これからも前向きに 名大社会長ブログ

2014年03月の記事一覧:

静岡にて。

一昨日、昨日は静岡に出掛けた。まずは沼津で名大社のパートナーでもある就職情報センター(SJC)さん運営するセミナーに参加したのだ。
numa145
セミナーの講師はキーカンパニーの下薗社長。この講演も大変参考になったたので、この内容については明日のブログで触れたいと思う。
セミナー終了後はSJCさん始めふるさと就職応援ネットワークのメンバーと一緒に伊豆にある湯ヶ島ゴルフ倶楽部&ホテル董苑に出向いた。
情報交換を兼ねた慰労会。ただの遊びじゃないの?と思われるかもしれないが(笑)、温泉にゆっくり浸かりながら、お互いに今期の一年を振り返ったのだ。
伊豆の中でもこの湯ヶ島温泉はかなり細い道を抜けていく。演歌で有名な天城越えも近い。宿泊したホテルの見た目はゴージャス。バブル期の遺産と思われるような作りをしていた。
numa147
numa146
一昨日の晩も和洋折衷の料理に静岡のお酒を飲みながら、会話を楽しんだ。
numa143
そして、翌日はゴルフ。山の頂上付近にあるため、コースは傾斜が結構激しい。
numa148
こういった場所では日頃マラソンで鍛えた足腰がものを言うのだが、スコアとの相関関係はないようだ。この日もお粗末な結果で終了してしまった。センスがないのかな・・・(苦笑)。
ゴルフ場&ホテルを出て向かったのは、沼津港。ここで美味しい海の幸を食べることになったのだ。SJCの秋山社長はかつて沼津に住んでいたこともあり、周辺情報に詳しい。ありがとうございます!
numa149
この日も有名店丸天に連れて行ってもらった。生ビールを飲みながら、ボリュームある品が次から次へとテーブルに並ぶ。名物かき揚げは一人で食べきるのは無理だろう。
numa141
この写真にある刺身の盛り合わせを頂いただけでもお腹がいっぱいになってしまう。
numa142
他にもまぐろのテールシチューやかさごの唐揚げなど頂き、結果的にはお寿司に辿りつくことはできなかった(笑)。いやあ~、大満足。
こうして、あっという間の静岡の時間は過ぎていった。静岡県は愛知県の隣にあるにも拘らず、意外と馴染みがない。特に東部の地域はお邪魔することも滅多にない。まだ魅力を知らないままだ。それが約2日間の行動で、少しだけ理解ができた。特に東部は風情があるような・・・。
お疲れさまでした。
次にお邪魔できるのはいつだろうか・・・。その際はどうぞよろしくお願いします。

Jリーグチェアマンの勇気ある決断

昨日のNHKニュースウォッチ9でもトップに取り上げられていた浦和レッズ横断幕のニュース。
その差別的な行為に対する制裁措置が当然のように報道されていたが、僕はこの判断は相当悩んだ結果下した判断であったのではと勝手に思っている。
許されない表現であるのは間違いないのだが、無観客試合を実行するまでの判断は勇気のいる決断だと思う。浦和レッズと言えばJリーグの中でも最も熱いサポーターを持つチーム。観客動員数でも他チームを圧倒しており、我らグランパスも全く足元にも及ばない。Jリーグにもたらす収益も格段に違う。
いろんな視点からの見方があり、結論を出すのは簡単ではないはずだ。それでも最も厳しい判断をしたことに対して、僕は素直に感服するしかない。
Jリーグチェアマンの村井満氏はつい先日、このポストに就任したばかり。リーグ全体を把握しマネジメントを行うには途中段階であるはず。
僕だったら「おいおい、就任早々、勘弁してくれ~」と逃げたしたくなってしまうだろうが(苦笑)、真摯な態度にはその人間性を感じることとなった。
村井氏には昨夏、一度お会いしただけで多くを知るわけでもないが、その人を想う講演内容や僕のようなハナタレへの接し方も一流であった。フラットで偉ぶることなく、自然体で挨拶をし会話をされる。
その村井氏は埼玉県出身で浦和レッズの熱烈なファンという。チームやサポーターは自分の子供のような存在のはず。自分の子供だからこそ躾は厳しくしなければならない。曖昧にするのではなく、思い切り張り倒し、叩き直さなければならないのだ。
東京オリンピック開催を意識した対策を講じたかどうかはわからないが、僕が言っているちっぽけな問題ではないと思うけど・・・(笑)。
今回の決断は賛否両論あると思う。やりすぎだという声も出てくるだろう。しかし、この勇気ある決断はチェアマンの覚悟とも受け取り、これからのJリーグに期待していきたい。

会社説明会も変えてみたのだ!

