないが、いいものをゲットできた。
次はお肉屋さんに頼まなきゃ、いけませんね(笑)。
優勝が嬉しいのは事実だが、
こうして会社のメンバーとワイガヤでゴルフを回るのも楽しいもの。
ヘタはヘタなりに周りを沸かしてくれる。
くそ暑い一日だったが、汗をかきながら走り回るのもいい。
そして、やっぱりいえるのがこの名大社キャップの効果。
この帽子を被ってからスコアが格段に良くなったような気がする。
次回登場はアクトスリレーマラソンになるのかな。
新記録も期待できそうだ。
感謝!
みなさん、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございました。
自分勝手な決めでしかないが、月2本の映画鑑賞をノルマとしている。
今年はコンスタントに映画館に通い、今のところ順調にノルマを達成。
会社の数字もこのように目標通りにいけばいいんだけど(笑)。
しかし、この8月は微妙な月になりそう。
話題作は多いものの、観たいと思う作品がない。
派手な作品やシリーズものもいいのだが、どうも体が反応しない。
夏季休暇も映画館に行くことがなかった。
代わりに観たのが、この映画。
アマゾンプライム・ビデオで初めて映画を観た。
このアマゾンプライム・ビデオは昨年公開の話題作もある程度揃う。
これは便利。
いくつかウォッチリストに放り込んでしまった。
ここ1年、レンタルでDVDを借りることもなかったので最新情報は知らないが、
これはレンタルビデオ店にとっては脅威な存在。
業界の構造は大きく変わってしまうのではないだろうか。
アマゾンプライムを覚えてしまうとより愚かな人間になってしまう(笑)。
前置きが長くなった。
本作で主演の柳楽優弥くんは昨年度のキネマ旬報主演男優賞を獲得している。
それほど凄い演技をしているのか。
セリフはほとんどない。
たまにボソボソと喋るだけ。
あとはひたすら殴り合いの喧嘩をするばかり。
基本的に映画全編を通して殴り合いの喧嘩ばかりしているといっていい。
ストーリーらしいストーリーもない。
一方的に殴りつける相手を見つけ、吹っかけて殴り合う。
映画はそれで終わる。
それだけしか言えないと身も蓋もないが、事実そうだから仕方ない。
だが、本作の評価は意外と高く、主演男優賞の受賞の他、
キネマ旬報でも日本映画4位にランキングされている。
不思議な話。
確かに映画にはどんどん引き込まれていく。
どうしようもない主人公をどうしようもないと思いつつ、
感情移入させられる。
巻き込まれた人物も徐々に同質化していく。
いかに人間は弱く流され、ある瞬間に理性を抑えられなくなっていく。
主役の柳楽くんは大河ドラマ「おんな城主 直虎」でいい味を出しているが、
僕が知るのはその程度。
映画を観るのは本作が初めて。
個性的な役者さんとして重宝されていくのだろう。
この映画の舞台は愛媛県松山市。
偶然にすぎないが、この9月に仕事で出張する。
ついでに夜の街も徘徊したいが、
あんな連中が突然表れたら、たまったもんじゃない。
あり得ないと思うから心配はしていないけど・・・(笑)。
これはバイオレンス映画ではなく、社会派ドラマともいえる。
少なくともお盆休みに観るには相応しくないけど・・・。
この盆休みは亡父の初盆ということもあり、お寺でお経を上げてもらった。
父親が亡くなり昨日でちょうど半年。
月日の経過の早やさに驚いてしまうが、
その存在の大きさは忘れてはいけない。
この法要の場で住職からありがたい話があった。
人はいつ「一人前」になれるかという内容。
住職は自らの経験を語られた。
成人式を迎えた時に一人前になれたかというとそうではない。
社会人となり働き始めた時にも一人前なれたわけではない。
結婚した時や子供が生まれた時に一人前になれるはずだと思われたようだが、
一人前になれたという自覚はなかった。
では、どんな時に一人前と感じたかというと親を亡くした時だという。
親の存在を亡くし、すべて自分が任される責任になった時、
初めて一人前になったと感じられたそうだ。
それは一家の主ということだけではない。
親の存在に感謝し、その意志を受け継ぎ生きていくことで
初めて一人前という感覚が芽生えたようだ。
住職は自嘲気味に
「遅すぎるかもしれないが、自分がその時に初めて一人前になれた。」
と言われた。
それは住職の立場が言わせている面もあるとは思う。
しかし、ここでいう一人前は自立し生きていくことだけではない。
先祖や親の存在に感謝し、どんな生き方をしてきたのか、
どんな考えをしてきたのかを理解し、受け継ぐべきは受け継ぐ。
そして、想いを胸にこれからの生活を築き上げていく。
そこで初めて一人前になれるということなのであろう。
住職からそこまでの説明はなかったが、僕なりに解釈するとそういうこと。
果たして僕は一人前だろうか。
立場だけみれば一人前だが、必ずしもそうとは言えない。
日々の生活の中で父親や先祖の存在を意識しているか。
裏切る行為をしていないか。
それを問われると一人前とは言い難い。
会社においても同様。
こちらも立場としては一人前。
一人前でなければ務まらないし、周りが不安に陥ってしまう。
しかし、どこまで、過去からの想いを引き継いで
未来を創っているか、将来を描いているか。
自分勝手に一人前になったと思い上がっているだけではないか。
目に見えない僕の先にいる方々はそんな僕に不安を抱いていないか。
住職の言葉はそんな自分へ自戒を促しているようにも感じられた。
一人前になるということ。
本物の一人前になるのはこれからの自分の行動次第。
この時期だからこそ、考えさせられた言葉だった。
6連休あった夏季休暇も今日が最終日です。
みなさん、どんな夏休みを過ごされてでしょうか?
