前向きに行こう!名大社社長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 番外編 ニラモヤシラーメン

寒い日が続きます。
こんな日が続くとどうしても温かい麺類を食べたくなります。
休日に一人でふらりと出掛けてしまうのも人気食べ物ブロガーの習性です。
自宅から車で5分ほど走った七宝町の南にある
「とんちんかん」さんに行ってきました。

こちらはこの地区では珍しい尾道ラーメンを食べさせてくれるお店。
嫁さんの実家が七宝町のため独身時代にお邪魔した記憶がかすかに残っています。
あの頃はまだ優しかったと思います。
月日の経過で随分と変化はしていくものです。
あっ、ラーメンの味ではありません(笑)。

結構な人気店でランチ時には行列ができることもあり、
店内には名古屋で活躍するローカルスターのサインも飾られています。
以前であれば、何もためらうことなく炒飯セットや天津飯セットなど
ラーメンとのセットを注文していました。
人気食べ物ブロガーとして少しは成長したようです。
量より質を選ぶのです。

ここはやはり定番の尾道ラーメンを食べるべきでしょう。
このように解説も丁寧にされています。

改めてメニューをじっくり眺めます。
「う~ん、どうしようか。尾道ラーメンの他には、
え~っと、いろいろあるな。
カレーラーメンか、ピリ辛ラーメンも捨てがたい。
よっし、決めた。ここは・・・。」
と独り言を並べたところで、
「すみません。ニラモヤシラーメンをお願いします。」

この寒い時期にはベストチョイスと勝手に納得します。
「なかなか、やるじゃないか」
たまには自分を褒めてみます。

ニラモヤシラーメン 950円

チャーシューメンや五目ラーメンよりも高いのです。
麺類では一番、高価。
「これはとんちんかんの王様だな・・・。」
と何とも微妙な独り言を発し、食べ始めます。

なかなかの食感です。
ニンニクも効いており、ピリッとした辛さに体が火照ってきます。
自然と汗をかいてきます。

「いいじゃないか。この辛さ。体が温まっていくぞ!」
どんどん食べ続けます。
ふと、メニューを思い出します。

「ピリ辛ラーメンとは何が違うんだろ?」
素直に疑問が湧いてきます。
こちらはベトコンラーメンに近い味です。
となると台湾ラーメンに近いのかな?
さすが、とんちんかん。
一人で大きくウンと頷いてしまいました。

「体も温まったことだし、満足、満足。」
とお店を出ます。
その時にハッと気づかされました。
こちらは尾道ラーメンのお店。

う~ん、とんちんかんか・・・。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その43

2018年も毎週水曜日は「食べ物のはなし」。
ピークを過ぎた人気食べ物ブロガーですが、
かつての栄光を取り戻すために全精力をこちらに注いでいきます。
そのためにも僕に会ったら「美味しさが伝わるステキなブログだよ。」と
温かいお言葉を掛けてくださるようよろしくお願いします。

昨年の新春第一弾は豪華焼肉スギモトでした。
今年もその調子で景気よく松坂牛しゃぶしゃぶあたりで攻めたいところですが、
それでは好感度が下がります。
「エラそうにするな!」という声なき声も届いてきます。

今年は読者の目を気にしながら、
気遣い抜群の好感度ナンバー1の食べ物ブロガーを目指すのです。

さて、そんな時にどんなお店に行けばいいのか、新年早々、迷います。
あまり高いものでもダメ。
しかし、インパクトがないのもダメ。
チェーン店などありふれたお店もダメ。
かなりの制約を強いられることになります。

ここで諦めないのが名古屋を代表する人気食べ物ブロガー。
アイデアを絞り出します。
伏見から北東に向かった錦3丁目にある「肉料理まつざか」さんに行ってきました。

松坂牛じゃなくてまつざか。
牛肉じゃなくて豚肉。
このシャレた感じがたまりません。
読者の「お~っ」という感嘆の声が聞こえてきそうです。

こちらはビルの1階。
階上はクラブ、ラウンジ、スナックがひしめき合っています。
その分、お昼は随分と静かな雰囲気を醸し出しています。
それでも人気店。
12時前でもすでに満席。並んで待つこととなりました。