昨日はバタバタした一日。
朝7時からは出身大学の経済人が集まるクラブ愛知の朝会に出席。そして、夕方18:30からは西川塾の例会と懇親会。どちらも刺激を頂ける場。
meidai143
それとは別に僕にとって大切な一日。名大社の来年卒向けの会社説明会に出席したのだ。時間は朝9時と夕方5時の2回。今年の会社説明会は昨年までとやり方を180度異なる内容にした。
採用担当(兼務ですけど・・・)に、「今までの会社説明会は飽きたから、全然違うものにしてくれ。もっと少人数で学生が双方向で参加でき、うちの会社がより理解のできる中味にするんだ!」と言いたいことだけ言って、任せることにした。
それに対して出てきた案は「若手社員とトコトン話ができる会社説明会」「女子社員とトコトン話ができる会社説明会」「中堅社員とトコトン・・・」「ベテランとトコトン・・・」「キャリアチェンジと・・・」とトコトンシリーズを並べて出してきた。
「学生は何度でも参加できます。いろんな社員と話をすることでうちの会社を十分理解してもらうことができます。」
「いいじゃん!オレは?」「あっ、テツさんですか・・・。じゃあ、最後に入れておきますね・・・」と嫌がらせのように(笑)最後の説明会に組み込まれた。その説明会が昨日。
参加してくれた学生さんは、そのほとんどが複数回参加。昨日で4回目というありがたい学生さんもいたりする。前半の話はどの回も同じなので、代わりに説明できるレベルになってるんじゃないのかな?(笑)。
一通りの話の後は、席を囲んで僕と双方向のやりとり。基本的には学生さんの質問に答えていくスタイル。いろんな質問が飛び交ってきた。
「16卒採用に向けた御社の対策は?」「同業他社とどうイベントを差別化しているのか?」など、事業に関わる質問から、「山田社長は社長になられたのはどんな理由があると考えられるか?」「社長の仕事の一番の喜びは何か?」「会社が今後目指す方向はどこか?」とトップにしか聞けないような質問も多く浴びせられた。
僕のわけわからない回答にガッカリした学生さんは多いかと思うが(笑)、それでも笑いを取りながらも真剣に答えた。瞬く間に時間は終了し、オーバーしてしまった。
僕が伝えたありのまま姿をどう受け取るかは学生さん次第だが、何回も繰り返してきた説明会で会社のギャップはなくなっていくと確信はしている。特に中小企業の場合はお互いが認め合う場が大切になってくる。
そんな意味では今年のうちの会社説明会は、今後、クライアントに提案するにしても意味があったのではないだろうか・・・。
あくまでも僕は一番後回しだけど・・・。まあ、それも、よしだな(笑)。

