2019年11月17日。
本日で株式会社名大社は設立50年を迎えることができました。

これまで会社を支えて頂いたクライアント、ユーザーはじめ、
パートナー、関係者、そして社員、またその家族、すべてのみなさまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

一般的に企業の寿命が30年といわれる中で、
50年継続できたということは周囲の支援があったからこそ。
また、なんとか世の中のニーズに答えてきたからこそ、と考えます。

今日のこの一日はあっという間に過ぎてしまいますし、特別な行事があるわけでもありません。
ただ記念すべき一日であるのは間違いありません。
改めて感謝いたします。

11月29日には名古屋観光ホテルで「設立50周年記念祝賀会」を開催します。
派手なパーティーではなく、活躍されたOBや関係者を招き過去と未来を繋ぐささやかな会。
どんな展開になる僕も楽しみにしていきたいですね。

元々、名大社は大阪の広告代理店大有社の子会社。
親会社であった大有社は1999年に倒産し、その連鎖で他の子会社も倒産。
名大社は当時の社長の才覚で資本を切り分け、倒産の影響を受けることなく存続。
今、こうして会社が存続するのもその時の判断があったから。
世の中的にかなり稀な会社といえるでしょう。

僕が名大社に入社したのが1989年。会社設立20年。
僕が代表に就任したのが2009年。会社設立40年。
振り返ると節目の年に自分が絡んでいますが、つい最近までこんなことに全く気づきませんでした。
親会社の倒産は1999年ですし・・・。

すべては偶然。
この50年を迎えた年に代表を務めているのも偶然。
たまたまに過ぎません。

しかし、このたまたまが僕の人生においても重要な出来事で貴重な経験。
体が丈夫でお酒が強いくらいしか取り柄がない僕を周りのメンバーが支えてくれたため、
こうした貴重な経験ができるのです。
僕自身が光栄に思わなければなりません。

現在、実行委員会を作り記念祝賀会に向け着々と準備をしています。
懐かしいCMや過去の写真を引っ張り出し映像も制作中。
これまでの取り組みを多くの方に見てもらえることになるでしょう。

そして、大切なのは過去からの学びを未来に活かしていくこと。
50年継続した企業が次に目指すのは100年。
当然、僕は存在していませんが、名大社はあり続けなければならない。

この50年を振り返っても、コア事業は大きく変化しています。
10年後を見据えても全く違う会社になっていることも考えられます。
そのために今、そしてこれからやるべきこと。
それを全員で作り上げなければなりません。
よりいいサービスを提供し、名大社の存在価値を高めていきます。

おかげさまで50年。
これからもどうぞよろしくお願いします。