昨日、お世話になっている社長の会社で、ストレートに言われた事があった。
「最近、顔つきが良くなってきたな。社長らしくなってきた。」と。
素直にうれしく感謝したが、その後に続く言葉があった。
「3年前は時間給で働いている営業のようだった。」と。
かなりショックな言葉であった。
個人的には今も3年前もその社長に接する態度は何ら変わっていないつもり。努めて明るい態度で臨んでいるはずである。しかし、社長の言われることが正解なのだろう。
環境としては一番厳しい状況で、僕自身もかなりくたびれていた時期であったことは否定できない。自分では気づかないうちに表情に出ていたのだ。その悲壮感が・・・。
思い出してみると何の反論もできなかった。
どんなに繕っても人の表情は素直に出てしまう。自分としては百戦錬磨のつもりでも達人はそれを見抜いてしまうのだ。
それは就職活動における学生も、新入社員が成長する過程でも同じこと。みるみるうちに顔つきが変わっていく。物事が上手く循環すれば表情は明るくなるし、仕事を覚えていけば大人の雰囲気を醸し出していく。逆も然り。
そう考えると人の顔つきは正直で、その時々の置かれた状況がストレートに反映される。
これからの季節は何かにつけ、それが映し出される時期だろう。
僕としては、今回、社長に言われ、うれしく思ったことを維持しなければならない。もしくは更に顔つきを良くしなければならない。
人の顔つきは変化していく。
もっともっと、らしい顔つきにならねば・・・。