「マーケティング教室」を読む

グロービスMBA集中講義 [実況]マーケティング教室 グロービスMBA集中講義 [実況]マーケティング教室
(2014/02/28)
グロービス

商品詳細を見る

僕のオンとオフの師匠である松林さんが深く関わった本書。先日、ブログで紹介した「次世代共創マーケティング」に続き立て続けに読んだのだが、順番で言えばこちらを先に読むべきであった。その方がよりマーケティング3.0の理解も深まっただろう。
本書ではフォードが車を売り出したマーケティング1.0の時代から、ビジネススクールでも学んだハーレー・ダビットソンとホンダの戦略の事例を使ったマーケティング2.0の時代へと、その変遷が分かりやすく書かれている。モノの選択が必要なかった時代はプロダクトアウトだけで十分だった。
それが消費者目線のマーケットインの時代になり、現在のどっちも大切だけど何が大切かよくわからない(笑)時代へと移ってきた。
それは自分たちのビジネスにおいても本当に難しくなってきた。以前の考えであれば、マス媒体をフル活用し、認知度を上げさえすれば十分成果は上がられた。
今もそれが残っていないわけではないが、TVCMをバンバン流したところで、ユーザーが我々を支持してくれるとは限らない。ユーザーがアクションを起こすための興味を持ってもらうこと自体かなり難しくなってきている。単純ではないのだ。
反対に、ユーザーの希望に合う魅力的な商品を作ればいいのかといえば、それもそんな単純な話ではない。魅力的な商品がたやすく作れれば、そんな苦労はしないのは当然のことながら、仮に作ったとしてもそれを伝える手段には大きな労力がかかる。
自分たちが勝手に作ったポジショニングを相手はどこまで理解してくれるかはわからない。だからこそ、共創という考えが必要なのだろう。
本書にも、「プロモーションとリサーチの領域のボーダーがなくなってきている。つまり会話をするなかで、お互いに商品や企業活動の意見を言いあって、もっとこのような考えが入ったものだといいね、といった対話から、たとえばブランドに対するロイヤリティが高まる」
「顧客の『楽しい状況』をイメージでき、それをメタ認知的なレべルで『世界観』として構築し、それをベースに具体的に伝えられる」
など、書かれている。
これだけ読んでも何のこっちゃと思われてしまうだろうが、本書を読み通してみると腑に落ちて納得できる面が多い。
これからもっとマーケティング3.0を学び、実践していかなければならない。

悔し楽しい!名古屋シティマラソン

毎年参加している名古屋シティマラソン。ナゴヤドームに移って今年で3年目。マラソン人気も手伝って、どんどん盛り上がっていく。
地下鉄は朝の東山線の通勤ラッシュ並み。時間帯によっては乗り降りするのも難しい。
nagoyacity141
会場に到着した時は既にフルマラソンを走る美ジョガーらがアップを繰り返していた。
nagoyacity142
ナゴヤドーム内もドラゴンズのオープン戦よりは賑やかな観客席(笑)。
nagoyacity1431
昨日、僕は東京のライバル パフの釘崎社長と大学時代の仲間と一緒にハーフマラソンに出場。名古屋の市街地を走るため、会社の宣伝も兼ね、当然のように名大社Tシャツを身に纏う。
無理矢理、釘崎社長にも着てもらうが、どうやらあまり宣伝したくないよう様子。写真もこの通り。
nagoyacity144
社名を隠していた。きっとレース中も背中を手で押さえて走っていたのだろう(笑)。
な~んて・・・。宣伝活動のご協力、ありがとうございました!きっと今日から電話がバンバン鳴るかと・・・。
スタート付近にはタレントらがランナーを盛り上げる。
nagoyacity146
河村たかし名古屋市長も会場を笑いに(?)包んでいた。僕の並んだスタート地点には偶然にも名古屋のライバルが・・・。負けるわけにはいかない!
そして、目の前には誇り高き仲間である金シャチマンも登場。
nagoyacity147
地元の大会は多くの知り合いがあちこちにいてそこで挨拶をし、健闘を称え合い握手をする。気持ちも昂ってくる。実に楽しく気持ちいい。昨日は絶好のマラソン日和だったし・・・。
最初に2キロほどは選手が重なり合ってしまうので、思うように走ることはできないが、それ以降はフラットなコースと周りの声援に後押しされ、気持ちよく走ることができる。
今回の壮大な目標は1時間50分切り。昨年のタイムが1時間51分51秒。この一年の練習の成果で記録更新といきたいところ。しかし、どこまで練習をしてるんだと言われると返す言葉がない。
実際に順調に走れたものの、最後に追い上げる体力もなく、手元の時計では1時間51分53秒。昨年とほぼ同タイム。この一年間、全く成長しなかったわけですね・・・(涙)。う~ん、なんてこった。悔しい・・・。
それでも実に楽しい大会であった。僕らがハーフを終了する頃、まだまだフルに挑戦するランナーは倍の距離を走る。やはりフルって大変。
nagoyacity148
マラソン終了後は会場近くの名古屋クラウンホテルへ。日頃からお世話になっているホテルで、今回も温泉に入り、部屋を借りて打ち上げをすることに。
nagoyacity149
nagoyacity1410
ビールで乾杯。実に美味い!。すっかりいい気分になってしまった。名古屋の大会のフルコースと言っていいだろう。
走っている最中も知り合いの方に声を掛けて頂いたり(あっさり抜き去られましたが・・・)、応援団の方に名前を呼んで声援いただいたりと、地元の大会でこうした時間を過ごせることを幸せに思う。
来年もぜひ、参加したい!来年こそは目標達成したい!毎年、同じことを言って説得力はないけど・・・。
参加されたみなさん、応援頂いたみなさん、昨日はお疲れさまでした!

