昨日は息子の野球の試合を見学に。Aチームになり、背番号もひとケタで、間もなく6年という最高学年。この一年が少年野球では勝負の年になる。
4年生時は人数が足りず、上のチームにくっ付いていくばかり。5年生時にはチームを組めるようになったが、打てない守れないの代表的なチームで、一年通して勝利は数える程度。
どうだろう、勝率は一割台もしくは二割台ではないだろうか・・・。言い方は悪いが、ほんと弱小チーム。勝った試合も女子が入っていたり、明らかに下の学年も参加してたりと実力で勝ったとは言い難い時が多かった。
勝てなくて悔しがるならまだいい。負け試合終了後でも、チームメイトと鬼ごっこをやり、楽しそうにじゃれ合っている。悔しさのかけれも見せないノーテンキなチームで、監督、コーチはじめ不安だらけだったのではないだろうか。
そんなチーム事情で迎えた昨日の試合。春季大会の1回戦。ほんのわずかな期待を抱いて(笑)久々に応援に行ったのだ。
するとどうだろう。これまではほぼ初回に得点されていたが、昨日は三者凡退に抑える。上々の立ち上がり。厳しい練習に耐えてきた成果が出てきたのだろうか。ポロポロとボールを落としエラーばかりのチームが、この日は全くみられない
2回以降もゴロもフライもきっちりキャッチしミスが出ない。満塁のピンチも何とか抑え得点を許さない。
相手投手の出来も良く、打撃は相変わら打てないため、こちらも得点はできない。0対0の緊張感ある状態がずっと続いていた。
僕の記憶では息子の所属チームが0点に抑えたことはないはず。必ずどこかで得点を許していた。それが今回は違う。明らかに選手たちの試合に臨む態度もこれまでとは違い、集中しながら大きな声を掛け合いチームを盛り上げている。観ている自分たちも手に汗握る状況になっていた。
そして6回裏。2ベースヒット、盗塁、犠牲フライでようやく1点を獲得。ベンチも声援する親も勝利したかのように大騒ぎ。
最終回も難なくゼロに抑え、チームは1対0で勝利。見事1回戦を突破した。(そんな偉くもないか・・・)
これまで何度となく観てきた中で、昨日が一番手応えのあるいい試合。素晴らしかった。
このような試合が続けられるのであれば、今年一年は期待ができるのかもしれない。2回戦以降は相手チームも強くなるので甘くはないとは思うが、昨日の勝利は息子たちにとってかなり自信になったはずだ。
無駄に一年過ごしてきたわけではないわけだね。これまでボロクソ言って、申し訳ありません(苦笑)。
昨日も僕が応援に行くと言うと、露骨にイヤな顔をする息子だが、昨日は楽しませてもらった。サンキュー!
2日続けて身内ブログとは何とも視野が狭く見識もないが、たまにはいいだろう。3月だし・・・。それは全く関係ないな(笑)。