本日は、メッセナゴヤに参加した。
中部地区最大級(どっかで聞いた事ある響き)の異業種交流の祭典で、その規模は年々大きくなっている。
今年は450社の出展数。会場となるポートメッセなごやの3つの展示場は所狭しと出展ブースが思い思いのレイアウトを組んでいた。
メッセ1
初めてあおなみ線に乗車して、最終駅となる金城埠頭まで揺られながら伺った。
平成16年の開通以来、全く縁がなかった路線である。そんなあおなみ線の乗車客の9割は、メッセナゴヤを目的とした乗客のようだった。
さすがに今日は全ての席が埋まっている状態であったが、9割を除くとえらく寂しい光景となってしまう。今年の7月に事実上の破綻と報じられたが、その光景を目にする限り、うなづける話だ。相当な対策が必要だろう。
今回参加の目的は二つ。
一つは寺島実郎氏の講演。そして、もう一つは今後の事業展開におけるヒント探しである。寺島氏の講演内容については、改めてこのブログに書くとして、もう一つの目的について報告したい。
しかし、残念ながら、他の予定も発生したため、ヒントを探れるほどゆっくりと見学する事はできなかった。環境をテーマにしたイベントであっても、あらゆる業種の企業が参加し、ビジネスチャンスを窺っていた。
普段お世話になっているクライアントの参加も多かった。あらゆる業種といっても、メーカーであれば自社の製品であったり、商社であれば自社のサービスであったり、自治体であればそのエリアでの強みを持ち込み、派手な演出も含めPRが行われていた。
参加者の多くはビジネスマン。それも経営者クラスの方が多かったように思えるので、ここでの商談もあるレベルで達成できるのだろう。
メッセ2
そんな状況を眺めながら、名大社として参加したらどうだろうかとイメージしてみた。
う~ん、非常に難しい。人材採用の有効的な活用方法をブースでどう表現するのか、展示する商材は何なのか、我々のようなカタチのないサービスを提供する業界は、その表現方法は難解である。
実際に同業他社もしくは近い業界を探してみたが、1社も存在しなかった。だが、こんなイベントにも一度は出展してみたいと思わせる活気ある雰囲気であった。近い将来、参加してみたい。
ビジネス主体のイベントではあるが、ちらほらリクルートスーツに身をまとった就職活動中の学生が見受けられた。以前ある大学の講演で、メッセナゴヤも企業を知る一つの方法であると話をした事があった。
その話を聞いた学生が参加したわけではないだろうが、学生がこのようなイベントで企業研究を行う姿はとても美しい光景であった。そして、そんな学生の存在が素直にうれしかった。