会社をどう盛り上げていくか

昨日、今日は企業展&転職フェア。3月とは思えない寒さの中で、多くの方に来場いただいた。雪が降らなくてよかった。今日も素晴らしい出会いのある一日になってもらいたい。
tensyoku14031
そんな寒い3月を過ごす毎日なのだが、年度末の今月は何かと慌ただしい。普段、ヨダレ垂らして昼寝している僕もそんなわけにはいかない(実際、ヨダレは垂らしてませんよ・・・笑)。やるべき仕事が山のようにあるのだ。
来期の戦略や組織の体制作りも今が詰めの段階。今後の成長戦略を描いていくためにも今月固めておけなければならないことがいくつかある。
ひとつはオフィスの改装。もうひとつは組織再編。
「何だ、大したことないじゃん!」と言われるかもしれないが、我々のようなこじんまりとした会社ではこれが結構、肝なのだ。
そのために僕は悩みに悩み(そうでもない?)、考えに考え、七転八倒しながら今後の戦略を練っていく。「仕事してるフリだろ!」という声も聞こえてきますが・・・(笑)。
セミナールームを現在の16名収容から24名収容へ拡張。応接室(個室)については倍の数に。といっても2つだけど。コミュニケーションスペースを大きくしていく。
オフィス自体が拡張するわけではないので、その分、どこかにしわ寄せがくる。社員数だって増える。うちの規模にしては大人数が・・・。
(この件は近いうちに発表します。)
だだでさえ狭いオフィススペースを削るわけにはいかない。となるとどこを削るのか。今、会社の中で一番ムダになっているスペースはどこかをよく考えてみる。
あっ、そうだ。社長の机だ。仕事してないくせにあんなデカい机は必要ない。処分してしまえ~。と大勢の声が占め、そんなわけで僕の机がなくなり、何とかオフィススペースは維持された。
というのは冗談だが(笑)、工夫を重ねて収まるようにレイアウトを組むことができた。あとは改装を待つのみ。まだ、こちらは楽な仕事。
もうひとつの組織をいじるのはかなり気の遣う仕事だ。誰かと誰かをくっつけることによって、上司も部下も成長する。組織も活性化する。そうでないと意味がない。
どんな組み合わせがいいのか、どんな配置がいいのか、どんな領域まで仕事を任せるべきか。昇格はどうするか。相手が人だけにそこは慎重に考えなければならない。
社内で予想の範囲を越えない人事では一定の活性化しか望めない。更に成長させるためには大胆さも必要となる。そんなことをグルグルと考えながら進めているのが昨今の仕事。
会社をどう盛り上げていくか。どう成長させていくか。それも楽しみながらどう実行できるか。その仕組みを作り軌道に乗らせるのが僕の仕事。面白おかしくも真面目に取り組んでいく。来週あたりが詰め。
最終的にはみんなが笑顔で過ごせるようガリガリとやっていきたい。

