会社帰りに名古屋駅のジュンク堂書店に立ち寄った。
大型店にしかないだろうという書籍を探すためにお邪魔したのだが、
目的の書籍の在庫は残念ながらなかった。
「さて、どうするかな・・・」
と各売り場を眺めていると目に飛び込んできたのがこの書籍。

kodoku15121

衝動的に購入してしまった。
マンガを買うなんて何時以来だろう。思い出せないくらい昔のこと。
「TVも終わってしまったし、食べ物ブログの参考書にでもするか。」
と前向きな解釈をして、早速、読むことにした。

「井之頭氏の印象はTVとはずいぶん違うなあ~。」というのが読み終えた感想。
原作には昔付き合っていた彼女も登場するし、お店で店主やお客さんとケンカもする。
このケンカは全うな理由で井之頭氏の肩を持ちたくなる。正義だ。
そして、圧倒的な強さ。こんな人物像なんだ・・・。

食べ物ブログの師匠がブログネタで、「孤独のグルメ」のアプリとやらを使いイラストが登場する。
そこには「はふ、はふ、うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ。」
というセリフが出てくる。

あっ、そうそう。
先日、師匠と飲んだ時にこの表現に対して叱責を受けた。
「キミのブログはうおん、うおんとなっている。
正式にはうおォンだ。まるでダメじゃないか!」
確かに原作も”うおォン”という表現。
師匠、すいませんでした・・・。

話は逸れたが、人間火力発電所って、
いろんなシーンで使われているのかと思っていたが、2巻の中で一か所しか出てこない。
焼肉屋さんでの食事の場面だけだ。
なんだか師匠のブログに騙された感じで、僕のブログにも何度となく使ってしまったことは大いに反省。
これからはその表現を控えるようにしたい(笑)。
「いいぞ、いいぞ~」とか、「なんだか凄いことになっちゃったぞ。」
はあちこちに登場するので、安心して引用できそうだ。

TVシリーズはseason5しか見ていないので、
何とも言えないが原作に出てくるお店はTVには全く出ないのではないか。
そもそも原作の世界は実在するお店なのか架空のお店なのか、わからない。
すべてが美味しいお店ではなかったりするし・・・。
何も考えずに単純に楽しめばいい。

リビングで読んでいたら、息子が手に取って言った。
「マンガで920円、高っ。こんなの読んで何の意味があるの?」
「いや、それは・・・」
答えることができなかった。

何の意味があるのか。
誰か教えてほしい・・・。