きっと家族や最愛の方と出掛けられ、美味しいものを食べられたことでしょう。
人気食べ物ブロガーは意外と質素な生活を送っていました。
真夏の夢に破れ、外出する気にもなれず静かな毎日を送っていたのです。
それでも課せられた任務は全うせねばなりません。
自宅から車で10分、尾張中央道に向かう途中にある
「カルビ丼とスン豆腐専門店 韓丼」さんに行ってきました。
韓国料理ですが、本社はなぜか京都にあります。
チェーン店がこのブログに登場するのは珍しいですが、以前から気になっていました。
なかなかお邪魔する機会がなかったのですが、
この夏休みに、それも一人寂しくようやくお邪魔することができました。
お店の名前のまま、カルビ丼とスン豆腐の専門店です。
それでもビビンバやスタミナうどんあたりの近しいメニューは存在します。
お店のオペレーションは丸亀製麺のように入り口と出口を分かれています。
自販機で注文し通路に並びチケットを渡します。
結構人気店なので、自販機も並びます。
どうしようか迷っていると初心者と思われ、後ろのお客さんにバカにされそうです。
ここは人気食べ物ブロガーの威信にかけ、常連気取りで注文せねばなりません。
まずは定番商品を選ぶのが鉄則です。
しかし、定番すぎるのも面白みに欠けます。
一工夫するのが人気食べ物ブロガーの使命です。
「よし、カルビキムチ丼だ」と頷きながら、思い切りボタンを押します。
「チケットはこちらにお出しください。」
それと引き換えにポケベルのような呼び出し機を渡されます。
ショッピングモールのフードコートのような感覚です。
店内の雰囲気もそれに近いです。
席に座り改めてメニューをまざまざと見ます。
先ほどの自販機では平常気取りでいたので、じっくり見ることができませんでした。
そこで見つけたのがわかめスープ。
汁物も欲しいところです。
カウンターで確認すると再度自販機で購入する必要があります。
周りを見渡すと知り合いは居そうにありません。
ブロガーの存在もバレなさそうです。
慌ててわかめスープのチケットを買い、カウンターへ渡します。
ホッと席に着いた瞬間、ポケベルがピッピッと鳴り出しました。
カルビキムチ丼 640円 わかめスープ 50円
やはりわかめスープは追加して正解でした。
心を落ち着けるため、まずスープを少し飲み、カルビ丼に食らいつきます。
ど真ん中から攻めるか、ネギをすくうか、キムチと絡ませるか悩みどころです。
いろんな策を講じながら、食べ始めます。
「なるほど、こんな感じか。なかなか、やるじゃないか。」
いつものように呟きます。
ここで気になるのがマヨネーズの存在です。
このカルビキムチ丼にはマヨネーズがもれなくセットで盛られてきます。
果たしてこれは必要でしょうか?
京都の人はこれが定番でしょうか?
韓国ではこれが常識でしょうか?
悩みながらも時々混ぜて食べてみます。
マヨネーズは嫌いではないですが、ここには必要ない気もします(笑)。
次回、注文するときはマヨネーズ抜きでお願いをしてみようかと思います。
それよりもスン豆腐を頼むべきですね。
ごちそうさまでした。
蕎麦派の息子はきっと付き合ってくれないでしょう。