今週、6年生になる息子が修学旅行に行ってきた。行先は京都・奈良。
僕は岐阜で育ったのだが、行先は同じ。法隆寺に行き、奈良公園で鹿にせんべいをやり、東大寺で大仏を見て、清水寺、金閣寺を回る。
そのルートは35年前も今も大きくは変わらない。修学旅行のスタンダードなあり方だ。
それはそれでいい。しかし、時代が変われば買うお土産も大きく変わってくる。息子が家族に買ってきたのはこれ。
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生八つ橋のチョコレートバージョンと抹茶パイ。他にもお土産はあったようだが僕が知らない間に消費されていた(笑)。
昔は普通の固い八つ橋がメインだったけど・・・。
そして、自分に買ってきたのはこれ。
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龍のペンダント(ペンダントという表現は正しいですか?笑)。値段は確か300円。これって京都と何の関連性がある?どんな結びつき?。全く意味不明。しかし、子供にとってはこれが自分への一番のお土産。
僕も修学旅行時に何故か竹刀を買ったような記憶が・・・(汗)。
きっとそんなもんなのだ。友達と一緒に眠れない夜を過ごし、くだらない話で盛り上がり、意気投合してどうでもいいようなお土産を買ってしまう。
息子に確かめてはいないが、きっと色違いとか違うデザインのペンダントを何人もの友達と揃えているのだろう。
自宅に帰るとカッコつけてペンダントを付ける坊主がいるが、どうしても笑ってしまう。本人はちょっぴり大人の世界に入ろうとしているのだろうが、その行動自体は子供そのもの。まあまあ、それもいいじゃないかと思ってしまう。
時代が進歩して多くの情報が子供たちにも届きやすくなっている世の中ではあるが、子供の本質はいつの時代も大きくは変わらない。いいんじゃないの。
多分、中学生ともなれば見向きもしないペンダントだろうが、今は大切な宝物なんだろう。こんな経験ができる修学旅行。まだまだ子供だから楽しめるよね・・・。