先週土曜日は学習院大学へ。
生まれて初めての訪問。

普段、お邪魔している大学とは少し雰囲気が違う。
それは勝手に錯覚しているだけか(笑)。

今回はキャリアセンターに伺ったわけでも、講演をしたわけでもない。
(講演の機会があれば歓んで・・・)
生徒として登校。
社会人を対象とした「学習院さくらアカデミー」。

校舎も品格を感じます。

この社会人クラスはパフの釘崎社長に誘ってもらった。
そのことは昨日のブログにも紹介されている。
どうでもいい話だが、釘崎さんとは先々週2回、先週2回も会っている。
怪しい関係と思われていないかちょっと心配(笑)。

何を学びに行ったのか、そう、タイトルにもある「映画の中のキャリアデザイン」。
映画を通してキャリアを学ぶというもの。

就職支援会社のトップであり、
キャリアカウンセラーの有資格者であり、
非常勤講師として学生に教える立場であり、
自称映画コラムニストである僕のために作られた講座といっていいくらい。
そんな意味では誘ってくれた釘崎さんに感謝。

全4回の講座だが、土曜日に1回、2回。
次回7月6日に3回、4回と日数として2日間。
名古屋から通うのもそれほど負担ではない。

初回の題材の映画は「マイ・インターン」。
4年前のブログにも書いている。
高齢者のキャリアと今後の労働問題を考えるもの。

そして、2回目はアメリカのJOB型雇用を考える講座。
時代と共に雇用のあり方は変化していくが、
80年代に公開された「9時から5時まで」と「ワーキングガール」が取り上げられた。
当時のアメリカ経済を背景に上司部下の関係性、学歴、雇用格差について学んでいく。

過去の作品をじっくり眺めることでキャリアの変遷も理解が深まる。
いやいやこんな視点で映画を観るのは面白い。
3時間の長い時間だったが、あっという間に講座は終了。
楽しく学ぶって、こんなことなんだろうな。

講座終了後は講師である教授と受講生での交流会。
ビールで乾杯したかったが、学内の教室で行われたのでビスケットとジュース。
交流会は10名程度の参加だったが、専門的な立場の方が多く意識の高さを感じることができた。
僕のような映画コラムニストはいなかった(笑)。

交流会終了後、新幹線の時間まで釘崎さんと45分1本勝負。
そこでようやくビールにありつけた。
たまにはこうして受講生として学ぶことも大切。
予習を欠かさず(映画を観るだけだけど・・・)次回の講座に臨みたい。