真のリーダーの姿とは・・・

録画していたNHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」を観た。実に久しぶりのこと。すっかり「ガイアの夜明け」も「カンブリア宮殿」もご無沙汰の中で・・・。
出演はアイリスオーヤマ社長 大山健太郎氏。恥ずかしながら初めて素顔を拝見。次々に新商品を発売する企業体に興味は持っていたが、社長が行動する姿は今回が初めて。番組を観終わった時にはこれが真のリーダーの姿だと素直に感じてしまった。
僕自身がこんなリーダー像だったら、どんなに会社は素晴らしく、社員は幸せだろう。それがないから行ったり来たりしている悲しい状況なんだけど・・・。
国内の家電メーカーが苦戦する中、アイリスオオヤマは次から次へと新商品を販売し、ヒット作を作っていく。売上の約半分は新商品が構成という。それをリスクと感じることもなく、当たり前のように突き進む姿勢こそ経営者、そして会社の強さだといえる。毎週月曜日に繰り広げられるプレゼン会議がその象徴。
僕が観ていて感じたのは、社長を目の前にしても、何ら臆することなく堂々とプレゼンする社員の姿勢の清々しさ。何とも気持ちの良さそうなプレゼン会議なのかと感心してしまう。
ボロカスに言われる場面も多い。しかし、社員はそれが楽しそうなのだ。
そんな緊張を強いられる場面で、社員のイキイキとした姿を作りだす大山社長に真のリーダーシップを感じた。常にヤル気のある組織つくりを行う。
そんなムードを社内に醸成させる。普段厳しい言葉ばかり発せられる大山社長が社員を褒め、ハッパをかけた時のその社員の何とも嬉しそうな表情。何気ないシーンだが思わず涙が出そうななってしまった。
意図的な面もあると思う。50年の社長経験の中で培ってきたテクニックも多いと思う。
それでも尚、突き進む力強さは、「会社の目的は永遠に存続すること」という信念に基づいている。素晴らしい。
上辺の生き方ではない。その信念に共感する者として、僕ももっと力を発揮せねば・・・。
「リーダーは火種(ひだね)になれ」と言う言葉も反映させながら・・・。

次世代共創マーケティング

次世代共創マーケティング 次世代共創マーケティング
(2014/01/22)
池田 紀行、山崎 晴生 他

商品詳細を見る

僕が本格的にマーケティングを学んだのは今から8~9年前。今の言葉に合わせれば、マーケティング2.0と呼ばれる分野であった。3C、4P、STP等かなり積み重ねたため、当たり前に考えられるようになった。
今でもそれを使いながら考えるケースは多いが、刻々と時代は変化しているようだ。
マーケティングも3.0の時代。神様コトラー氏も新たなマーケティング活動の基盤として共創、コミュニティ化、キャラクター構築の3つを挙げられている。
何となくぼんやりとイメージはできるのだが、具体的な施策となると相当難しいように思われる。AIDMAの法則なんてもう古く、AISASも過去の話になりつつあるのか・・・。
現在はSIPS。
共感する(Sympathize)→確認する(Identify)→参加する(Participate)→共有・拡散する(Share&Spread)といった行動モデル。この英単語を覚えるのがやっとの状況では、僕のマーケティングの知識もこれで限界かも(笑)。
加えて、アドボカシーとかLTVとかMROCとか全く馴染みのない用語も登場してきたり・・・。ちなみにLTVは顧客生涯価値という意味でミュージックTVの親戚ではないですぞ(笑)。
ネットが当たり前の時代になり、情報共有や情報発信が誰でもできる時代になった今、そのユーザーの力を借りない手はない。どんどんユーザー(もうユーザーという表現自体がダメ?)を巻き込み、共に創っていく作業が必要のようだ。
本書でも味の素やキリン、良品計画などの事例を紹介し、我々に対してヒントも提供している。
ふと、自社のビジネスに当てはめてみる。僕が単純に能力不足という理由もあるが、う~ん、難しい。我々のビジネスはBtoCではなくBtoBtoC。仮にCにフォーカスするにしても、そう共創の仕組みを作っていくかは簡単ではない。
特に転職希望者の場合、固定客であるとか長期的な関係作りは現実性がない。そう考えると我々にとっての共創マーケティングは何が重要なんだろうと問いがグルグルと回る。
ただ知らないよりは知っていること、経験しないよりは経験すること、そして、自分の身を置いてみること。これも大切だろう。
一度、読んだだけでは頭に入りきらないが、他メンバーとも共有しながら学んでいくべきだ。