並んでいる間に注文を取ってくれます。
「肉大盛り定食の更に肉大盛りをお願いします。」
注文も完璧です。
席が空き、カウンターに通してもらいました。
しばらくすると「おまちどうさまでした。」と定食が出されました。

「お~、いいぞ、この感じ。インスタ映えもばっちりだ。」

ここ最近、写真がイマイチな注文ばかりしていたので、
ここで一気に挽回しました。

肉大盛り定食の更に肉大盛り 1280円

どうですか?この迫力。
どうですか?このインスタファンも喜ぶ絵面。
全体を引いてアップもします。

炭火焼の香ばしい匂いが届いてくるようです。
好感度もグーンとアップした香りは僕に届いてきそうです。
わっしわっしと肉を頬張ると、どんどんご飯も進みます。
思わずお替りもしたくなりましたが、ここはグッと我慢。
これで益々好感度も上がるのです。
いやあ~、美味しく頂きました。

今年は人気食べ物ブロガーとしてもいい年になりそうです。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その42

この日は二日酔いでした。
12月らしいお昼の迎えかたです。
先週の食べ物ブログでは二日酔いに効く味噌煮込みうどんを紹介しました。
ということは、今回は味噌煮込みうどん?
と思われる方がほとんどでしょう。

それでは人気食べ物ブロガーとして芸がありません。
2週連続、味噌煮込みうどんではプライドが許さないのです。
他に二日酔いに効く食べ物を思い浮かべます。
担々麺、味噌ラーメン、激辛カレー、豚汁定食・・・。
いくら思い浮かべても味噌煮込みうどんに勝るものは思いつきません。
ここは勝負です。
近しいところで勝負です。

伏見駅を出たすぐのところにある「SYACHIーICHI」さんに行ってきました。

こちらは有名な山本屋本店さんの系列店です。
さあ、何が出てくるのでしょうか?
そんな出し惜しみするほどでもありません。

「すいません、カレー煮込うどんに生たまごを付けてください。」
「ランチはご飯の大・中・小が選べますが、どうしますか?」
「中でお願いします。」
無難な路線の選択です。

ここでまたスランプ状態が露になります。
「しまった。これではインスタ映えする写真が撮れないじゃないか・・・。」
ここはベジタブルとかほうれん草という色鮮やかなカレー煮込みにすべきでした。
あとは撮影技術で美しく見せるしかありません。

カレー煮込うどん 770円+生たまご 50円

これでは味噌煮込みうどんにしか見えないかもしれません。
アップしてみます。

このカレー色が食欲をそそります。
えっ、カレー色に見えない?
その違いが分からないようでは名古屋人としては失格ですね。

生たまごを麺で下に沈め、半熟状態にして食べるのが通らしい食べ方です。
「そうそう、これも二日酔いに効くぞ。」
思い切り一味唐辛子を投入し、
汗をかきながら食べれば二日酔いは一発で飛んでいきます。
この日も絶好調な夜を過ごしたような気がしました。

ふとカウンターを見上げるとこんな表示が・・・。

次回はチャレンジしてみるかなあ。
飲んだ後の〆に使ってもいいなあ。
食欲は衰えることはありません。
まだまだスランプから抜け出せない状態ですが、明るい兆しがようやく見えてきました。

今年の食べ物ブログはこれで終了です。
人気食べ物ブロガーとしての今年の活動も最後です。
名大社も今日が仕事納めです。

一年間、ありがとうございました。
あっ、通常のブログはまだ書きますけどね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その41

忘年会シーズンも佳境に入りました。
連日の宴会続きで胃も肝臓も相当くたびれています。
労わってあげないと悲鳴を上げそうです。

若い頃は毎日深夜でもへこたれませんでしたが、
50歳を超えると思うように体は動いてくれません。
あまり無理すると無様な姿を見せ、世間に迷惑を掛けます。
先日もそんな光景を見たような気がします。

飲んだ翌日に体に効く食べ物といえば、そうです、味噌煮込みうどんです。
名古屋名物は二日酔いのも効果的です。
一味唐辛子を思い切りぶっかけ、
汗をかきながら食べると前日のお酒は一気に吹き飛びます。
「今夜も絶好調だぜ!」と思わず叫びたくなります。

