大袈裟なタイトルをつけてみたが、そんなことは僕には分からない。
しかし、わからないでは済まされない時代になってきたようだ。
危機感が手伝ったわけではないが、先週はAIについて学ぶ機会が多かった。

一つは5日(水)の「HRサミット」でのセミナー。
「テクノロジーの進化による働き方の変革~AI・ロボットの働き方へのインパクト」。
そして、もう一つが7日(金)に名古屋で開催された働きごごち研究所の藤野さんによる講演。
「人工知能が生み出す、2025年の採用活動とは」

お互い切り口は違うが、刺激ある内容。
これからの自分たちのビジネスにも大きな影響を与える可能性があるため、
興味深く聞かせてもらった。

「HRサミット」のセミナーでは、日本RPA協会の大角理事と
日本アイ・ビー・エムの行木さんのセッション。
完全な知識不足だがRPAって初めて聞いた。
ロボティック・プロセス・オートメーションの略で仮想知的労働者のこと。
簡単に言ってしまえば、ホワイトカラー層の業務を
効率化、自動化しより生産性を上げるというもの。
面倒な作業は全部ロボットがやってしまうことらしい。
これも広くとらえればAI。

一方、IBMではAIとは呼ばず、コグニティブ・テクノロジーのことをいう。
とかく話題のワトソンもこれにあたる。
AI(人工知能)という言葉が人間の仕事を奪ってしまうような
マイナスイメージもあるのも使わない一つの理由のようだ。

未だにワトソンが何をしてくれるかよくわからない僕のレベルでは聞いているだけで新鮮(苦笑)。
まずは徹底的な認知が必要なよう。
まだ途中だが「ビッグデータと人工知能」にもそんなことが書かれている。
相当量のデータがない限り生かすことはできない。

そのことは藤野さんも触れていた。
だからこそ価値があり、だからこそ人間がやるべきこともある。

「HRサミット」のセミナーはそんな環境下でロボットやAIが果たす役割を示していたが、
藤野さんはその反対でそんな環境下だがら人間が果たす役割を提示された。
そのフォーカスの仕方が面白い。
どちらに寄っているか、どちらに関心があるかが明確。

お互いの強みを活かすことにより人間と人工知能は共存できる。
数字だけ追っかけたり、論理的な判断を追求するだけでは人工知能には勝てない。
直感や感性を大事にすることで人間しかできないことがこれからの時代でも求められる。

ということは・・・。

知性のかけらもなく、論理的思考も乏しく、
ほとんど直感で行動している僕はこの先も生き残るということか・・・。
感情だけで動いているうちの会社も生き残るというわけか・・・。

そんな単純な問題ではない。
しかし、根拠のない常にポジティブになれる感性も人間の強み。

AIは人間を超えない。共に働く時代が来るのだろう。

感覚だけで書いているよくわからないブログになってしまった(笑)。