今期ラスト!企業展&転職フェア

fear1437
名大社は3月で締め。2013年度も残すところ、あと1ヶ月弱。
今期最後の一番大きな企画は、今週末に開催される企業展&転職フェア。このイベントを開催するにあたって、社員全員が「いいイベントにしよう!」と高いモチベーションで取組んできた。最終的な判断はイベントを終えないと何ともいえないのだが、その取り組みについては全員の頑張りがカタチにできたイベント。
企業展と転職フェアを併せて合計121社(もしかしたら最後の最後に増えるかも・・・笑)に参加頂く大きなイベントとして開催することができる。
15卒学生も14卒学生も既卒者、転職希望者もありのテンコ盛り状態イベントだが(笑)、多くの方により多くのキッカケの場を提供できると確信している。参画企業も意欲満々なので、できるだけ多くの来場者を迎えないと困ってしまうけど・・・。
景気回復の影響で多くの業界、企業で人材不足が深刻な問題となっている。深刻というと少々大げさかもしれないが、企業によっては人がいないばかりに事業計画が狂ってしまうケースもある。
どんな企業でも人が一番重要で、企業を支えるのは人。社員である。会社と社員が同じ志を持てば、これほど強いことはない。自ずとその会社は成長していくだろう。
非正規雇用の割合など構造的な問題があるのは事実だが、一方で人材不足に悩む企業も多く存在する。
我々の取組みがほんの少しでも問題解決の方向に進み、役に立つのであればこんな嬉しいことはない。自分たちが間に入ることによって企業の魅力を伝え、人の可能性を知ることでお互いがハッピーになればベスト。格好つけたコメントになってしまったが(笑)、そんな架け橋としての役割を今回も担っていきたい。
何だかイベントの宣伝か、会社の想いかわからないような内容になってしまったが、今週末は今期最後のイベントを行うのだ!
企業展転職フェアの詳細はHPリンクで・・・
<日時>2014年3月7日(金)・8日(土)
     11:00~17:00
<会場>吹上ホール 第一ファッション展示場
    地下鉄桜通線「吹上駅」より徒歩5分

当日は合同説明会だけでなく、講演含め様々なコンテンツがありますぞ!
どうぞよろしくお願いします!

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

wohll141
映画の予告編でも扱われていた上記のシーン。このシーンに関しては、甚だ疑問。映画を宣伝する要素ではありかもしれないが、実際はひどく無駄なシーンのように観てしまったのは僕だけだろうか・・・(苦笑)。
それでも上映時間が3時間という最近ではほとんど観ることのない長時間の作品を、全く飽きさせないのはマーチン・スコセッシ監督の力のなせる技か・・・。
70歳を過ぎてもこんなハイテンションな作品を製作できるとはあっぱれとしか言いようがない。描く人物が若いのは当然だが、監督本人も若くなければこんな作品は創ることはできないだろう。
しかし、映画を観終わって素直に思うのは、監督はこの映画を通して何を訴えたいのだろうということ。
行き過ぎたアメリカの資本主義を否定しているのか、世の中はカネが全てだと言いたいのか、一番監督が表現したかったのは何だろうと思ってしまう。
それなりの解説を読めば、その回答も載っているのかもしれないが、あまりにもジャブジャブと進行するストーリーを観ながらそんな想いを持ってしまった。
僕自身もお金持ちになりたい気持ちがあるのは事実だが、ただこの世界は異様に思えてならない。貧乏暇なし人生のひがみかもしれないが、こうなりたいとも思わない。
だが、これをアメリカンドリームとして捉える方がいても不思議ではないし、犯罪を犯さなければ金儲けの手段としては間違っていない。それを正当化する人間にはなりたくないけど・・・。
いくら実話に基づいて作られたとしても、あまり感情移入をしてはいけませんね(笑)。
本作品はR指定。ドラッグやセックスのシーンが多いのが理由だと思うが、そうでなくても子供には見せたくはないなと思う。
これが会社、これが仕事だと思われても困るし・・・(笑)。映画自体は面白く観れたんだけどね。