間もなくオープンする御園座の西にある「五城」さんに行ってきました。
いつもであればお店の外観を写しますが、それでは芸がありません。
忘年会シーズンだからこそ勝負をするのです。
「何を勝負するの?」と問われると答えに窮しますが、とにかく仕掛けるのみです。

今回は湯飲みと楊枝入れで勝負してみました。

「ご注文は?」
「もちろん、味噌煮込みうどん定食です!」
ときっぱりとお願いします。

味噌煮込み定食 900円

グツグツと写真から音が聞こえてきそうです。
「これだけでは美味さが伝わらないな。彩りもよくないな。」
人気食べ物ブロガー復活に想いを馳せます。
「これでどうだ!」

インスタ映えするような写真を撮ってみます。
実に見事。
この機転を仕事にも活かしていければ、もっと素晴らしい会社になるでしょう。

名古屋らしい味噌煮込みをずるずると頂くと
本来の目的である二日酔い飛ばしを簡単に実現できます。
うんうんと頷く読者の顔が目に浮かびます。

しかし、この日は二日酔いでもなければ、前日忘年会でもありませんでした。
珍しく休肝日でした。
「いいんだ、いいんだ。オレはみんなのために味噌煮込みうどんを食べているんだ。」
無理やり、自分自身を納得させます。

次回は二日酔いの翌日に行かねばなりません。
今日は名大社の忘年会です。
もしかしたら、明日、お邪魔するかもしれません。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その40

食べ物ブログの読者からこんなコメントを頂きました。
「なんだか迷走気味ですね。スランプですか?」
熱烈なファンはこのブログの良し悪しを見抜くようです。
確かに先週は自分が納得する作品ではありませんでした。

いや、先週に限らずここ最近はあまり納得いく作品を手掛けていません。
本当にスランプに陥ってしまったのかもしれません。
写真のせいにした時もありましたが、単なる言い訳でしょう。

そんなことを考えながら、住吉町方面に歩きます。
ふと見上げると名古屋では有名なお店の前です。

ここは原点に返らなければなりません。
迷うことなく「ヨコイ 住吉本店」さんに入りました。
店内にはサイン色紙が飾られています。

「どうだ!」と言わんばかりに人気店であることを表現しています。

東京に出張した際、出会ったオネエチャンとの会話が思い出されます。
「あんかけスパゲティって、知っとる?」
「え~っ、知らない。何それ?」
「名古屋の名物だで、今度、食べてみやあ~。」
「え~、食べた~い。連れてって~。」
名古屋人なら必ずと言っていいほど、そんな会話をするはずです。

そうです。
原点に返るのです。

「ご注文はどうしましょうか?」
「え~っと、そうですね。サンジェルマンでお願いします。」
しばらくしてサンジェルマンを注文したことを後悔します。
「やっぱり、オレはスランプなのか・・・」

ここはミラカンかバイキングにすべきでした。
あんかけスパ日本代表的な面もありますし、写真映えも違います。
インスタ名人はそんな選択はしません。
「しまった・・・。人気食べ物ブロガーとして、失格じゃないか。」
今さら、変更するわけにはいきません。

ポテトサラダを眺めながら、動揺を隠せない状態が続きます。
「お待たせしました。サンジェルマンです。」

サンジェルマン 850円

いろんな角度を試しましたが、ベストアングルが分かりません。
「この写真で美味しさや雰囲気が伝わるだろうか・・・」
スパゲティにオムレツが乗ってるだけと思われているかもしれません。

しかし、ただのオムレツ、いや卵焼きではありません。
小エビ・グリンピース・オニオン・ピーマン・マッシュルームが
シンクロし絶妙は味わいを出しているのです。
それにあんかけを絡ませると絶品になるのです。
ビールも飲みたくもなるのです。

「いいんだ、いいんだ、まずは自分が満足することが大事なんだ。
今日はサンジェルマンの気分なんだ。」
自分に言い聞かせます。

ごちそうさまでした。
しばらくスランプは続くかもしれません。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その39

