昨日は大学生向けの就活啓蒙イベント「就活応援フェスタ2015」を開催。
12月から本格的にスタートする就職活動の準備運動ともいえるイベントだ。一般的に15卒の学生はのんびりしているという。今週のふるさと就職応援ネットワークの会合でも学生の動きが鈍いと話題で出ていた。
そのため昨日のイベントはどこまで来場があるか不安な面も多かった。事前予約は入っているものの、蓋を開けてみないと分からない面もあったりと・・・。
しかし、その不安は杞憂に終わり、受付開始前から多くの学生さんが行列を作っていった。第一講演は立ち見が出るほどの数が集まり、その後の講演や各ブースも賑わいを見せていた。結果的に予想の来場を越え、500名近い学生が参加してくれた。
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僕が担当した2つのパネルディスカッションも学生の満足度も高かったように思う。参考になったという声をあちこちから聞くことができた。自画自賛といいたいところだが、僕はあくまでも進行役なので、あまり関係ないのだけれど(笑)。
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欲を言えば、第5講演の新東通信谷社長とジオコス伊藤社長とのセッションはもっと人が集まって欲しかった。学生の評価は高かったが、事前の告知で上手くその内容を伝えることが出来なかったのが残念。
これは僕が作ったキャッチコピーに問題があった。責任感じるなあ~(苦笑)。相当面白い話が繰り広げられただけに、ご参加頂いたお二人には申し訳ない気持ちでいっぱい。
今回のイベントではテクニックではなく本質をしっかりと見せることが出来たと思う。異口同音に”素を見せることが”重要であり、過度な演出がお互いにとって不幸をもたらすことをアピールしたつもり。
素を生かすためのトレーニングは必要だが、それは化粧を濃くすることとは違う。そこは理解してもらえただろう。
そして、何より大事なのは自分の耳や目、鼻で企業を感じること。ネットだけではダメ。業界を絞り込みすぎるのはダメと就活の初期段階で気を付けなければならないことは十分に伝わったはず。やっぱり自画自賛(笑)。
何名かの学生と直接会話していく中で、彼ら彼女らの表情がどんどん明るくなっていくのを感じ取れた。就活のネガティブなイメージを払しょくできたのだろう。
今回、初めてジョイントしたパフ運営の「職サークル」も学生を巻き込み盛り上がっていた。こんな手法も学生を元気づける。
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明るい兆しが見え始めている15卒の就職戦線。それでも一定の危機感を持って、それでも楽しみながら、その活動に臨んでほしい。
僕らができることは限られているが、少しでもそのことを感じてもらえるなら嬉しいことだ。