遂にやってきました。
伏見シリーズも100回を迎えました。
約3年前(正確には2年10ヶ月と17日)のオフィス移転と共にスタートさせ、ようやくこの時を迎えました。

以前、丸の内にオフィスを構えていた時の円頓寺シリーズは50回で終了。
それもかなり限界を感じていました。
心機一転して自らの嗅覚を信じ、新たな道を歩み始めたこのシリーズも記念すべき会を迎えることができました。
全国30万人の食べ物ブログのファンのみなさま、これまで応援頂き、ありがとうございます。

「いつも読んでるよ!」
「あの店に行ってきたよ!」
「さすが、山田さん、いつもありがとう!」
という有難いお言葉から、

「美味しいのかどうか、さっぱり分からん!」
「ウケを狙いすぎ!」
「もっと美味さを伝えろよ!」
と厳しいお言葉も頂きます。
多くの声を頂いたおかげでこの回を迎えることができたのです。

100回記念を書くにあたり、かなり悩みました。
それに相応しいお店を食べ歩き、「ここにすべきか?」と評価を下していました。
名大社のメンバーとも探索しました。

先日もニムラにおススメのお店に連れて行ってもらいました。
いいお店でした。
ニムラには「ここを100回目にするよ!」と言いました。
そのつもりでした。
しかし、すみません。
その後にもっと相応しいであろうお店に決めました。
ニムラはその気になっていたかもしれませんが、今回は登場しません。

はい、こちらとさせて頂きました。
広小路通りを栄方面に向かった広小路本町ビル地下1階にある「天麩羅 なか江」さんです。

オフィスビルに入っているお店ですが、かしこまった店構えが高級感を醸し出しています。
夜を中心としたお店で、コースは8000円からとなります。
まあまあ敷居の高いといってもいいでしょう。
愛されるべき人気食べ物ブロガーはそんな夜には行けません。
ランチタイムで好感度を上げるのです。

ランチタイムは6種類ありますが、すべて1300円です。
ここは王道を注文すべき。
天麩羅定食を注文します。

しかし、今回は100回記念。
ドーンといかねばなりません。
とり天麩羅をオプションでお願いしました。
時間帯や混み具合によって、断られるケースもあるとは思うのでご注意ください。

こだわりの店主(多分)は一つ一つ丁寧に天麩羅を揚げてくれます。

その丁寧さだけでも美味しさが伝わってきます。

天麩羅定食 1300円 +とり天麩羅 300円

これにご飯とお吸い物がセットされます。
ご飯はお替り自由です。
これでは分かりずらいですね。
アップにするとこんな感じ。

なすと椎茸の下にとりの天麩羅が隠れています。
天つゆで食べるのか、塩で食べるのかはお好み次第。
海老もキスも野菜もいい食感で頂くことができます。
ついついご飯をお替りしてしまいました。
プリっとした海老の食感は是非、味わってもらいたいですね。

どうやら100回記念として相応しい回となりました。
読者の皆さんがうんうんと頷く姿が思い浮かびます。

ごちそうさまでした。
次回以降もどうぞよろしくお願いします。