サンキュー、サンキュー。
伏見シリーズも39回目を迎えました。
くだらない書き出しですが、一度しかないのでお許しください。

伏見で食事をする場合、その多くは広小路通りの南側、いわゆる栄2丁目となります。
大通りを渡るのが面倒というのが大きな理由。
わずかな昼休憩を有意義に過ごすには移動時間や信号の待ち時間も無駄にはできません。
しかし、それでは行動範囲も限定され、人気食べ物ブロガーとしての視野が狭くなり、
強いてはファンの数を減らすことに繋がります。
時間を惜しんででも行動範囲を広げなければなりません。

この日向かったのは錦2丁目。
広小路通りも錦通りも抜け、長者町方面に出向きました。
名大社女子を引き連れてのランチです。
肉食系の多い名大社女子。
魚や野菜は見向きもしません。
ハンバーグが有名な「Bachof’s kitchen 」さんに入りました。

一体、なんと読むのでしょう。
「バチョフズ キッチン」と読むらしいです。
50歳過ぎのオジサンは一度で覚えられそうにありません。

お店に入ると赤ちゃんを抱いた若いお母さんが迎えてくれます。
こんな働き方は好感が持てます。
そして、入口に一番近い席に案内されました。

多分、居抜きを改装したと思われる店内。
以前は何だったのか全く想像できません。
繊維のお店?と安易な発想しかでませんでした。

いくつかのハンバーグのメニューが並びますが、
ここは一番人気を注文するしかありません。
「すいません、焦がしバーグをお願いします。
目玉焼きとチーズをトッピングしてください。」

ここは女子を連れているので、見栄を張ります。

焦がしバーグ 950円+目玉焼き、チーズ各100円

これだとどんなハンバーグかは分かりません。
あえて写真撮影用に真ん中で割ってみました。

ジュワ―ッと肉汁が出てきます。
人気ハンバーグ店であることが、その肉汁だけでも容易に想像できます。

僕は会社のメンバーとは仕事の話しかしません。
人気食べ物ブロガーの存在は内緒にしているので、
どこのお店が美味しいとかお値打ちだとか、そんな話は一切しないのです。
真面目に仕事の話をしながら食べている時にもどんどんお客さんは入ってきます。
満席状態で僕の後ろで何名ものお客さんが並んでいます。

食べている姿と話している内容を見られている気がしてなりません。
「いかん、いかん、迂闊な話をすると正体がバレてしまうじゃないか。」
と思い、急にどうでもいい話を始めます。
「最近のサザエさんってどうよ?」
「えっ、テツさん、何のことですか?」
会話が噛み合いません。
人に見られるのは少しばかり緊張しますね・・・。

ハンバーグは美味しく頂きましたが、長居はせず早々に失礼しました。
どこの席に座るって、重要ですよね。
人気食べ物ブロガーとして新しい発見でした。

美味しさが伝われば十分なブログです。
内容の良し悪しは気にしないでください(笑)。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その38

そろそろ忘年会シーズンです。
今週も来週も再来週もかなりの予定です。
11月も相当な回数でした。
よく考えてみると1年の半分は新年会、あと半分は忘年会。
そんな気がしてなりません。
その境目を見つけるのが大変ですし、実際のところわかりません。

兎にも角にも体調管理は万全にしなければなりません。
特に飲み会が続くこの時期は昼間は軽めにしておくのがベストです。
伏見駅から納屋橋に向かった途中にある「えんそば」さんにやってきました。

違う店舗ですが僕の友人は週3回は通っているのではないでしょうか(笑)。
以前、円頓寺シリーズにも別店舗を紹介。
名古屋の中心地に3店舗構えています。

ここは名古屋では珍しい立ち食い蕎麦のお店。
厳密にいえば、半分くらいの席が立ち食いです。
東京であれだけ立ち食いそばのお店があるのも関わらず、名古屋にないの不思議です。
個人的にはもっと増えて欲しですね。

こちらは自販機で注文します。
忘年会シーズンはあっさりが大切です。

かき揚げ蕎麦 490円

あっさりが中心ですが、天かすはパラパラとかけてしまいます。
まあまあ、油分も摂取せねばなりません。
立ち食いそばのかき揚げの場合、
すでにでき上がっているかき揚げを丼に乗せるだけですが、こちらは違います。
注文が入ってからかき揚げを作ってくれるのです。
蕎麦もコシがありピーンと張った力強さがあります。
その点だけでも大変お値打ちといえるでしょう。

「いいぞ、いいぞ、これで今夜も頑張れるぞ!」
とカウンターを眺めるとこんなプレートが。

夜はお酒をお酒を飲ませてくれます。
そば焼酎がおススメのようです。
ふと横を見るとこんなポスターが貼ってあります。

「あっ、羊さん・・・」
そば焼酎のソーダ割りの広告です。
「一緒にSobaSodaを飲みたいな・・・」
どんどん妄想が広がっていきます。

「テッちゃん、もうちょっと濃くする?」
「いや、それくらいでいいよ。」
「どう?」
「うん、とっても美味しいよ。」
「この後どうする?」
「もう少し飲もうか?」

狭いカウンターで肩を寄せ合いながら、そんな会話が繰り広げられます。
滅多に飲むことのないそば焼酎もいいことがありそうですね。

ごちそうさまでした。
12月も頑張れそうな予感です。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その37

伏見に戻ってきました。
人気食べ物ブロガーの旅はどうやら終わったようです。
旅の疲れを癒す意味でものんびりと食事をしたいものです。

どんよりとした天気の中、若宮大通りに向けブラブラと歩きます。
すると、一軒のカフェに出くわします。

「たまにはオシャレなカフェでのんびりしてみようかなも。」
普段使うことのない名古屋弁を発しながら、「CAFE FLOW」さんに入りました。

こちらは1階から3階までありますが、曇天ということもあり2階の席に着きました。
いかにも女子大生やOLさんがお喋りを楽しみながら食事をするイメージです。

夜はここで軽く一杯だけ飲みながら、パスタとかで食事をするようです。
居酒屋世代の50歳過ぎのオジサンには考えられない世界。
仮に夜一人でお邪魔したら逮捕されてしまうかもしれません(笑)。

そんなことは気にせず、メニューを眺めます。
あまり馴染みにないメニューが並びます。
しかし、ここは堂々とした態度で注文します。

「そうですね。週替わりヌードルランチを頂きましょうか。」
噛むことなく注文でき、安心していると
「デリが2種類選べますが、どうされますか?」
「なんじゃそら?」と思いつつ、
メニューを見るといくつかのWeek Deliとやらが書かれています。

「そうですね。オリジナルラタトュイエときのこの和風ポテトサラダをお願いします。」
少しだけ噛んだような気もしますが、笑顔でウエイトレスは去っていきました。

週替わりヌードルランチ 950円
鶏肉とネギの豆乳キムチフォー(デリ2種+サラダ+ドリンクバー)

「うむ、うむ、うむ・・・」
明らかに動揺が隠せません。
デリ2種はバルっぽいお店で食べたことがあるような気もしますが、
こんなフォーは見たこともありません。
2年前、ベトナムに行った時に何度かフォーは頂きましたが、
こんなフォーはお目にかかることはありませんでした。

「今どきの女子大生はこんなものを喜んで食べるのか・・・」
曲がりなりにも学生を相手にビジネスをする企業のトップです。
学生の嗜好を押さえておく必要はあります。
すべては受け入れる姿勢が求められるのです。

しかし、意外や意外、この豆乳キムチフォーはかなりいけます。
美味しいです。
癖になるかと言われると答えようはありませんが、
豆乳とキムチが上手くシンクロし、口の中でまろやかさと辛さが融合します。
お互いの国もそうなるといいのではないでしょうか・・・。
そんなメッセージをこのカフェは発していたのかもしれません。

こちらのドリンクバーはコーヒーのお持ち帰りも可能です。
一杯はお店で飲み、その後、テイクアウトカップに一杯注ぎ、
会社に持ち帰るちょっとせこい人気食べ物ブロガーでした。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その36

先週の「食べ物のはなし」はテクニックに走りすぎました。
面白い文章を書こうとするあまり写真が疎かでした。
肝心の食べ物の写真がイマイチなのです。
高級な品にも関わらず、あまり美味しそうに見えません。

これでは「いいね」の数は増えません。
ここ最近のブログでは最低のいいね数。
市場は正直に反応します。
本来の仕事をすっぽかしても人気食べ物ブロガーとしての
存在感は示してきたつもりでした。
しかし、それが驕りとして表れ、完全否定されました。

ここは名誉挽回せねばなりません。
一体何が足りないのか・・・。
自問自答を繰り返します。

あれだけ面白い文章を書いています。
自分で読んでも抱腹絶倒。
いつも腹を抱えて笑っています。

となると・・・
求められるのは美味しそうに思える品かどうかです。
周りを気にしながら慌てて写真を撮っていては
高いクオリティを出すことはできません。
僕以外の人気食べ物ブロガーのブログは本当に美味しそうに思えます。
そこと比べると最低レベルであるのは否めません。

悩んだ挙句、出た結論は新たなアプリを導入すること。
評判の高さそうな「Foodie」をダウンロードしました。

そして、早速向かったのは会社の近くにある「Trattoria Golyat(ゴリアテ)」さんです。

間もなく1周年を迎えます。
名大社も移転して間もなく1周年。
なんとなく身近に感じるので、懇親会でよく利用させてもらっています。
夜のコースもなかなかいいです。

今回の目的は美しく写真を撮ること。
「すいません、シンプルに攻めたいと思うので、パスタランチをお願いします。」
無駄のない注文をします。

パスタランチ(本日のトマトソース) 800円

いかにも美味しそうな感じです。
セットのパンも写してみます。

とても美味しそうです。
美味しそうなだけではありません。実際に美味しいのです。
そして、こちらはドリンクバーが付いています。

この日はウーロン茶とコーヒーを頂きました。

「いいね」がグーンと伸びそうな気配を感じます。
ごちそうさまでした。
人気食べ物ブロガーは復活します。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その35

「秋色の食べ物って何ですか?」
いきなり聞かれます。
「秋色の食べ物ってなんだ??」
と頭の中に?マークを抱えながら、伏見界隈を歩きます。
松茸とか栗とか、そんなことじゃないんだよな・・・
と一人ブツブツ言いながら歩いていると名古屋観光ホテルの前まで来ていました。

ちょっと左を見上げると看板が目に入ってきました。

「まずは昼飯でも食べて考えよう。」
鳥椀さんに入りました。

「そうか、からあげも秋色っぽいな・・・」
と金賞受賞の品を眺めます。
こちらのお店は名古屋でチェーン店を展開する「鳥開」さんの姉妹店。
鳥料理が自慢のようです。

メニューをじっと見つめます。

「幻の名古屋コーチン親子丼、究極の名古屋コーチン親子丼、
若鳥の親子丼、一体どう違うんだ・・・。」
頭の中がグルグルと回ります。
こちらは前清算。
後ろにもお客さんが並んでいます。
どうする、どうする・・・。
「え~い、幻の名古屋コーチン親子丼をお願いします。」
大切なのは勢い。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで注文します。

席に案内され、しばらく待ちます。
「お待たせしました。」

幻の名古屋コーチン親子丼 1800円

「この黄身の盛り上がり感、幻って感じだぜ。」
とこみ上げる気持ちを抑えることができません。
一口食べてみます。
「おっ、やっぱり幻って味がするぜ。」
体中が幻だらけになってきます。
「いいぞ、この感じ。なかなか、やるじゃないか。」
と食べ続けます。

隣のテーブルにはカップルが座っています。
「おまちどうさま。究極の名古屋コーチン親子丼です。」
さりげなく覗き込みます。

「えっ?」
見た目は何ら変わりがありません。
幻と究極がどう違うか、人気食べ物ブロガーをもってしても分かりません。
「さすが、美味しいよね~」
そんな声が聞こえてきます。

「すいません、私のは幻の名古屋コーチン親子丼ですよね?」
とスタッフを捕まえて聞きます。

いや、聞こうと思いましたが、そんな勇気はありません。
「いや、間違いない。これがまさしく幻の名古屋コーチン親子丼なんだ。」
自分に言い聞かせます。

隣のカップルの楽しそうな笑い声と
「ほんと、美味しいね。」という会話が聞こえてきます・・・。

ごちそうさまでした。
今回も美味しく頂きました。

あっ、そうそう、肝心なことを忘れていました。
秋色の食べ物は・・・親子丼でした。

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